セレブな独身男性、「バチェラー」が“真実の愛”を見つけ出す恋愛リアリティショー「バチェラー・ジャパン」。
シーズン3では、これまでとは一線を画する前代未聞のドラマが待っていました!
本記事では、『バチェラー・ジャパン』シーズン3のファイナルエピソードとその後ネタバレありで語っていきます!
『バチェラー』シリーズはプライムビデオで視聴できます!
Amazonオリジナル番組『バチェラージャパン』とは
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2002年の放送開始から、瞬く間に全米で最も愛される国民的人気番組に成長したのが「The Bachelor」です。
バチェラーとは
内容を簡単に説明すると、ハイスペックな1人の男性が、多数の女性の中から最高のパートナーを選び、1人にプロポーズをするという恋愛番組です。
「バチェラー(bachelor)」とは独身男性という意味です。
見所としては、ラグジュアリーで非日常な世界で繰り広げられる人間模様のリアルさが売りだと思います。
これまでのバチェラー
バチェラー・ジャパン | |
初代バチェラー 久保裕丈さん | |
二代目バチェラー 小柳津林太郎さん | |
三代目バチェラー 友永真也さん | |
四代目バチェラー 黄皓さん | |
五代目バチェラー 長谷川恵一さん | |
バチェロレッテ・ジャパン | |
初代バチェロレッテ 福田萌子さん | |
二代目バチェロレッテ 尾﨑美紀さん | |
三代目バチェロレッテ 武井亜樹さん |
三代目バチェラー:友永真也さん
運命の相手を探しに来ました
この言葉とともに登場した三代目バチェラー・友永真也さん。20名の女性を迎えて最後に選ぶ女性とは誰なのか。
シーズンを重ねるごとに規模も大きくなり、過去最高に華やかでゴージャスになっていました。
スタジオで様子を見守るのは、前シーズンに引き続き、今田耕司さん、藤森慎吾さん、指原莉乃さんの3人。
ぶっちゃけトークでバチェラーの行動と女心を痛快に分析し、番組をさらに盛り上げています。
ネタバレあり
以下では、バチェラー3の結末に関するネタバレに触れています。注意の上、お読みください。
【ネタバレ】ローズセレモニーとその後
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最終話となるエピソードで、最後の2人まで残っていたのは、以下の2人。
- ぶどう農家の岩間恵さん
- 元北新地ホステスの水田あゆみさん
最終回の舞台となったのは、バチェラーの第2の故郷でもあるフランス。
前回のバチェラーの実家挨拶では、家族全員が水田さんに対して好感をもっている中、バチェラーは「おれは岩間さんが好きなのに」とキレる場面もありました。
そんなこともあって、岩間さんが選ばれる可能性が高いと予想されていました。
しかし、フランスでのデートでバチェラーは、岩間さんから「恋愛感情ではない」と言われ、実質的に振られてしまうのです。
一方の水田さんは、バチェラーへの想いを素直に伝えます。
そして最後のローズセレモニー。バチェラーは最後の一人を選びます。
バチェラーが選んだのは、水田あさみさんでした。
「バチェラー・ジャパン」シーズン3の最終回、結果としては水田あさみさんがバチェラーに選ばれ、真実の愛を見つけるのでした。
と思いきや、ここでは終わらないんですよね…!
最終回としては終わったのですが、その後のスタジオ収録で衝撃の事実が伝えられます。
なんと、バチェラー友永さんは水田さんと1ヶ月で別れ、その後岩間さんと付き合っていることが発覚するのです。
【ネタバレ感想】バチェラー3はつまらない?
