- 面白いサスペンス・ミステリー映画が知りたい!
- 映画を観てハラハラ・ドキドキしたい!
- 邦画で面白い作品ってあるのかな?
映画の人気ジャンルのひとつが「サスペンス・ミステリー」です。
どうなるのか分からない展開にハラハラ・ドキドキして、あっと驚くラストが面白いですよね。
本記事では、邦画のサスペンス・ミステリー映画のおすすめランキングをご紹介します。
はっきり言って、どれを観ても間違いない面白さを保証します。

【邦画】面白いサスペンス・ミステリー映画のおすすめランキングベスト10
邦画のサスペンス・ミステリー映画で本当に面白いおすすめ映画ランキングはこちらです!
- 第1位:『CURE』
- 第2位:『名探偵コナン瞳の中の暗殺者』
- 第3位:『見えない目撃者』
- 第4位:『孤狼の血』
- 第5位:『よこがお』
- 第6位:『怒り』
- 第7位:『ヒメアノ~ル』
- 第8位:『容疑者Xの献身』
- 第9位:『冷たい熱帯魚』
- 第10位:『葛城事件』
それぞれ、おすすめポイントをご紹介していきます。
第1位:『CURE』
あらすじ
犠牲者の首から胸にかけてX字に切り裂かれる連続殺人事件が起きていた。
いずれも加害者が犯行現場付近で逮捕され、そして犯行の直前まで犯人に明確な殺意がなかったことが共通していた。
やがて、一連の事件に記憶喪失の放浪者、間宮という男が関係していることが分かるが…。
おすすめポイント
巨匠、黒沢清監督の代名詞とも言えるサイコサスペンス。
この映画の恐ろしさは直接的なものではなく、ジワジワと襲ってくる怖さ。
間宮という謎の男を演じた萩原聖人さんの怪演と、事件を追う刑事を演じた役所広司さんの変化とタイトルの意味が分かったときにはゾクゾクします。
タイトル | CURE |
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監督 | 黒沢清 |
出演 | 役所広司 萩原聖人 うじきつよし |
製作年 | 1997年 |
上映時間 | 111分 |
関連記事【ホラー映画の巨匠】黒沢清監督おすすめ作品ランキングトップ10!
第2位:『名探偵コナン瞳の中の暗殺者』
あらすじ
現職警察官を標的とした殺人事件が相次いで発生。
事件に遭遇したコナンだったが、小五郎が白鳥警部に事件のことを尋ねると、答えは「Need not to know」という警察の隠語だった。
さらに佐藤刑事までもが何者かに銃撃され、偶然居合わせた蘭はそのショックで記憶喪失になってしまう…。
おすすめポイント
コナン映画の中で屈指の人気を誇っている『瞳の中の暗殺者』。
警察官を狙った殺人事件をきっかけに進むストーリーはシンプルながらサスペンスとして純粋に面白い。
さらに事件を目撃した蘭が記憶を失ってしまうというピンチもあり、事件の真相と蘭を守るという2軸で進む展開はドキドキさせるものがあります。
また、コナン映画の中でも劇中に登場するセリフのカッコよさが抜群に良いのも本作の特徴。
コナンファンもそうでない人も誰でも楽しめる一本です。
タイトル | 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者 |
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監督 | こだま兼嗣 |
出演 | 高山みなみ 山崎和佳奈 神谷明 山口勝平 |
製作年 | 2000年 |
上映時間 | 100分 |
『瞳の中の暗殺者』はTSUTAYA DISCASの無料体験サービスを利用すれば視聴できます。
関連記事【ネタバレ感想】名作『名探偵コナン 瞳の中の暗殺者』が面白い
第3位:『見えない目撃者』
あらすじ
警察学校卒業式の夜、自らの過失で弟を事故死させてしまい、自身も失明してしまった浜中なつめ。彼女は3年経った今も失意の中にいた。
そんなある日、なつめは車の接触事故に遭遇する。
その事故現場で、助けを求める少女の声を聞いたなつめは誘拐事件の可能性を訴える。
捜査は情報の少なさから打ち切られてしまうが、少女を救いたいと考えるなつめは、事故現場で車に接触したスケボー少年・国崎春馬を探し出す。
やがて、女子高生失踪が関連して浮かび上がり、猟奇殺人犯の魔の手が忍び寄る…。
おすすめポイント
近年のサスペンス・スリラー映画の中でも抜群に面白い作品のひとつ。
目の見えない目撃者という視点を上手く使った怖さの演出と、終盤の息をつかせない怒涛の展開には誰もがハラハラ・ドキドキしてしまいます。
レーティングもR15+にしたことで、犯人の猟奇的な部分が際立って描かれ、非常にエッジの聞いたスパイスとなっていたのも良かった点。
吉岡里帆さんの力強い演技が素晴らしく、「そこでこう来るか!」という意外性のある展開も、邦画でも面白い作品はあると思わせてくれる良作でした。
