「ジニー&ジョージア」シーズン1ネタバレ

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海外ドラマ

【ネタバレ解説】Netflix『ジニー&ジョージア』シーズン1親子の歪んだ愛情と葛藤

今回ご紹介するのは、Netflixオリジナルドラマ『ジニー&ジョージア』です。

『ジニー&ジョージア』は、2021年2月から配信が始まったNetflixオリジナルのドラマシリーズ。

アメリカ・マサチューセッツ州の小さな町に引っ越してきた15歳の少女ジニーとその母親であるジョージアの物語を描いたドラマ。

本記事では、Netflix『ジニー&ジョージア』のシーズン1を全話ネタバレありで解説します。

ネタバレあり

以下では、ドラマの結末に関するネタバレに触れています。注意の上、お読みください。

【ネタバレ】第1話『エピソード』

マサチューセッツ州へ

15歳のヴァージニア・ミラー(ジニー)は、7歳の頃から性教育を受けてきた。15歳で自分を出産した母親ジョージアについて「“普通”とはかけ離れている」とし、自分が処女であることを独白する。

ある日、ジニーは義理の父親ケニーが亡くなったことを告げられる。ジニーはジョージアに連れられ、9歳の弟オースティンとともに、テキサス州からマサチューセッツ州の小さな町に引っ越すのだった。

このとき流れている曲は、2000年リリースの世界的にヒットしたレゲエソングShaggy(シャギー)の「It Wasn't Me」。「俺じゃないって」という、浮気の言い訳ソングです。

新生活

転校初日、ジニーはAPコース(いい結果を残せば進学先の大学での単位が認められる上級コース)に入る。教師に見くびられるジニーだったが、課題図書が白人と男性に偏りがあることを指摘する。

その後、向かいに住んでいる同級生のマーカスに話しかけられ、さらにマーカスの双子であるマキシンに友人を紹介される。

一方、ジョージアは、市庁舎前のカフェで市長のポール・ランドルフに接触し、一緒に働かせてほしいと提案するも断られてしまう。

弟のオースティンは、登校初日からメガネを壊されるも、ジョージアは壊した男児に上手く仕返しさせる。

ジニーは、マキシンの家でマーカスに急接近され、彼のバイクを運転した後、気持ちが高まり思わずマーカスにキスをする。しかし、マーカスにはガールフレンドがいる様子だった。

その様子を見ていたジョージアは、誤った選択をしないようにアドバイスするが、ジョージアが市長といる姿を目撃していたジニーは反発。翌日、ジョージアは改めて思いを伝えると仲直りする。

ジニーは、マキシンの友人であるハンターからデートの誘いを受け、デートをする。

ジョージアは市長が出席する教育委員会で、議題になっていた学校のオーガニックフード導入に対して上手く働きかけることでその場を収め、結果的にランドルフ市長から雇われることに成功する。

ジニーがハンターとデートしたと聞きつけたマーカスが、ジニーの部屋へ勝手に入ってくる。戸惑うジニーだったが、彼が気になっていたこともあり、結果的に体を許してしまう。

しかし翌日、学校で同等とガールフレンドと熱いキスをする姿をみたジニーは、自分の行いを反省して、母親のように油断しないことを心に誓うのだった。

フラッシュバックシーン

ジョージアは幼少期、父親から暴行を受けて家を飛び出していた。その後、彼女はバーでザイオンという黒人男性と意気投合する。

このとき会話に出ており、ジニーの部屋にも置いてあったのが、ジャック・ケルアックの「オン・ザ・ロード(路上)」。ボブ・ディランが「人生を変えた本」と語る、全米・メキシコの放浪記です。

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一方、ジニーも義理の父親ケニーから、執拗に体に触れられる性的暴行を受けている様子が描かれる。

その後、義父ケニーが、ジョージアが作ったプロテインシェイクを飲んだことで心臓発作を起こし、事故死したことが明かされる。

【ネタバレ】第2話『化粧の極意』

大麻の販売所計画

ポール市長の職場で働き始めるジョージア。アシスタントのニックはジョージアを信用していない様子。

先月、娯楽用大麻の法案が可決され、それによって市に多くの利益がもたらされ、それを図書館の修繕費などに当てられることで、再選の公約に掲げていた市長。シンシアを筆頭に母親たちは猛反対していたという。

しかし、ニックによると「グリーンガーデンズ」という認可販売店を建設する予定だったが、都市計画事務所に断られてしまったという。

町の多くが建物が歴史的建造物となっており、エアコンが設置できず空調管理ができないと販売店に認められないというものだった。

親と子ども

ジニーは薬局で緊急避妊薬(モーニングアフターピル)を購入する。

ジョージアがマキシンの母エレンと会話していると、マキシンがジニーと映画を観に行くと言って出ていく。しかし、マキシンとジニーは、金持ちの友人ブロディの家に行っていた。

そこではマキシンの友人たちが大麻を吸って楽しんでいた。場の流れでジニーも大麻を吸ってしまう。さらにハンターと過去に付き合っていたサマンサから、過去の恋愛話を聞かされたり、肌の色に関する無自覚な話もされる。

