本記事のポイント
- クリストファー・ノーラン監督のおすすめ作品が知りたい!
- ノーラン監督の最高傑作はどの映画?
- 公開順やこれまでの作品も知りたい!
「ハズレ知らずのヒットメーカー」とも言われているクリストファー・ノーラン監督。
本記事では、クリストファー・ノーラン監督作品のおすすめランキングをご紹介します。

Twitterのノーラン監督に関するツイートの反応の高さからも、人気監督であることがわかりますね!
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作品名 | U-NEXT | プライムビデオ |
---|---|---|
フォロウィング (1998) | ![]() | ![]() |
メメント (2000) | ![]() 31日間無料 | ![]() 30日間無料 |
インソムニア (2002) | ![]() | ![]() |
バットマン・ビギンズ (2005) | ![]() 31日間無料 | ![]() 30日間無料 |
プレステージ (2006) | ![]() 31日間無料 | ![]() レンタル |
ダークナイト (2008) | ![]() 31日間無料 | ![]() 30日間無料 |
インセプション (2010) | ![]() 31日間無料 | ![]() 30日間無料 |
ダークナイト・ライジング (2012) | ![]() 31日間無料 | ![]() 30日間無料 |
インターステラー (2014) | ![]() 31日間無料 | ![]() 30日間無料 |
ダンケルク (2017) | ![]() 31日間無料 | ![]() 30日間無料 |
テネット (2020) | ![]() ポイント利用で無料 | ![]() レンタル |
- クリストファーノーラン監督のおすすめ作品ランキング
- 第11位:『フォロウィング』(1998)
- 第10位:『インソムニア』(2002)
- 第9位:『ダンケルク』(2017)
- 第8位:『バットマン・ビギンズ』(2005)
- 第7位:『ダークナイト・ライジング』(2012)
- 第6位:『プレステージ』(2006)
- 第5位:『インターステラー』(2014)
- 第4位:『TENET テネット』(2020)
- 第3位:『インセプション』(2010)
- 第2位:『ダークナイト』(2008)
- 第1位:『メメント』(2000)
- クリストファー・ノーラン監督映画の特徴
- クリストファー・ノーランによる監督作品(公開順)
- まとめ:クリストファーノーランは天才の映画監督
クリストファーノーラン監督のおすすめ作品ランキング
まずは、クリストファー・ノーラン監督を知らない方のために、簡単にプロフィールを紹介します。
映画監督クリストファー・ノーラン
© 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
名前 | クリストファー・ノーラン |
生年月日 | 1970年7月30日 |
出生地 | イングランド・ロンドン |
国籍 | イギリス・アメリカ |
職業 | 映画監督・プロデューサー・脚本家 |
著名な家族 | ジョナサン・ノーラン(弟) |
両親がイギリス人とアメリカ人のため、ノーラン監督は2つの国籍をもっています。
ロンドン大学でイギリス小説を学ぶ傍ら、短編映画の制作をはじめたのがキャリアのきっかけ。
脚本家で弟のジョナサン・ノーランも有名で、彼が脚本を手がけた映画『メメント』で一気に兄弟の名が知られるようになりました。
第11位:『フォロウィング』(1998)
あらすじ
作家志望のビルは、創作に活かすため通りすがりの人の後をつける行為を繰り返していた。
ある日、尾行していたコッブという男に気付かれてしまう。
しかしコッブもまた尾行に取り憑かれた人間だった。
二人は共にアパートに侵入するのだが、そこで見た女性興味を持ち尾行を始めるのだが…。
おすすめポイント
クリストファー・ノーラン監督初めての長編作品がこちら。
有名な俳優は出演しておらず、低予算でも面白いことを証明しています。
ノーラン監督作品は、細部まで徹底して作り込まれているため、繰り返して観たくなるんです。
それは初監督のこの作品から始まったとも感じられました。
時系列を入れ替えて進んでいく展開は次作『メメント』へと受け継がれていくようにも感じました。
