【ネタバレ感想/考察】バチェラー4はつまらない？いや、史上最高でした

セレブな独身男性、「バチェラー」が“真実の愛”を見つけ出す恋愛リアリティショー「バチェラー・ジャパン」。

本記事では、『バチェラー・ジャパン』シーズン4のすべてのエピソードをネタバレありで解説。

『バチェラー・ジャパン』はAmazonプライムビデオで無料視聴できます！

バチェラー・ジャパン

『バチェラー・ジャパン』は、Amazonプライムビデオにて配信されている恋愛リアリティ番組。

2017年に日本でスタートし、2021年の11月25日からシーズン4の配信が開始となりました。

これまでのバチェラー・シリーズ

これまでの『バチェラー・ジャパン』と、その男女逆転版『バチェロレッテ・ジャパン』におけるバチェラー・バチェロレッテは以下の通り。

バチェラー・ジャパン
初代バチェラー
	久保裕丈さん Instagram
二代目バチェラー
	小柳津林太郎さん Instagram
三代目バチェラー
	友永真也さん Instagram
四代目バチェラー
	黄皓さん Instagram
五代目バチェラー
	長谷川恵一さん Instagram
バチェロレッテ・ジャパン
初代バチェロレッテ
	福田萌子さん Instagram
二代目バチェロレッテ
	尾﨑美紀さん Instagram

四代目バチェラー：黄皓さん

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

そして、4回目となるバチェラー・ジャパンのバチェラーに選ばれたのは、黄皓（こうこう）さん。

黄皓さんといえば、『バチェロレッテ・ジャパン』にて、バチェロレッテ福田萌子さんから最後の2人まで残ったのが記憶に新しいです。

すでに『バチェロレッテ』を視聴している人にとっては、彼がどんなタイプか、さらに両親までわかっているので新鮮味がないかもしれません。

『バチェラー・ジャパン』シーズン4、一体どんな展開が待っているのでしょうか。

『バチェラー』シーズン4参加女性一覧

今回、15名の女性がバチェラーに参加しました。参加応募者総数は、番組最多の1600人だったそうです。

それでは早速、各話ネタバレ有りで語っていきましょう！

第1話ネタバレ

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

まずは恒例のバチェラーと一人ひとりの出会いのシーン。

この人物紹介、意外と重要で、編集でカットされてしまう人もいるのですが、しっかり映された人は後半まで残っていることが多いです。

個人的に印象的だったのは、アニメ会社勤務の白川さん、医師の坂入さん、そして友人の秋倉さん。

白川さんは笑い方がすごく自然で、取り繕ってない感じがいいですよね。坂入さんは黄皓さんに対する率直な思いを伝えていて印象的でした。

秋倉さんは黄皓さんと友人だということで、これもバチェラーが誰かを発表していないからこその出来事でした。

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

そして、ファーストインプレッション・ローズ。受け取ったのは、青山明香里さんでした。

第1話の結果（呼ばれた順）

ローズ	落選
青山 明香里さん（ファーストインプレッション・ローズ）	林 愛美さん
桑原 茉萌さん	市橋 麗里シェーンさん
休井 美郷さん
松木 星良さん
坂入 みずきさん
秋倉 諒子さん
松本 妃奈子さん
藤原 望未さん
中野 綾香さん
清水 香澄さん
白川 理桜さん
嘉瀬 美月さん
小口 桃子さん

第1話ネタバレ感想

ローズセレモニーまでをみた印象としては、坂入さん、白川さん、桑原さんの3人が特に印象的でした。

シンディこと桑原さんは、開始早々に二人で会話に持ち込みますが、派手な赤髪の印象とは違って黄皓さんに自分を知ってもらうために丁寧な会話をしていて、いい意味でギャップがあってよかったですね。

坂入さんは単刀直入に「どうして参加したのですか？萌子さんをどう思っていますか？」と、ストレートに聞きたいことを聞いていて、彼女の真剣さを知ることができました。

そして「ちゃんと結婚したいという目標があって来ているのなら、私も本気で臨みます」と伝えていました。さらに、黄皓さんの前でダンス表現までしていました。

そんな中、ファーストインプレッションローズは青山さん。黄皓さんは、緊張で震えている彼女を愛おしく思ったとのこと。

そして白川さん、恋愛経験がないということを真剣に伝えます。

あと、個人的な印象ですが、これまでのシリーズのピリピリ感よりも、緊張感こそあるものの、空気感がいいような気もしましたね。

松本さんはめっちゃいい人な感じがします。なかなか話せない子の背中押してあげていたり、ちゃんと拍手していたり、終わった後も「みんなよく頑張った」と励ましていたのが印象的でした。