タイトル | 見えない目撃者 |
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監督 | 森淳一 |
出演 | 吉岡里帆 高杉真宙 |
製作年 | 2019年 |
上映時間 | 128分 |
第4位:『孤狼の血』
あらすじ
昭和63年の広島。
所轄署に配属となった日岡秀一は、暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾とともに、金融会社の社員失踪事件の捜査を担当する。
異常なまでの横暴な捜査に戸惑う日岡。
そして失踪事件を発端に、対立する暴力団組同士の抗争が激化していく…。
おすすめポイント
ジャンルとしてはヤクザものに位置づけられますが、その内容はサスペンスチックであり、スリラーでもあります。
ヤクザと警察というシンプルな構図でありながら、役所広司さんの狂ったほどの怪演と、振り回されていく新人刑事の松坂桃李さんの変化に見ていて非常に惹きつけられます。
任侠映画の良いところを踏襲しつつ、見事にエンターテイメントとして成立させているのは白石和彌監督のさすがの手腕。
豪華俳優陣を惜しみなく使い 、金、女、犯罪に渦巻く欲望の世界を描き切っています。
タイトル | 孤狼の血 |
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監督 | 白石和彌 |
出演 | 役所広司 松坂桃李 |
製作年 | 2018年 |
上映時間 | 126分 |
関連記事映画『孤狼の血』は実話?モデルやキャスト・続編を解説!【ネタバレ感想】
第5位:『よこがお』
あらすじ
訪問看護師の市子は、その献身的な仕事ぶりで周囲から厚く信頼されていた。
なかでも訪問先の大石家の長女・基子には、介護福祉士になるための勉強を見てやっていた。
基子が市子に対して、密かに憧れ以上の感情を抱き始めていたとは思いもせず――。
ある日、基子の妹・サキが行方不明になる。
一週間後、無事保護されるが、逮捕された犯人は意外な人物だった。
この事件との関与を疑われた市子は、ねじまげられた真実と予期せぬ裏切りにより、築き上げた生活のすべてが音を立てて崩れてゆく。
すべてを失った市子は葛藤の末、自らの運命へ復讐するように、“リサ”となって、ある男の前に現れる。
おすすめポイント
ある日突然壊れていく日常の不条理さを描いた傑作。
筒井真理子さんの自然でありながらもどこか違和感を覚える奇妙な空気感にグングンひきつけられます。
とにかく、何も考えずにまずは見てみることをおすすめします。
カンヌ国際映画祭で受賞経験もある深田晃司監督が描く衝撃作。
タイトル | よこがお |
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監督 | 深田晃司 |
出演 | 筒井真理子 |
製作年 | 2019年 |
上映時間 | 111分 |
第6位:『怒り』
あらすじ
八王子で起きた無残な殺人事件の現場には「怒」の血文字が残され、事件から1年が経過しても未解決のままだった。
洋平と娘の愛子が暮らす千葉の漁港で田代と名乗る青年が働き始め、やがて彼は愛子と恋仲になる。
洋平は娘の幸せを願うも前歴不詳の田代の素性に不安を抱いていた。
そんな中、ニュースで八王子の殺人事件の続報が報じられる…。
おすすめポイント
豪華俳優陣たちによる様々な「怒り」を描いた大作。
3つの場所を起点に描かれ、人を愛すること、信じることを問い、突きつけられるラスト。
これだけ豪華なキャスティングで物語自体も面白いというのはかなり珍しいのではないでしょうか。
重厚なストーリーに深い余韻が残ります。
タイトル | 怒り |
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監督 | 李相日 |
出演 | 渡辺謙 森山未來 松山ケンイチ 綾野剛 宮崎あおい |
製作年 | 2016年 |
上映時間 | 142分 |
第7位:『ヒメアノ~ル』
あらすじ
ビル清掃会社のパートタイマーとして働いている青年・岡田。
ある日、同僚の先輩・安藤から、思いを寄せるカフェ店員・ユカとの恋のキューピッド役を頼まれた彼は、ユカのカフェで高校時代の同級生・森田と再会する。
その後、ユカが森田らしき人物からストーキングをされていることを知らされ、不穏な気持ちを抱き始める。
かつて過酷ないじめを受けていた森田は、ある事件をきっかけに、欲望のままに無抵抗な相手を殺害していく快楽殺人者になっていた…。
おすすめポイント
前半のラブコメ的な日常と、タイトルが出てからのノンストップで展開していく恐怖に落とされていくスイッチングが見事。
ジャニーズグループ・V6の森田剛さんはファンが離れてしまうのではないかと思えるほどの恐ろしいほどの演技に釘付けになります。
