山Pこと山下智久が海外ドラマ初出演することで話題となったHuluオリジナルドラマ『THE HEAD(ザ ヘッド)』。
世界30カ国で配信され、南極を舞台としたサバイバル・スリラーを描いています。
ドラマ界のアカデミー賞と言われる、エミー賞受賞プロデューサーが製作指揮をとり、世界各地から主要キャストが集められた超大型国際連続ドラマなんです。
第1話から最終話である第6話まで見た感想としては、「意外性はそこまでないものの、伏線回収は丁寧で、ラスト5分のためのドラマ」という印象でした。
本記事を読めば、『THE HEAD』についての情報が丸わかりできる内容となっています。
※ネタバレ全開の記事になっていますので、見ていない人は下のリンクからどうぞ。
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『THE HEAD』第1話のネタバレ感想
南極大陸
4月29日、南極大陸。
「南極科学研究基地ポラリス6」では世界屈指の生物学者のアーサーを筆頭に、地球を救う研究が行われている。
夏季隊長のヨハンたちは選ばれた10名を残し、基地を去ることに。
6ヶ月後
3週間前から音沙汰なしのポラリス6へ向かったヨハンたち。
基地の中に入ると荒れた様子で、血の跡や銃痕が残っていた。そして、冬季隊長のエリックの死体が発見され、倉庫では焼けた雪上車と女性の焼死体も見つかる。
塞がれた厨房のドアを開けると、錯乱した姿のマギーが発見される。
生存者は…
建物を調べると、10名のうち7名が死亡し、2人が行方不明、1人生存という状況だった。
行方不明となっているは、アーサー・エバ・アニカの3人。
生き残ったマギーはT3と呼ばれる精神が不安定な状態だった。
警察の到着は48時間後と分かると、ヨハンはマギーに事情を聞く。
事件の発端
マギー、アキ、ヘザーの3人がポラリス6に加入した。
マイルズとニルスが殴り合いのケンカを起こす。
治療を受けたニルスはT3の兆候がある様子だった。ニルスはマギーの顔をみて「ある人に似ている」という。
マイルズは通信の故障がある様子だったので点検に行く。
隊長のエリックはマイルズが戻らないことを心配し、ニルスとヘザーとともに探しに行く。
ヘザーが通信塔近くで血痕を見つけ、後を追うとそこには首が切断されたマイルズの死体があった。
基地に戻ると、通信機と衛星回線は遮断されてしまっていた。
アニカの書き残し
マイルズの死体の姿を思い出したマギーは錯乱状態になる。
取り調べを中断して退出したヨハンはアニカの部屋のクローゼットからメモを見つける。
そこには、「許されないことをした。業火に値する罪だ」というアニカからの書き置きが残されていた…。
『THE HEAD』第1話のネタバレ感想
1話目からほぼ死んでしまっているので、ポラリス6の10人の状況を整理しておきます。
- マギー(錯乱状態で発見)
- アーサー(行方不明)
- アキ(死亡)
- エリック(死亡)
- アニカ(行方不明)
- エバ(行方不明)
- ヘザー(死亡)
- ラモン(死亡)
- マイルズ(死亡)
- ニルス(死亡)
マギーの記憶をたどってポラリス6で何が起きたのかを追体験するというストーリーが軸になりますね。
山Pは第1話から死んでしまっています。
焼死体は女性ということからアニカかエバということになりますね。
『THE HEAD』第2話のネタバレ感想
アニカの電話
ヨハンとアニカが自宅でイチャついていると、一本の電話が鳴る。
という人物からの電話で、内容を聞いたアニカは驚いた様子だった。
ダミアンという人物が自宅の屋根からオチて死んだという。
スマホ
死体の指紋を使ってスマホの認証を解いていくヨハン。
しかし、ラモンの携帯だけ複雑な暗号化がされていて解けない。
マイルズの死後
マイルズの死因は、鈍器による外傷だ判断するマギー。
頭は死後に切断したため、女性でも可能。つまりそれは全員が容疑者ということだった。
しかし、隊長のエリックは外部の犯行だと信じ、全員で外に痕跡がないかを調べることになる。
マギーは通信棟の近くでニルスが隠したノコギリを発見し、全員に報告する。
しかし、ニルスは鍵をしめて基地内に立てこもってしまう。
