セレブな独身男性、「バチェラー」が“真実の愛”を見つけ出す恋愛リアリティショー「バチェラー・ジャパン」。
その男女逆転バージョンが、今回ご紹介する「バチェロレッテ・ジャパン」です。
一人の女性を、17人の男性が奪い合う婚活サバイバル。
本記事では、『バチェロレッテ』シーズン1のエピソードをすべてネタバレありで語っていきます!
今回もすごい展開になっていましたよ…!
『バチェロレッテ』シリーズはAmazonプライムで無料視聴できます!
『バチェラー/バチェロレッテ』シリーズの感想はこちら!
『バチェロレッテ』はつまらない?
『バチェロレッテ』は『バチェラー』の男女逆転版
一人のハイスペックな独身男性を多くの女性が奪い合う『バチェラー』シリーズ。
『バチェロレッテ』は、バチェラーの男女逆転版となります。
もともとは、2002年にアメリカで放送が始まった『バチェラー』シリーズ。アメリカでは2003年に『バチェロレッテ』もスタートしています。
『バチェラー』が日本に上陸したのは2017年、初代バチェラーを久保裕丈さんが務めました。
2022年現在、これまでのバチェラーは4人です。
これまでのバチェラー
バチェラー・ジャパン | |
初代バチェラー 久保裕丈さん | |
二代目バチェラー 小柳津林太郎さん | |
三代目バチェラー 友永真也さん | |
四代目バチェラー 黄皓さん | |
五代目バチェラー 長谷川恵一さん | |
バチェロレッテ・ジャパン | |
初代バチェロレッテ 福田萌子さん | |
二代目バチェロレッテ 尾﨑美紀さん | |
三代目バチェロレッテ 武井亜樹さん |
これまでのバチェラーは上記の3人。
初代バチェロレッテ:福田萌子さん
(C)2019 Warner Bros. International TV Production
そして、シリーズ初となる『バチェロレッテ・ジャパン』では、初代バチェロレッテに福田萌子さんが選ばれました。
職業はモデル・スポーツトラベラーをされています。
萌子さん、めっちゃ素晴らしい人なんですよね…!
『バチェロレッテ』参加者男性一覧
今回、17名の男性がバチェロレッテに参加しました。
十人十色の男性メンバーたちを紹介していきます!
黄皓(33) 実業家/中国 「僕は、バチェラーの親友」 |
北原一希(28) 料理研究家/愛媛 「笑顔と手料理にかける男」 |
杉田陽平(35) 画家/三重 「アートで愛を奪い取れ」 |
當間ローズ(26) 歌手/ブラジル 「愛と筋肉のハイブリッド」 |
藤井達也(32) イベントオーガナイザー/北海道 「ナンパ1000人斬り、乱入」 |
鈴木祥友(34) アパレルメーカー営業/秋田 「『バチェラー』好きなら負けない」 |
榿澤涼太(28) 金融業/北海道 「もうキミから離れない」 |
楠ダニエル(30) モデル/パラグアイ 「アラサーチェリーボーイ」 |
五島幸夫(38) 役者/神奈川 「婚活のサムライ、参上」 |
芹澤東洋(29) 旅作家/神奈川 「夢追いキックボクサー」 |
谷口達郎(39) 写真家/広島 「僕と、データしよう」 |
瀬戸口弘樹(34) 美容インフルエンサー/愛知 「美肌めくれば獣です♡」 |
林完伍(28) シンガーソングライター/大阪 「俺の青春、まだ延長戦」 |
下山裕貴(37) 映像クリエイター/アメリカ 「アメリカ度なら、No.1」 |
牧野龍介(28) オーダースーツテイラー/東京 「スーツを着た野心」 |
萩原章太(34) サーファー/愛知 「人生の波をまつサーファー」 |
エバンズ マラカイ(23) 通訳/北海道 「怒りのビッグベイビー」 |
この人物紹介が結構好きなんですが、毎回、意味不明な紹介の人がいますよね(笑)これだけは言えますが、みんな写真よりカッコいいですよ!
そして、何より驚くのが最も高身長のマラカイさんが193cmですが、男性陣がみんな高身長のため、そこまで目立たないんですよね。さらには萌子さんも177cmという世界なので、並の男性は並んだだけで公開処刑となります!