とはいえ、短い間で選ばないといけないし、選ばれるためにアピールしないといけないので、ある意味初回が一番重要とも言えますよね…。

そんな中、思わぬことを司会の坂東さんから伝えられるのです。

なんと、「2人参加者が増える」とのこと。

とりあえずは様子を見るしかないです…。

第2話ネタバレ

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

第2話の最初は、体を動かすアクティビティ。　

走ったり綱引きしたり、水上相撲などをして、最終的に勝ち上がった嘉瀬さんが2ショットデートを獲得。

「オタクに負けたんやで〜」

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

2ショットデートでの嘉瀬さんは、黄皓さんと互いの過去の恋愛の話をします。そしてサプライズローズを受け取りました。

というか、みんな嘉瀬さんがローズもらえないだろうと思ってて、急に焦りだしていてなんか笑っちゃいました。

翌日、このタイミングで新しく2人の女性が追加されることに。

木下 マリア（きのした・まりあ）さん 26歳 会社経営／石川

李 起林（い・ぎりむ）さん 28歳 通訳／韓国

早速、新しくきた2人も参加して、船上でのデートに。

新しく来た2人もそれぞれ、黄皓さんとの時間を設けられますが、中々上手く言っていない様子。木下さんは、仕事の話を振ってしまったことで、恋愛という空気からは遠ざかっていた印象ですね。

そして、グループデートの後、休井さんが呼ばれ、2人で無人島でのデートになります。

そこでは、休井さんの過去の恋愛話（3年半付き合った経験と、浮気された経験）をした後、黄皓さんが用意していたのは、2人で真っ白なシャツを来てペンキで塗り合う「ドレスペイント」。

仲良く楽しそうにペンキを塗り合った後、休井さんへサプライズローズを渡すのでした。

「もう今日のデートめちゃくちゃ楽しかったです」

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その後のローズセレモニーでは、松木さんと木下さん、清水さんの3名とお別れすることになりました。

第2話の結果（呼ばれた順・敬称略）

ローズ	落選
嘉瀬 美月さん（サプライズローズ）	松木 星良さん
休井 美郷さん（サプライズローズ）	木下 マリアさん
李 起林さん	清水 香澄さん
中野 綾香さん
松本 妃奈子さん
白川 理桜さん
秋倉 諒子さん
藤原 望未さん
坂入 みずきさん
青山 明香里さん
桑原 茉萌さん
小口 桃子さん

第2話ネタバレ感想

第2話は、いよいよ『バチェラー』が始まったという感じでした。

このタイミングで新しく2人が追加されますが、黄皓さんにも女性陣にも特に化学反応を起こしていなかったので、この2人追加システムはあまり効果的とは言えない印象でした。

ローズセレモニーでは、積極的になれない松木さんと、仕事の話以上に深い会話ができなかった木下さんを選びませんでしたね。

黄皓さんはハッキリしている人なので、中途半端に残すことはせずに、しっかりと別れを選ぶところはいいところ。

清水さんは美しい筋肉で盛り上げてくれましたが、残念ながら選ばれませんでした。

「帰って、また筋トレします」

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

そして、サプライズローズをもらった嘉瀬さんと休井さん。

嘉瀬さんは強そうな印象がある一方で、意外と乙女な部分を持ち合わせていて、そのギャップが好印象でしたね。

休井さんとのデートでは、純粋に2人とも楽しそうで黄皓さんはすでに好きになっているような雰囲気を感じました。

第3話ネタバレ

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

第3話のスタートは、2ショットデート。

選ばれたのはシンディこと桑原さん。黄皓さんが用意していたのはヘリコプターでのデート。プーケットを空から一望します。

その後、ロケーションの良い場所で2人の時間を過ごします。

元気で何でも1番にこだわる桑原さんですが、その裏には、自信のなさと、だからこそ努力してきた過去があったと打ち明けます。

そして、バスガイドとして働いていた頃のノートを見せます。そこには手書きでまとめた彼女の努力の痕跡がありました。

「ちょっと好きになってる」と話す黄皓さんと、「私も好き」と桑原さん。

桑原さんは、素敵なデートのお返しにと黄皓さんの目を瞑らせて、ローズ越しにキスをします。

「んー、おかわりかな」

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

「“おかわり”は女の子からじゃないでしょ？」

そう桑原さんに言われた黄皓さんは、その後、唇と唇でキスを交わすのでした。エピソード中盤でのキスは、『バチェラー・ジャパン』シリーズでは初めてとなりました。

続いて、グループデート。黄皓さんの好きな「卵料理」で小口さん、中野さん、白川さん、青山さんが競います。

中野さんの料理が一番に選ばれ、2ショットデートに誘われます。

海辺に置かれたジャグジーに入って身を寄せ合う2人。夜空には花火が打ち上がります。

そのままサプライズローズを渡し、しっとりとしたキスを交わすのでした。

ローズセレモニーでは、中野さんとキスをしたのかを桑原さんに聞かれ、「それは野暮じゃない？」と黄皓さんは真相は伝えませんでした。

第3話の結果（呼ばれた順・敬称略）

ローズ	落選
桑原 茉萌さん（サプライズローズ）	小口 桃子さん
中野 綾香さん（サプライズローズ）	嘉瀬 美月さん
白川 理桜さん
休井 美郷さん
松本 妃奈子さん
李 起林さん
坂入 みずきさん
藤原 望未さん
秋倉 諒子さん
青山 明香里さん