第10位:『インソムニア』(2002)
あらすじ
アラスカのナイトミュートという地で、白夜の時期に17歳の少女の変死体が見つかる。
ロス市警からウィルとハップが応援で派遣される。
ウィルは経験を活かして犯人をおびき寄せることに成功するが、深い霧で見誤り相棒のハップを銃殺してしまう。
その事実を言えないでいたウィルは白夜もあり、不眠症になってしまう。
そんな中、犯人から連絡が来るのだった…。
おすすめポイント
ノルウェー映画のリメイクである本作。
白夜のアラスカを舞台に比較的淡々と物語は進んでいきます。
辺境で起きる事件と事故をきっかけに、進めば進むほど深い霧に入っていくような感覚を覚えました。
心理描写が巧みで、不眠症を一つのテーマとして、追う側と追われる側の視点で観客を引きつけます。
ストーリーの起伏は少ないですが、アル・パチーノを筆頭に俳優たちが抜群の演技をしていて重厚なストーリーに仕上がっていました。
第9位:『ダンケルク』(2017)
あらすじ
1940年、ドイツ軍によってフランス北部の港町ダンケルクに追い詰められた連合軍兵士40万人。
猛攻にさらされながらもトミーたち兵士たちは必死に生き延びる手段を探す。
一方のイギリスでは民間船も動員した救出作戦を始め、ダンケルクに向かう。
また、イギリス空軍のパイロットも不利な状況にも関わらず出撃を始める。
おすすめポイント
ダンケルク作戦という史実をもとに描いた作品。
戦争映画の部類に入りますが、「戦争を体験する映画」となっています。
まさに戦場にいるかのような臨場感と緊迫感、そして迫りくる敵の爆撃。
劇中の間、ずっと鳴り続ける時計の秒針音の演出が緊張感を最大限に引き出していました。
第8位:『バットマン・ビギンズ』(2005)
あらすじ
幼い頃、目の前で両親を殺害されたことで孤児となったブルースは、悪の蔓延るゴッサム・シティを浄化するべく、世界中を旅して力をつける旅に出る…。
おすすめポイント
ノーラン版バットマンシリーズの第1作。
後の2作に隠れて目立たない印象ですが、普通に面白いです。
ストーリーは、バットマンが誕生するまでの経緯や葛藤が描かれています。
バットマンというヒーローが他のヒーローと一線を画する意味を理解することになるでしょう。
第7位:『ダークナイト・ライジング』(2012)
あらすじ
ジョーカーの襲撃から8年が経過。ゴッサム・シティ破壊を目論むベインが現れる…。
おすすめポイント
ノーラン版バットマン完結作。
ジョーカーとの激闘から8年。再び脅威がゴッサムを襲います。
ジョーカーとは異なった最強の的ベインの登場で、為す術のないバットマン。
今作ではバットマン=ブルース・ウェインという一人の人間の正義を描いているように感じました。
最高の完結作でしたが、同時期に悲しい事件も現実で起きてしまったのが残念でならないです。
第6位:『プレステージ』(2006)
あらすじ
マジシャンの助手をしていたロバートとアルフレッド。
舞台の事故でロバートの妻がなくなったことが原因となり仲違いする二人。
次第にマジシャンとして名声を得ていく二人でしたが、互いに意識し合い過激さをましていき…。
おすすめポイント
19世紀のイギリスを舞台に、2人の天才マジシャンの戦いがサスペンス調で進んでいき、目が離せません。
最後はそう来たか!という驚きもありました。
マジックはタネが分かるとつまらないと言いますが、まさにそれを映画にしたような上手い構成に脱帽です。
第5位:『インターステラー』(2014)
あらすじ
地球の寿命がそう長くない近未来。
移住可能な惑星を探しにいくミッションに選ばれた元エンジニアの男。
彼には家族がいて、地球の未来と家族の心配という二つの間で葛藤する。
その末に彼は家族に必ず帰る約束をして宇宙船に乗り込むのだった。
おすすめポイント
科学的で哲学的、専門用語も出てくるし難しさも感じるけれども、それ以上に家族の愛というシンプルなものに集約している点が深い感動を呼びます。
壮大なスケールで描かれる家族の愛情、そして人類の可能性をひしひしと感じた作品です。
第4位:『TENET テネット』(2020)
あらすじ
特殊部隊に所属する名もなき男は、フェイと名乗る人物からあるミッションを命じられる。
それは、未来からやってくる敵と戦い、人類にとって核戦争以上の脅威となる事態を回避するというものだった。
そしてその任務のキーワードは“TENET“という言葉だった……。
おすすめポイント
これぞ、ノーランの集大成!