ヘザーが外部にある排気口から基地内の侵入に成功し、なんとかニルスを押さえつける。
ニルス
ニルスはマイルスを殺してないと言うも、ラモンがニルスの過去を暴露し、ニルスの犯行を疑う。
ニルスは自室のクローゼット内に血のついたノコギリを見つけ、マズいと思ったから埋めたと弁明する。
結果的にニルスは拘束されてしまう。
アキはマギーに対し、計画的な犯行なのではないかと話すも
その後、アキはニルスの部屋のクローゼットから血痕を見つけ、拘束されたニルスの元へ向かうが、ニルスは何者かに首を切られていた。
必至に助けを呼ぶアキの元に、マギーが訪れる。
アーサー
ヨナスらは基地の近くからアニカと思われる通信を受信する。
発信源と見られる地下の保守用トンネルに行くと、アーサーが襲ってきた。
アーサーがを落ち着かせたところで事情を聞くと、彼はマギーが全員を殺したと話すのだった…。
『THE HEAD』第2話のネタバレ感想
- ニルスはマイルズ殺害のノコギリを隠したが、容疑を否認
- その後、ニルスは何者かに殺される
- 行方不明だったアーサーは生存
- アーサーはマギーが犯人だという
行方不明だったアーサーが見つかりました。アーサーはマギーが犯人だと話していますが、どうなんでしょうかね。
ニルスが死んだ後にアキのもとにいち早く駆けつけたのもマギーだったので、怪しいと言えば怪しい。
死んでしまっている分、残された人間が疑わしいのは間違いないですが。
『THE HEAD』第3話のネタバレ感想
アーサーの主張
現在のアーサーは、マギーが自分の研究を盗むためにみんなを殺したという。
全員分の精神鑑定の映像があるからヨハンに確認するように言うのだった。
ヨハンはマギーの映像をチェックすると、彼女が偽りの回答をして面接をくぐり抜けていたことが分かる。
そのことをマギーに問うと、彼女は母のために南極へ来たというのだった。
ニルスの死
死亡したニルスの体を調べると、胸に「V」と刻まれた傷が残っていた。
現在のアーサーはそれをマギーが行ったカモフラージュだと主張する。
アキ
ニルスの死で、ラモンからの挑発を受けたアキは彼を殴りつけてしまう。
通信の復旧
通信が復旧し、死者たちの携帯に通知が届く。
そこでエリックとエバが不倫関係にあったことが分かる。
エバ
数百キロ離れたアルゼンチン基地まで一人が燃料を積んで無線を取りに行くというアイデアが挙がり、クジで選ばれたエバが行くことになる。
それに対して現在のマギーはエリックがわざとをエバを勝たせたと主張する。
全員で準備して出発しようとエンジンを点けた途端、爆発しエバは死んでしまう。
そのことを聞いたヨハンは、焼死体がエバだったことに内心ではホッとしていた。
錯乱するエリック
マギーは爆発時のエリックの表情から、彼は殺してはいないと推測する。
炎上する雪上車を消火するみんなに対し、錯乱したエリックは銃を振りかざす。
アニカが必至の説得を試みたスキを狙い、ラモンが襲いかかると、もつれ合った末に銃をっ発泡してしまい、延長線上にいたマギーとヘザーが倒れる。
もうひとりの死体
探索チームが外で死体を発見する。
人数的に考えて妻のアニカだと思い、絶望するヨハンだったが、ミケの調べで足にボルトがあることからアニカではないことが分かる。
10人しか以内はずの土地に現れた新しい死体。これはいったい誰なのか…。
『THE HEAD』第3話のネタバレ感想
- ニルスの死体には「V」と刻まれた傷があった
- エリックとエバは不倫関係にあった
- 雪上車の焼死体はエバだった
- マギーとヘザーが撃たれてしまう
- もうひとり別の死体が発見される
いろいろと進みましたね。
暴走したエリックによってマギーとヘザーが撃たれていまいました。
ここでみんながマギーを助けているのが不思議でしたね。致命傷とはいえ、ヘザーを誰も助けようとしないのはヒドすぎない?。
マギーは現在生きているから問題ないですが、ヘザーはこれで死んでしまうのでしょう。
マギーは経歴詐称と選ばれ方の不自然さから、怪しさが漂っていいます。
問題は新しく出てきた死体。一体誰なんでしょうか。
『THE HEAD』第4話のネタバレ感想
マギーの治療