第3話ネタバレ感想

桑原さん、彼女はすごい。

彼女は感情表現がとても上手で、嬉しいことは飛び上がって嬉しがるんですよね。

そんな天真爛漫さを見せたと思ったら、「私のことどう思っていますか」と、ちゃんと2人での会話ではグッと聞きたいことを質問します。

やっぱり、こういうタイプの方って純粋に一緒にいる時間が楽しそうですよね。

細かいところで言うと、サプライズローズもらったときの彼女の表情と、一回ローズのにおいを嗅ぐ姿がめっちゃいいんですよ。

そして料理対決。純粋にどれも美味しそうでした！

黄皓さんは、食べ比べするにあたって、全員の料理をしっかり食べていたのが良かったですね。

何が良いって、料理を作ってるときの真剣な表情と、食べてもらっているときの表情がみんないい顔なんですよね。誰かを想って作る。そしてそれを美味しく食べる。そんな幸せを感じました。

青山さん、めっちゃ面白い。黄皓さんの前では5枚くらい猫かぶってしまうという彼女ですが、素の表情がめっちゃ面白いんですよね。

「玉ねぎがこのくらいあった。すべての食材が生でした。」

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

青山さんの料理に対する休井さんのコメントがイジりまくっていて面白かった。嘉瀬さんが去るときもかなり印象的でしたね。彼女自身の成長する旅でもあったんだなぁと。

第4話ネタバレ

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

最初はグループデート。黄皓さんがもてなす形でバーベキューを行いました。

参加者は、李さん、白川さん、坂入さん、藤原さん、松本さん。

黄皓さんは、質問しやすい環境を作るために聞きたいことをカードに書いて質問していくゲームを行います。

その裏で、同じゲームを待機組もすることになり、中野さんと桑原さんが同じ日にキスをしたこと、そして、桑原さんが黄皓さんが「キスはしていない」と言っていたと告げるのです。

さらに、立て続けに中野さんがデート後にお泊りしたことが明らかになり、場が凍りついてしまいます。

一方で、グループデートの後に白川さんがツーショットデートに誘われるのです。

裏では、グループデート組が帰ってきますが、現場の状況を知り、ツーショットデートの白川さんを心配している様子。

白川さんは、黄皓さんへ自ら一歩踏み込み、「体の好きな所どこでもいい」とキスのお願いをします。

黄皓さんは頬にキスをします。

司会の坂東さんに女性たちが不安になっていると伝えられた黄皓さんは、2人の女性をツーショットデートに誘うのでした。

一人目は、秋倉諒子さん。彼女は黄皓さんから直接話しを聞いた上で自分の感情を判断したいといい、黄皓さんの話を真剣に受け止めていました。

もう一人は、休井美郷さん。ウソをついたことに一番不信感を抱いていた彼女でしたが、黄皓さんはウソはついていないこと、そして桑原さんとの間で誤解があったから、話をすることを伝えます。

ローズセレモニーが始まる前、桑原茉萌さんと2人で話をすることに。

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

「どうしてウソをついたんですか？」とストレートに質問する桑原さんに対し、黄皓さんは「ウソはついていない」と答えます。

桑原さんは誤解していたことを認めますが、黄皓さんがとった早い段階でのキスなどのアクションで不安にさせたことが納得がいかないと、旅を終わりにすると伝えます。

以前の2ショットデートで約束していた似顔絵と手紙を渡すと、桑原さんは自らプーケットを去るのでした。

第4話の結果（呼ばれた順・敬称略）

ローズ	落選
中野 綾香さん	桑原 茉萌さん（辞退）
坂入 みずきさん	白川 理桜さん
休井 美郷さん
藤原 望未さん
秋倉 諒子さん
松本 妃奈子さん
青山 明香里さん
李 起林さん

ローズセレモニーで落選したのは、白川理桜さんでした。

第4話ネタバレ感想

今シーズンで一番波乱となったエピソードとなりました。

スタジオで指原さんも話していましたが、この真偽のわからない状況での捉え方の違いが、かなり興味深いものがありました。

荒れていた状況を整理。

この3つが畳み掛けるように明かされたことによって、女性たちはそれぞれ考え込んでしまいます。

捉え方も人それぞれなのが、実に興味深いところ。

藤原さんは「皓さんが悩み抜いて出した答えなら許せるかもしれない」と理解を示し、坂入さんは、「真偽がハッキリしていない状況なのでまだ判断できない」とかなり大人な見解で印象的でした。

