僕のワンダフル・ライフ

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映画レビュー

【泣ける】『僕のワンダフル・ライフ』ネタバレ感想|人間とペットの関係

今回ご紹介する映画は『僕のワンダフル・ライフ』です。

主人公を犬にフォーカスし、犬目線で進んでいく斬新な描き方と、複数の飼い主との絆や関係性を描きつつも、動物系の映画でよくある泣かせる演出に頼らずに感動を誘います。

また、ペットの転生も描いているので、ペットロスに悩む方にとっても観てもらいたい一作。

まめもやし

動物と暮らしたことのある方は特に響く内容でした!

本作をみた後は、きっと一緒に暮らしているペットを抱きしめたくなると思います。

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『僕のワンダフル・ライフ』作品情報・予告・配信

『僕のワンダフル・ライフ』

僕のワンダフル・ライフ

5段階評価

ストーリー :
キャラクター:
映像・音楽 :
エンタメ度 :

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あらすじ

ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーは、イーサンという少年に命を救われてからずっと一緒に過ごしてきた。固い絆で結ばれた両者だったが、イーサンは成長して大学へ、ベイリーも年老いて死を迎える。イーサンに再び会いたいという強い思いがベイリーに転生の機会を与える…。

作品情報

タイトル僕のワンダフル・ライフ
原題A Dog's Purpose
監督ラッセ・ハルストレム
脚本W・ブルース・キャメロン
キャスリン・ミション
オードリー・ウェルズ
マヤ・フォーブス
ウォーリー・ウォロダースキー
出演デニス・クエイド
ペギー・リプトン
K・J・アパ
ブリット・ロバートソン
ジョン・オーティス
ジョシュ・ギャッド
撮影テリー・ステイシー
音楽レイチェル・ポートマン
編集ロバート・レイトン
製作国アメリカ
製作年2017年
上映時間98分

予告編

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本作は「犬の転生」が題材。動物と暮らした経験のある人なら痛感すると思いますが、人間と犬の寿命の差は大きく、多くの場合、別れのタイミングが訪れます。

ペットロス」という言葉があるように、大切な家族を失うことの辛さから、もうペットは飼えなくなってしまう方も多いです。一方で、その辛い経験を乗り越えた上でやはりペットを飼うという方もいます。

この映画はそのどちらにおいても心に響く描き方をしていると感じました。

映画を通した「ペットロスへのグリーフワーク」(哀しみから立ち直る過程)を描いているようにも感じました。

動物系の映画では泣かせる演出を過度に入れてくる映画もありますが、本作ではあくまで飼い主とペットの関係性に焦点を当てています。

だからこそ犬を飼っている人、飼ったことがある人に響く映画となっているのです。

『僕のワンダフル・ライフ』スタッフ・キャスト

監督:ラッセ・ハルストレム

ラッセ・ハルストレム
MiamiFilmFestival, CC BY-SA 2.0
名前ラッセ・ハルストレム
生年月日1946年6月2日
出身スウェーデン・ストックホルム

主な監督作

  • 『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(1985)
  • 『ギルバート・グレイプ』(1993)
  • 『HACHI 約束の犬』(2009)

監督は、スウェーデンの映画監督ラッセ・ハルストレム。

過去に上記のようなドッグ・ムービーを手がけていることもあり、動物をテーマに描く手腕は安定しています。

レオナルド・ディカプリオとジョニー・デップ共演の『ギルバート・グレイプ』で描いた繊細な心の描写が本作でもそれが十分に活きています。

日本語吹き替え版キャスト

役名(キャスト)主な出演作
ベイリー
(高木渉)
『名探偵コナン』小嶋元太役
『ゲゲゲの鬼太郎』ねずみ男役
イーサン
(大塚明夫)
『ブラック・ジャック』ブラック・ジャック役
『ルパン三世』初代・石川五エ門
10代のイーサン
(梅原裕一郎)
『アイドルマスターSideM』鷹城恭二
『機動戦士ガンダムNT』ゾルタン・アッカネン
10代のハンナ
(花澤香菜)
『ニセコイ』小野寺小咲
『PSYCHO-PASS サイコパス』常守朱

