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イノセンツ

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映画

【ネタバレ感想・考察】『イノセンツ』北欧発の『童夢』型サイキック・ホラー

今回ご紹介する映画は『イノセンツ』です。

『わたしは最悪。』でアカデミー脚本賞にノミネートされたエスキル・フォクトが監督を務めた北欧発のサイキックスリラー。

本記事では、ネタバレありで『イノセンツ』を観た感想・考察、あらすじを解説。

まめもやし
まめもやし

私は好きな作品ではありませんでしたが、終始、手に汗握る緊張感が独特な雰囲気の映画でした!

映画『イノセンツ』の作品情報

『イノセンツ』

イノセンツ
5段階評価

あらすじ

ノルウェー郊外の住宅団地。夏休みに友達になった 4 人の子供たちは、親たちの目の届かないところで隠れた力に目覚める。近所の庭や遊び場で、新しい”力”を試す中で、無邪気な遊びが影を落とし、奇妙なことが起こりはじめるのだった。

作品情報

タイトルイノセンツ
原題De uskyldige
監督エスキル・フォクト
脚本エスキル・フォクト
出演ラーケル・レノーラ・フレットゥム
アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ
ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム
サム・アシュラフ
エレン・ドリト・ピーターセン
製作国ノルウェー・デンマーク・フィンランド・スウェーデン
製作年2021年
上映時間117分

予告編

↓クリックでYouTube が開きます↓

映画『イノセンツ』のキャスト・キャラクター

キャラクター役名/キャスト/役柄
イーダ
(ラーケル・レノーラ・フレットゥム)イーダ
(ラーケル・レノーラ・フレットゥム)
新しく団地に引っ越してきた少女。
アナ
(アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ)アナ
(アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ)
イーダの姉で自閉症で言葉が話せない。
アイシャ
(ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム)アイシャ
(ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム)
他人の声を聞くことができる。
ベン
(サム・アシュラフ)ベン
(サム・アシュラフ)
イーダに声をかけて不思議な力を操れることを明かす。

【ネタバレ解説】映画『イノセンツ』のあらすじ

『イノセンツ』
© Mer Film

超能力

映画は、少女のイーダが両親と自閉症の姉アナとともにと集合住宅に引っ越してくるところから始まる。イーダは夏休みに出かけたいと伝えるも、両親は仕事もあり、彼女は団地で遊ぶしかなかった。

団地の子どもたちが出払っている中、退屈そうにしていたイーダのもとに、同年代の男の子ベンが話しかける。ベンはイーダを近くの森に連れて行くと、珍しいものを見せると言って、魔法のように物体を動かす力を見せる。

それを面白がったイーダは、真似をしようとするが、彼女にはできなかった。彼女はその代わりに、肘を逆方向に少し曲げることができる特技を披露する。イーダは両親にベンの力のことを話すが、両親は真に受けず、危険な遊びはしないように注意する。

危険な好奇心

イーダは会話することができないアナにもどかしさを感じていた。ある時、イーダはアナの靴の中にガラスの破片を入れてしまう。

同じ団地に暮らすイーダと同年代の少女アイシャは、出かけようとして靴を履くと、足に痛みを感じて靴下が血まみれになっている様子を見るが、現実には起きていなかった。その夜、アイシャがベッドの上で意識を集中させると、多くの人の声を聞くことができる力を持っている様子が描かれる。

翌日、砂場で遊んでいたアナのもとにアイシャがやってくると、2人は打ち解けた様子だった。一方、イーダとベンは猫を階段から投げ落とす。ケガを負った猫を追いかけると、イーダの眼の前でベンは猫の頭を踏み潰して殺してしまう。

能力の背景

『イノセンツ』
© Mer Film

イーダはアナのもとに戻ると、フリスビーを回転させ続けるアナの姿をみて、彼女も超能力を持っていることに気づく。それからイーダ、アナ、ベン、アイシャの4人は一緒に遊ぶようになる。

アイシャは会話のできないアナと意思疎通でき、アイシャがアナにサメの絵を描かせたり、アイシャが言葉を話す手助けをしてイーダを驚かせる。イーダはそれを母親に伝えると、始めは信じなかった母も、言葉を話したアナの姿をみて驚いていた。

ベンは母親と2人で暮らしているが、母はベンに支配的で、暴力を振るう様子が見られる。アイシャも母親と暮らしているが、母親は夜も仕事をしていて、アイシャの相手をする時間は少なく、隠れて泣いている様子が見られる。

過激化するベン

『イノセンツ』
© Mer Film

ある時、4人が森の中で超能力を使った意思疎通を試す遊びをしていたところ、イーダがアナを通してベンの悪口をアイシャに伝え、それを笑ったアイシャに激怒したベンは、アイシャを能力で突き飛ばす。アナが割って入るが、ベンはすでに大きな倒木が真っ二つに割れるほどの力を手にしていた。