『バチェロレッテ』第1話ネタバレ
(C)2019 Warner Bros. International TV Production
第1話のネタバレ
初回は、自己紹介がメインパートになっています。
17名の男性出演者たちが、それぞれ個性的な自己紹介をしていきます。
その後、一番最初のローズとなる、ファーストインプレッションローズが萌子さんによって選ばれます。
ファーストローズに選ばれたのは、料理研究家の北原一希さんでした。
第1話の結果(呼ばれた順・敬称略)
落選 | ローズ(12名) |
---|---|
芹澤東洋 | 北原一希(ファーストローズ) |
鈴木祥友 | 牧野龍介 |
谷口達郎 | エバンズ マラカイ |
林完伍 | 藤井達也 |
楠ダニエル | 黄皓 |
榿澤涼太 | |
瀬戸口弘樹 | |
萩原章太 | |
當間ローズ | |
下山裕貴 | |
五島幸夫 | |
杉田陽平 |
第1話ネタバレ感想
第1話では、17人の参加者のうち5名が脱落しました。
バチェロレッテ、福田萌子さんの最初の乾杯の挨拶が印象的。
2ヶ月という、仕事を離れるには長い時間を、私に会うために17人もの素敵な男性が集まってくれてありがとう
素晴らしい挨拶ですね。
ファーストインプレッションローズには、料理研究家の北原さんが選ばれました。
この一番最初のローズは結構重要で、これまでも最初に渡された方は比較的最後の方まで残っていることが多いです。
北原さんは、可愛らしい印象で、女性にモテそうなルックスと、なにより身長187cmと高い!
自己紹介では自作ロールケーキをプレゼントしています。
手づかみでロールケーキを食べさせているのは印象的でしたね!笑
17人全員の自己紹介が放送される訳ではなく、印象的な人だけが紹介されます。
そのため、映像が使われた人は後半まで残っていることが多いんですよね。
今回の男性陣の中では、黄皓さんが一番強そう。
彼はどちらかというとバチェラー側の印象があって、一人だけ明らかにハイスペックです。
自己紹介VTRでも一番最初に映されていたので、印象は強いです。
第1話では、デートもなく、いかに萌子さんにアピールできるかが選ばれるかの基準となってきますね。
その意味では、ひとり浮いていたように映っていた杉田さんでしたが、アシストを受けてなんとか残りましたね。
『バチェロレッテ』第2話ネタバレ
(C)2019 Warner Bros. International TV Production
第2話のネタバレ
舞台は沖縄へ。
真っ赤な衣装を身にまとい、ヘリで颯爽と登場する萌子さん。
マラカイさんを1on1デートに誘います。
1on1デートは、1対1でデートできるが、バラをもらえなければその場で終了となるルール。
マラカイさんは、自身の過去の経験を赤裸々に語り、萌子さんからローズを獲得。
その後、2チームに別れてサバイバルデートが始まります。(以下、敬称略)
Aチーム | Bチーム |
---|---|
エバンズ マラカイ | 北原一希 |
黄皓 | 牧野龍介 |
瀬戸口弘樹 | 榿澤涼太 |
藤井達也 | 萩原章太 |
五島幸夫 | 當間ローズ |
下山裕貴 | 杉田陽平 |
小屋を建て、料理を振る舞って競いあい、Bチームが萌子さんに選ばれ勝利。
つづいて、Bチーム内でさらに2つに別れて火起こし対決します。
ローズさん、牧野さん、杉田さんのチームが勝利して、3人がそれぞれ萌子さんと一人ずつ会話します。
ローズさんは3カ国語の歌で表現し、杉田さんは正直だけどぎこちない様子、そして牧野さんはなんと萌子さんと同じ高校だという共通点が見つかりました。
その後、3人の内から當間ローズさんがローズを渡されます。
第2話の結果(呼ばれた順・敬称略)
マラカイさん、ローズさんが一足先にローズを獲得。
第2話ネタバレ感想
バチェラーシリーズおなじみの沖縄へ。
ヘリから登場する萌子さんがカッコよかった!