衝撃の結末となったことで、スタジオでも悲鳴があがり、結ばれた2人の幸せな決意表明の場所であったはずが、バチェラーへの尋問の場所へと化していきます。
確かに友永さんは、これまでの話で真っ直ぐな男だということは伝わってきました。
ただ、最初から岩間さんが好きすぎたのでしょうね。
友永さんの行動の何がアウトだったのか
- 自分のことを好きになってもらいたい女性(岩間さん)
- 自分のことを好きでいてくれる女性(水田さん)
正直なところ、エンタメ番組として上記の2人の間で揺れ動く友永さんの心情を描いた最終回は面白かったと思いました。
その結果、友永さんが水田さんを選んだことで、覚悟を決めたんだなと思って祝福の目で見ていた人も多いですよね。
しかし、結果的にみんなを裏切る行動となってしまいました。
ローズセレモニーで、最初から岩間さんを選んでいたら良かっただけの話なんですよね。
彼は水田さんを選び、その後の1ヶ月で「岩間さんへの想いが溢れてくる」という理由で彼女を振っています。
さらに衝撃的なのが、水田さんと付き合っている最中にも関わらず岩間さんと連絡を取り、会いに行っているのです。
その言い分として、「ちゃんと感謝を伝えたい」と言っていましたが、すかさず指原さんに突っ込まれていました(笑)。
後述しますが、このスタジオでの指原さんの役割が素晴らしいんですよね!
恐らく彼女がいなければ、モヤモヤ感は凄まじいものだったと思います。
友永さんについて思うことを挙げてみます。
ローズセレモニー時点では水田さんが一番好きだった
- 去りゆく岩間さんに向かって「めぐみー!めぐみー!」と叫ぶ
- その後、水田さんとディープキス
なんというか、本能のままに生きているんだなぁと思いましたよ。
ただ、本当に2人の間で揺れ動いているのは伝わってきました。
「芯のある女性、強い女性を望んでいる」という繰り返しの発言
- 恐らく一番芯があり強い女性である野原さんは脱落
- 最初から一番好きだった岩間さんを選ぶ
友永さん自身が弱い部分があるから強い女性を求めていたんでしょうが、結局第一印象、つまりは顔が一番良かった岩間さんを選んでいます。
ただ、芯のある強い女性という意味では、岩間さんはあながち間違いではなかったかもしれません。
これまで見ていて、岩間さんという人間は、恐らく誰よりも自分が一番という気持ちが強かったように思います。
他の女性がバチェラーに対して、いかに魅力を伝えるかで試行錯誤している中、彼女だけバチェラーを振り回しているんですよね。
正直、主導権は岩間さんにあるように見えていましたからね(笑)。
それも、岩間さんんが友永さんに好かれている確固たる自信があるからだと思います。
その意味でも、岩間さんは一番強い女性だとは思いました。
あれだけ神戸での暮らしを望んでいた友永さんが、結局、岩間さんのいる東京で暮らすことになるところも面白いです。
結果的にバチェラー3はつまらなかったのかと聞かれると、正直、面白ったです。
『バチェラー3』を通して思う指原莉乃さんのすごさ
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バチェラーを通して非常に感じたのは、指原さんのコメントの的確さ。
思ったことはしっかり発言して、視聴者を引きつけるような発言と、視聴者の気持ちを代弁する発言のバランスが取れていて非常に感心しました。
司会者の誰よりも的確なコメント
今回の件に関しても、他のMC2人が割と当たり障りもないコメントをしているのに対し、自分の感じていることを素直に、そしてトゲのないように噛み砕いて伝えていたのが素晴らしかったです。
指原の的確な発言
- 当事者である水田さんが強く言わない以上、彼女の気持ちを汲んで合わせている点
- 友永さんの選択に対し、「世間からもそういう目で見られる」ということを踏まえた上で、責任ある行動を促したこと
- 「心から祝福はできないけど、2人の決めたことなのでとやかく言うことはできない」と言いながら、胸糞悪いという強烈なメッセージを残したこと
彼女も、恋愛禁止のアイドルという立場でスキャンダルが発覚し、紆余曲折あった経験から来る言葉なのでしょう。
指原さんがいろんな番組でキャスティングされる理由がよくわかります。
『バチェラー3』を通して思うこと
バチェラーの運営側も、友永さんというプレーヤーに良くも悪くも振り回されたんじゃないかと思います。
『バチェラー3』の良かった場面
金髪のDJ、中川さんとのシーン。
友永さんの好みが分かりやすい部分もありますが、思わせぶりはせずにハッキリと伝えることは伝えてほしいと言う中川さんに対して、ローズセレモニー前にバラを渡せないと伝え、ローズセレモニーが行われないという事件がありました。
恐らく番組的な進行の意味では問題があったと思いますが、友永さんと中川さんのそれぞれの想いがストレートに感じる場面となり、いいシーンでした。
『バチェラー3』の悪かったところ
やっぱり、最終的な1人を選んだ後に、それを覆したのは良くないですね。
とはいえ、こればっかりは個人の問題のため、運営側もどうしようもないことだとは思います。
問題なのは、岩間さんがカメラの無いところで夜通し友永さんと話したことが、後に付き合うことになったときっかけだと話したことです。
もちろん、参加者たちのことを考えると、四六時中カメラに撮られている極限の状態の辛さは想像できます。
しかし、最後のローズセレモニー前という一番大事な局面で、片方の側に明らかに有利な状況があったという点が問題なんです。
後出しで、「実は裏ではこうでした」的なのは一番冷める展開…
また、今回のケースによって、今までのローズセレモニーの価値が失われてしまう可能性があることも問題です。
最終的に選んだ水田さんを振って、選ばなかった岩間さんと付き合うということが、バチェラーのシステムを破綻させてしまっているのです。
あの重々しいローズセレモニーも、軽く見えちゃうんですよね…。まぁ人間らしいといえば間違いないですが!
