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【ネタバレ感想】映画『ニンフォマニアック』の意味とは【色情狂・エロい】

 

今回ご紹介する映画は『ニンフォマニアック Vol.1 Vol.2』です。

 

『ニンフォマニアック』はこんな映画

  • 忌憚のない性描写の数々
  • 詩的かつ哲学的エロス
  • 普通のエロさを求めるとドン引きするかも
  • Vol. 1とVol. 2の二部構成
 

エロティックで詩的な官能ムービーとなっています。

作品情報

原題Nymphomaniac: Vol. I Vol. II
脚本 ・原作ラース・フォン・トリアー
監督ラース・フォン・トリアー
出演シャルロット・ゲンズブール
ジョン・ステラン・スカルスガルド
製作国デンマーク・ドイツ・フランス・ベルギー・イギリス合作
製作年2013年
上映時間117分(Vol.1)123分 (Vol.2)
おすすめ度

ラース・フォン・トリアーはデンマーク出身の映画監督です。

 

世界のデンマーク映画に対する関心を引き寄せた立役者とも言われています。

過激な表現をすることもあり、作品を発表する度賛否両論を引き起こしています。

 

過去作には『ダンサー・イン・ザ・ダーク』など、中々ハードな作品も多く、鑑賞後のメンタルにくるものがありますね。

 

 

本作は、2009年の『アンチクライスト』、2011年『メランコリア』に続いて、「鬱三部作」と呼ばれています。

あらすじ

あらすじ

雪が降るある夜、道端に倒れている女性ジョーを助けた年配の男セリグマン。

彼女を招き入れ怪我を治すと、ジョーは自分の半生を語り始めます。

幼少期から性に目覚めて、青年期を通してどんどん性にのめり込んでいくジョー。

彼女は無数の男たちと体を重ねていくのでした。

Vol.1では幼少期から青年期を、Vol.2では後半生を、それぞれエロスに生きたジョーを描きます。

 

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ニンフォマニアックの意味とは。

出典:https://www.imdb.com/

「ニンフォマニアック」とは、「色情狂」という意味を表します。

つまり、性に対する欲望が異常な人のことを言います。

 

実際、主人公の女性ジョーは無数の男たちと体を重ねていきます。

日本公開版は当然のことながらモザイク処理されていますが、オリジナルはもちろん無修正となっています。

 

本作を見れば分かると思いますが、一切の妥協なく堂々と映しているので物足りない方はオリジナル版も見てみるといいと思います。

 

驚くのは、撮影した本国デンマークではテレビ放送で本作を放送したらしいですね。

 

もちろんNOモザイクです(笑)。

日本では考えられないですね。

映画『ニンフォマニアック』ネタバレ感想(※以下ネタバレありのため注意)

出典:https://www.imdb.com/

※以下映画のネタバレに触れていますのでご注意してください。

Vol. 1

ボロボロになって道端で倒れていたジョーが助けられて、半生を振り返ることで始まる本作ですが、彼女を助けたセリグマンという男性がとても印象的。

 

性欲にまみれた彼女の凄まじい半生を、セリグマンは釣りから始まり、クラシック音楽や数学など、あらゆる表現で解説していくのです。

 

これが絶妙と言うか、性に対する描き方とそれを受ける知的表現。

 

このバランスがよかったです。

いわゆる愛とか恋愛とか、僕のような一般的な男性が考える性欲とは違うんです。

Vo.l 2

ジョーが唯一心を動かした男性、ジェロームと体を重ねるのですが、ジョーはやがて悲痛な叫びを起こします。「何も感じない」のです。

 

彼女の体はジェロームとのセックスでも何も感じなくなってしまうのです。

それでも性欲が収まることはなく、ジェローム以外の男性ともセックスをするようになります。

 

黒人男性グループにセックスを持ちかけたり、極度のサディストの男性と特殊なプレイをしたり。

極め付けは、借金取りにまでなってしまうのです。

恐らくこの辺でついていけなくなる方も多かったと思います。

 

Vol. 1の性的描写とそれに対する知的で詩的なセリグマンの返しがセットで良かったのですが、Vol. 2においてはそれがあまり見られず、ジョーの奔放性が強まり、そしてよりエンタメ感も出てしまっているのが少し違うんだよなと感じました。

 

笑わせようとしているのか、謎なシーンが多いのもこの作品の特徴というかある意味魅力なのか分からない部分があるんですよね。

 

黒人二人とのセックス

言葉が通じない黒人男性2人とのセックスシーンですが、これは笑うしかないですよ。

何を話しているか分からない黒人二人の話を聞きながら、ギンギンのイチモツを画面いっぱいに映しているのですから。

 

借金取り立てシーン

取り立てるシーンで、脅しにも屈しない男性に対し、椅子に縛って性的な話を聞かせ勃起させるという謎のプレイ。

ある意味分かりやすい降伏シーンとも言えますが、それをジョーはフェラするのですからね。

無茶苦茶ですよ(笑)。

 

Vol. 2の最後にはトンデモ展開を見せるので、まぁ普通の人はドン引きすると思います(笑)。

本作と日本の表現について

本作は色情狂として性に奔放な女性を描いただけあって、文字通り体を張った俳優陣の素晴らしい演技が光ります。

 

ジョーと言う役においては日本でこれほどまで演じられる人はいないでしょう。

 

本作では、実際にセックスをしているそうで、ボディダブルといういわゆる替え玉の人がセックスをして、俳優たちに入れ替えるというリアルな性描写を描いているみたいです。

 

さらには現場には人工の女性器を作り、それに対して行為をして撮影するというやり方もあったそうです。

 

Vol. 1の青年期のジョーを演じたステイシー・マーティン、後半生のジョーを演じたシャルロット・ゲンズブール、そしてジェローム役のシャイア・ラブーフ

 

みなさん綺麗な方達で、よくこれほど体を張ったなと感心しました。

 

またVol. 2の当時10代のミア・ゴスは顔つきははかなり幼く見えるので、ギリギリを攻めて表現していることが伝わります。

 

ミア・ゴスとシャイア・ラブーフはその後結婚したみたいですね。

その組み合わせなんだ(笑)。

 

やはりそういった意味でも気になってしまうのは日本のモザイク文化

 

僕自身、男性としてモザイクなしが見たいと言う正直な気持ちもありますが、ポルノ映画ではない本作のような映画に対してモザイクをかけてしまうのは何か違和感を抱きます。

 

モザイクをかけることで一気にAV感というか、映画ではなくなって見えてしまうんですよね。

 

監督と俳優たちがあれだけの力量で描いたものに変なフィルターをかけてしまうというか、もったいなく感じてしまいました。

【まとめ】『ニンフォマニアック』はただのエロ映画ではない

トリアー監督が描く性に対する表現。

そこにはただのエロスとは違った性に対する逃げのない表現がありました。

 

内容をおらさいします。

  • 忌憚のない性描写の数々
  • 詩的かつ哲学的エロス
  • 普通のエロさを求めるとドン引きするかも
  • Vol. 1とVol. 2の二部構成

 

映画『ニンフォマニアック』はU-NEXTで無料で見られます。

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