そして、今回初のルールとなる、1ON1デート。
1ON1に選ばれたら、ローズが渡されなかった時点で退場となるので緊張感が高まっていいと思いました。
マラカイさんは、自己紹介のときに渡していたノートと、それにまつわる自分の経験談を語ることで距離を縮めていました。
職業柄、可愛そうにも感じますが、美容男子・瀬戸口さんがずっと日傘を差しているのが印象的でしたね笑。
瀬戸口さんは藤井さんに食って掛かるシーンもありましたので、トラブルメーカーという位置づけなんですかね。
そして、サバイバルデートという男性ならではの企画が用意されていました。
これは面白いと感じる一方で、実際に作っている過程を萌子さんが見ているわけじゃないので、完成物だけ見ても選ぶ基準がよく分からないですよね。もしやるなら、萌子さんも視聴者のように男性たちの働きぶりや役割分担などをモニタリングできる方が面白い気がします。
結果的に第2話では、マラカイさん、ローズさんの2人がローズをゲットしていました。
この2人の共通点としては、2人とも日本語ペラペラのため、見た目が外国人であることで嫌な経験をした過去があるということ。
萌子さん自身も似た経験があることで、2人の気持ちを理解して心理的な距離が縮まったのだと思います。
『バチェロレッテ』第3話ネタバレ
(C)2019 Warner Bros. International TV Production
第3話のネタバレ
引き続き沖縄。萌子さんの弟・ケビンさんが登場。
トレーナーを務める彼と一緒に全員でワークアウトします。
その後、萌子さんが弟からみんなの印象を聞くと、「杉田さんに一番好印象を感じた」と話すのでした。
その後、萌子さんは男性部屋に訪れ、藤井さんを1ON1に誘います。
そこで、藤井さんはローズをもらうことができず、脱落。
翌日、3人でのグループ盆栽デートに榿澤涼太さん、黄皓さん、萩原章太が選ばれる。
そこでは、榿澤さんが持参した手紙でアピールします。
その後、カクテルパーティ前に下山裕貴さんは、自身の不倫が原因でバツイチである過去を明かします。
第3話の結果(呼ばれた順・敬称略)
落選(4名) | ローズ(6名) |
---|---|
藤井達也(1ON1) | 黄皓 |
瀬戸口弘樹 | 榿澤涼太 |
下山裕貴 | 北原一希 |
五島幸夫 | 杉田陽平 |
牧野龍介 | |
萩原章太 |
第3話ネタバレ感想
第3話は、萌子さんの人柄が非常によく分かる回でした。
前半のケビンさんとのワークアウトでは、体力測定することが目的ではなく、その向き合い方を見ていると話していたのが印象的で、その言葉通りの結果となっていました。
第3話で特に印象的だったのは藤井さんとの1ON1デート。
「萌子さんと直接向き合いたい」と弟のケビンさんに語った藤井さん。
萌子さんはそれに対して実直に向き合います。
しかし、萌子さんの質問をかわしてしまう藤井さん。その結果、ローズをもらうことはできず、落選となってしまいます。
藤井さんの言葉が、仮にその場しのぎであったとしても、それを尊重して向き合う萌子さんの姿勢に感動しました!
実際、藤井さんはインタビューで、「今まで萌子さんのようなタイプの人は避けていた」と話していて、藤井さんにとってもあの1ON1での会話は活かされた時間になったと感じます。
瀬戸口さんはまたひと悶着を起こしていましたが、いかんせん薄いです。取って付けたようなイザコザにしか見えませんでしたね。
榿澤さんの「だったら脱げよ!」というセリフの意味はよく分かりませんでしたが!笑
そんな瀬戸口さんも萌子さんの前では見事に玉砕されます。
萌子さんの「誠実さ」を見極める力がずば抜けていて印象的な3話目でした。
『バチェロレッテ』第4話ネタバレ
(C)2019 Warner Bros. International TV Production
第4話のネタバレ
舞台は台湾へ。
ここで新しい設定となる、ストールンローズが登場します。
ストールンローズとは、他人のデート中にデートを奪う権利をもつローズ。バチェロレッテが拒否したらその時点で脱落する。奪われたデートの相手には影響がない。
1対1で男性がプランを考えてエスコートし萌子さんを楽しませるデートに、下記の3人が選ばれます。
- 牧野さん(朝)
- 杉田さん(昼)
- 北原さん(夜)
それぞれのデート時には誰もローズをもらうことができませんでしたが、みんなの前で萌子さんは杉田さんにローズを渡します。
第4話の結果(呼ばれた順・敬称略)
落選(1名) | ローズ(7名) |
---|---|
萩原章太 | 杉田陽平(グループデート) |
當間ローズ | |
黄皓 | |
エバンズ・マラカイ | |
牧野龍介 | |
北原一希 | |
榿澤涼太 |
第4話ネタバレ感想
舞台は台湾に移り、だんだんと人柄も見えてきて面白くなってきました。
今回は3人の男性が異国の地でエスコートするという難題。
杉ちゃんこと杉田さんは、一生懸命さと自分らしさのあるデートで好印象を残しました。
杉ちゃんは回を重ねるたびに魅力が増している存在でもありますね!