ジニーの好きなアーティストは、マック・デマルコやラナ・デル・レイと言っていました。

一方で、ハンターが来ると聞いてやってきたものの、ハンターは試験勉強があるから来なかった。

ジョージアはマキシンの格好から映画に行くつもりはないとエレンに伝え絵、SNSを通してマキシンが何をしていたのかを確認する。

ジョージアのインスタ名はヴィヴィアン・リー。『風と共に去りぬ』が大好きな映画と話していましたね。

真実と嘘

ジニーが家に帰るとジョージアが待ち受けていた。ジニーは映画に行かずに友人宅で大麻を吸ったことを正直に話す。

ジョージアはセックスをして処女を失う前に相談してほしいと頼み、約束する。しかし、ジニーはすでにマーカスと避妊せずにセックスをしてしまい、緊急避妊薬を使用したことを伝えることはできなかった。

その後、彼女は一人自分の肌を傷つける描写が描かれる。

翌日、学校で緊急避妊薬を服用したとマーカスに告げる。一方、授業中にトイレに向かおうとした時にバランスを崩して持っていたタンポンをハンターの顔に当たってしまうトラブルがあったが、ハンターはその後、塩辛いスナック菓子を手渡してくれるのだった。

放課後、ジニーは友人のアニーらに買い物に誘われ付いていくが、そこで彼女たちは万引きをし始める。その場の流れでジニーも万引してしまい、それがバレてジョージアが呼び出される。

ジョージアは間違った友人関係について指摘すると、ジニーは「友人に好かれたかった」と打ち明ける。ジョージアは、ジニーにお金について学ばせるため、市庁舎前のジョーが経営するカフェでバイトするように働きかけるのだった。

オースティンは、スター・オブ・ザ・ウィーク(毎週1人にスポットを当てて自己紹介など発表する機会を与えるアメリカの児童教育)に選ばれる。

しかし、シンシアの息子は自分の番を優先されたことによく思っておらず、彼の発表を小馬鹿にする。そんな中、ジョージアからのアイスの差し入れが届くと、クラスのみんなはオースティンに感謝する。

ジョージアは市長が参加するボウリングクラブのスケジュールを前もって把握し、偶然を装って子どもたちと一緒にその場に居合わせる。

ジョージアは市長に「グリーンガーデンズ」建設地の隣にシンシアが事務所を構えていて、エアコンを問題なく使用していることを伝える。その後、販売所の建設が始まるのだった。

ジニーの部屋に再びマーカスが侵入し、心配する素振りを見せる。しかし、ジニーが初体験だったことを知ると、避妊薬を飲んでいるからと再びセックスしようとするのだった。ジニーは怒りをあらわにしてマーカスを追い出す。

苛立っている様子に気づいたジョージアは、ジニーとオースティンを誘ってリビングでダンスして発散させる。翌日、アビーら友人はジニーの家に訪れ、謝罪とともにジニーの肌に合う化粧道具を持ってくる。

動き出す気配

ジョージアは、父親の名前を代筆してオースティン宛に手紙を書いていた。そしてオースティンの名前でクレジットカードを申請する様子も見られる。

その頃、ケニーの元妻が人を雇ってジョージアについて調べていた。ジョージアの本名はメアリーであり、父親は殺人未遂で服役中。ジニーの父親は写真家のザイオンで、結婚はせずに姓だけ名乗り、オースティンの父親は詐欺と横領で服役中のギル・ティミンズだという。

ケニーの元妻は、ケニーの金をジョージアが手にしないように依頼人に働きかけていた。

【ネタバレ】第3話『金持ちの単なるお遊び』

3話は、ジニーはハンターとキスしているときにマーカスが殴り込んできて、キスをするという夢を見ていたところをジョージアに叩き起こされるシーンから始まる。

スリープオーバー

スリープオーバー(お泊り会)が近づく中、マキシンは母エレンに外出禁止を言い渡される。しかし、ジョージアが家事を手伝うようにアドバイスしたことで、参加できることになった。責任者であるエレンを手伝うため、ジョージアもスリープオーバーに参加することになる。

ジニーはジョーのカフェで働き始める。マーカスがやってくると、彼女は不機嫌な態度で接していた。その後、ジニーは友人やハンターとチャットしたり、それぞれがスリープオーバー楽しみにしていた。

このときの個人チャットとグループチャットの使い分け、かなりリアルなティーンの内情という感じですよね。

ジニーたちは、友だちと自分の頭文字が入ったお揃いTシャツで参加する。全員揃ってその名もMANG(マキシン、アビー、ノア、ジニー)。

一方、ジョージアはスリープオーバーの手伝いに参加するため、ニックにオースティンの子守を頼むが断られてしまう。しかし、市長のポールが子守を申し出る。

ジニーはパーティを楽しみながら、プリクラブースでハンターとキスをする。MANGのみんなでポニーテールにしようとしていたところ、ジニーの髪の毛が乱れてしまい、更衣室へ向かうと、そこにはマーカスがいた。