その後、家に帰ったベンは料理する母親に鍋を動かして火傷させ、その姿を面白がっていた。母親は笑う息子を叱ろうとするが、棚から鍋を落として気絶させてしまう。さらには、その気絶して床に倒れる母親に鍋の中身を落とし、下半身を火傷させる。

始めは戸惑っていたベンだったが、次第に何も感じなくなり、助けを求める母親を無視して生活を続ける。その後、ベンは自分が他人の体をコントロールできることに気づく。ベンは、団地に暮らすある男性の体を操り、以前に自分をからかった少年を団地の近くの陸橋の上で殴り殺す。

身の危険

その後、ベンはイーダの眼の前で、遠くの運動場で遊ぶ少年の足の骨を折り、その力を見せつける。一方、アイシャはベンの行動を察知しており、過激になっていくベンを止めようとする。しかしベンは、アイシャに石を投げつけて襲いかかり、首を絞めて殺そうとする。それを見たイーダはベンを突き飛ばして止め、アナも駆けつける。

アイシャは、イーダとアナにベンを止めようと働きかけるが、母親は遅い時間に出かけようとする2人を家から出ることを禁じる。その夜、ベンは、自分の邪魔をするアイシャに対処するため、アイシャの母親をコントロールしてアイシャに襲いかかる。アナはアイシャに危機が迫っていることを察して取り乱していた。

イーダの策

『イノセンツ』
© Mer Film

アイシャはベンに乗っ取られた母親に刺し殺されてしまい、イーダは状況を打開しようと考えていた。イーダは母親の財布から金を盗み、飛行機のおもちゃを買ってベンに遊ぼうと接触する。

イーダはベンを陸橋に連れて行き、陸橋の上から飛行機を飛ばせて後ろから突き落とす。しかし、その様子を近くにいた女性に見られてしまう。イーダは罪悪感と恐怖からその場を逃げ出し、森の中で人影のような幻影に追われて飛び出した道路で車に轢かれかけ、足にケガを負う。

イーダは病室で母親の前で目を覚ます。母親の話で、ベンは陸橋から落ちたものの軽症で済み、現場を逃げ出したと聞き、イーダは動揺を隠せない。

その後、帰宅したイーダは、広場からベンが部屋を見つめていることを発見し、彼が自分の母親をコントロールして自分を殺そうとしているのではないかと恐れてトイレに隠れる。

すると、母親は買い物に行くと言って家を出ていき、トイレから出るとアナも部屋からいなくなっていることに気づく。

サイキックバトル

『イノセンツ』
© Mer Film

イーダはアナを追って部屋を飛び出していく。団地の広場は休暇から帰った親子たちで溢れていた。団地の池を挟んでアナとベンが対峙する。池の水が波紋となり、ベンはアナに先制攻撃を仕掛け、アナは膝を崩す。

しかし、アナが立ち上がり反撃を始めると、周りの赤ちゃんたちが泣き出し、ベンは後退りしてブランコに座り込む。イーダはアナの元へ早く駆けつけたい思いで叫び声を上げると、足のギプスが壊れて外れる。

アナとベンが超能力をぶつけ合い戦っている中、イーダがアナを見つけて彼女の隣に立ち、手を握る。すると、アナのエネルギーが倍増させられたかのようになり、ベンは胸を苦しそうにしてブランコにもたれてぐったりする。

イーダとアナは部屋に戻り、買い物から帰ってきた母親から、広場に救急車が到着したことを知らされる。アナはいつものように、落書きおもちゃにペンを走らせ、映画は幕を閉じる。

【ネタバレ感想・考察】子供が抱える悩みと胸糞表現

『イノセンツ』
© Mer Film

映画.comのインタビューによると、監督のエスキル・フォクトは、大友克洋の『童夢』にインスピレーションを受けたと話をしています。

その通り、本作は『童夢』に非常に近い印象を受けます。団地を舞台にした超能力をテーマにした部分、そして終盤のサイキックバトル展開は、原作と言ってもおかしくないくらいに影響を与えていることが感じられます。

童夢 (OTOMO THE COMPLETE WORKS)童夢
大友克洋

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特に、終盤の超能力当事者たちによる、一般人には見えない中で戦っている描写は、原作マンガを実写化したと言えるくらいに近いものがありました。

とはいえ、全体的に見ると『童夢』とはテイストが異なり、『イノセンツ』は、ホラー映画としてのジャンルを強く感じさせます。

冒頭から映画全体に渡り、不気味な低音と鉄の棒を叩いたような高音が合わさった音楽が、不気味な雰囲気を作り上げていて、これから起こるであろう展開を想像させる働きがありました。

本作は、そのサウンドデザインが秀逸で、生活音や物が発する音をデフォルメすることで、ジャンプスケアとは違った意味の音の怖さをもたらしていました。

少年少女が超能力を手にするという意味では、監督の脚本作である『テルマ』や、破滅的な力で子供が暴走する『ブライトバーン/恐怖の拡散者』『クロニクル』、さらには同じ北欧発の名作『ぼくのエリ 200歳の少女』に通じる部分もあり、合わせて観ると楽しめるでしょう。

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まめもやし
まめもやし

特に『ぼくのエリ 200歳の少女』は見てほしいですね…!