面白かったのは、ランタン飛ばしでの2人のメッセージの違い。
恋愛のお題に対して、萌子さんは「生きる」、杉ちゃんは「花びら」と書きました。
萌子さんは非常に人柄あふれる真っ直ぐな人だと感じますし、杉ちゃんの「花びら」という表現はさすが画家という発想の言葉です。
また、北原さんは夜×定番スポットというベタな展開でしたが、サプライズと喜ばせる演出をちゃんと用意して楽しませていた印象。
そして、ローズセレモニーで個人的に意外だったのは、牧野さんが選ばれたこと。
彼は「スーツを広めたい」という正直すぎる思いを語ったことで落選するかと思っていましたが、萌子さんは彼のその誠実な部分を評価したのでしょうね。
とはいえ、なにか強いきっかけが無い限りは次に残るのは難しいでしょう。
そんな中で、デートに選ばれていないにもかかわらず「黄さんとの未来は、このままの私の生活でフィットする」と言わせた黄皓さんは相当強い。
第4話ではサーファーの萩原さんが落選しましたが、やはりデートに選ばれないとアピールできないのでなかなか難しいところではあると感じた回でした。
『バチェロレッテ』第5話ネタバレ
(C)2019 Warner Bros. International TV Production
第5話のネタバレ
台湾2日目。
全員でランニングした後、黄皓さんが1ON1デートに誘われます。
そこで、完璧に見える彼の影の努力と、だからこそのプライドについて誠実に話し、そして見事、ローズを獲得します。
その後、グループデートとなり、ローズさん、北原さん、杉田さんの3名が選出。3人は楽しそうに会話が弾んでいました。
一方、待機メンバーの榿澤さん、牧野さん、マラカイさんはストールンローズを誰が使うかを議論していました。
グループデート終了後、ナイトクルージングデートにローズさんが誘われます。
そこへ、榿澤さんがストールンローズをもって現れるのでした。
しかし、萌子さんは受け取らないという選択をします。彼女は「今日はローズさんと一緒に過ごしたい」という確固たる気持ちを示します。
それにより榿澤さんは脱落。
その後、ナイトクルージングデートでローズさんは複雑な心境の萌子さんを優しく受け止め、ローズを獲得。
そして、ローズセレモニーでは牧野さんが落選してしまいました。
結果発表が終わり萌子さんが立ち去ると、黄皓さんは「馴れ合うつもりはない」と、早々にひとり立ち去っていくのでした。
第5話の結果(呼ばれた順・敬称略)
落選(2名) | ローズ(6名) |
---|---|
榿澤涼太(ストールンローズ失敗) | 黄皓(1ON1) |
牧野龍介 | 當間ローズ(ナイトクルージング) |
杉田陽平 | |
北原一希 | |
エバンズ・マラカイ |
第5話ネタバレ感想
今回も萌子さんのカッコよさが際立ちました。
ローズセレモニーでの白スーツは半端なくカッコよく、もしかすると「牧野さんへのはなむけ」のようにも感じましたね。
そして、ストールンローズを使った榿澤さんに対して、実直な気持ちをもって断る決断力もさすが。
榿澤さんはかなり熱い人で、見ていて気持ちのいい男なのですが、萌子さんの前ではその良さが見えにくかったのは正直なところです。
ストールンローズを誰が使うかという場面では、最年少・マラカイさんのビシッと言えるところがカッコよかったですね。
そして、恐らく好みが分かれる黄皓さんですが、個人的には結構好きで、恐らく大本命。
プライドが高いのは間違いないですが、彼は誰よりも真剣に向き合っているように感じますし、何より萌子さんの表情が一番恋している感じがあるんですよね。
杉ちゃん、黄皓さんしかりですが、萌子さんは自分とちゃんと向き合ってくれている人をしっかり見極めていると感じた回でした。
『バチェロレッテ』第6話ネタバレ
(C)2019 Warner Bros. International TV Production
第6話のネタバレ
一同は、日本に戻ってきます。
2ON1デートにローズさん、マラカイさんが選ばれ、乗馬デートを行います。
本来なら、デートの最後にどちらかを選ばないといけない2ON1ですが、選べない萌子さん。
翌日に一人ずつ話し合う時間が設けられて、結果はローズセレモニーで伝えることに。
それ以外の3人(杉田さん、黄皓さん、北原さん)は萌子さんとグループトークで盛り上がります。
その後、杉田さんと黄皓さんが一人ずつ会話をするのでした。
ローズセレモニーでは、マラカイさん、北原さんが落選となってしまいます。
第6話の結果(呼ばれた順・敬称略)
落選(2名) | ローズ(3名) |
---|---|
エバンズ・マラカイ | 杉田陽平 |
北原一希 | 黄皓 |
當間ローズ |
第6話ネタバレ感想
6話も見どころ満載でしたね。
まず、乗馬デートの画力の強さ!
