今回ご紹介するのは、Netflixオリジナルドラマ『DARK ダーク』のシーズン2です。
『ダーク』は、ドイツ製作のタイムトラベルを扱ったミステリードラマ。
すでに、シーズン3をもって物語が完結していることもあり、これからイッキ見する方にもおすすめのドラマです。
本記事では、『ダーク』シーズン2を丸わかりできるように、ネタバレあり関係性を解説していきます。
シーズン1を振り返りたい方は、以下の記事で解説しています。
ネタバレあり
以下では、Netflixドラマ『ダーク』シーズン2の結末に関するネタバレに触れています。注意の上、お読みください。
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第1話『始まりと終わり』
1921年
出典:https://www.netflix.com/
時は1921年。洞窟を掘る男2人が登場する。
どうやら1人はノアであることが分かりますが、ノアはもう1人の男を背後からツルハシでぶっ刺して殺してしまう。
その後、「2020年6月27が最終周期の始まり」であることが判明して、物語がはじまります。
2020年6月21日の出来事
出典:https://www.netflix.com/
ヨナスたちが失踪してから半年。
難航する失踪事件の捜査に、新しく特別捜査官のクラウゼンという男が加わる。
原発は閉鎖されることが決まり、所長のアレクサンダーは廃炉の準備を進める。
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レジーナは乳がんの影響で髪の毛は抜け落ち、体調もあまり良くない様子。
バルトシュはマルタと会うも、二人とも家庭環境の問題を抱えていて想いはすれ違い、ケンカしてしまう。
そんなバルトシュのもとへ「今夜だ」という何かを指示するメールが届く。
ニールセン家
カタリーナはひとり洞窟へと向かう。
マグヌスはフランツィスカとイチャついていたが、妹を迎えに行くというフランツィスカのあとをつけると、彼女は森の中にある箱で誰かと手紙をやり取りしている様子だった。
カーンヴァルト家
家で自暴自棄になるハンナの元へ、未来のヨナスが現れる。
怪しむハンナに対して、ヨナスは自分が未来から来たこと、そして自分とハンナしか知らない出来事を話し、未来からきたヨナスであることを証明する。
ドップラー家
ペーターとエリザベートは家の整理をしていて、シャルロッテと時計職人のタンハウスが写った写真を見つける。
シャルロッテは連邦捜査官と共に捜査にあたる。
フランツィスカが森の中の箱でやり取りしている相手は、キャンピングカーで娼婦をしているベニだった。
エリザベートは1921年に取られた古い写真の中からノアの姿を発見し、ペーターからシャルロッテに知らせる。
2052年の出来事
ヨナスがいる未来の世界は荒廃しており、マルタを含む多くの人が死んでしまっていることが分かる。
ヨナスは地下の貯蔵庫を基点として荒廃した世界を探索している。
出典:https://www.netflix.com/
金髪の女のリーダーを筆頭とする謎の勢力は立入禁止の危険地帯へ入ったものを処刑していた。
夜中、人知れず壁の内側の危険地帯に侵入したヨナスは、原発跡の敷地内で黒いうごめく物体を見つける。
アダム
冒頭で若いノアが話していたアダムという人物が登場。
皮膚がただれた顔のアダムはノアと話しており、「失われたページを取り戻す、あと6日だ」と言うのだった。
第1話感想
シーズン1とは打って変わって、シーズン2では第一話から結構大きく動いていました。
ポイント
- 1921年という時間軸が新たに登場
- クラウゼン特別捜査官の登場
- 未来では町の多くの人が死んでしまっている
- アダムの登場
- 未来の原発跡にはなぞの黒い物体がある
物語の大きなポイントとしては上記の通り。
分かったこととしては、シャルロッテの祖父はH.G.タンハウスということと、未来の謎の勢力を指揮している人はエリザベートですね。
印象がだいぶ変わってしまったようですが、一体何があったのでしょうか。
あとは、冒頭の若い青年はノアの若い頃だったんですね。
第2話『ダークマター』
1987年6月22日(終末まであと5日)
出典:https://www.netflix.com/
この時代にいるミッケルの生活が主軸で進んでいく。
老婆のクラウディアがこの時代のクラウディアに会いに来る。タイムマシンを見せ、33年後(2020年)へ送るとともに「アダムを止めて」と伝えるのだった。
2052年