後でジョージアに他人に髪の毛を触れらないように注意されますが、黒人の髪の毛を黒人ではない人が触れることの意味は以下の記事が参考になります。ビヨンセの妹、ソランジュは「Done Touch My Hair」で歌にもしていて、「私の魂に触れないで」とも歌っています。コメディアン、クリス・ロックの『グッドヘアー』というドキュメンタリーでも描かれています。

マキシンは、学芸会で一緒になるライリーに思いを寄せていた。スリープオーバーの機会で、彼女を呼び出して告白してキスをするが、彼女はストレート(シスジェンダー)であることを伝えてフラレてしまいます。

一方、ジョージアはお泊り会の参加費からお金をくすねていたところに、泣いているマキシンを発見して慰める。

更衣室でマーカスは、昨年に親友をガンで亡くしていたことを打ち明ける。どこか打ち解けた様子の2人はキスそうになるが、そのタイミングでジョージアとマキシンがやってくる。

マキシンをケアした後、ジョージアは気配を感じて声をかけると、ジニーはマーカスがそこにいることがバレないように一人で出てくるのだった。

ジョージアはハンターとのいい雰囲気になっていることを話すが、ジニーはその場にマーカスがいることから、不機嫌な態度を示す。

スリープオーバーが終わった翌朝、ハンターはジニーに告白し、ジニーはそれを受け入れて2人は付き合うことになる。近くではそれをマーカスが聞いていた。

ここで、ハンターが「僕の彼女になってほしい」というのに対し、ジニーが「私の彼氏になってほしいの?」と返すのもジニーらしくて良かったですね。

もどかしい関係

マキシンはライリーが同じクラスのため、告白したことで変な関係にならないか心配していた。しかし、ライリーは何事もなかったかのように振る舞ったことで、それももどかしさを感じていた。

その様子を観ていたある女子生徒に話しかけられ、内情を話すと、その女子学生は「あなたはホットだよ」と言ってくれるのだった。そう言って去っていく彼女をマキシンは自然と目で追っていた。

オースティンの子守を引き受けたポール市長だったがオースティンはなかなか心を許さないため苦戦していた。ポールがサッカーを観ながらスラングを放つ様子を見て笑ったことで打ち解けて、2人は仲良く1夜を過ごすことができた。そんな中、ポール市長は、オースティン名義のクレジットカードを発見してしまう。

ジョージアのフラッシュバックシーンでは、妊娠検査薬で陽性反応が出ている様子が描かれていた。その後、ジョーという若い男性に食べ物を分けてもらい、楽しいひと時を過ごしていた。そんな同じ会話の内容をカフェオーナーのジョーとしているシーンが描かれる。

カフェオーナーのジョーとは以前に会っていたんですね。ジョージアは気づいていると思いますが、ジョーが気づいているかはなんとも言えない様子でした。

【ネタバレ】第4話『間違いなくフェミニスト』

4話は、「ジョージアは男性と決して揉めない、恐れ知らずの女性だ」と語るジニーのナレーションから始まる。

カジノ・ナイト

パドマがハンターのバンドに加わり、男たちは彼女をセクシーだと言う。ジョージアは不安げな表情を見せていた。

ポールとジョージアは町の高級会員クラブでのイベントの会議に出席していた。シンシアが恒例になっているバザーについて説明すると、ジョージアは代替案としてカジノ・ナイトを提案するが、採用されなかった。

ポールはその後、ジョージアの自宅で息子名義のクレジットカードを見たことを人事課のエリカとともに質問する。しかし、オースティンの父親ギルが息子を利用したと語り、信じてもらう。立場を利用したジョージアは、逆にカジノ・ナイトを推し、ポールはやってきたシンシアに今年はカジノ・ナイトをやることに決めるのだった。

ジニーは友人たちと一緒にポルノ動画を見ながら話していた。付き合って3日経つも、ハンターはフレンチキスしかしないことに不満の様子のジニー。マーカスはそんな彼女たちの会話を部屋の外で聞いてしまう。

その後、ジニーは自分のセクシーな姿を写した自撮り写真をハンターに送るも相手にされない。そこで彼女はその画像をマーカスに送ってしまう。するとマーカス「セクシー」と言ってくれて、オーガズムを感じたことがないというジニーに対して、写真を送り合ってやり取りするのだった。しかし、自撮りしている様子をジョージアに見られてしまう。

翌日、授業中に呼び出されたジニーは、ジョージアへ連れられてクリニックでピルを処方してもらう。自分のことを卑下するジニーに対して、「あなたは美しい」と伝えるのだった。

邦題では主語が抜けていますが、現代は「リディア・ベネットは間違いなくフェミニスト」。リディア・ベネットは、授業で取り扱っていたジェイン・オースティンの「高慢と偏見」のベネット家の末っ子。

カジノ・ナイトの準備が進み、いよいよ開催される。思った以上に資金が調達されないことを鑑みて、ジョージアは即席でオークションを開催する。それが上手くいき、結果的にカジノ・ナイトを成功させることができた。