黄皓さんが純粋にすごいなぁと感じたのは、理由を説明する場面でまったく動じないこと。

自分がウソをついていると言われているにも関わらず、まったく動揺する素振りも見せませんし、言葉を選んで丁重に話す黄皓さんには驚きました。

自分の行動に対する自信と決意の現れなんでしょうね。

一方、ローズセレモニーでお別れすることになった白川さんとのシーンは悲しいものでした。

やっぱりこのタイミングで決断を先延ばしにしない黄皓さんは、純粋に誠実な行動だと感じました。

一方で、中野さんのテクニックには誰もが驚いたと思います。

「ピンチはチャンス作戦が上手くいったと思います」

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

言ってしまえば、中野さんと黄皓さんの間の関係がきっかけとも言える波乱の4話だったので、中野さんも矢面に立ってしまいショックを受けていると考えるのはごく普通だと思います。

ただ、あえて重い空気にして黄皓さんの気を引く作戦だったとは、中野綾香さん、めっちゃ強メンタルですよ。

第5話ネタバレ

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

まずは、朝に李起林さんの部屋をサプライズで訪れ、朝食デートに誘う黄皓さん。

そこでは結婚に対する互いの価値観について話し合います。黄皓さんとしては、まだ李起林さんへの気持ちの爆発がない様子。

その後、癒しの森でのツーショットデートに藤原さんを誘います。

イカダに乗って川下りをした後、夜になると雰囲気のいい森の中でディナーをします。

前の彼氏と同棲していた話を藤原さんから聞きますが、黄皓さんは自分をどう思っているのか捉えようがなく感じていました。

「好き」かどうかを聞かれた藤原さんは「もう少しで好きになりそう」と答えます。

黄皓さんは立ち上がると、少しの沈黙を経て藤原さんにキスをします。そしてローズを渡しますが、「無理しないでね」と言われてしまい、デートは終わります。

続いて、2on1デート。選んだのは青山さんと、秋倉さん。

ハスの葉の上に乗るアクティビティで緊張をほぐすと、「結婚する相手に求めているもの」を漢字一文字で習字で書くお題を2人に課します。

秋倉さんは「信」、一方、青山さんは「真」でした。

秋倉さんは、友だちじゃなく「真剣に好きと思っている」と伝え、黄皓さんに自分をどう思っているかを聞きますが、タイミングよく坂東さんが間に入って答えを聞くことができませんでした。

一方、青山さんは第4話での真相を知りたく、自分の思っているまま質問を投げかけますが、人づてで聞いた話を信じる彼女に対し、黄皓さんは自分を信じてもらえないことを残念がっていました。

そして、2on1デートでローズを受け取ったのは秋倉さんでした。

友だちとしての関係よりも女性として好きになったと伝えた黄皓さんは、秋倉さんとキスを交わすのでした。

第5話の結果（呼ばれた順・敬称略）

ローズ	落選
藤原 望未さん（サプライズローズ）	坂入 みずきさん
秋倉 諒子さん（2on1デート）	松本 妃奈子さん
休井 美郷さん
中野 綾香さん
李 起林さん

第5話ネタバレ感想

藤原さんとのデートは純粋に雰囲気がめっちゃ良かった。アクティブな川下りからのロマンチックなディナー。

藤原さんはまだ自分の気持を確かめている様子。一方、黄皓さんは藤原さんへの好意がかなりある様子です。

好意を抱いている藤原さんとの距離を詰めるためにとった行動とはいえ、さすがに自分本位に感じてしまいます。

藤原さんも受け入れていましたが、雰囲気に飲まれてしまった部分も否めないと思います。さすがにキスで彼女の気持ちのスイッチを入れようとするのは身勝手だと感じます。それが許されるのは少女マンガの世界ですって。

スタジオでも言っていましたが、黄皓さんの焦りが目に見えてわかり、正直なぜあの行動をとったのか疑問でしかなかったです。それほど藤原さんへの思いが傾いているということなんでしょうが。