切れ味抜群のバイオレンス描写と異常性、そして彼の背景にあるものが分かるラストには胸がえぐられました。
タイトル | ヒメアノ~ル |
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監督 | ヒメアノ~ル |
出演 | 森田剛 濱田岳 佐津川愛美 |
製作年 | 2016年 |
上映時間 | 99分 |
『ヒメアノ~ル』はTSUTAYA DISCASの無料体験サービスを利用すれば視聴できます。
第8位:『容疑者Xの献身』
あらすじ
惨殺死体が発見され、新人女性刑事・内海は先輩と事件の捜査に乗り出す。
捜査を進めていくうちに、被害者の元妻の隣人である石神が、ガリレオこと物理学者・湯川の大学時代の友人であることが判明。
内海から事件の相談を受けた湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと推理するが…。
おすすめポイント
東野圭吾の大人気ミステリー「ガリレオ」シリーズを映画化した本作。
天才物理学者の湯川が科学を駆使して事件を解決に導く気持ちよさと、犯人の「献身」の意味が分かったときの切なさとやりきれない思いに心揺さぶられます。
堤真一さんの普段とは違う役柄と、その丁寧で素晴らしい演技に感動します。
原作ファンもそうでない方も楽しめる邦画の傑作ミステリー。
タイトル | 容疑者Xの献身 |
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監督 | 西谷弘 |
出演 | 福山雅治 柴咲コウ 堤真一 北村一輝 松雪泰子 |
製作年 | 2008年 |
上映時間 | 128分 |
第9位:『冷たい熱帯魚』
あらすじ
熱帯魚店を営んでいる社本と妻の関係はすでに冷え切っており、家庭は不協和音を奏でていた。
ある日、彼は人当たりが良く面倒見のいい同業者の村田と知り合い、やがて親しく付き合うようになる。
だが、実は村田こそが周りの人間の命を奪う連続殺人犯だと社本が気付いたときはすでに遅く、取り返しのつかない状況に陥っていた。
おすすめポイント
「ボディを透明にする」というパワーワード!
この狂った映画が何が怖いって、実際にあった事件からインスパイアされていること。
不謹慎に聞こえるかもしれませんが、それをエンタメにできるのは園子温監督の圧倒的な手腕です。
犯行の異常さを感じながらも、どこにでもいそうなキャラクターとなっているでんでんさんの恐ろしさには日常の延長にある異常性を感じずにはいられません。
見事なまでに食欲をなくさせる映画であり、食事制限している方におすすめです!笑
タイトル | 冷たい熱帯魚 |
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監督 | 園子温 |
出演 | 吹越満 でんでん |
製作年 | 2010年 |
上映時間 | 146分 |
第10位:『葛城事件』
あらすじ
父親から受け継いだ金物屋を切り盛りする葛城清は、念願のマイホームを建て、妻の伸子、長男・保と次男・稔を育て上げた。
理想の家庭を築いたと思っていたが、気付かぬうちに家族を支配するようになっていた清。
21歳になった稔が無差別殺人事件を起こし、死刑囚になってしまい、家族の崩壊が始まる…。
おすすめポイント
サスペンスがメインというよりは家族の崩壊を描いた人間ドラマに近いですが、その絶望的な状況のハードさは圧倒的。
この映画の恐ろしさは、異常性の中に潜む普遍的な人間性にあります。
「見て見ぬ振り」「自分本位な考え」がもたらす恐ろしさは見ていて背筋が凍る思いをしまっす。
三浦友和さん、若葉竜也さんの演技が凄まじい。
もう一度見たいとは思わないけれど、強烈に印象を与えてくれる一本です。
タイトル | 葛城事件 |
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監督 | 赤堀雅秋 |
出演 | 三浦友和 南果歩 新井浩文 若葉竜也 |
製作年 | 2016年 |
上映時間 | 120分 |
【まとめ】邦画のサスペンス・ミステリー映画も面白いぞ!
以上、邦画の面白いサスペンス・ミステリー映画をご紹介しました。
- 第1位:『CURE』
- 第2位:『名探偵コナン瞳の中の暗殺者』
- 第3位:『見えない目撃者』
- 第4位:『孤狼の血』
- 第5位:『よこがお』
- 第6位:『怒り』
- 第7位:『ヒメアノ~ル』
- 第8位:『容疑者Xの献身』
- 第9位:『冷たい熱帯魚』
- 第10位:『葛城事件』
今回ご紹介した映画ははっきり言ってどれを見ても面白いと断言できる作品になっています。
邦画にも面白い作品はたくさんあります。
まずは今回ご紹介した映画から見てみることをおすすめします。