一瞬、海外映画でも観ているかと思いましたよ笑
これまでビシバシ決断してきた萌子さんでしたが、珍しくローズさんとマラカイさんの2人から1人を選ぶことができませんでした。
その後、改めて1人ずつ向き合うことで自分の気持ちを確かめていく様子は、萌子さんらしい誠実さが伝わります。
「選ぶ立場」としての自覚がしっかりしていて、本当に素晴らしい!
一方で、グループデートとなる前の3人の会話も面白い。
黄皓さんはストレートに「好きなのか、それとも行けるところまで行きたいのか」を杉ちゃんに訪ねます。
すると、杉ちゃんは「僕も譲りたくない」と意思を伝えるのでした。
黄皓さんは強気に見えますが、明らかに杉ちゃんをライバルと認めているからこその態度だと分かります。
そして、ローズセレモニーは感動的でしたね。
これまで有力だったマラカイさん、北原さんの落選で一緒に戦った男たちの友情を垣間見ることができました。
杉ちゃんが号泣するほど北原さんは男性にもモテる方だったという印象も伝わります。
残ったのはいよいよ3名。黄皓さん、杉ちゃん、そしてローズさん。
いよいよ実家訪問となります!
『バチェロレッテ』第7話ネタバレ
(C)2019 Warner Bros. International TV Production
第7話のネタバレ
残った3人の実家へ。
まずは杉ちゃんこと杉田さんの実家、三重へ。
まず、画家として働く杉ちゃんのアトリエで一緒にアート作品を作ることに。
杉ちゃんの段取りで進めようとするも、萌子さんはあえて予定調和を崩し、素の部分をさらけ出していました。
つづいて、黄皓さん。
まずは仕事仲間や自分の働く姿を見せることに。
その後、上海にいる両親を東京に招き、萌子さんをもてなします。
黄皓さんの家では、家族で餃子ワインパーティをして楽しい時間を過ごすのでした。
最後に、ローズさんの地元、静岡へ。
ローズさんの原点である地元の市民体育館で自分のルーツを話します。
その後、サプライズとしてステージ上から自作の歌を萌子さんにプレゼントするのでした。
第7話の結果(呼ばれた順・敬称略)
落選(1名) | ローズ(2名) |
---|---|
當間ローズ | 杉田陽平 |
黄皓 |
いよいよ最終回。杉田陽平さんと黄皓さんの2人が残りました。
第7話ネタバレ感想
いやぁー、中々に素晴らしいエピソードでした。
まずは杉ちゃんから。
画家という職業を活かした共同作業はかなりの強み。
実家のご家族も杉ちゃん同様に優しく柔らかな印象。
弟想いのお姉さんからのストレートな質問にもしっかり返していた萌子さんもさすがでした。
最後にリンゴの木を一緒に植え、「すごく大好きです」とはっきりとした思いを伝える杉ちゃん。
彼が紡ぐ言葉の力は非常に印象的で、スッと胸に入ってくるんですよね。
初っ端から「杉ちゃんに決まりか〜!」と思える素敵な実家訪問でした!
つづいて、黄皓さん。
渋谷スクランブルスクエアに登場する萌子さんは「CMかよ!」と思うくらいにカッコいい。
そして、黄皓さんの家が圧倒的に素敵だということに驚きます。
リラックスした黄皓さんの姿に萌子さんも居心地が良さそうでした!
最後に、ローズさん。
彼の歌はバチェロレッテの旅を振り返る意味でも非常に感動的な歌になっていました。
実家では家族全員がローズさんのTシャツを着ているのが印象的で、彼が愛されていることがよく伝わります。
愛情が深いゆえに、母親は、「家族が強い絆で結ばれているため、引き離すようなことはしないで欲しい」と伝えますが、萌子さんもそれに対して誠実にそうはならないと伝えます。
最後には「ウェルカム」と言わせるところもさすがは萌子さんの人柄が伝わったのだと思います。
愛に溢れたローズさんのルーツが理解できる素敵な家族でした!
