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映画レビュー

【泣ける】『僕のワンダフルライフ』は犬と飼い主の関係性を考えさせられる【ネタバレ感想】

今回ご紹介する映画は『僕のワンダフル・ライフ』です。

主人公を犬にフォーカスし、犬目線で進んでいく斬新な描き方と、複数の飼い主との絆や関係性を描きつつも、動物系の映画でよくある泣かせる演出に頼らずに感動を誘います。

また、ペットの転生も描いているので、ペットロスに悩む方にとっても観てもらいたい一作

[chat face="twitter-icon.jpg" name="まめもやし" align="left" border="gray" bg="none" style="maru"] 僕自身、実家で犬と暮らした経験と、今では猫と一緒に暮らしていることもあるのでとても心に響く内容となっていました。 [/chat]

本作をみた後は、きっと一緒に暮らしているペットを抱きしめたくなることでしょう。

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映画『僕のワンダフルライフ』の作品情報とあらすじ

作品情報

原題 A Dog's Purpose
監督 ラッセ・ハルストレム
出演 デニス・クエイド
ブライス・カイザー
製作国 アメリカ
公開年 2017年
上映時間 100分
おすすめ度 [jinstar4.0 color="#ffc32c" size="16px"](4/5点)

あらすじ

ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーは、イーサンという少年に命を救われてからずっと共に過ごしてきた。

固い絆で結ばれた両者だったが、イーサンは成長して大学へ、ベイリーも年老いて死を迎えることに。

イーサンに再び会いたいという強い思いがベイリーに転生の機会を与えるのでした。

『僕のワンダフルライフ』のスタッフ・キャスト

ラッセ・ハルストレム監督

本作はスウェーデンの映画監督、ラッセ・ハルストレム監督が手がけています。

  • 『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』
  • 『HACHI 約束の犬』

過去に上記のようなドッグ・ムービーを手がけていることもあり、描き方がやはりさすがの印象。

レオナルド・ディカプリオとジョニー・デップ出演の『ギルバート・グレイプ』でも繊細な心の描写が上手く、本作でもそれが十分に活きています。

吹き替えが面白い

日本語吹き替え版がいい味を出していて面白かったのでキャストを紹介します。

役名
(キャスト)
他の出演作
ベイリー
(高木渉)
『名探偵コナン』の小嶋元太役
『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男役
イーサン
(大塚明夫)
『ブラック・ジャック』のブラック・ジャック役
『ルパン三世』初代・石川五エ門
10代のイーサン
(梅原裕一郎)
『アイドルマスターSideM』の鷹城恭二
『機動戦士ガンダムNT』ゾルタン・アッカネン
10代のハンナ
(花澤香菜)
『〈物語〉』シリーズの千石撫子
『夜は短し歩けよ乙女』のヒロイン・黒髪の乙女