ジニーとハンター

バンド大会に参加するジニーたち。マキシンは思いを寄せているソフィの過去のInstagramの写真にいいねをし、そのお返しが来たことから彼女に話しかける。

その後、演奏前にハンターと会話するジニーは、ハンターのそっけない態度に不安を感じていたが、その後、ハンターがステージでジニーに向けた歌を捧げ、ジニーは嬉しそうな表情を見せる。一方で近くで見ていたマーカスは嫉妬している様子を見せていた。

その後、ハンターはジニーに、彼女を尊敬しているからあの写真に反応しなかったのだと話す。ジニーはハンターに自分の魅力が伝わっていないと思っていたが、ハンターは「君はセクシーだよ」と伝えてキスをする。

ジョージアはカジノ・ナイトの売上の一部を盗んでいた。その後、ポールに電話したジョージアは彼に好意を伝える。それに対して、ポールも夕食に誘うのだった。

ジニーがハンターとくつろいでいる中、マーカスからメッセージが届いていた。

ジョージアとポール、ジニーとハンター、それぞれ順調に進んでいるように見えますが、どことなく不穏な雰囲気を感じられる4話でした。

【ネタバレ】第5話『不意打ち』

5話は、庭の植物を争うとするウサギをサイレンサー付きの銃で撃ち抜くジョージアの姿から始まる。

動画の拡散

ハロウィンが近づいていた。ウェルズベリーの町の母親として、家の飾り付りけは必要だとエレンにアドバイスされる。ジニーは、母親がホラー映画好きであることを語り、彼女がホラー映画を好きなのはサイコパスだからだと考えている。

このエピソードはホラー映画っぽく、ジャンプスケア満載の演出がされて遊び心がありましたね。

バンド大会でのハンターがジニーに向けて歌った曲がYouTubeにアップされ、人気になっていた。ジニーは学校でも多くの人から声をかけられ、本人も嬉しそうな表情を見せる。

ジニーは、マキシンが思いを寄せている4年生のソフィをパーティーに誘う。一方、ハンターはジニーを家族との食事に招待する。ジニーはブレイシアもパーティーに誘っていた。

ハロウィン・パーティーの衣装に悩むマキシンたちだったが、ブリトニー・スピアーズをテーマにすることが決まる。ジニーはMANGだけで揃えようというのだった。一方、ジニーの動画のコメント欄に「醜いハーフ」の書き込みがあることを目にしてしまった彼女はショックを受けてしまう。

ジョージアとポールは、ジョーのカフェでデートする。2人は家族や生い立ちについて語り合う。そんな2人を見たシンシアは驚いている様子だった。ジョーも2人の関係が気になっている様子。ジニーはハンターの家で夕食を食べるお。アビーの両親が離婚をするらしい話や、ハンターの母親から大学の推薦についてプレッシャーを受ける。ジニーは両親の話を聞かれて話すも、どこか引け目を感じている様子だった。

ハロウィン・パーティー

ウェルズベリーの町の秋祭りに参加するジニーたち。仮想大会で発表している中、シンシアがポールが部下であるジョージアとデートしていたことを公表し、彼女が市長選挙へ立候補することを表明する。ニックは後始末を面倒がる一方で、デートの詳細を聞かせてほしいというのだった。

ジョージアは市長選に響くことを考慮して、関係を終わらせたほうが良いと伝えるが、ポールはジョージアに夢中だといい、2人はオフィスでセックスする。一方、家に帰ったオースティンは、家に何者かの気配を感じるのだった。

ハロウィン・パーティーでジニーたちはブリトニー・スピアーズの仮装で登場する。そこへブレイシアが現れ、彼女はジニーがブリトニーのコスプレをしていたことを気になっている様子だった。その後、ジニーは動画のコメント欄の「今まで見た中で最も白い黒人だ」という言葉を見て泣き出し、トイレで自傷行為をしてしまう。

シリーズ通してでもありますが、ジニーのアイデンティティが揺れている様子が描かれます。一方、ブレイシアの仮装はハリー・ベイリー。ディズニーの実写版『リトルマーメイド』のアリエル役に抜擢された俳優で、話題となりました。

マキシンはパーティーで泥酔し、ソフィが到着した頃には酔っ払って彼女に公然で迷惑をかけてしまう。それによってソフィはパーティーを去っていき、マキシンは泣き崩れてしまう。ジニーは彼女を部屋まで送り届ける。そこでマーカスと話したジニーは、友人関係を壊したくないことを伝え、マーカスも友だちでいることを約束する。

ジニーが帰宅すると、従兄弟のケイレブと叔母のマディが来ていることを伝えられる。ジニーは、ジョージアが「家族はいない」と言ったので、怒りをあらわにする。

フラッシュバックシーンでは、ザイオンの両親がジニーの後見人を申し出る様子が映し出される。最初は拒否していたザイオンだったが、母親の説得に応じて承諾することになる。