医務室に運ばれたマギーは自分で自分の治療法を指示し、アキが代わりにメスで手術することになったものの、なんとか事なきを得る。
死体の正体
アーサーは、新しく見つかった死体の正体が8年前にポラリス5で死亡したサラという女性だと言う。
ポラリス5
過去に崩落事故によって氷で埋まってしまったポラリス5の通信室にまだ使える無線があるかもしれないと予想し、アーサーたちは移動することに。
意識を取り戻したマギーも同様にアキと一緒にポラリス5へ向かうことにする。
アキはニルスの胸の「V」の傷が、ポラリス5の「Ⅴ(ローマ数字)」を示していると予想し、犯人がポラリス5へ導いていると考える。
アキとマギーがスノーモービルでポラリス5へ到着した後、しばらくして入り口を見つけ、建物内に入っていく。
ポラリス5での目的
アーサーとアニカがスーツケースを見つけろと会話しているのを聞いたマギーは、アーサーたちが無線機ではなく別のものを探していたようだったと語る。
ポラリス5にてサラの死体を発見した後、手分けして通信室を探す一行。
途中、マギーの傷が開いため1人残ることにするも、アーサーはそれがマギーの演技によるものだと考える。
その後、マギーが1人でサラの死体を調べると、後頭部の損傷から死因が火災ではなく殺人だと推測するのだった。
マギーは「サラに返却」と書かれたスーツケースを発見し、中を開けるとそこには血まみれのセーターが入っていた…。
『THE HEAD』第4話のネタバレ感想
- 新しい死体はポラリス5のサラという女性だった
- ポラリス5でサラの焼死体が発見される
- サラの死因は火災ではなく殺人だと思われる
- スーツケースには血まみれのセーターが入っていた
第4話は山Pの「コード・ブルー」感を冒頭に感じつつ始まりました。
新たな死体の正体はポラリス5にいたサラという女性。
インタビューではサラが事故死したようにみんなが語っていますが、殺人によるものだと思われます。
ポラリス5のメンバー(新人3人以外)はそれを知っていて口裏を合わせているように見えますね。
ポラリス5で見つかったセーターがどう関わって行くのか気になるところです。
『THE HEAD』第5話のネタバレ感想
ダミアンとアニカ
ダミアンとアニカの電話での会話が明らかになる。
ダミアンはアニカに、「ポラリス5に贈り物を残した」といって自殺するのだった。
サラの死体
アーサーが通信室を見つけるも、使えるものは何もなかった。
アニカはサラの死体の前でボーッとした様子だった。
マギーはサラの遺体を解剖して殺人を証明するために、死体を基地へ運ぶことを提案する。
急襲
5人はサラの死体とともに基地に戻る。
ポラリス5で発見した血まみれのセーターを持って帰ってきたマギーはアキに見せるが、そこへ誰かが襲いかかってくる。
医務室への侵入を防ぐことはできたものの、暖房を切られてしまう。次第に温度が下がる部屋の中で二人は体を寄せ合って温めるが、限界を迎えて出ることに。
切られたブレーカーを復旧するアキが何者かに襲われ、それを助けようとしたマギーの麻酔が誤ってアキに刺さってしまう。
ラモン
マギーはサウナ室へ逃げ込むと、襲ってきたのはラモンだった。
マギーは間一髪、ラモンを返り討ちにして殺すことに成功する。
その姿を見ていたエリックが何もできないでいることに怒りをぶつけるマギー。
セーターの持ち主
アキは麻酔から意識を取り戻したものの、すでにサラの死体はなくなっていたことからマギーはラモンに共犯がいることを疑う。
ラモン部屋でスマホを見つけ、アキの推理で解読に成功すると、写真フォルダーに持っているだけで刑務所行きの写真があった。
さらに調べると、サラが死ぬ前日の写真が残っており、血がついたセーターはアーサーが着ていたものだと判明する。
マギーはアーサーがサラを殺したものだと考える。
エリックとアーサー
銃の発砲音が聞こえてマギーとアキが駆けつけると、エリックがアーサーを殺そうとしていた。
マギーとのやり取りしているスキをつかれ、アーサーはエリックを刺し殺してしまう。
銃を手にしたアーサーから逃げるマギーとアキ。アキはアーサーをマギーとは別の道へ誘導する。
マギーはアニカの部屋に行くと、アニカがSOSの信号を送っていた。