個人的に思うのは、実家訪問というのは相手選びに関してそれほど大きな影響を与えるものではないということ。
実際に、好きになった人の両親が原因で別れる人はあまりいないですよね。
そんな中でも「バチェラー」シリーズにおいて実家訪問が面白いのは、バチェラーが問われる立場になるということ。
これまでのシリーズでもそうですが、実家訪問した際に家族からストレートな質問をされたバチェラーがひるむという場面もありました。
今回では、それぞれの家庭で萌子さんに鋭い質問が投げかけられるのですが、それに対して萌子さんはしっかりと受け答えます。
ここにこそ、これまでの「バチェラー」との違いが露骨に現れていると思います!
だからこそ、今回の3組の家庭はどれも素晴らしく映り、恐らく誰と結ばれたとしても萌子さんなら上手くやっていくことが想像できるのです。
そのため、両親に会うことよりも、その前が重要なんじゃないかなと感じました。
その意味では、黄皓さんの仕事紹介はあまりいいとは思えませんでした。
経営者である彼の横にいる存在というありきたりなイメージにしか映らないんですよね。それはやはり彼がバチェラー側に映ってしまうひとつの要因でもあると思います。
そんな中で、ローズさんが落選した第7話。
ローズさんの落選は想像できましたが、残念でした。
別れのときの「自分を犠牲にしてもいいと思える相手に出会えた」という言葉は素敵で、本当に好きだったんだなと感じました。
残ったのは黄皓さんと杉ちゃんの2人。
面白いのは、2人に対する萌子さんの印象が対象的に映っていること。
黄皓さんに対しては彼を尊重して受け身な部分もあり、一方の杉ちゃんに対しては、積極的にリードしていく印象があるのです。
恐らくどちらも相手に合わせて対応できる萌子さんならでだと思いますが、彼女にとってどちらが素の自分でいられるのかが、大きな基準になると思います!
『バチェロレッテ』第8話(大暴露トークSP)ネタバレ
(C)2019 Warner Bros. International TV Production
第8話ネタバレ感想
最終回の前の裏話ということで、大暴露トーク回となっている第8話。
ここでも萌子さんはさすがでしたね。
一番最初に第1話で話さずに落選させてしまった方々の名前をしっかりと言って謝る姿はまさに人格者そのもの。
さらには、ストールンローズの話で、ナイナイ岡村さんが「持ってきたのが榿澤さんではなくマラカイさんだったら」というデリカシーのない質問をすると、「タラレバの話はしない」とピシッと言うあたり、マジで惚れます。
岡村さんに関しては、やはり思慮に欠ける発言がこのシリーズを通しても感じる部分がありましたね。それが彼の面白さではあると思いますが。
そして、ローズさん。
彼もやはり素敵な人で、他の参加者たちに比べて本気度が違かったと感じました。
「今でも好きだよ」と面と向かって萌子さん言う姿はイケメンの極み。萌子さんの表情が一瞬乙女の顔になっていたように感じました。
吹っ切るためにもう一度振ってくれというのは男前過ぎました。
改めて思うのは、杉ちゃんしかり、ローズさんしかりだけど、最初の印象といい意味で全然違うということ。
『バチェロレッテ』が面白かったのは、回を増すごとに出場者たちの魅力が見えていったことで、それはもちろんキャスティングが上手くいったこともそうだし、なにより萌子さんが男性陣の魅力を引き出していたからだと感じました。
あとは、マラカイさんが結構おしゃべりで面白いということも意外でしたね。
あとは藤井さんが、自分のキャラクターを理解して笑いを取るところも非常に好印象だった一方で、それが彼を苦しませていたのかもしれないと感じました。
『バチェロレッテ』第9話(最終回)ネタバレ
(C)2019 Warner Bros. International TV Production
第9話のネタバレ
萌子さんの故郷である沖縄に再び戻ってきて、黄皓さんと杉ちゃんはそれぞれ萌子さんのお母さんと会います。
黄皓さんは「中国人であることのアイデンティティ」についての不安がないかを訪ね、先を見据えた率直な話をしていました。
一方、杉ちゃんは萌子さんの「言葉に大事にしている」ところが好きだということをしっかり伝えます。
その後、場所を屋久島に移し、それぞれ最後のデートをします。
黄皓さんに対し、萌子さんは以前付き合った彼から束縛された経験があり、そのトラウマが思い起こされる不安を抱えていると話します。
その後、2人でのディナー時に、黄皓さんが「たとえ結果が良くても悪くてもこの場所は思い出になる」という旨の話をすると、それに対して萌子さんは「今日はリスクマネジメントはやめて欲しい」と言うのでした。
踏み込むとも、引くともしない黄皓さんの態度を指摘した萌子さん。
すると、黄皓さんは、好きだという思いがあるのにセーブをかけてしまう自分、怖さを感じている自分の本当の姿を吐露します。
萌子さんは「やっと本当の黄皓さんと話せた」と言い、2人はハグをします。
一方、杉ちゃんと萌子さん。
萌子さんは『バチェロレッテ』に参加する前に、本当に愛せる人がいたのに別れてしまった過去があることを話します。
完璧な愛などないと分かっていながらも、どうして自分をそこまで好きになれるのか不安になる萌子さん。
その後、杉ちゃんは萌子さんの絵を完成させるためにモデルになってもらうのですが、萌子さんは涙してしまいます。
そして、最後のローズセレモニー。
萌子さんの前に最初に登場したのは、黄皓さんでした。
「私の人生のパートナーは黄さんじゃない」と告げるのでした。
その後、杉田陽平さんが萌子さんの前に現れます。
萌子さんは「もっと一緒にいたいけど、それは恋人としてじゃない」と告げます。
第9話の結果
黄皓さん、杉田さんのどちらもバチェロレッテの最後の1人には選ばれませんでした。
第9話のネタバレ感想
いやー、そうなりましたか…。意外な結末に正直、驚きました!