その一方で、秋倉さんとのシーンは最高だったんですよね。

「友だち卒業？」「もうだいぶ前から卒業してた」

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

黄皓さんにとって、秋倉さんが友人から恋愛対象に変わった瞬間ですよね。ただ、それに対する秋倉さんの返しが秀逸すぎてドラマを観ているかと思いましたよ。

全体的に思ったのは、前回のエピソードでの黄皓さんに対する不信感が、思った以上に払拭されていたこと。

特に不信感を抱いていた休井さんも、ローズセレモニーでの会話はかなりいい雰囲気でしたね。

ここで去ることになったのは、坂入さんと松本さん。

「理由はいらないです」

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

坂入さん、個人的にかなり推していた人だったので残念でしたが、彼女は一貫して芯の通った強い女性であるとよくわかりました。

松本さんに関しては、ローズセレモニーでのインタビューで、「黄皓さんは落とすための理由を探している」と話していたのが印象的。

黄皓さんは一人ひとりと真剣に向き合っている印象がありますが、恐らくこれは李起林さんとの朝食デートが確認作業の印象を与えてしまったことにあると思います。

実際、李起林さんはローズセレモニーで泣いてそのことを伝え、黄皓さんもその時に自分の行動を「最悪だった」と反省していました。（予告では作為的に使われていましたが）

いよいよ5人になりました。第5話もなかなか面白い展開でした。

第6話ネタバレ

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

プーケット最後のエピソード。

グループデートは、中野さん以外の4人。

思い出の場所を絵に描いて紹介するアクティビティ。

その後、休井さんとの時間を設けます。休井さんとの距離感があることを懸念していた黄皓さん。

休井さんは毎日書いている日記で、黄皓さんへの思いをつづったページを渡し、黄皓さんは彼女の思いに気付かされ、キスをします。

デートから帰ってきた休井さんはキスしたかを聞かれますが、していないと答えました。

その後、夜に中野さんとツーショットデート。

中野さんが自分に対して不安に感じていることを質問すると、黄皓さんは「危うい」と表現して自信のなさを相談する形になってしまいます。

プーケット最後は、5人で楽しく食事をとることに。

同棲の話になると、藤原さんは結婚を見据えて同棲した経験を話しをしていました。

最後、藤原さんを残し、両親に会う前に気持ちを確かめたいと話す黄皓さん。彼女から「大好き」という言葉を引き出していました。

第6話の結果（呼ばれた順・敬称略）

ローズ	落選
休井 美郷さん	李 起林さん
藤原 望未さん	中野 綾香さん
秋倉 諒子さん

第6話ネタバレ感想

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

第6話は、黄皓さんの弱い部分が見えたエピソードでした。

黄皓さんは自分への好意がすごく気になってしまう人で、事あるごとにみんなに対して「俺のこと好き？」と確認する場面が数多くシーズン通して見られました。

もちろん、それを判断基準にするのは一つの方法だと思いますが、一方で、黄皓さん自身が女性たちを「好き」と伝えることがそれほど多くは見られないのも事実。

中野さんとのデートで、彼女を「危うい」と言った上で、彼女の心が動いてしまったら、つなぎとめる自信がないと言ってしまう黄皓さん。

まぁ確かに中野さんの「危うさ」に関しては分からなくもないですがね！笑。

同時に、藤原さんに対しても同様の印象がありました。

プーケット最後で、藤原さんを残し、結果的に彼女に「大好き」と言わせる形になっていたのも、彼女の気持ちを確かめると言うよりは、黄皓さん自身の安心材料を求めていたように感じてしまいました。

一方で、ローズセレモニーで自ら「大好き」と自分の気持ちを伝える秋倉さん、そして、自分の気持ちを伝えやすい手紙という形で「大好き」と伝える休井さん、素敵でしたね。

そして、中野さんとのお別れシーン。これは悲しかった…。

お互いに好きだとわかっていながら、不安を払拭する覚悟を持てなかった黄皓さん、率直な思いを言葉にできなかった中野さん。別れ際は切ないものがありました。

李起林さんも、タイプで言えば黄皓さん同様に「好き」という感情を素直に伝えられない感じがしていましたが、別れ際にちゃんと「好きでした」と伝えるあたり、カッコよかったですし彼女自身、この旅でなにかを掴んだような素敵な表情をしていました。

第7話ネタバレ

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

いよいよ女性たちも残り3人。プーケットから日本へ戻り、彼女たちの実家に訪れます。

まず、休井美郷さんの実家、大阪へ。

妹さんと対面し、休井さんの父親と2人で釣りをすることに。

家族で食事をとって、両親と黄皓さんが話、「娘の気持ちに答えてほしい」と両親からも好印象な印象でした。

休井さんは「自分に好きって言ってくれたことない」と言うと、間をおいて「好きだよ」と言う黄皓さん。

つづいて、秋倉諒子さんの実家、千葉へ。

まず、真っ赤なスポーツカーで颯爽と登場する秋倉さんお母さんの登場。

お父さんと対面し、家族みんなで餃子づくりをして食べるイベントをしていました。

その後、お父さんと2人で会話します。家族に対して献身的な想いを語るお父さんの話を伺い、尊敬の念を抱く黄皓さん。

最後に、藤原望未さんのご両親と対面。

バドミントンで一緒に汗を流し、旅館でお父さんとお風呂に入り、食事をしました。

自己開示が得意でない黄皓さんと藤原さんはタイプが似ていると話していました。

その後、藤原さんから、「忘れられない恋がある」と以前付き合っていた彼への思いが忘れられないと伝えられます。

青天の霹靂だった黄皓さん。引き際なのか、元カレも気にせず進むのかを迷っている様子が伺えました。

第7話の結果（呼ばれた順・敬称略）

ローズ	落選
秋倉 諒子さん	藤原 望未さん
休井 美郷さん

第7話ネタバレ感想

実家訪問って毎回めっちゃいいですよね。その人の家族といる素の姿がみられるので。三者三様の良さがありました。

休井さんの家庭、すごく和やかな雰囲気で自然でした。

ひとつだけどうしても気になってしまったのは、休井さんが自分のことを好きって言ってもらえていないと言ったときの黄皓さんの反応。

少しの間をおいて「好きだよ、好きじゃない人とここまでこないって」と伏目がちに答えるのです。

これ、あるあるだと思うのですが、つい言ってしまいがちですよね。

スタジオではイチャイチャだと言っていましたが、休井さんとしては、黄皓さんの本当の気持ちに一抹の不安があるんじゃないかと感じてしまいます。

もちろん、休井さんのことは好きなんだと思いますが、黄皓さんは人からは好きと言ってほしい部分がある一方で、自分が好きと伝えることを遠慮している印象がずっとあります。