アニカは精神状態が不安定になっていた。そんな彼女に対してマギーはポラリス5でサラの身に何があったかを問うのだった…。
『THE HEAD』第5話のネタバレ感想
- 血まみれセーターの持ち主はアーサーだった
- ラモンがマギーとアキに襲いかかるも返り討ちにあって死亡
- エリックがアーサーに殺される
第5話は怒涛の展開が続きました。
サラの死体が見つかるとマズいのはポラリス5のメンバーだと思うので、マギーとアキ以外は全員が結託して隠蔽しようとしているのですかね。
生存しているマギーとアーサーの会話から捜査していくしかないので、どちらを信じるかということろがキモになってきます。
エリックはあっけなく殺されていまいましたね。
というかこのシーン、アキとマギーはアーサーの動きが見えてるから止められたでしょと思っちゃいましたけど。
サラという人物に何が起きたのか、事件の全容が最終話で明かされます。
『THE HEAD』第6話(最終話)のネタバレ感想
サラの真相
ポラリス5でのパーティ。
サラとアーサーは部屋で何か会話をしている。アニカはその様子を隠れて見ていた。
アーサーは自分の権力を使ってサラをキスを迫るが、それを拒んだ彼女を突き放すと打ちどころが悪く、サラは死んでしまう。
一部始終を見ていたアニカはすぐさま部屋に入りアーサーをとがめる。
しかし、アニカはこのままではこれまでの自分の努力が無駄になると考え、隠蔽することに決めるのだった。
アニカはアーサーが着ていた血まみれのセーターを脱がせ、事情を他のメンバーにも伝える。
当然のように他のメンバーは隠蔽することを反対していた。
しかし、アニカは夏季部隊が来るまでひたすら説得を続けるのだった。
彼女は「地球を救う研究のため」という大義を振りかざし、全員を説得しつづける。
アニカはメンバーのそれぞれの弱みにつけ込み無理矢理にでも説得するのだった。
サラの遺体もろともポラリス5を焼き払ってしまう。
アニカの行方
マギーからポラリス5での真実を聞いたヨハンは信じられない様子だ。
そして彼はアニカからの書き残しを燃やしてしまう。
アーサーはマギーの意見を認めず、伝聞証拠だと言い張っている。
証拠がなければアーサーは無罪となってしまうため、ヨハンはマギーにアニカがどこにいるかを思い出すように言う。
マギーが記憶をたどり、アニカはカナダ基地へ向かっていたことを思い出す。
それを聞いたヨハンは急いでヘリのアストリッドにカナダ方面を探るように伝える。
マギーとアーサー
雪上車で出発したアニカをマギーが送った後、銃を持ったアーサーがやってくる。
撃とうとするアーサーを後ろからアキが襲うが、返り討ちにあってしまう。
マギーはアーサーから逃げながら保守用トンネルにおびき出し、閉じ込めることに成功する。その後、マギーは厨房で身を潜めていたのだった。
アニカの末路
アストリッドから雪上車を発見したという連絡が入り、ヨハンはすぐに向かうが、アニカはすでに凍死していた。
雪上車の燃料ホースは何者かによって穴が開けられていたのだった。
アーサーの逮捕
アーサーのもとへ戻ったヨハンは燃料ホースを切ったことを問い詰める。
しらばっくれるアーサーにセーターを着た写真を突きつける。それはアニカとともに見つかった犯行を裏付ける唯一の証拠だった。
同時に、警察が基地に到着し調査を始め、ヨハンらは状況を説明する。
絶望したアーサーは自殺を図るも、駆けつけたヨハンたちに止められてしまう。
そしてアーサーは逮捕される。
冷たい真実
しばらして、容疑が晴れたマギーに電子機器を返却して捜査の態度を謝るヨハン。
ヨハンが退出した後、マギーはフェイスタイムを起動して妹と会話する。
マギーはサラの娘であり、彼女は母親サラの復讐を果たすために南極へ来たのだった。
マギー姉妹は自殺する前のダミアンからサラの死の真実と血まみれのセーターを受け取っていた。
ヘリの中でマギーはアキを思い出す。
燃料ホースに穴を開けたのはマギーであり、その姿をみたアキはマギーに殺されてしまうのだった。
T3と診断されていたのも演技で、目的を果たした彼女は静かに笑顔を見せる。
【ネタバレ考察】『THE HEAD(ザヘッド)』の気になる点を読み解く
『THE HEAD』見終わりました!