立入禁止地区に入っていることが謎の勢力のリーダーたちにバレて拘束されるヨナス。
掟を破ったことで首吊りの処刑をさせられるが、リーダーは苦しむヨナスの姿をみて甘んじて助けることにする。
その後、リーダーの側近の女性から危険地帯のことを聞かれたヨナスは2人で危険地帯に行くことになる。
出典:https://www.netflix.com/
謎の黒い物体を前にして、「死ぬならどこでも同じ」とヨナスは危険をかえりみずに物体の中に身を投じていく。
2020年
出典:https://www.netflix.com/
中年のヨナスは「秘密にしていたことが失敗の元凶」と話し、ハンナを1987年へ連れていき、全てを打ち明けることにする。
そして1987年にいったハンナはミッケル(=ミカエル)の姿を目撃する。
フランツィスカは娼夫とやり取りをしていたが、それはホルモン剤の処方箋を渡していたと判明。それを売春しているとマグヌスに勘違いされたことでケンカになる。
エゴンは少年殺人未遂で捕まった男がまだこの町の精神病院にいることを知って会いに行く。
ウルリッヒは、捕まった後34年間もの間、精神病院にいたのだった。
第2話感想
ポイント
- 中年ヨナスはハンナに打ち明ける
- 老年クラウディアが中年クラウディアをタイムスリップさせる
- ウルリッヒは精神病院に幽閉させられていた
- ヨナスがなぞの黒い物体の中へ入る
第2話は上手い構成でしたね。
ミッケル(=ミカエル)のタイムスリップ後の生活を描きつつ、最後にそれをハンナがみるという構成は面白いです。
そして、未来に言ったヨナスは足を撃たれたり首をつられたりと散々な目にあってしまいます。
シャルロッテの両親は本人すらも知らないと話しているのが印象的です。
老年クラウディアはいろいろと知っているみたいでかなり重要な立ち位置になってくると思われます。
第3話『幽霊』
出典:https://www.imdb.com/
ノアは地下室でイス型タイムマシンによって少年ヘルゲを元の時代へ戻す。
アグネスとドリスは怪しい関係にある様子で、それをクラウディアに見られていた。
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クラウディアがヘルゲに会いにいくと、彼は「ノアは信じるな」「光と影の戦いである」と語る。
精神病院でウルリッヒは自らが「未来からきたウルリッヒである」とエゴンに明かす。
アグネスはノアに会いに行く。ノアとアグネスは兄妹で、ノアはアダムが欲しがっている「最後のページ」を探していた。
アグネスはクラウディアを裏切る素振りを見せてノアにページを渡す。
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エゴンはウルリッヒにミッケルを見たことを話すと、ウルリッヒは激昂し、ミッケルの居場所を教えるようにとエゴンを襲います。
ノアと老婆のクラウディアが対峙し、クラウディアは銃殺されてしまう。彼女がもつページにはシャルロッテに関する何かが書かれており、それに驚く様子のノア。
アダムはクラウディアが死んだことを知ると、当然であり、因果応報だと言うのだった。
第3話感想
しだいに物語がつながってきた印象の第3話。
ポイント
- ノアとアグネスは兄妹
- 老婆クラウディアがノアに殺される
- 老人ウルリッヒがエゴンに名前を明かす
話から分かるのはアダム側とクラウディア側という対立関係があり、もともとノアはクラウディア側だったのでしょうね。
アグネスはクラウディアを裏切るフリをしてノアに取り入ったのでしょう。つまりクラウディアはノアに殺されるということも、ある意味筋書き通りなのかもしれません。
エゴンとウルリッヒの会話で出てくる「白い悪魔」だったり、ノアとクラウディアの関係性も謎に包まれたままです。
第4話『旅人たち』
2052年のヨナスはなぞの黒い物体に入った後、飛ばされたのは1921年だった。
1921年
ヨナスはアグネス家に助けてもらい、そこで若い頃のノアとも出会う。
ヨナスは元の時代に帰るために洞窟へ向かうが、まだ時空の扉は閉じたままだった。ノアが言うには、32年後に開くそうだ。
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ノアに連れられて教会へ向かったヨナス。教会の地下施設にてアダムと出会う。
アダムの首元にはヨナスと同じ首吊りの時の跡が残っていた。
2020年6月24日
マグヌスらの動向
出典:https://www.imdb.com/