黄皓さんは先を見据えた上で自分のアイデンティティに対して気遣うのはさすがだなと思いましたし、杉ちゃんも正直な思いを萌子さんのお母さんに伝えていて、どちらも素敵でした。
観ているだけであればどちらが選ばれても意外には感じない2人でしたが、萌子さんの選択は、2人とも選ばないというものでした。
その真意について、詳しい感想は、次の項目で話していきます。
『バチェロレッテ』第10話(アフターファイナルローズ)ネタバレ感想
(C)2019 Warner Bros. International TV Production
最後のローズセレモニーを終えた後、参加者男性と萌子さんをスタジオに呼んで話し合うアフターファイナルローズ。
この第10話、はっきり言うと不快な思いを感じずにはいられませんでした。
一部の男性側の主張について
萌子さんが最後の1人を選ばなかった事実を知った男性陣たちは、不満の声をあらわにします。
これを裏で聞いていた萌子さんは辛かっただろうなと思います…!
藤井さんは「選ぼうとする努力をしないのは甘えだ」「結局なんだったのか」など怒りを爆発させます。
この主張は論外だとして、マラカイさんや萩原さんの発言には疑問を感じずにはいられませんでした。
一方で、ローズさんはさすが。
「萌子さんはちゃんと向き合って、結果的にそれがここにいる誰でもなかったということ」
もう、この言葉に尽きるんですよね。
確かに、マラカイさんや萩原さんが言うように、付き合ってみて気持ちが変わるという意見も分からなくはないです。
ただ、萌子さんは「次に付き合う人は結婚する人」という確固たる意思があり、2人との将来を見据えた上で自分の気持ちが動かないと分かっているからこそ中途半端な判断をしなかったのです。
一方で、マラカイさんや萩原さんの意見は自分本位なんですよね。
付き合うという選択をして、結果的に別れるとなったとき、30代の女性にとってそれがどれだけ貴重な時間であるか、さらに、萌子さんは自分の気持ちが確かでないにも関わらず、2人の時間をもてあそんでしまうことを危惧していたのです。
常に相手のことも尊重している萌子さんだからこそできる判断だと思います!
杉ちゃんと黄皓さん
まず、最後のローズセレモニー後の杉ちゃんと黄皓さんが最高に良かったですね。
相手と結ばれたと思っている中で祝福しにいける杉ちゃんの人格が素敵です。
状況を理解したあとで、萌子さんらしさを共有して「そんな萌子さんだから好きになった」という2人の姿もアツかったです。
一方で、マラカイさんには残念な印象を持ちました。
彼がローズさんを「もう終わったから」といって制止する姿や、萩原さんを含めて「バチェロレッテは最後の1人を決めるもの」というルールに固執していた姿から「番組としての萌子さん」しか見ていなかったように映ります。
そもそも人の話を遮って話す人って結構イヤですよね…
その一方で、最後の杉ちゃんのコメントが印象的。
「バチェロレッテとしての福田萌子さんが好きなんじゃなくて、普通の福田萌子さんが好きです」
この言葉で、杉ちゃんが本当に萌子さんという1人の人物と向き合っていたことが分かりますし、最後にもう一度告白する姿は本当にカッコよかった。
杉ちゃんは萌子さんの手を取り、バラの花びらを手に握らせて告白していましたね。
これは、第4話の台湾デートの際に、愛を「花びら」だと語っていた杉ちゃんの言葉を思い起こします。
それは、ヒラヒラと掴んでは離れていく花びらを愛に例えたものでした。
愛を探す萌子さんに対し、ヒラヒラ手からこぼれていくその花びらを杉ちゃん自らがしっかり掴ませて告白する姿に感動しました。
そして、黄皓さんもそんな姿を見て素直に完敗だと言える黄皓さんも素敵でした。
しかし、確固たる萌子さんの意思は、「杉ちゃんに委ねる」という勇気へとは変わりませんでした。
萌子さんの幸せを願わずにはいられないです!