本作は日本語吹き替え版もとても良かった。特に犬であるベイリーの声を担当した高木渉さんは見事です。

動物は通常、鳴き声しか分かりませんが、ベイリーが実際に話したらこんな声なんだろうなと想像できる絶妙な声色でした。

【ネタバレあらすじ】『僕のワンダフル・ライフ』の展開とラスト

僕のワンダフル・ライフ
(C)2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

『僕のワンダフル・ライフ』では、ベイリーは合計5回に渡り生まれ変わり、その度に飼い主となる人間との関係性と時代の変遷を描いています。

1回目の転生

ある日、トビーという名前の子犬が遊んでいると、突然やってきた動物管理局の男たちに連れ去られてしまい、一度目の犬生が終わってしまう。

ここで「何のために生まれて来たのだろう」という疑問が残ることに…。

2回目の転生

僕のワンダフル・ライフ
(C)2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

赤色のレトリバーとして生まれ変わり、譲渡会から脱走したところを捕まって売られてしまいそうになる。

車の中に乗せられて熱中症で車内でぐったりしているところを、少年イーサンと母親エリザベスによって助けられ、ベイリーと名付け大切に育てるのだった。

そこから10年が経ち、イーサンは高校生なった。父親は酒浸りで家を出て行ってしまうものの、イーサンにはハンナという彼女ができる。

3人で楽しく遊ぶ毎日。イーサンはアメフトの推薦でハンナと同じ大学も決まっていた。しかし、ある日そんな彼を嫉妬した同級生によって家が放火され、イーサンは怪我を負ってしまう。

それが原因となり、イーサンは実家から離れた別の大学へ進学し、ハンナとも別れ、ベイリーとも離れることに。

その後、ベイリーは歳を取り、危篤の知らせを受けたイーサンが病院へ駆けつける。最期にイーサンの姿を見たベイリーは安らかに息を引き取っていく。

3回目の転生

僕のワンダフル・ライフ
(C)2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

目を覚ますと、メスのシェパードのエリーという警察犬に生まれ変わっていた。飼い主のカルロスが寂しそうな時は寄り添い、共に良い関係を築いていた。

ある日、少女を誘拐した犯人を追っているカルロスを守ろうとして助けたことで、犯人に撃てれてしまい、生涯を終えるのだった。

4回目の転生

僕のワンダフル・ライフ
(C)2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

再び目を覚ますと次はコーギーの名前はティノとして生まれ変わる。

飼い主となったのは孤独を抱える大学生のマヤ。彼女に沿っと寄り添い支えるティノ。やがて大学時代のクラスメイトであるアルと結婚して子供を出産するマヤ。

彼女が幸せな家庭を築いたのを見届けると、安らかに生涯を終えるのだった。

5回目の転生

僕のワンダフル・ライフ
(C)2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

再び生まれ変わると、カップルに拾われるのが、残念なことに成長と共に捨てられてしまい。

一人でさまよい、路肩を歩いていると懐かしい匂いを感じるのだった。そしてそれがイーサンのものであることに気づく。

匂いを追いかけ、イーサンの実家へ戻って来ることができたものの、大人になったイーサンはベイリーだとは気付くはずもなく、保護施設へ預けられてしまう。

一方で、イーサンもその犬から何かを感じ取り、保護施設から引き取りバディと名付けて飼うことを決める。

バディはイーサンが一人寂しく暮らしていることに気づき、彼を元気付けるべく、ハンナを探し出してイーサンと再会させるのだった。

はじめはハンナに遠慮するイーサンだったが、やがて過去のことを謝り、二人は結婚することに。

2人は幸せにくらすことができるが、バディは自分がベイリーの生まれ変わりであることをイーサンに知ってもらいと思うようになる。

そこでバディはイーサンと子どもの頃に遊んだ2人だけが知る特別なキャッチボールを披露する。

それに驚くイーサンだったが、バディがベイリーの生まれ変わりであることを確信し、2人は再会の喜びを分かち合う。

そしてイーサンは、バディの首元のネームタグをベイリーのものに付け替える。

ベイリーの転生と飼い主たちとの出会い

僕のワンダフル・ライフ
(C)2017 Storyteller Distribution Co., LLC and Walden Media, LLC

今作の主人公は犬のベイリーです。

彼が飼い主イーサンと出会い、別れ、再び会うために何度も生まれ変わる姿を描いています。

再会するまでには新しい飼い主たちのとの生活も描かれます。特に印象的だったのは警察犬に生まれ変わるパート

そこでの関係性は飼い主であり仕事仲間というもの。飼い主の孤独に寄り添いながら、共に信頼し合う相棒でもありました。

映画ではベイリーが生まれ変わる度に出会う飼い主との関係性が異なり、それによってベイリーが送ることになる生涯も変わってくるのです。これには非常に考えさせられる部分があります。

「癒やされたい」「可愛いから」

いろんな理由で人間はペットを飼いますが、ペットはそんなことは知る由もありません。ペットにとっては飼い主がすべてなのです。

本作でも描かれますが、人間の都合で一緒に暮らしているにも関わらず、また自分勝手な理由で手放す人がいるのも事実です。

本作ではペットを飼うことの責任と、お互いにとって良きパートナーであることの豊かさを感じさせてくれました。

まとめ:人間とペットの関係性を見つめ直す

今回は、飼い主とペットの関係性を丁寧に描いた『僕のワンダフル・ライフ』をご紹介しました。

人間はペットに癒しを求めます。しかし、ペットにとって、飼い主という存在は人生のすべてです。

この映画をみた後は、きっと飼っているペットを抱きしめたくなることでしょう。

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