ご覧の通り、人気声優たちが吹き替えを担当していて安心感があります。

なによりベイリーの声がいい味を出しているんですよね。

動物は普段、鳴き声しか分かりませんが、ベイリーが実際に話したらこんな声なんだろうなという絶妙な声色で楽しむことができました。

動物と一緒に暮らしたことがある人は泣ける

出典:https://www.imdb.com/

ありそうでなかった犬の生まれ変わり

本作では「犬の転生」が中心にストーリーが進んでいきます。

人間と犬とでは寿命に差があり、どうしても別れのタイミングがいずれは訪れます。

「ペットロス」という言葉があるように、大切な家族を失うことの辛さから、もうペットは飼えなくなってしまう方も多いです。

一方で、その辛い経験を乗り越えた上でやはりペットを飼うという方もいます。

この映画はそのどちらにおいても心に響く描き方をしていると感じました。

言うなれば、映画を通した「グリーフワーク」(哀しみから立ち直る過程)を描いているようにも感じました。

動物系の映画では泣かせる演出を過度に入れてくる映画もありますが、本作ではあくまで飼い主とペットの関係性に焦点を当てています。

だからこそ犬を飼っている人、飼ったことがある人に響く映画となっているのです。

【ネタバレあらすじ】『僕のワンダフルライフ』の展開とラスト

出典:https://www.imdb.com/

※以下映画のネタバレに触れていますのでご注意してください。

本作では5回に渡って生まれ変わる犬と人々との関係性と時代の変遷を描いています。

1回目の転生

ある日、トビーという名前の子犬が遊んでいると、突然やってきた動物管理局の男たちに連れ去られてしまい、一度目の犬生が終わってしまう。

ここで「何のために生まれて来たのだろう」という疑問が残ることに…。

2度目の転生

赤色のレトリバーとして生まれ変わり、譲渡会から脱走したところを捕まって売られてしまいそうになる。

車の中に乗せられて熱中症で車内でぐったりしているところを、少年イーサンと母親エリザベスによって助けられ、ベイリーと名付け大切に育てるのだった。

そこから10年が経ち、イーサンは高校生なった。

父親は酒浸りで家を出て行ってしまうものの、イーサンにはハンナという彼女ができる

3人で楽しく遊ぶ毎日。イーサンはアメフトの推薦でハンナと同じ大学も決まっていた。

しかし、ある日そんな彼を嫉妬した同級生によって家が放火され、イーサンは怪我を負ってしまう。

それが原因となり、イーサンは実家から離れた別の大学へ進学し、ハンナとも別れ、ベイリーとも離れることに。

その後、ベイリーは歳を取り、危篤の知らせを受けたイーサンが病院へ駆けつける。

最期にイーサンの姿を見たベイリーは安らかに息を引き取っていく。

3度目の転生

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出典:https://www.imdb.com/

目を覚ますと、メスのシェパードのエリーという警察犬に生まれ変わっていた。

飼い主のカルロスが寂しそうな時は寄り添い、共に良い関係を築いていた。

ある日、少女を誘拐した犯人を追っているカルロスを守ろうとして助けたことで、犯人に撃てれてしまい、生涯を終えるのだった。

4度目の転生

dogs-purpose_01出典:https://www.imdb.com/

再び目を覚ますと次はコーギーの名前はティノとして生まれ変わる。

飼い主となったのは孤独を抱える大学生のマヤ。彼女に沿っと寄り添い支えるティノ。

やがて大学時代のクラスメイトであるアルと結婚して子供を出産するマヤ。

彼女が幸せな家庭を築いたのを見届けると、安らかに生涯を終えるのだった。

5度目の転生

再び生まれ変わると、カップルに拾われるのが、残念なことに成長と共に捨てられてしまい。

一人でさまよい、路肩を歩いていると懐かしい匂いを感じるのだった。そしてそれがイーサンのものであることに気づく。

匂いを追いかけ、イーサンの実家へ戻って来ることができたものの、大人になったイーサンはベイリーだとは気付くはずもなく、保護施設へ預けられてしまう。

一方で、イーサンもその犬から何かを感じ取り、保護施設から引き取りバディと名付けて飼うことを決める

バディはイーサンが一人寂しく暮らしていることに気づき、彼を元気付けるべく、ハンナを探し出してイーサンと再会させるのだった。

はじめはハンナに遠慮するイーサンだったが、やがて過去のことを謝り、二人は結婚することに。

2人は幸せにくらすことができるが、バディは自分がベイリーの生まれ変わりであることをイーサンに知ってもらいと思うようになる。

そこでバディはイーサンと子どもの頃に遊んだ2人だけが知る特別なキャッチボールを披露する

それに驚くイーサンだったが、バディがベイリーの生まれ変わりであることを確信し、2人は再会の喜びを分かち合う。

そしてイーサンは、バディの首元のネームタグをベイリーのものに変えるのだった。

【ネタバレ感想】ベイリーの転生と飼い主たちとの出会い

dogs-purpose_03出典:https://www.imdb.com/

今作の主人公は犬のベイリーです。

彼が飼い主イーサンと出会い、別れ、再び会うために何度も生まれ変わり転生する姿を描いた本作。

再会するまでには新しい飼い主たちのとの生活も描かれます。

飼い主によって変わる関係性

特に印象的だったのは警察犬に生まれ変わるパート。

そこでの関係性は飼い主であり仕事仲間というもの。

飼い主の孤独に寄り添いながら、共に信頼し合う相棒でもありました。

映画ではベイリーが生まれ変わる度に出会う飼い主との関係性が異なり、それによってベイリーが送ることになる生涯も変わってくるのです。

これには非常に考えさせられる部分があります。

「癒やされたい」「可愛いから」

いろんな理由で人間はペットを飼いますが、ペットはそんなことは知る由もありません。

ペットにとっては飼い主がすべてなのです。

本作でも描かれますが、人間の都合で一緒に暮らしているにも関わらず、また自分勝手な理由で手放す人がいるのも事実です。

本作ではペットを飼うことの責任と、お互いにとって良きパートナーであることの豊かさを感じさせてくれました。

泣けるだけではなく、ペットと人間の関係を見直す映画

今回は飼い主とペットの関係性を丁寧に描いた『僕のワンダフル・ライフ』をご紹介しました。

人間はペットに癒しを求めます。

しかし、ペットにとって、飼い主という存在は全てです。

そんな天使のような存在を自分の都合で粗末に扱うことができますか。

この映画をみた後は、きっと飼っているペットを抱きしめたくなることでしょう。

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また、続編である『僕のワンダフル・ジャーニー』も同様に視聴できます。

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