印象的な「言葉」
このアフターファイナルローズでは、男性たちのあまりにも率直な声が聞けたことで、萌子さんの「人を見る力」が露骨に浮かび上がったエピソードでもありました。
彼女の決断を尊重するのが、結果的に彼女が最後まで残した人たちだったこと。
黄皓さん、杉ちゃん、ローズさん。この3人はやはり別格に映ります。
この3人は本当の意味で萌子さんと向き合ったからこそ、彼女の決断を尊重し、理解していました。
3人、そして萌子さんに共通するのは「言葉」の選び方。
黄皓さんの紳士的な伝え方、杉ちゃんの詩的なワーディング、ローズさんの情熱的な表現。
『バチェロレッテ』を通して見えた福田萌子さんの言葉選び、そして彼女が選んだ人たちの言葉遣いには共通して「言葉による表現の美しさ」がありました。
だからこそ一部の男性メンバーの言葉遣いの悪さが非常に目立ち、さらに言うと、岡村さんはじめとしたMC陣のスタジオトークにもそれが現れているのでした。
岡村さんに見る偏見と分断
今回のシリーズを通して、MCである岡村さんの人間性を考えさせられた部分もありました。
彼があまりにも物事を考えずに発言してしまう怖さが非常に目立っていたように感じます。
それが芸人としての彼が面白い点である一方で、非常に不愉快に見えることが『バチェロレッテ』を通して度々感じていました。
これまでの発言で具体的なところで言うと、「こういう風にして女性をモノにするんやってところを参考にしたい」「(バチェロレッテ)ジャパンというのにジャパンじゃない」など、割と軽く言ってしまうところ。
それらが偏見や分断を引き起こしかねないということを理解していないんです。
何が怖いかと言うと、それらを深く考えずに口にしてしまうことなんですよね。
岡村さんといえば、コロナ禍の「風俗嬢」発言しかりですが、今回のスタジオでも彼の言葉にその場の笑いのために軽く言っているだけかもしれませんが、それがあまりにも見ていて違和感を覚えます。
萌子さんが、一人ひとりと向き合って決めたと泣きながら話した後に、「最初から(選ぶ人が)いなかったのでは」と言ったり、最終的に「黄皓さんと杉ちゃんをどちらか選ぶなら」という野暮な質問を再三聞いたり、しまいには「最後が一番キレイじゃなかった」「リンゴの木は切っちゃえよ」と言ってしまう怖さ。
さらに言うと、矢部さんも岡村さんに気を遣っているものの、ナインティナインの2人はどうも前時代的価値観がある印象を受けました。
それをカバーする形でシェリーさんがいるため、今回の『バチェロレッテ』におけるスタジオトークには非常に意見の偏りを感じるんですよね。
それに比べて、福田萌子さんという人格者を見ていくので、明らかにスタジオメンバーが浮いているように見えるのです。
そう考えるとMCはAmazonの意図的なキャスティングなのかとも思ったり…。
同じくAmazonで配信中の倫理観がぶっ壊れた作品『ザ・ボーイズ』にも通じる反面教師的な視点なのかもしれません。
とはいえ、次のシーズンがあるなら、いち視聴者としてはナイナイはキャスティングしないほうが良い気はします。
個人的には、やっぱりさっしー(指原莉乃さん)がいいです!
まとめ:『バチェロレッテ』も面白いぞ!
以上、『バチェロレッテ』をご紹介しました。
正直な話、最初は『バチェラー』の男女逆転版ということで、どうなるのか未知数でしたが、非常に面白く見ることができました。
その一方で、恋愛リアリティ番組としての位置づけの難しさというのも感じました。
男性を奪い合う女性同士のドロドロした関係を求める視聴者が多い中、男女逆転版である『バチェロレッテ』の位置づけは非常に難しい。
やはり日本では、いまだに旧態依然として残る家父長制を感じずにはいられません。
それでも、福田萌子さんが初代バチェロレッテとして貫いた強さがもたらす意味は大きいと思います。
萌子さん、参加者の皆さん、お疲れさまでした!
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