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『エミリー、パリへ行く』シーズン1

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海外ドラマ

相関図あり『エミリー、パリへ行く』シーズン1ネタバレ解説・感想

今回ご紹介する映画は『エミリー、パリへ行く』シーズン1です。

どんなドラマ?

  • 制作は『セックス・アンド・ザ・シティ』を手がけたダーレン・スター
  • エミリーがパリで仕事・恋・友情に全力投球する
  • パリを舞台にしたロマンティック・コメディ

本記事では、ネタバレありで『エミリー、パリへ行く』シーズン1を観た感想・考察、あらすじを解説。

まめもやし
まめもやし

パリの美しさのファンタジーにかかったようなサクセスドラマです!

『エミリー、パリへ行く』シーズン1作品情報・配信・予告・評価

『エミリー、パリへ行く』シーズン1

『エミリー、パリへ行く』シーズン1のポスター

あらすじ

シカゴのマーケティング会社に務めるエミリーは、フランス語を話せないが、パリのオフィスに着任する。積極的にアイデアを提案するエミリーだが、同僚たちとなかなか打ち解けられない。

5段階評価

予告編

↓クリックでYouTube が開きます↓

作品情報

タイトル『エミリー、パリへ行く』シーズン1
原題Emily in Paris
制作ダーレン・スター
主演リリー・コリンズ
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
製作国アメリカ
製作年2020年
話数全10話

動画配信サービス

配信サイト配信状況
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『エミリー、パリへ行く』シーズン1相関図・キャスト・キャラクター解説

『エミリー、パリへ行く』シーズン1相関図
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キャラクター役名/キャスト/役柄
エミリー・クーパー(リリー・コリンズ)エミリー・クーパー(リリー・コリンズ)
シカゴのマーケティング会社「ギルバート・グループ」の社員で、買収した会社「サヴォワール」のマーケティング部に就任してパリへやってくる。
シルヴィー・グラトー(フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー)シルヴィー・グラトー(フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー)
サヴォワールのエミリーの上司。厳しい性格だが、顧客のアントワーヌと愛人関係にある。
ミンディー・チェン(アシュリー・パーク)ミンディー・チェン(アシュリー・パーク)
歌手志望だった乳母。中国系韓国人のアメリカ人で、エミリーのパリでの最初の友人となる。実家は大金持ち。
ガブリエル(リュカ・ブラヴォー)ガブリエル(リュカ・ブラヴォー)
エミリーが住むアパルトマンの一つ下の階に住む男性。レストラン「シェ・ラヴォー」のシェフ。
ジュリアン・ジメ(サミュエル・アーノルド)ジュリアン・ジメ(サミュエル・アーノルド)
サヴォワールのエミリーの同僚。流行に敏感で芝居好き。
リュック(ブリュノ・グエリ)リュック(ブリュノ・グエリ)
サヴォワールのエミリーの同僚。風変わりで空気が読めない。
カミーユ(カミーユ・ラザ)カミーユ(カミーユ・ラザ)
ガブリエルの彼女。ギャラリーで働いている。実家はヴィンヤードのあるシャトーを持つ貴族。
アントワーヌ・ランベール(ウィリアム・アバディー)アントワーヌ・ランベール(ウィリアム・アバディー)
香水会社「メゾン・ラヴォー」の代表。シルヴィーと長年不倫関係にある。

ネタバレあり

以下では、ドラマの結末に関するネタバレに触れています。注意の上、お読みください。

第1話:@パリのエミリー

シカゴを拠点とする製薬マーケティング会社「ギルバート・グループ」に勤めるエミリー・クーパーの上司、マデリン・ウィーラーは、買収したフランスのマーケティング会社「サヴォワール」のマーケティング部長に就任することが決まり、その準備を進めていた。

しかし、マデリンが妊娠していることが発覚し、彼女はエミリーにそのポジションを引き継ぐよう依頼する。エミリーはボーイフレンドのダグをシカゴに残してその仕事を引き受け、フランス語が話せないにもかかわらず、パリに引っ越すことになる。