学校ではオースティンがシンシアの息子から、ジョージアをからかわれ、腹を立てたオースティンが削った鉛筆で手を指してしまうのだった。

【ネタバレ】第6話『思い出したくない過去』

6話は、ジョージアとシンシアが学校で先生と面談しているシーンから始まる。シンシアの息子ザックが手に1針縫う怪我をし、オースティンには学校から停学とセラピーを受けるよう勧められる。

ジョージアとマディ

ジョージアはオースティンをセラピーに行かせるつもりはないと宣言する。ジニーはジョージが嘘をついていたことへのショックと苛立ちを隠せず、ハンターにも打ち明けていた。

ジョージアがマディにやってきた理由を尋ねると彼女は「寂しかった」という。その後マディはジョージアの昔の写真を手渡す。

ジニーはオースティンの件をアビーに話すと、セラピーを紹介すると言ってくたが、12歳以下のため親の同意が必要だった。そんな中、オースティンとマディの息子ケイレヴが庭の草木を火遊びで燃やしてしまう。それでもジョージアはセラピーには行かせないと言うのだった。

アビーがセラピーについて「歯医者と一緒、心にもメンテナンスが必要」と言っていたのが良かった。日本とは違ってメンタルヘルスやカウンセリングへの関心の違いを感じます。

ジョーの店でジョージアとマディはお酒を交わしながら過去話で盛り上がる。2人が飲んでいる間、マキシンらとオースティンたちの面倒をみていたジニーはその後、酔っ払って帰宅した2人の様子を見て苛立ちを隠せないでいた。

その後、ジョージアは寝ているマディのスマホを調べ、彼女が探偵(ニックがパーティ出会ったジェシーと名乗る男)とやり取りしていることを知る。

回想シーンではジョージアがマディを世話する余裕がないと追い出し、マディがお金を盗んで出ていった過去が描かれる。

ジョージアはマディに出ていくように伝えると、過去と同じだと言って反抗するマディだったが、1万ドルを手渡すことでマディたちは家を後にする。マディはジョージアが実家を出た後、ジョージアの代わりに父親から性暴力を受けていたことを明かしていた。

過去は過去のままでいい

ジニーは家中を探し回り、ジョージアの秘密の隠し場所を見つける。そこには過去の写真や革のジャケット、そして拳銃があった。そんな中、同時に早く帰ってきたジョージアは家に気配を感じ、お互いに銃を向け合って対面してしまう。

その後、ジニーはジョージアの隠していることについて怒りをぶつけるとともに「メアリー」といったことで、ジョージアからビンタされてしまう。

ジョージアはジニーに「過去を知れば今までのような元には戻れなくなってしまう」といい、「過去は過去のままでいい」と伝えて過去の話を聞くことをやめてほしいと伝える。

その後、ジョージアはマディからもらった過去の家族写真を日で燃やす。一方、ジニーはジョージアの過去は自分にも影響すると考えて知りたがっていた。

【ネタバレ】第7話『16歳おめでとう』

7話はジョージアが誕生はいつも盛大に祝うことを説明する髪型をストレートに変えたジニーの様子から始まる。前話の衝突がなかったかのような態度のジョージアとジニーは誕生日を祝いながらも皮肉を込めたやり取りをする。

ジニーの誕生日

ジニーの父親ザイオンからジニーにピアノのプレゼントが届く。学校に登校したジニーは、マキシンらから誕生日を祝福され、ハンターもタップダンスを披露してお祝いする。そんな様子をマーカスは不満げに眺めていた。

マキシンはソフィと

マーカスはジニーに絵をプレゼントする。マーカスはジニーにキスをしようとするがジニーは彼氏がいると断る。さらにマーカスはパドマへの思いやりがないと言い、自分はハンターとセックスすると伝えるのだった。

翌朝、ジニーのサプライズパーティとして、マキシンらがやってくる。ジョージアの計画でジニーにメイクやマニキュア、ヘアスタイリングなどの美容関係のプレゼントをする。

パーティにはニックとジェシー(探偵)がやってきていた。ジョージアは探偵を本名のガブリエルの名前で呼び、牽制する。そんな中、ジェシーは前夫ケニーについて調べていたら、健康状態には問題がなかったと伝えられるのだった。

ジニーたちは、ジョージアに隠れて友人たちパーティするために抜け出していた。ハンターとジニーはベッドに入るも、セックスまでは至らなかった。マキシンとソフィも同様の様子。

ジニーは誕生日ということもあり、お酒を飲んでテンションが上っていたが、ジョージアが警察へ通報したことでパーティは途中で終わってしまう。ポールが警察まで迎えに行く。

ポールはめっちゃ良い人なんだよね。オースティンやジニーに対してもすごくいい関係性で接しています。

帰宅したジニーにジョージアが待ち受ける。ジョージアはジニーを安全を守るために行動していると伝えるも、ジニーは秘密を隠すジョージアに怒りをぶつける。するとジョージアは、義父に性的虐待されていた過去やホームレス、刑務所にも行った過去を明かす。

翌朝、ジニーはジョージアに謝罪し、ジョージアもジニーが大人になったことを再認識していた。ジニーは弱さを弱点だとするジョージアの考え方を家族を守るためだと理解しようとする。ジニーは父親がいてくれたらいいのにと思うのだった。