マルタがヨナスと同じ夢を見て目覚める。
カタリーナがも戻ってこないことでしびれを切らしたマグヌスたちも洞窟へ向かうことにする。
洞窟内でバルトシュがタイムマシンも持って現れたことで彼を問い詰めるも答えないバルトシュ。マグヌスたちはタイムマシンを奪って去ってしまう。
ハンナとシャルロッテ
ハンナの家にシャルロッテが訪れ、中年ヨナスは自分の正体を明かすことに。その後、貯蔵室で知らべていることを共有し、カタリーナにもその事実を打ち明けることする。
カタリーナ
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カタリーナはシャルロッテたちから言われたタイムスリップという非現実的な事態を受け入れられずにいる。
その事実を確かめるためにもひとり学校の職員室に向かったカタリーナは、1986年の写真にミッケルの姿が写っていることにショックを受ける。
クラウディア
1986から来たクラウディアは現在の原発所長がアレクサンダーであることに驚き、図書館で町の歴史を調べることにする。
第4話感想
ハンナ、シャルロッテ、カタリーナと様々な人たちがタイムスリップの現実を知ることになってきましたね。
ポイント
- ヨナスは2052年から1921年へ
- 多くの人たちがタイムスリップの真実を知ることに
- アダムの正体はヨナスだった
第4話のハイライトはアダムの正体がヨナスだったことですね。ヨナスは本当にいろいろと辛いことが続きます。
そして町の多くの人たちもタイムスリップの実態を知ることになってきました。これからの展開がますます楽しみなところ。
その他だと眼帯男のウェラーについてなど、明かされそうで明かされなかったこともありました。
第5話『一度失ったもの』
アダムの基地で目を覚ましたヨナス。アダムは「ループから抜け出す抜け道がある」と話す。
それは、新しい世界をつくることであり、その方法なら33年の周期を止められるという。
そのためには、すべての始まりを止める必要があった。
つまり、2019年6月20日、父ミハエルが自殺する1日前だという。
父の自殺を止めること、つまりそれはヨナスが生まれないことを意味するのだった。
出典:https://www.imdb.com/
そしてヨナスは黒い物体の中へ入っていく…。
2020年
中年ヨナス
中年ヨナスはハンナに知らせずに家をあとにして、マルタの部屋に訪れてコインを置いていく。
クラウディア
エゴンが死ぬことを知ったクラウディアは同居するように提案。
クラウディアは極秘に神の素粒子を分析するように依頼する。
ハンナ
ハンナのもとにカタリーナがやってきて、どうすればミッケルに会えるかを聞きに来る。
そのタイミングでクラウゼンの聴取にやってくるが、二人とも中年ヨナスのことは知らないと答える。
シャルロッテ
シャルロッテのもとにノアが現れ、自分が父親だと話す。
彼はアダムを殺せば全員が生きると話した。
マグヌスらとバルトシュ
出典:https://www.imdb.com/
バルトシュから問いただし、タイムマシンだと吐かせたマグヌスたちは、実際に使わせてみることに。
彼らは1986年に行ったのだった。
1986年
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ウルリッヒ
脱走したウルリッヒは33年ぶりにミッケルと再会する。
ミッケルを連れて逃げるウルリッヒだったが、通報して駆けつけたエゴンら警察に捕まってしまう。
パトカーの中から1986年にやってきたマグヌスとマルタを見るも虚しく過ぎ去ってしまう。
第5話感想
これまた大きな動きをみせた第5話。
ポイント
- シャルロッテの父親はノアだと判明
- ウルリッヒが33年ぶりにミッケルと再会
- ヨナスがすべてを始まりとなる父ミハエルが自殺する1日前へ
ウルリッヒがやっとミッケルと再会できましたね。何とも感動的でした。とはいえ幸せな時間もつかの間、殺人犯だとされているので当然捕まってしまいます。
さらに、そこにマグヌスとマルタもいたというのだから何とも切ない。
イネスは優しそうに見えるのですが、平然と睡眠薬でミッケルを眠らせるところなんかは何とも言えないですね。
また、シャルロッテの父親がノアだと判明します。母親は明かされません。
そしてヨナス。父の自殺を防ぐことができれば 、みんなを救える。しかし、それはヨナスの存在が消えることでもあります。
アダムを信じていいのかまだ分からない部分もありますが、非常に気になる展開になってきました。そもそも始まりはどこなのかも分からない!