エミリーはInstagramのハンドルネームを「@emilycooper」から「@emilyinparis」に変更し、パリでの生活を記録し始める。仕事初日、新しい職場の同僚たちは、エミリーが会社の方針により雇われただけだと感じており、彼女に対して冷たく接する。

彼女はSNS戦略を担当することになるが、同僚たちはエミリーのアメリカ風のコミュニケーションスタイルに違和感を抱いていた。エミリーは同僚たちから「田舎者」とあだ名をつけられてしまう。

エミリーはフランス式の階数の数え方を間違え、誤って階下のアパルトマンに入ろうとして、住人のガブリエルと知り合う。また、公園で上海から来た乳母、ミンディー・チェンと出会い、親しくなる。

ある深夜、ダグからの連絡を受けたエミリーは彼とサイバーセックスを試みるが、電波が悪く失敗してしまう。その後、エミリーがバイブレーターを使おうとして電源を入れた際、アパルトマンのブレーカーをショートさせてしまう。

第2話:男性名詞と女性名詞

フランスのオフィス文化に馴染めないエミリーだが、上司のシルヴィーを説得し、職場のパーティーに招待されることになる。会場でエミリーは顧客で既婚者のアントワーヌ・ランベールに気に入られ、楽しく会話するが、シルヴィーは苛立ちながらその様子を見守っている。どうやらアントワーヌはシルヴィーの恋人でもあるらしい。

シルヴィーはその腹いせのように、エミリーに高齢女性向けの膣潤滑剤「ヴァジャジュヌ」のマーケティングを担当させる。

マーケティングの過程で、エミリーはフランス語で女性器を表す言葉が男性名詞であることを知り、「ヴァギナは男性じゃない」と憤りを感じてTwitterに投稿。それが大統領夫人の目に留まり、共感を得た彼女によって拡散され、話題になる。

一方、エミリーのボーイフレンドはパリに行くことを渋り、遠距離恋愛に嫌気が差したため、シカゴに戻るよう提案してくる。その言葉に幻滅したエミリーは彼との関係を解消し、パリでシングルライフを送ることになる。

第3話:セクシーか、性差別的か

エミリーは香水「ドゥ・リュール」の新作コマーシャルの撮影現場に招かれ、そこでアントワーヌと再会する。

エミリーはSNS用に舞台裏を撮影しようとするが、そのCMはモデルがヌードでアレクサンドル3世橋を歩き、彼女を取り囲むようにスーツ姿の男性たちが視線を送るという内容だと知る。アントワーヌは「セクシー」と主張するが、エミリーは「性差別的だ」と反論する。

撮影は中断され、シルヴィーは不満を露わにするが、エミリーは消費者に意見を求めることを提案し、SNSでキャンペーンを実施。賛否両論が巻き起こり、結果的にブランドの知名度が向上する。アントワーヌは感謝の印としてエミリーにラ・ペルラのランジェリーを贈る。

一方、ミンディーはエミリーが新しい人と出会えるようにディナーパーティーを開催。エミリーはフランス人男性と知り合い、意気投合するが、彼に気分を害されると、ガブリエルのレストランに立ち寄る。

第4話:ただのキス

花屋で意地悪な店員から花を買うのに苦労していたエミリーは、通りかかった気さくなフランス人でギャラリーのオーナー、カミーユに助けられる。カミーユはエミリーをギャラリーに誘い、同じシカゴ出身のホテル経営者ランディ・ジマーが来ることを教える。

職場でシルヴィーとアントワーヌが口論している場面に出くわしたエミリーは、アントワーヌの香水とランディのホテルのコラボを提案し、シルヴィーの信頼を取り戻そうとする。

