ホテル・ムンバイ

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映画

【テロ事件の実話】『ホテル・ムンバイ』ネタバレ感想・あらすじ解説

今回ご紹介する映画は『ホテル・ムンバイ』です。

オーストラリアとインド・アメリカよる合作で、2008年のインドで起きた実際のテロ事件を題材にした映画。

本記事では、ネタバレありで『ホテル・ムンバイ』を観た感想・考察、あらすじを解説。

まめもやし

いつ降りかかるか分からないテロの恐怖をありありと感じた映画です。

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『ホテル・ムンバイ』作品情報・予告・配信

『ホテル・ムンバイ』

ホテル・ムンバイ

5段階評価

ストーリー :
キャラクター:
映像・音楽 :
エンタメ度 :

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あらすじ

インドの巨大都市・ムンバイ。臨月の妻と幼い娘と暮らす青年・アルジュンは、街の象徴でもある五つ星ホテルの従業員であることに誇りを感じていた。そんなある日、武装したテロリスト集団がホテルを占拠し、500人以上の宿泊客と従業員を無慈悲な銃弾が襲う。

作品情報

タイトルホテル・ムンバイ
原題Hotel Mumbai
監督アンソニー・マラス
脚本ジョン・コリー
アンソニー・マラス
出演デーヴ・パテール
アーミー・ハマー
ナザニン・ボニアディ
ティルダ・コブハム=ハーヴェイ(英語版)
アヌパム・カー
ジェイソン・アイザックス
撮影ニック・レミー・マシューズ
音楽フォルカー・ベルテルマン
編集ピーター・マクナルティ
アンソニー・マラス
製作国オーストラリア・インド・アメリカ
製作年2019年
上映時間125分

予告編

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『ホテル・ムンバイ』のキャスト・キャラクター解説

キャラクター役名/キャスト/役柄
アルジュン(デーブ・パテール)アルジュン(デーブ・パテール)
タージマハル・ホテルの給仕スタッフ。
デヴィッド(アーミー・ハマー)デヴィッド(アーミー・ハマー)
タージマハル・ホテルの宿泊者。アメリカ人建築家。
ザーラ(ナザニン・ボニアディ)ザーラ(ナザニン・ボニアディ)
デヴィッドの妻でイラン人の富豪令嬢。
サリー(ティルダ・コブハム・ハーヴェイ)サリー(ティルダ・コブハム・ハーヴェイ)
デヴィッドとザーラの息子のベビーシッター。
オベロイ(アヌパム・カー)オベロイ(アヌパム・カー)
タージマハル・ホテルの料理長。
ワシリー(ジェイソン・アイザックス)ワシリー(ジェイソン・アイザックス)
タージマハル・ホテルの宿泊者。ベンチャーキャピタルの社長であり元スペツナズの将校。

主演はイギリス生まれの俳優、デーブ・パテール。2008年、アカデミー賞で8部門受賞した『スラムドッグ・ミリオネア』で主演を務め、その後も多くの映画に出演しています。

『デスパレートな妻たち』『ゴシップガール』などのTVシリーズや、『ソーシャル・ネットワーク』や『J・エドガー』などに出演したアーミー・ハマーが共演。

その他のキャストには、TVシリーズ『HOMELAND』などで活躍するイランの女優ナザニン・ボニアディや、これまでに500本の映画に出演してきたインドの名優アヌパム・カー、『ハリー・ポッター』シリーズのルシウス・マルフォイ役でも知られるジェイソン・アイザックスなどが出演。

インドで起きたテロ事件を元にした映画

ホテル・ムンバイ
(C)2018 HOTEL MUMBAI PTY LTD, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, ADELAIDE FILM FESTIVAL AND SCREENWEST INC

『ホテル・ムンバイ』は、2008年にインドのムンバイで起きた同時多発テロが題材。

上映時間のほとんどがテロに襲われる恐怖の場面を描いているため、観ているというよりも、実際にテロに立ち会ってしまっているような緊張感が長く続きます。

そのため、容赦なく不条理なテロリストたちの攻撃を受け、非常に辛い映像が続きました。

まめもやし

映画館では途中退席する方もいました…!