一方、オースティンは停学以来の登校になり、ザックに謝ろうとするも吐いてしまう。それを気持ち悪がられたことで彼は学校に行くのをやめてしまうのだった。

【ネタバレ】第8話『該当するものすべて』

8話はポールとジョージアの関係を暴き、個人攻撃するシンシアの選挙動画から始まる。

自分の居場所

ジニーとマキシンは、マーカスがパドマに別れを告げている様子を目撃する。学校では、ジュニア・エッセイコンテストの募集が近づいていた。テーマは「自分の居場所はどこか」。地区大会に出場できる1人を選出するもので、それは大学進学への推薦にも効果があるという。

ジニーたちがいるのが進学クラスというのもこのドラマの面白いポイントですよね。各々が大学進学への活動をしながらも私生活とのバランスに忙しくしているアメリカの学生のリアルが伝わってきます。

そんな中、学校にジニーの父ザイオンが現れ、ジニーはハンターを紹介し、その後、家の前でマーカスを紹介する。ザイオンはジニーの複雑な事情をなにか察するようにも見える。ジニーはエッセイについてザイオンに相談する。

一方、ザイオンはパートナーと別れたことを伝えるも、ジニーがポール市長と付き合っていること明かし、ザイオンとの関係を間違えないように伝える。

ジョージアがポールにザイオンが来ていることを伝えると、ポールは一緒にディナーを食べたいと言う。ディナーではザイオンの写真家としての活動と、ポールの共通の話題で盛り上がっていた。

自分の居場所について悩むジニーを、ザイオンは詩の朗読会へ連れて行く。そこで自ら詩で思いを伝えたり、ジョージアの母親としての行動に理解を示します。ジニーはザイオンにもっと長く居てほしいと伝えます。

詩の朗読会「スラム・ポエトリー」は自由な形で詩を表現するもの。日本では「ポエトリー・リーディング」とも言われています。曲に乗せた「ポエトリー・ラップ」という音楽もあって、めちゃくちゃ良い音楽です。

2人が帰宅すると、ジョージアが苛立っていた。彼女はマーカスがジニーの部屋に忍び込もうとしているのを知ってしまったからだ。2人は言い争いになると、ジニーは「世界一悪い母親」と呼び、去っていく。

すれ違い

翌日、授業でジニーは自分のエッセイを発表し、クラスの生徒たちからも拍手が巻き起こる。しかし、地区大会の一人に選出されたのはハンターだった。ジニーは教師のギッテンに理由を尋ねると、自由すぎると言われてしまい、彼女は悔しさを募らせる。

マキシンはソフィーと舞台のためにセリフを練習していた。雰囲気が良くなった2人は自然と体を重ねる。一方、ハンターはジニーとキス以上の関係になることに緊張していた。そこでジニーはエッセイのことを持ち出すと、台湾人のハーフであるハンターと、黒人のハーフであるジニーは、互いのアイデンティティについて言い争ってしまう。

その後、ザイオンはジニーに対して、自分が何者であるかを受け入れない限り、決して幸せにはなれないと告げる。

全体を通して描かれる、ジニーのアイデンティティとの向き合い方も、このドラマの魅力のひとつですね。

アビーは両親が離婚することになり、この一週間MANGの誰からも相手にされたかったことを嘆く。ジニーはそれぞれ対応しなければならない事情があると説明するも、アビーはジニーをビンタしてしまう。アビーはとっさに自分でビンタし、マキシンも真似するが、ノアはやらない。変な空気に思わず笑いだしてしまう4人。

しかし、その裏でシンシアの選挙運動に参加していたノラが、ジョージアの家に銃があることを明かしていた。再度空気が悪くなるも、マキシンがセックスしたことに話が変わり、再び笑いが起きるのだった。

このシーンの空気感は絶妙でした。友情関係の揺らぎが絶妙な綱渡りをしているような面白さ。一方、余談ですが、アメリカの銃犯罪を調査する非営利団体「Gun Violence Archive」によると、2022年までの3年連続で年間600件以上の銃乱射事件が起きていると発表しています。アメリカと銃規制は根深い問題がありますね。

ポールはテレビをみてジョージアの家へ訪れると、自分が銃規制派であることを伝え、彼女に隠し事はしないように伝える。その様子を見ていたザイオンは彼女に理解を示し、2人はそのままセックスをしてしまう。2人が寝たことを目撃したジニーはショックを受け、泣きながら自傷行為をしようとするが、マーカスが部屋に勝手に入ってきてしまう。

マーカスは愛していると伝えるが、ジニーは苛立ちと怒りを示し、罵倒してしまう。マーカスは涙を浮かべながら部屋を出ていき、バイクに乗って走り出すが、遠くから事故にあったような音が聞こえるのだった。