ギャラリーでランディに営業をかけ、興味を引き出すと、3社合同のディナーをすることになる。シルヴィーからは予約困難な高級レストランを当日予約するという無理難題を押し付けられるが、エミリーは予約に失敗。急遽ガブリエルに連絡し、彼のレストランでディナーを開くことにする。

ディナーは成功し、ランディはアントワーヌとの契約を結ぶ。エミリーはガブリエルに感謝の気持ちを込めてキスをするが、レストランを出たところでカミーユに出会い、ガブリエルがカミーユのボーイフレンドであることを知らされる。

第5話:偽りの友

エミリーのInstagramアカウントはすでに2万人以上のフォロワーを抱えていた。ある日、エミリーは化粧品会社デュレからインフルエンサー向けのイベントに招待される。エミリーのウィットに富んだSNS投稿が、デュレのCMOであるオリヴィア・トンプソンの目に留まり、ランチに招待されることになる。

オリヴィアはエミリーのインフルエンサーとしての能力を評価し、スカウトしようとするが、彼女がサヴォワールの人間であると知り、その提案を取り下げる。その背景にはシルヴィーが関係している。

エミリーはカミーユに誘われ、ガブリエルと3人でデジタル美術館「アトリエ・デ・リュミエール」を訪れる。ガブリエルと2人きりになったエミリーは、以前のキスのことを忘れてほしいと頼み、彼もそれを了承する。しかしその後、ガブリエルは自分もエミリーとの相性を感じていると告白する。

一方、エミリーがデュレの宣伝をする投稿を見たシルヴィーは激怒し、アカウントの削除を要求する。しかし、クライアントである老舗ベッド会社ヘステンスの担当者が、エミリーの提案と彼女の影響力に興味を示したため、シルヴィーは渋々その要求を取り下げ、エミリーのインフルエンサーとしての地位を活用する方針に切り替える。

第6話:平凡な女

エミリーはシルヴィーとジュリアンと共に、オートクチュールの主任デザイナーであるピエール・カドーのアトリエを訪れる。ピエールはエミリーの派手なハンドバッグのチャームを見て、「ランガルドゥ(平凡な女)」と嘲る。

その後、エミリーはカフェ・ド・フロールでフランスの記号学教授トマと出会い、意気投合して彼をアパートに招き、セックスをする。数日後、2人はガブリエルとカミーユに遭遇し、カミーユの提案でダブルデートをすることになるが、トマとガブリエルは互いに気が合わず、いけ好かないと感じる。

エミリーはピエールがオペラ「白鳥の湖」の衣装をデザインしていることを知り、トマを誘う。しかし、会場に向かう途中でトマは「白鳥の湖は観光客向けのバレエだ」と言い、エミリーは彼が俗物であることに気づく。

エミリーは一人でオペラを鑑賞することを決め、VIP席でピエールを見かけると、「平凡な女」であることを認めて謝罪する。そして『ゴシップガール』を例に挙げて、平凡な女性としてデザイナーへの敬意を語る。その言葉が伝わり、翌日、エミリーはピエールから食事の誘いを受ける。

第7話:フランス流の結末

エミリーはシルヴィーを説得し、アメリカ人女優ブルックリン・クラークが司会を務める予定の高級ジュエリーブランド、フルティエのパーティーへの出席を志願し、エミリーはブルックリンの世話係を任される。

ガブリエルは上司からレストランの権利を売却する提案を受けていたが、資金が足りず、カミーユの両親の支援を受けることにも抵抗を感じていた。一方、ミンディーはアントワーヌとカリブ海への小旅行を楽しみにしていたが、アントワーヌの妻が旅行計画に気づいてしまい、ミンディーはその機会を失い、ショックを受ける。

パーティー後、エミリーはブルックリンが200万ユーロの腕時計をつけたままクラブに行ってしまったことを知り、ガブリエルに助けを求めて、原付きバイクで彼女を追いかける。しかし、ブルックリンはクラブからさらに抜け出し、ホテルに戻ってしまう。