新たな問題も
また、新たな課題も浮かび上がっていると思います。
今回、最終回を目前にして話題となったのが、SNS上でのネタバレ。
匂わせる投稿や、目撃情報などがSNS上でネタバレとして出てしまっていたのです。
番組が収録されてから最終話が放送されるまでの間に時間があるため、ネタバレにならないように当事者たちは努めなければなりません。
当然のことながら、収録中はスマホなどの外部との通信できるものは遮断されるとのことですが、いざ収録が終わった後は自由となるわけです。
その後の個人の裁量になるとは思いますが、それが引き金となってネタバレにつながってしまっているのが現状です。
今回のケースも、友永さんと岩間さんが海外旅行しているところの目撃情報がSNS上であがったことで、放送スケジュールに影響が出ているのだと思われます。
当事者たちをどこまで縛れるのか、そしてその縛った中の恋愛に、果たしてリアリティがあるのかという難しい課題に直面しているとも感じました。
これに関しては、インターネットで特定しようとする視聴者側もよくないですがね。
シーズン4があるなら、バチェラーも女性陣も人選には慎重になって欲しいと感じるところですね。
【その後】友永さんと岩間さんが結婚
放送から1年、おめでたいニュースが入ってきました。
バチェラー3で結ばれた友永さんと岩間さんがご結婚されました!
また、2人はYouTube「しんめぐの日常」というチャンネルで生活の様子を発信していますので気になる方はチェックしてみてください。
まとめ:恋愛バラエティとしてのバチェラーの面白さ
恐らく過去シリーズの中でもある意味、一番盛り上がったのがシリーズ3だったのではないでしょうか。
- ローズセレモニー前の脱落
- 最終回カップルが最速で破局
- その後のカップル誕生
- そして結婚というゴールイン
印象的だったところを思い出してもかなり特異なシーズンだったと思います。そこにはバチェラーである友永さんの性格が現れていたのだと考えました。
彼が最後まで真っ直ぐな男だということはこれで多くの人が理解したことでしょう。
そして番組制作サイドもこれでやっと「バチェラー」という番組の信憑性に箔が付いたのではないですかね。
そもそも恋愛バラエティ番組というのは、その性質上カップルが誕生しても継続しづらいという問題を抱えています。
視聴者は恋愛に発展するまでの経緯と、カップルになった瞬間を楽しむことができますが、当人たちにとってはあくまでも始まりでしかないので、それが続くかどうかは当然なんの保証もありません。
というか恋愛ってそいういうものですよね(笑)。
しかし、視聴者はそのカップルが別れたと聞けば「なんだ結局別れたじゃん」「やっぱりな」と簡単に言い捨てます。そんな中、友永さんと岩間さんが結婚したという事実はやはり番組にとっても大きな功績だと感じますね。
いずれにしても楽しませてくれてありがとうございました!
バチェラー3はこれまでのバチェラーシリーズとは一線を画する人間ドラマに溢れた面白いシーズンになっていました。
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