【ネタバレ】第9話『心は複雑』

9話は、「愛は美しいというが、痛みを伴う、振り回されるから信じない」と語るジニーのナレーションで始まる。

復縁の可能性

マーカスは事故を起こし、怪我をしたもの大事には至らなかっった。ジニーはマーカスにメッセージを送り続け心配していた。

ジョージアはザイオンとポールとの関係に悩んでいた。職場でポールは、先日の態度を謝り、ジョージアも同じく謝る。しかし彼女はザイオンと寝たことを伝えてはいなかった。

その頃、私立探偵は、トリカブトの毒でケニーが心臓発作を起こした可能性を訴え、毒物検査のためにケニーの遺体を掘り起こす許可をもらっていた。

日本では火葬が一般的ですが、アメリカ全土では火葬と土葬が半々ほどで、宗教や慣習などにより、土葬が主流になっている地域も多くあります。

オースティンはザイオンとかくれんぼをしている途中、ジョージアの隠した箱を見つけてしまう。オースティンは父親へ書いた手紙が、本人に送られていないことを知ってしまう。

ザイオンの提案で、エレン一家とジョージア一家でディナーをすることになる。ザイオンはこのまま町に残ることを宣言し、一方でジニーは空気に耐えられず退席し、2階のマーカスの部屋へ向かう。寝ているマーカスに話しかけようとすると、パドマがやってくる。パドマはマーカスを好きになると自分が傷つくことになると言い残すのだった。

エレン夫婦は夫婦の信頼関係がよく伝わって、本当に魅力的ですよね。手話で直接できない会話をするエレンたちの様子も面白いシーンでした。

ザイオンは近くのボストンにアパートを借り、ジョージアとの生活をやり直したいことを伝え、ジョージアもそれを受け入れる様子を見せる。

揺れる想い

ニューヨーク大学へ進学が決まったソフィーは、マキシンを傷つるつもりはないが、別れを告げる。マキシンは彼女を愛しておりショックを受けるも、結果的に2人は泣きながら別れることになる。その後、ノア、アビー、ジニーの3人で彼女を慰める。

そんな中、ジニーはマーカスの部屋へ再び訪れると、以前の態度を謝罪する。マーカスはスマホをなくしていたためジニーのメッセージが見られなかったのだ。2人がキスしそうなところで、それをアビーに目撃されてしまう。アビーはマキシンが傷ついている中で、彼女のマーカスと浮気するジニーを軽蔑する様子を見せ、マキシンにはとても伝えられないと言う。

ジョージアは市民が交流できる選挙戦のキャンペーンを行っていた。その様子をカメラに収めるザイオンだったが、ザイオンはポールとジョージアの良い関係性を察するのだった。同時にフラッシュバックで過去のシーンでも、ザイオンとジョージアが愛し合っていながらもタイミングが悪い様子が伝わる。

キャンペーンの後、ジョージアはポールにザイオンとやり直そうとしていることを伝え、彼と寝たことも伝える。それに対して、ポールは、ジョージアが未来を生きるべき人間だと伝え、自分たちが同じ人間であること、手を取り合って一緒に生きたいと婚約指輪を渡しながら真剣に伝える。

帰宅するとザイオンは荷物をまとめていた。ザイオンはジョージアが自分ではなく今の生活を望んでいることを察して伝え、家を去っていく。ジョージアは泣き崩れながらも、ポールからもらった指輪をはめる。ザイオンはその後、ジニーに町を去ることを伝えるが、ジニーはまたいつもと同じだと言って失望していた。

その後、ジニーはマーカスの部屋を訪れ、両親みたいに逃げたくないと「私もあなたを愛している」と伝える。そのまま2人はセックスをすると、マーカスは以前のジニーとのセックスが初めてだったことを明かす。

波乱の予感

マキシンは居間でマーカスのスマホを見つけてしまう。そこでジニーとのメッセージのやり取りや、お互いにセクシーな写真を送り合っていることなどを知ってしまう。

一方、市長室に忍び込んだシンシアはジョージアの電子台帳を盗み見る。そこで彼女がお金を横領していることを見つけるのだった。一方、私立探偵はケニー墓の墓を掘り返していた。しかし、そこにはすでにケニーの遺体はなく、ジョージアに先回りされたことを察知するのだった。

【ネタバレ】第10話『最低の裏切り行為』

最終話は「この世は男の世界」というナレーションから始まる。男の世界で女が上り詰めるには、「順応し、生きる術を学ぶこと」だという。

嵐の前の静けさ

ポールがジョージア、ジニー、オースティンとの家族写真を撮影し、選挙戦の最終局面に向けて、家族をアピールする。一方で、その場には私立探偵の姿も見られ、ジョージアはどこか上の空、ジニーとオースティンも表情は暗い。

シンシアが市庁舎へやってくると、ジョージアの横領を告発する。彼女はジョージアのパソコンを調べたというが、確認すると帳簿の帳尻はあっていた。ジョージアは無邪気に振る舞い、シンシアは苛立ちを隠せない様子。ニックはジョージアの耳元で帳尻は合っているが、今朝入金されたものだと言い残す。