そんな状況でありながら、ホテルの従業員たちは宿泊者たちを命がけで助けようとするのです。そこには宗教や人種の分け隔てなどありません。

実際にホテルの従業員の方が最も多く亡くなっているということから、どれだけ身を呈していたのかが分かります。

終始息をつく暇がないくらいの展開で鑑賞後は疲労が溜まるかもしれませんが、観る価値のある作品です。

このテロ事件では、170人以上が死亡し、事件の収束までに3日を要しました。

123分の映画を観ているだけでも辛く、早く終わってくれと願っていましたが、実際の事件現場を想像すると計り知れない恐怖を感じます。

事実、テロという脅威は、いつどこで起きるか分かりません。日本も例外ではありません。

映画を観ながら「今、この映画館に突然テロリストがやってきたら」と想像してしまう自分がいて、本当に恐ろしく感じたのを記憶しています。

実際の事件では、ホテル以外にも駅やカフェ、そして映画館においても襲撃があり、犠牲者が出ています。劇中、観客の我々からすると、「なぜそこを動いてしまうんだ」というようなシーンがいくつかあります。

被害者のパニック心理がまじまじと映され、緊迫した状況で冷静な判断をできないことがありありと伝わってきます。

自分だったら何ができるのか、どう行動するのか、何もできないのか。考えてしまいます。

ネタバレあり

以下では、映画の結末に関するネタバレに触れています。注意の上、お読みください。

事件の首謀者とテロリストの描き方

ホテル・ムンバイ
(C)2018 HOTEL MUMBAI PTY LTD, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, ADELAIDE FILM FESTIVAL AND SCREENWEST INC

本作は、単純にテロリストに襲われる被害者たちを描いた構図ではなかったのが印象的。加害者であるテロリストたちの言動や心理描写も事細かに描かれるのです。

テロリスト側の心情も描いた挑戦的な映画

テロリスト側も描くことが意味するのは、彼らも人間であるという事実。

これは映画としては非常に挑戦的な描き方で、テロという行為自体100%テロリストが悪いのは間違いないのですが、本作ではテロリスト側の内面も描ききっています。

テロの実行犯は、パキスタンの若い少年たちでした。描かれるのは、彼らがタージマハルホテルに入ったときの素直で素朴な感想や、自分の家族に泣きながら連絡する姿、女性のブラジャーにも触れられない姿です。

そんな映像をみていると、自然と「なんでこんな子たちがこんな酷いことを」という率直な思いが芽生えると思います。

彼らには首謀者と思わしき指導者がいて、逐一電話で指示を受けていました。「異教徒だから殺せ」と言われれば、それを疑いもせずに信じ込み、その通りに実行してしまうのです。

その「純粋さゆえの無知」がもたらす恐ろしさ。

さらに忌まわしいことに、宗教を大義に掲げ、許されざる事件を引き起こした首謀者は今だに捕まっていないのです。
また、テロにより様々な側面も浮き彫りになっていました。

ムンバイの警察組織のテロ対策の不十分さ、報道によって犯人に有利になる情報が得られてしまうこと、宗教とは一体何のためにあるのか。

悲しきテロの被害にあったタージマハル・ホテルでしたが、大きな被害を受けたにも関わらず、速やかに修復して再び開業を遂げています。

今なおホテルで働く多くの人がテロの被害者であるという、決してテロに屈しないインドの方々の強さに感動しました。

まめもやし

タージマハル・ホテル、インドに行ったときに泊まろうと思います!

まとめ:名もなき英雄たちの姿

今回は『ホテル・ムンバイ』をご紹介しました。

インド最大の都市、ムンバイで起きた凄惨なテロ事件。映画は辛い映像がずっと続きますが、宗教と信仰とは一体何なのか、改めて考えさせられた作品でもあります。

一人でも多くの人を助けようとした“名もなき英雄たち”の姿を、ぜひ知っておいてください。

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