時間の逆行という非常に難解なテーマをエンタメとして完璧なまでに完成させた超大作。
『メメント』『インセプション』『インターステラー』の要素が入りこみ、これまでのノーラン映画を見てきたファンとしてはノーランの一つの到達点を感じることでしょう。
ノーランは映像の力で時間すらも操ってしまう魔術師でした。
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第3位:『インセプション』(2010)
あらすじ
コブは、人が無防備になる睡眠時に潜在意識に入り込んでアイデアを盗むという犯罪のスペシャリスト。
それがきっかけで国際指名手配になってしまうが、彼に一世一代の仕事が舞い込んでくる…。
おすすめポイント
初めてこの作品を観た時、何でこんなストーリーをを思いつけるのかと衝撃が走ったのを覚えています。
この作品は複雑で難解なため好みが別れると思いますが、その圧倒的までに作り込まれた内容に驚くこと間違いなし。
上映時間が長いのと、途中で油断すると訳が分からなくなる複雑な構造。
それでも何回も観たくなるのです。本当に天才だと思いました。
第2位:『ダークナイト』(2008)
あらすじ
ゴッサム・シティはバットマンの暗躍とジム警部、そしてハービー・デント検事の献身的な活動で犯罪率は減っていた。
しかしジョーカーと名乗る犯罪者の台頭により、ゴッサムは再び狂気に包まれていく…。
おすすめポイント
ノーラン版バットマン第二弾。
バットマン最大の宿敵、ジョーカーとの対峙を描いた今作。
単なるヒーロー映画の善と悪の対立ではない構造、正義とは一体何なのかを痛いほど突きつけられます。
ダークナイトというタイトルに込められたバットマンの役割を知る時、これがただのヒーロー映画ではないことが分かります。
何と言ってもジョーカーを演じた故ヒース・レジャーの怪演に圧倒されます。
第1位:『メメント』(2000)
あらすじ
妻を殺されたショックで、前向性健忘という短い間しか記憶を保っておけない障害を持った男が、最愛の妻を殺した犯人を追うサスペンス。
短期間だけの記憶しか保てない主人公は、自らの体に犯人に繋がるタトゥーを刻み、その情報を元に犯人を追っていくが…。
おすすめポイント
ノーラン監督2作目の今作。
時系列が逆行して遡っていく斬新な構成は、観ている人間も主人公と同じく記憶障害に陥ったかのようでした。
体に刻まれた数十分前の自分の記憶を頼りに進んでいく展開は斬新で、訳が分からなくなりそうなところをちゃんと成立させていて、尚且つ面白いのです。
ノーラン監督の挑戦的であり、それをなし得る確かな脚本があってこその一本です。
クリストファー・ノーラン監督映画の特徴
- CGに頼らないリアルを追求した映像
- IMAXカメラによる撮影
- 余計な説明は極力描かない
- 観客に想像させる脚本
ノーラン監督の映画には上記のような特徴があります。
CGに頼らないリアルを追求した映像
ノーラン監督のこだわりの一つとして、先端技術になるべく頼らない撮影方法が挙げられます。
よりリアルな迫力や映像を届けるために、『ダークナイト』ではビル丸々一棟を爆破したり、『インターステラー』では成層圏から地球を撮影したり、CGを使わずミニチュアでの特撮をしたりと、リアルな映像の追求が彼の作品の臨場感を生み出しています。
IMAXカメラによる撮影
一方で、ノーラン監督は初めてIMAXを長編映画で使用した監督でもあるんです。
IMAXカメラはカメラ自体の大きさが巨大なため、映画の撮影向きではありませんでした。
そんな中、先陣を切って映画に取り入れたのがノーラン監督。
その結果リアルで圧倒的な映像表現を生み出すことに成功しました。
当時50万ドルもしたIMAXカメラをカーチェイスの撮影中にぶっ壊してしまうというハプニングがあったのですが、これも彼が本物の映像を追求していることを物語っていますね。
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余計な説明は極力描かない
ノーラン監督の作品の多くは、余計な説明を徹底的に省いた描き方をしています。
それにも関わらず上映時間が長かったり、複雑な設定となっていることが多いのは、細部にまで徹底的にこだわりがあるからなんです。