秋倉さんの家庭も素敵でしたね〜。

秋倉さんのご両親が素敵すぎて、それこそ秋倉さんの性格があのご両親あってこそなんだと伝わってくる場面でした。

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

そして、藤原さん。彼女から予想外の「元彼が忘れられない」と伝えられるバチェラー。

正直なところ、このタイミングで藤原さんをローズに選ばなくて少しホッとしました。

というのも、前回で中野さんへの「覚悟」を見せられなかった黄皓さんが、藤原さんを好きだから元彼への思いを払拭してあげるという理由で彼女を残してしまったら、それは違う「覚悟」になってしまうので。

ただ、そこは黄皓さんもちゃんとしていて、藤原さんとしっかりお別れすることを選んでいたのでホッとしました。

第8話ネタバレ感想

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

第8話は、スタジオトーク。参加女性と黄皓さんが再び相まみえ、撮影現場を振り返ります。

コロナ禍で2週間の隔離を経ての2ヶ月の撮影ということで、参加女性たちにとっても相当な負担があったことが伺えます…。

恋愛経験がなかった白川さんは、すごくいい表情をされていて良かったです。

「仕事とアニメとゲーム三昧で楽しい毎日でイェイ」

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

中野さんのお泊りの話では、黄皓さんとの間にあの夜、何があったのかを赤裸々に話してくれました。

そんな中、青山さんのコメント。

「（中野さんが）次の日髪の毛ツヤツヤで帰ってきて、これ絶対（手を叩く音）したなと」

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

一方、坂入さんから第4話の騒動の裏話も。女性たちは本当に苦しんでいたみたいですね。

そして、坂入さんが名言を放ちます。

黄さんは、『バテェロレッテ』での反省をそのまま『バチェラー』に持ってきているのがいけないんですよ。

女の子たちにとっては黄さんひとりしかいなんだから、目の前の女性を大切にしたいんだったら、その女性が将来に関しても不安を抱かないようにたくさんケアしえあげないといけないのに、自分のやりたいことをやりたいときにやっちゃったからいけないんだと思います。

確かに、黄皓さんは一人ひとりと真剣に向き合っていることは分かりますし、彼なりの誠実さは伝わります。

彼自身、自分の行動が結果的に女性たちを傷つけるかもしれないと理解した上で、それでも自分の意思に従って積極的にアプローチしていました。

坂入さんのド正論に頷く一方で、正直なところ、非常に難しい部分もありますよね。

黄皓さんが『バチェロレッテ』で萌子さんに言われた「リスクマネジメント」を『バチェラー』でもやっていたら、恐らく黄皓さんにとっても、女性たちにとっても気持ちが動かないまま終わる可能性は高いでしょうし、エンタメの番組としても面白みには欠けてしまうと思います。

藤原さんとのキスシーンについては、あの黄皓さんが「唯一、説明ができない瞬間」とし、彼女を最初から目で追っていて、序盤でデートにも誘わなかったのも「彼女を選ばないことはないとわかっていた」と話していました。

黄皓さん、かなり正直に言ってくれましたね。

2ヶ月とはいえ、ヨーイドンで最初に20人近くの女性の中から選ばないといけない状況で、第一印象で好意を抱いたというのはかなり大きな要素です。

実際、藤原さんが黄皓さんの好みのタイプの女性であったのは間違いないですし、あのキスに関しても藤原さんは驚いたけど嬉しかったと話しています。ただ、これは『バチェラー』の環境だからこそ。