ニックは気づいているみたいですね。シンシアがリスク犯して調べておいてなぜ形に残しておかなかったのかは謎ですが…。

翌日、学校でジニーはマックスたちに無視されてしまう。マックスはジニーとマーカスの関係を知ってしまったのだ。そんな中、英語教師は「Nワード」について“扱いづらい言葉”とし、「そうだろ、ジニー?」と言うのだった。無神経さとマックスが無視を貫いていることに耐えられなくなったジニーは教室尾を飛び出していく。

トイレでブレイシアに会ったジニーは、ハロウィンでの態度を謝罪する。ブレイシアは気にしていない様子だが、彼女にとっては肌の色や髪色を変えたりすることは決してできないというのだった。

「Nワード」とは、黒人に対する差別用語のこと。題材としている書籍はヴァージニア・ウルフの「自分ひとりの部屋」。英語教師がラップで茶化していましたが、黒人以外がNワードを使うことが何を意味するのかは、以下の記事が参考になるので読んでみてください。

ジニーは1日の間にハンターとマーカス、両方から「愛している」と言われ、気持ちが揺れていた。ジョーに相談すると、「本心に従え」という。ジョーはジニーが珍しいサングラスを持っていることに気づく。ジニーはジョージアが大切に持っていたものだと話し、それをもらったことが人生が変わるきっかけになったという。ジョーは自分があげたプレゼントを大切に持っていることに驚き、やってきたジョージアに何かを伝えようとするが、彼女が婚約指輪の話で盛り上がっている様子を見て気持ちを飲み込むのだった。

崩れ落ちる関係性

学芸会が始まる前、ジニーは無視を貫くマキシンに花束を持っていき話しかける。するとマキシンはジニーがマーカスをセックスしたことを指摘し、怒りをぶつけるのだった。

このシーンめちゃくちゃ良かった。演劇と舞台裏での口喧嘩の様子をシームレスに見せる演出が最高でしたね。

劇の一幕が終わり、廊下でジーンとマキシンが思いをぶつけ合い、そこへアニー、ノア、そしてハンターやマーカスもやってくる。ジニーの浮気や隠していた関係性が明らかになり、MANGもジニーとハンターの恋人関係も崩壊していく。

その後、家でマキシンはマーカスと口喧嘩になり、その様子を見かねた母エレンが仲裁する。その後、エレンはジョージアにマーカスとジニーの関係を報告するが、それを知っていながら教えてくれなかったジョージアを「悪い母親」と言い放つ。

崩れる音が聞こえるレベルで、まさに今までの関係が崩れ去っていましたね…。見応えあるシーンでした!このときマキシンは「ジョーディンとカイリー以来の最低の裏切り」と言っています。これは親友だったカイリー・ジェンナーとジョーディン・ウッズの関係のことを表現しています。エレンがジョージアの元にやってきたときの第一声が「母親をやめるわ、長時間労働で賃金なし」というのも最高でした。

ジニーとジョージア

ジニーはマーカスとセックスしたことをジョージアに話す。自分のせいだとしながらも、ザイオンのことを持ち出しジョージアの影響があったと言う。さらには、オースティンからの手紙を彼の父親に送ったという爆弾発言。ジョージアは、返送先を書いたのかと尋ね、何も教えないのは、もう娘が誰なのかわからないからだと説明する。ジニーは自分は母親だと言う。本質的に同じ人間であり、それを利用してより強いユニットになろうと奮闘する姿は信じられないほどだ。

このドラマには例えとしていろんな海外セレブの名前が登場します。ジニーがジョージアを「テイラー・スウィフトのように早く男を変える」と言っていましたが、これを観たテイラー・スウィフトはNetflixに対して大激怒していました。

翌日、ジニーは学校で、英語教師に自分がクラスで一番成績がいいのに評価されないことを質問する。相手にしない様子の教師に対し、「レイシスト(人種差別主義者)」だと避難します。「オバマに2回も投票した」と否定する教師だったが、ジニーは大学の推薦状にサインすることを引き換えに脅しをかけ、サインさせるのだった。

ジニーはカフェで探偵と接触する。彼は、ジョージアを危険だと忠告し、自宅で育てているトリカブトによってケニーを殺害したと伝えるのだった。探偵はジニーに相談に乗ると言うが、ジニーはジョージアがケニーのスムージ作りをしているときに花びら(トリカブト)を入れていたことを見ていたのだった。結果的に、ジニーは探偵に「勘違いしている」と伝える。

ジニーがいろんなことを察した瞬間。表情の変化も素晴らしかった…!

ジニーは帰宅すると、荷物をまとめて準備し、オースティンとともに彼女はトリカブトの植木鉢を燃やし、バイクで街を出ていこうとするのだった。出ていく前にマーカスに出くわすも、「後で話そう」と言って去っていく。

ポールは市長選挙で再選を果たす。見守るジョージアの隣に私立探偵やってきて、ケニーの遺体をどこへやったかを訪ねると、ジョージアはその時上がった花火に遺灰を混ぜたようなニュアンスで表現するのだった。探偵の元に電話が届き、ジョージアがケニーの前にアンソニーグリーンという男と結婚歴があること、その男が行方不明であることを知らされる。

一方、ジニーはオースティンとバイクで町を出ようとしていた。

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