そのため作品によっては難解で、1度観ただけでは設定を理解できないこともありますが、繰り返し観たくなるのはノーラン監督の描写力ゆえですね。
観客に想像させる脚本
ノーラン監督の作品では、鑑賞後にだれかと思わず語りたくなる内容が多くなっています。
- 『メメント』
- 『ダークナイト』
- 『インセプション』
- 『インターステラー』
ノーラン監督作品でも特に語りたくなるのが上記の作品。
難解な設定や、結末のあれこれなどあえて決定的な描き方をしないことによって、観客の想像力を働かせ夢中にさせます。
クリストファー・ノーランによる監督作品(公開順)
ここでは、ノーラン監督による作品を公開順にご紹介します。
公開年 | タイトル |
---|---|
1998年 | ![]() ![]() 作品名:フォロウィング(Following) 出演者:ジェレミー・セオボルド |
2000年 | ![]() ![]() 作品名:メメント(Memento) 出演者:ガイ・ピアース |
2002年 | ![]() ![]() 作品名:インソムニア(Insomnia) 出演者:アル・パチーノ ロビン・ウィリアムズ |
2005年 | ![]() ![]() 作品名:バットマン・ビギンズ(Batman Begins) 出演者:クリスチャン・ベール リーアム・ニーソン |
2006年 | ![]() ![]() 作品名:プレステージ(The Prestige) 出演者:ヒュー・ジャックマン クリスチャン・ベール |
2008年 | ![]() ![]() 作品名:ダークナイト(The Dark Knight) 出演者:クリスチャン・ベール ヒース・レジャー |
2010年 | ![]() ![]() 作品名:インセプション(Inception) 出演者:レオナルド・ディカプリオ 渡辺謙 ジョゼフ・ゴードン=レヴィット |
2012年 | ![]() ![]() 作品名:ダークナイト・ライジング(The Dark Knight Rises) 出演者:クリスチャン・ベール トム・ハーディ |
2014年 | ![]() ![]() 作品名:インターステラー(Interstellar) 出演者:マシュー・マコノヒー アン・ハサウェイ |
2017年 | ![]() ![]() 作品名:ダンケルク(Dunkirk) 出演者:フィン・ホワイトヘッド |
2020年 | ![]() ![]() 作品名:テネット(TENET) 出演者:ジョン・デヴィッド・ワシントン ロバート・パティンソン |
つづいて、ノーラン監督が製作で関わった作品はこちら。
公開年 | タイトル |
---|---|
2013年 | ![]() ![]() 作品名:マン・オブ・スティール(Man of Steel) 出演者:ヘンリー・カヴィル エイミー・アダムス |
2014年 | ![]() ![]() 作品名:トランセンデンス(Transcendence) 出演者:ジョニー・デップ |
2016年 | ![]() ![]() 作品名:バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(Batman v Superman: Dawn of Justice) 出演者:ベン・アフレック/ヘンリー・カヴィル |
2017年 | ![]() ![]() 作品名:ジャスティス・リーグ(Justice League) 出演者:ベン・アフレック |


ノーラン監督は製作だけでも、監督並みに大々的に名前が使われることも多いんですよね…!
まとめ:クリストファーノーランは天才の映画監督
以上、クリストファー・ノーラン監督のおすすめ映画ランキングをご紹介しました。
本記事のまとめ
- 第1位:『メメント』
- 第2位:『ダークナイト』
- 第3位:『インセプション』
- 第4位:『TENET テネット』
- 第5位:『インターステラー』
- 第6位:『プレステージ』
- 第7位:『ダークナイト・ライジング』
- 第8位:『バットマン・ビギンズ』
- 第9位:『ダンケルク』
- 第10位:『インソムニア』
- 第11位:『フォロウィング』
いかがだったでしょうか。
クリストファー・ノーラン監督がすごいのは、どの作品も面白いこと。


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