超能力とテーマ

『イノセンツ』
© Mer Film

本作のテーマを一言で表現すると、「子どもが手に余る能力を手にした時、彼ら彼女らはその力をどのように扱うのか」を問う作品だと思いました。

それぞれの能力の背景には、家庭環境が機能不全であることに影響していることが想像できます。

母親と2人で暮らすベンは、母親から相手にされず、体のアザをみれば虐待されていることが想像できます。超能力を手にしたベンはその使い方を、歯止めの聞かない好奇心に任せて使い、自己顕示や復讐にも使いました。

対照的に、母親と2人暮らしであるアイシャは、夜中に隠れて泣いている母親の気持ちを理解しようとするかのように、他人の声を聞くことができる共感能力を手にしていました。

同様に、アナもアイシャと意思疎通していて、彼女は自己防衛とアイシャやイーダを守るために力を使っていました。

テーマをさらに深読みすると、本作で本当に描きたかったことは、「子どもたちが親や大人の知る由もないところで戦っている」ことだと思いました。

物語を通して、子どもたちが持つ超能力の存在を、親や大人が認識する様子は描かれません。映画を観る観客のみが、子どもたちが生死をかけた戦いをしていたことを知るのです。

子どもの純粋さや悪意が焦点にされがちな映画だと思いますが、本作で本当に描きたかったのは、子どもたちがそれぞれ悩みや不安を抱えていて、彼ら彼女らが声にならない声で本当は援助を必要をしていることだと思います。

だからこそ、4人の子どもたちの中で、唯一超能力がなかった(終盤で発現したようにも見えますが)イーダの存在が重要で、イーダのアナに対する変化が物語で明確なポイントとなっています。

イーダは、自閉症で会話ができないアナの肌をつねったり、靴にガラスの破片を入れたりするなど、アナが反応しないこと(声に出さないこと)で何をやってもいいと考えていたように思います。

一方で、彼女は団地で出会った少年ベンのエスカレートしていく暴力性に嫌悪感を抱くようになります。

アイシャとアナのテレパシーで、アナは声には出せないものの苦しみや葛藤を抱えていることがわかります。一方で、両親がアナに付きっきりになっていることで、もっと自分にも構ってほしいというイーダの声に出せない声も観客は知ることができるのです。

その過程を経て、内在する葛藤を抱えたアナとイーダの姉妹が文字通り、手を合わせてベンという悪と立ち向かったのでした。

とはいえ、胸糞には変わらない

本作を見た率直な感想を言えば、好きになれない作品でした。

ホラーというジャンルの中で挑戦的なテーマを描く意欲作だと思います。ゴア描写ではない表現で目を背けたくなる演出をしている上手さは感じるものの、描くテーマよりも不快指数の高さが上回ります。

子供は純粋無垢(イノセンツ)であってほしいという大人の考えとは裏腹に、子どもの中に潜む「複雑な感情」をあぶり出しています。そこに着目したことが面白い点だった一方で、決して好きになれない演出も目立ちます。

具体的には、猫を惨殺する描写に明確な意味を感じないところや、自閉症のアナを強い超能力者として配置する安易さも好きになれません。

アイシャも共感を超えてアナをコントロールしているようにも見えますし、イーダの内面の変化を納得できる描写もありません。物語が行き着く先の、超能力を暴走させたベンを超能力で殺すという結果も好きになれません。

子役たちの演技は言うまでもなく素晴らしく、センシティブな内容ですが監督はちゃんと子どもたちに配慮して撮影していた様子も伺えます。

とはいえ、移民の子供、白斑の子供、自閉症の子供らを使って、ホラーという枠組みで安易に複数の子供の死を描く内容はどうしても好きになれるものではありませんでした。

結果的に、“変わったホラー映画”以上に、人に気軽に勧めることはできない作品でした。

まとめ:ホラーと現実の恐ろしさ

今回は、映画『イノセンツ』をご紹介しました。

『イノセンツ』の製作には、ノルウェーを始め、北欧の4国が関わっています。北欧といえば福祉国家としても有名で、幸福度ランキングでも常に上位に位置しています。

映画では「男性=夫」の不在が印象的でした。統計データによると、北欧のひとり親世帯の割合は約20%です。福祉が充実している分、ひとり親世帯も多い現実。

一方で、内閣府発表のひとり親の貧困率の指標を見ると、日本は先進国で最も高いです。北欧発のホラーですが、描く根底のテーマは日本にもとても通じる部分があります。

子供を主役に配した単なるホラーとして楽しめない現実の背景にも、目を背けるわけにはいかないのです。

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