そんな藤原さん自身も、ローズを辞退するという選択ができなかったのは、気持ちの揺れ動きに対する自分の答えが、あの瞬間では見いだせなかったからだと話しています。

国内に戻ってきた後の隔離期間に、やっと自分の気持ちと向き合えたわけですので。

普通の恋愛のスピード感とはまったく異なる状況ですので、気持ちはよくわかります。

第9話ネタバレ

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

いよいよ最後のエピソード。最後の2人に残ったのは、休井美郷さんと秋倉諒子さん。

2人が黄皓さんのご両親と対面するデートになります。

まず、休井さん。

モニター越しに黄皓さんのご両親と妹と対面し、2人の関係性がよく分かる写真をみせたりします。

休井さんは黄皓さんの好きなところをしっかり伝えていました。

その後、黄皓さんと二人でチャーハンを作ることに。

最後に黄皓さんがプレゼントしたのは、休井さんとの思い出の写真ボード。

休井さんは思いの丈を綴った手紙を贈り、最後にちゃんと言葉で「大好きだよ」と伝えるのでした。　　

そんな頃、黄皓さんの部屋のドアベルがなると、『バチェロレッテ』での盟友ローズと杉ちゃんの2人が登場します。

残った2人、休井さんと秋倉さんの話を伝え、黄皓さんの言葉からの印象では2人とも「休井さんなのかな」と話していました。

そして秋倉さん。

黄皓さんのご両親に会う場面は同じくリモートで、同様に写真の紹介や写真ボードで2人の旅を振り返ります。

両親との対面を終え、黄皓さんが両親が苦労を見せずに不自由なく育ててくれた話をすると、それに心を動かされた秋倉さんは涙を流します。

その後、2人でシチューをつくり、最後の2人の時間を過ごします。

第9話の結果（呼ばれた順・敬称略）

ついに最後のローズセレモニー。

まずは秋倉諒子さんが登場。思いの丈を伝え、最後に「ハオハオのこと、愛してる」と伝える秋倉さん。

黄皓さんが「世界中が的に回っても味方してくれる？」と聞くと、「味方するよ」と秋倉さん。

次に、休井美郷さんが登場。

「明日も明後日も、ずっと一緒にいたい」と思いの丈を伝えます。

そして、いよいよ決断のときが…。

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

黄皓さんが最後に決断した人は、秋倉諒子さんでした。

二人の旅はこれから始まるけど、ゴールは結婚だと思っています。僕と結婚してください。

惜しくも選ばれなかった休井さんも、「バチェラーが黄皓さんでよかった」と互いを称え合い、バチェラーの旅は終わりとなります。

いやー、ついに終わっちゃいましたね。面白かったよ！！

第9話ネタバレ感想

正直な話、最後に残った秋倉さんと休井さん、どちらもお似合いですし、どうなったとしても幸せになるんだろうなと思っていたので、今までのシリーズとは違った感情でみられた部分がありました。

休井さんは黄皓さんに惹かれたところを言葉でしっかりご両親に伝えていて、特に良かったと思ったのが、「今まで自分本位で生きてきたけど、その人のために生きたいと思える人と出会えた」と言っていたのが特に印象的。

言葉で伝えるのが苦手な休井さんが、最後に言葉でちゃんと「大好きだよ」と伝えていたのがとっても素敵。

それに対して「エールちょうだい」と言った黄皓さん。休井さんは自らキスをします。

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

そしてそして、まさか、ローズと杉ちゃんが出てくるとは思いませんでしたね。

BGMでローズさんの楽曲「I fell in love〜心に触れて」が流れてたのも面白かった。改めていい歌ですよ。

黄皓さんにとって、2人の存在はかなり大きいようで、表情もだいぶ和らいでいたように思います。

参加女性たちにキスをしたことを話した黄皓さんに対して、ローズさんは「それで傷つく子はいなかったの？」と女性を案じるところ、相変わらずいい男ローズ！

一方の杉ちゃんも、判断に迷う黄皓さんに「世界が明日終わるとして、一緒にいたいと思える人なんじゃない？」と話していて、これも杉ちゃんらしい。

そして、バチェラーの旅は、友人から始まった秋倉諒子さんと結ばれる形で締めくくることになりました。

「今日まで本当に不安にさせた。でも信じてくれた。だから今日からはその分、めちゃくちゃ安心させて“あげる”し、めちゃくちゃ愛して“あげる”」

余談ですが、黄皓さんが秋倉さんとのシチューづくりで「ゴロゴロした具材が好き」と言っていて、料理対決のときに青山さんの伏線を回収していたのには笑っちゃいました。

第10話ネタバレ感想

©2021 Warner Bros. International Television Production Limited

シリーズ完結編。アフターファイナルローズです。

まず、惜しくも最後で選ばれなかった休井さんが登場。

スタジオでの再開は2ヶ月が経ちますが、思い出してしまう時があると話していました。

休井さんに関しては、番組では度々「あざとい」と紹介されていますが、彼女があざとかったのは最初だけで、シャイな部分と言葉で伝えるのが苦手なだけだと思うんですよね。

そんな休井さんも、最後に2人の姿を「素直に羨ましいですし、末永く幸せになってほしい」と素直に伝えられるあたり、素晴らしいですよ。

そして、晴れて結ばれた秋倉諒子さん。

黄皓さんと秋倉さん、友だちとして互いに微妙な空気感からのスタートでしたが、本当に素敵な関係性を築いていったと思います。

気になったのは、スタジオメンバーが秋倉さんに対する印象を「キレイになった」「可愛いの」とか、明らかに休井さんと容姿で比べるあたり、あまり気分が良いものではないところですが。