ザックリな感想としては、「予想していたよりは面白かった!」。
1話が約50分で6話しかないので非常に見やすかったです。
サバイバルスリラーとしては割と正統派というか、ちゃんとしていたように感じます。
ラスト、マギーの復讐というどんでん返しがありましたが、丁寧な伏線を読み解いていけば予想はできたので、意外性は特別ありませんでした。
マギーの復讐の対象は「母親を殺したアーサーと隠蔽したアニカ」なのか「ポラリス5の同僚すべて」なのかが気になるところ。個人的には後者だと考えます。
それを考えるためにもマギーの犯行を振り返ってみましょう。
マギーの犯行を整理
マギーは結果的に何人殺したのかというのも気になりますよね。
1人目:ラーズ
1人目は見落としがちですが、ポラリス5の医師だったラーズ。
彼を車でひき殺したことで、ポラリス6に加入しました。
マギーは専門医ではなく、あくまで一般医だと第2話で話していましたね。
2人目:マイルズ
そして2人目、通信担当のマイルズ。
第1話で首を切られて殺されてしまいました。
通信機器を故障させ、外におびき出したスキを狙って後頭部を鈍器で殴り、その後首を切断したと考えられます。
3人目:ニルス
3人目は基地技術者のニルス。
拘束されていたところを首を切って殺害しました。
マギーはマイルズの首を切断したノコギリをニルスのクローゼットに置いて犯人に仕立て上げて、拘束されたところを狙う手はずだったと考えられます。
そう考えるとニルスの立てこもりは予想外だったのかもしれませんが、結果的に拘束されたところを狙うという意味では同じですね。
胸の「V」という傷は、アーサーが言うようにカモフラージュでマギーがつけたものでしょう。
4人目:エバ
4人目は基地看護師のエバ。
雪上車に乗り込んだところを爆殺しています。
雪上車に乗る人はクジでエリックがエバを当てさせたという経緯があるので、特にエバを狙ったと訳ではなさそうです。
どの道あの雪上車に乗り込んだ人間を殺す手はずだったのではないですかね。
5人目:ラモン
5人目は基地調理師のラモン。
これは第5話で描かれたように、襲ってきたラモンを返り討ちにして殺しています。
ただ、これもポラリス5でのセーターがウソだと考えると作り話のように感じます。
6人目:アニカ
6人目は遺伝学者のアニカ。
最終話でアニカが乗った雪上車の燃料ホースに穴を開けたことで、カナダ基地まで到達できず凍死してしまいました。
直接的な犯行ではないですが、死を誘発しています。
アニカから母親サラの話を聞いていたこともあり、ある意味サラの死を隠蔽した元凶であるアニカに復讐しない訳にはいかないですね。
7人目:アキ
7人目が微生物学者のアキ。
山P、最後までいいヤツだったのに残念です。
最終話の通り、雪上車の燃料ホースに穴を開けたところを見られてしまったがために殺されることになります。
マギーはポラリス5と無関係のアキを殺す予定はなかったはず。母親への復讐心がアキへの想いを超えてしまいました。
その他:エリック
冬季基地隊長であり、元軍人のエリック。
第5話の通り、彼はアーサーに不意をつかれて殺されてしまいます。
隊長ではありますが最後まで特別活躍しなかったですね。しかも元軍人とは思えないほどあっけなく殺されています。
マギーとアキはアーサーの犯行を止められたようにも見えたので疑問に思っていたのですが、今考えるとマギーはわざと殺させたのかもしれません。
ただ、映像だけ見るとそういう風には感じないところもあり、そもそも彼女が脚色している可能性もあるため定かではありませんが。
その他:ヘザー
コンピューター担当のヘザー。
彼女はある意味で一番可愛そうとも言えます。
マギーやアキと同様に新規メンバーのため、マギーの復讐の対象ではありません。
しかし、暴走したエリックの銃に倒れてしまいます。
この時マギーの体を貫通してヘザーに命中していて、即死なのか分かりませんがみんながマギーの方に行っていたのがすごく違和感がありましたね。
気になる疑問点
ラモンのスマホの中身は何だった?
明かされませんが、想像するに児童ポルノやグロ・リョナの類いだと考えられます。
マギーはウソをついていた?
ポラリス5でセーターを見つける流れはウソです。実際はダミアンから渡されていました。
マギーのラストの鼻血はどういう意味?
ガンもしくは体の負担。個人的には(アキの幻覚を見ていることもあるため)T3を装って1人で復讐をやり遂げた代償として体に負担がかかっていたのと感じました。
コンパクトであり、物足りなさもある
僕は「山Pが海外ドラマに出演」という話題性で見始めた本作でしたが、正直な話を言うと第1話を見た上で一度見るのをやめています。
というのも、本作は面白さのフックとなる部分が弱いんですよね。
10名のサバイバル・スリラーと分かっていながら、第1話で7名の死亡が確認でき、その真相を残った人間から読み解くという形になっています。
「死人に口なし」とは言いますが、生きている人がいかようにもエピソードを作れてしまうんですよね。
先ほどマギーの犯行について解説しましたが、あくまでもマギーの語り口なので、実際はどこまでが真実なのかは定かではありません。
そして何よりも本作が「最終話のラスト5分のためにあるストーリー」なんですよね。
それまでが割と単調なストーリーなので、離脱せずに見続けられるかが分かれ道になります。
本音を言うと、全6話と分かっていなかったら見ていないですね。
裏を返せば6話でコンパクトに楽しめるというメリットとしても考えられますが。
兎にも角にも、山Pは立派に海外で演技していました!すごい!
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