第6話『無限のループ』
2019年6月20日
この日はウルリッヒとカタリーナの結婚25年のお祝いがあるという。
ヨナスはミハエルと再会する。
出典:https://www.imdb.com/
そして、自分はすべてを知っていて、そのループを終わらせるために来たと話をする。
しかし、ミハエル話すには失踪した当時、ヨナスに案内されて洞窟へいったと話すのだった。
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その話に信じられない様子のヨナスだったが、そこに老婆クラウディアが現れる。
クラウディアは2つの対立関係があるといい、アダム側は闇だという。
そして、たとえミハエルが自殺しなかったとしてもヨナスが期待する世界にはならないと、身を持って経験したから分かるというのだった。
ヨナスは仕方なくクラウディアとともに去ることになり、ミハエルはヨナスへの手紙を書いて自殺の準備をすることになるのだった。
第6話感想
第6話は2019年6月20日の話が進んでいきました。
ポイント
- ヨナスが亡き父ミハエルとの再会を果たす
- ミッケル失踪時に洞窟へ案内したのはヨナスだった
- 結果的にはループと同じ選択をすることになる(ミハエルは自殺)
第6話は何とも感傷的になるエピソードでした。
ミハエルが自殺する1日前はこんなにも平和なのかと思うくらいに幸せな空気が流れています。一方で、各家族が抱える悩みはわかるので、何とも言えない気分になります。
これまでの辛い経験を考えると、マルタとのひとときを過ごせたヨナスがちょっと救われた気もします。
ただ、ミハエルの自殺を止めるために来たというのに結果的には同じ選択をすることになり、しかも手紙や自殺を誘発する形になるのは何とも皮肉なもの。
アダムとクラウディア、どちらが正しいのかは未だに分からないですね。
その他だと、アレクサンダーが33年前の事件に密かに動いていることと、ペーターが娼夫のところへ行くのを娘のフランツィスカに見られていたなどということもありました。
第7話『白い悪魔』
2020年
ハンナ
ハンナは中年ヨナスのタイムマシンを持ち出してひとり洞窟へ向かう。
マグヌスら
出典:https://www.imdb.com/
マグヌスたちはタイムマシンの件を誰かに相談するか考えていた。
マルタ
ハンナのもとへ訪れたマルタは、そこで中年ヨナスと出会う。中年ヨナスの言葉からヨナスであることを理解したが、後からやってきたカタリーナにヨナスとの関係性を暴露される。
クラウゼン
アレクサンダーをなりすましで逮捕し、事情聴取するクラウゼン。
1986年にクラウゼンの弟、アレクサンダー・クーラーも失踪しており、彼は自分の弟を探すために捜査をしていた。
1986年
出典:https://www.imdb.com/
クラウディアとエゴン
クラウディアは今日が父エゴンが死ぬ日だと知っているため、エゴンを一緒に行動することにする。
しかし、エゴンはタイムトラベルについて疑問を持ち始めて、クラウディアの言うことを聞かない。
もみ合いになり倒れたエゴンは打ち所が悪く、致命傷を負ってしまう。救急車を呼ぼうとするクラウディアだったが、未来でレジーナを守ることになるため、父親を助けない選択をする。
かろうじて息をしていたエゴンは死ぬ間際、「お前が白い悪魔だったのか」と言うのだった。
嘆くクラウディアの前にヨナスが現れ、次回はこうならないためにも未来へ行くと告げる。
1954年
出典:https://www.imdb.com/
エゴン、ハンナ、ウルリッヒ
エゴンのもとに未来からハンナがやってくる。彼女は自分をカトリーナだと偽り、ウルリッヒと面会を希望する。
ウルリッヒと面会したハンナは、カタリーナと私どっちを選ぶかという選択を迫り、結果的にウルリッヒを見捨てることにする。
彼女は「もとの時代に帰っても何もないから、ここで新しく始めたい」と語る…。
第7話感想
いろいろとつながってきた第7話。
ポイント
- 白い悪魔はクラウディアだった
- エゴンが死ぬ原因はクラウディア自身にあった
- ハンナは1954年へ
- マルタがヨナスとの関係性を知る
- ヨナスとクラウディアは未来へ
結果的に自分が原因となってエゴンを死なせてしまったクラウディアがなんとも不器用でいたたまれないですが、エゴンは虚しい人生で終わっていきましたね。彼が真実を知ることはなく死んでいったのですから。
そしてハンナ、鬼畜すぎる!本当に自分しか愛せない人間ですよ…。
第8話(最終話)『終わりと始まり』
2052年