ここで、サプライズ登場したのが、シーズン1とシーズン2のバチェラー、久保裕丈さんと小柳津さん。正直、なぜこの2人が出てきたのかは分かりません！笑

最後に秋倉さんから感謝の手紙を受け取った黄皓さん。そして、改めてプロポーズの言葉を伝えます。

第9話ラストでの「〇〇してあげる」にモヤモヤが残っていましたが、今回の言葉は素晴らしかったです。

シーズン通しての感想まとめ

いやー、最高でした。間違いなくバチェラーシリーズでは一番良かったです！

黄皓さんは、「両親みたいな関係が築ける人」がいいと、何度も繰り返し言っていました。

結果的に秋倉諒子さんが一番その理想に近いということ、そして完璧主義な黄皓さんの弱い部分が見えるのが唯一彼女だったというのも大きいですね。

女性参加者の友情がアツい

今回のバチェラーの良かったことの一つに、女性参加者同士の絆（シスターフッド）が見られたことがあります。

『バチェラー』という番組自体、露骨な男性性と女性性を描いたエンタメであることは分かりますが、正直なところ、一人の男性を巡ってバチバチに蹴落とし合うドロドロ展開なんて求めていなかったので、今回の参加女性メンバーの人選に関してはすごく良かったなと思いました。

なにせローズセレモニーが毎回切ないんですよね。去る人と残る人、競い合うわけですが、そこには紛れもなく確かな友情も感じられました。

概ね面白かったのですが、過去回よりも少ない女性メンバーであった割には、一人ひとりについての深いところまで知れていない部分はありました。

例えば、医師の坂入さんや、社会学者の松本さんとか。中盤まで残っていたのに、彼女たちがどんな気持ちで参加しているとかの内面の深堀りが限定的に感じましたね。

松本さんに関しては、ジェンダーについて研究している社会学者であり、ホワイトハッカーでもあることを知って、正直そんな一面まったく垣間見えることがなかったので、少しぐらい映してほしい部分はありました。

彼女の番組に対する記事を読みましたが、すごく興味深いので合わせてどうぞ。

｢バチェラー4｣の｢ジェンダー観に異議あり｣、結婚NGなフェミニストの私がそれでも参加した理由

黄皓さんについて

今回のバチェラーが黄皓さんだと知ったとき、正直バチェロレッテで人柄や両親もわかっている状況だったので、番組的な新鮮味はないのかなと思っていたのですが、実際、黄皓さんで良かったです。

黄皓さんは、『バチェラー』という番組の枠組みの中で、期待感ととエンタメのバランスを絶妙にコントロールして見せてくれたと思っています。

黄皓さんって相当な努力家なんだろうなと思います。

冷静に、異国であれだけの言葉遣いとコミュニケーションができるってすごいことですよ。

波乱こそあれど、ローズセレモニーやアフターファイナルローズでの女性たちが、「バチェラーが黄皓さんで良かった」と口にしているのも、彼の人柄からなんでしょうね。

相当な重圧はあったと思います、お疲れさまでした！

Amazonレビューに関して

僕の個人的なバチェラーの楽しみ方のひとつが、Amazonレビューを観ることなんですが、今回も面白いです。

基本的にAmazonレビューって極端な意見が多くてハッキリ言って参考にならないのですが、今回も中々偏った意見が多かった。

「SNSでの匂わせ」「キスしまくり」「日本の男性が頑張れ」「一番可愛いのは〇〇」などなど、星一つにしている人たちは大抵偏った意見が多い印象。

しかもそんなレビューに多くに人が「参考になった」となっているところ、最高に気味悪いんですよね。

制作に関して

制作に関して、今回シリーズを通して見た印象では、「宣伝、誇張し過ぎだよな〜」という印象。以下、Amazonの番組紹介文です。

「あざかわ」「色じかけ」「体当たり」など様々な恋愛テクニックを駆使してバチェラー黄晧を振り向かせようとする参加女性達。 笑顔も見られる一方、涙を見せたり驚いたりしている様子から、シーズン４の波乱だらけ、予測不可能な旅が垣間見える。 今回の旅を通して、バチェラー黄晧は真実の愛を見つけることができるのか？ MCの指原莉乃氏が「今までのバチェラーで一番面白い」と太鼓判を押すほどの息をのむ展開に…!

「あざとい」は置いておき、「色じかけ」「体当たり」なんて場面、なかったですよ。あと、毎回の次回予告で明らかにミスリードを誘っているのもなんかなぁという印象。

番組を観てもらうためとはいえ、誇張した宣伝をしすぎるのも良くないです。

あと、演出がどこまでされているのかは分かりませんが、今シーズンでは第4話の波乱は、明らかな意図を感じてしまいます。

もちろん、キスやお泊りなど、内容としては黄皓さんがとった行動ですが、それを女性たちに伝える手段が坂東さんを通して介入するというのは演出が過ぎると思います。

エンタメと恋愛リアリティのバランスは難しいとは思いますが、参加者ありきなので、メンタル面のケアは十分にしてほしいと思います。

最後に・・・好きな人には好きって伝えよう！

バチェラー・参加者ともに、いろんな目的があって番組を盛り上げてくれますが、結論としては、性別問わず誠実な人が一番いい。それに限ります。

そして今回のバチェラーの旅から学んだことは、「好きな人には好きとちゃんと伝えることの大切さ」。

黄皓さんと秋倉さん、そして参加した女性みなさんの幸せを願わずにはいられません。お疲れさまでした！！

『バチェラー・ジャパン』シリーズはAmazonプライムビデオで無料視聴できます！

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