出典:https://www.imdb.com/
エリザベートは家族写真をみている。
そこにはシャルロッテの娘としての写真と、ノアとの妻として写真があった。
そしてエリザベートは危険地帯の黒い物体のもとへ向かう。
2020年6月27日
マルタ
マルタの元へ中年ヨナスがやってきて、助けるためといって無理やり貯蔵室に連れて行くことに。
しかし、後でやってきたペーターたちが貯蔵室を開けたことで逃げ出してしまう。
その後、マルタとヨナスは再会し、熱いキスを交わすが、そこにタイムスリップしたアダムがやってくる。
出典:https://www.imdb.com/
アダムは、「未来で新たな目的を果たすため」といい、ハンナを銃殺してしまう。
カタリーナ
ヨナスの部屋からリュックを持ち出し、戻ってきた中年ヨナスと出会う。
中年ヨナスは、自分がアダムになるのは止められなくてもヨナスが中年ヨナスになるのは止めれると話すのだった。
その後カトリーナは洞窟のトンネルへ向かう。
ペーターとエリザベート
ペーターとエリザベートは生き残るためにノアから聞いていた貯蔵室に向かう。
ヨナスとクラウディア
ヨナスがトンネルを開き、過去と未来をつなぐ時間の流れを生み出す。
クラウゼン
捜査令状をもとに原発内を調べるクラウゼン。冷却プールのなかを疑い、開封するように指示する。
冷却プールの中から出てきた放射性物質のタンクを開けさせる。
シャルロッテ
ウェラーから原発内の放射性物質の存在を知ったシャルロッテは原発に向かう。
原発内に到着したシャルロッテは冷却プールのタンクを開けようとしたクラウゼンを止めようとするが、タンクが開けられてしまう。
1921年
ノアとアダム
ノアはアダムに銃を向けるが、アダムは動じない。そしてやってきたアグネスに銃を取られて殺されてしまう。
アダムは黒い物体の中に入りタイムスリップする。
ラスト
エリザベートがいる2052年の世界と、シャルロッテたちがいる2020年がつながり、シャルロッテとエリザベートが手を触れる。
出典:https://www.imdb.com/
マルタを撃たれて悲しむヨナスの前に、マルタと似た女性が現れる。彼女は小さいタイムマシンのようなものをもっており、一緒に来るように指示する。
ヨナスがいつから来たかを尋ねると、彼女は「いつからではなく、どの世界から」と答えるのだった。
第8話感想
シーズン2の最終話。
ポイント
- シャルロッテはノアの娘であり、娘であるエリザベートの娘でもあった
- アダムによってマルタが殺されてしまう
- 2052年と2020年がつながり、シャルロッテとエリザベートが時空を超えて触れる
- ヨナスの前に別の世界のマルタが現れる
シャルロッテはノアとエリザベートの娘でした。
エリザベートはシャルロッテの娘でもあるのでムチャクチャに…。
貯蔵室にやってきた若いノアとエリザベートが結ばれるのでしょう。
中年ヨナスがなぜアダムからマルタを救うことよりも、マグヌスたちを救うことを選んだかは疑問が残ります。マルタからの手紙の内容が気になるところ。
そして別世界からマルタらしき人物がやってきます。シーズン3ではパラレルワールドが描かれるのか─?!。
『ダーク』シーズン2全体の感想
出典:https://www.imdb.com/
ひとことで言えば、カオス!!
「すべてはつながっている」というキャッチコピーの通り、あれもこれもつながってきたことが判明するシーズン2でした。
タイムマシンがいくつもあって、いろんな人がタイムトラベルできるため、関係性がグチャグチャになっていきます。
アダムとクラウディア、2つの勢力が光と闇どちらになるのかは定かではありませんが、見た感じだとアダム側は闇だとしか思えません。
劇中でも出ていましたが、中年ヨナスがアダムになるのは避けられないですが、いまのヨナスが中年ヨナスにならない世界を作り出せるのかがキモですかね。
クラウディアが、「すでにヨナスのいない世界を見ている」という話はシーズン3のパラレルワールドにも通じる話で、そう考えるとクラウディアはヨナス以上にすごい経験をしていますよね。
それにしてもバラン・ボー・オダー監督の頭の中は一体どうなっているんですかね。
これだけ複雑化したタイムトラベルの世界にシーズン3ではパラレルワールドまで持ち込むって、いよいよついていけるか不安です!笑。
シーズン3のネタバレ解説については以下の記事からどうぞ。
【全話ネタバレ】『ダーク』シーズン3のあらすじ解説・考察・相関図
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