エミリーとガブリエルはブルックリンが宿泊しているホテル・プラザ・アテネに向かうが、フロント係は非協力的で、部屋番号を教えようとしない。そこへ、フルティエからの連絡を受けたシルヴィーが現れ、ホテルの評判を持ち出してフロント係を脅し、ブルックリンの部屋に入る。シルヴィーはブルックリンの安全を確認し、フルティエの腕時計を無事回収する。

第8話:家族の事情

カミーユはエミリーをランチに誘い、自分の実家のヴィンヤード(ワイン用ぶどう畑)をサヴォワールの顧客として引き受けてもらえないかと依頼する。そして、エミリーを週末にシャトーへ招待し、家族に会うよう誘う。カミーユの実家にはガブリエルも同行する。

エミリーはワイナリーを見学し、カミーユの兄弟であるティモテと出会う。一方、ガブリエルはカミーユの母親からの支援金の申し出を断る。

その頃、ミンディーは友人のリーと5人のブライズメイドたちとクラブに出かける。彼女たちはサプライズでミンディーをステージに上げ、かつて出演したオーディション番組『チャイニーズ・ポップスター』での失敗を取り戻すために歌わせる。

カミーユと母親が口論を始めると、エミリーはプールサイドに避難する。そこにティモテがシャンパンを持って現れ、意気投合した2人はセックスする。しかし翌朝、エミリーはカミーユが兄のテオを紹介したことで、ティモテが兄ではなく弟であることを知り驚く。

その後、エミリーはカミーユの母親に個別に呼び出され、ようやくビジネスの話を切り出す。エミリーはシャンパンタワー用のセカンドレーベルを作ることを提案する。

第9話:アメリカ友の会のオークション

カミーユの実家のシャンパンを売り出そうとするエミリーのアイデアに、シルヴィーは乗り気ではない。エミリーがルーブル・アメリカ友の会(AFL)のメンバー、ジュディス・ロバートソンと会うと、彼女はエミリーとピエール・カドーの関係を知り、チャリティーオークションでドレスを寄付してくれないかと依頼する。

エミリーはマテュー・カドーに連絡し、カミーユのギャラリーのオープニングイベントで会う約束を取り付ける。シルヴィーとリュックもカミーユに会うため、ギャラリーに姿を見せる。

エミリーはマテューを説得し、オークションでのドレス寄付を引き受けてもらうことに成功する。しかしオークション当日、天候不良でモデルが来られなくなり、エミリーがドレスを着てステージに上がることになる。

その場で、前衛的なデザイナーデュオ「グレー・スペース」がピエール・カドーのドレスを競り落とすが、彼らは名前を売るためにエミリーが着ているドレスにペンキを浴びせ、観客を驚かせる。

翌日、この一件は新聞やネットで取り上げられ話題になるが、ピエールはショックを受ける。エミリーは前向きに捉え、グレー・スペースとのコラボをピエールに提案するが、彼は断固拒否する。部屋を出たエミリーはマテューに遭遇し、彼にアドバイスを求めるが、逆に言い寄られてキスをされる。

第10話:まさかのキャンセル

パリのファッションウィーク、エミリーはマテューに誘われてデートに出かけるが、途中でピエールからファッションショーのキャンセル連絡が入り、中断される。ピエールはアトリエに閉じこもり、新作を誰にも見せようとせず、シルヴィーはエミリーが彼の信頼を揺るがしたと責め、解雇を言い渡す。

翌日、グレー・スペースがピエールがキャンセルしたアトリエでショーを開催すると発表し、エミリーはその無礼さに驚く。一方、ピエールはエミリーを呼び出し、新作のドレスを見せる。彼はエミリーに影響されて独創的なデザインを生み出していた。

エミリーはグレー・スペースの会場前でピエールの新作コレクションを発表し、話題をさらう。ファッションショーの成功を祝うため、エミリーはピエールたちとガブリエルのレストランでディナーを開く。

一方、ミンディーはエミリーの提案に応じてバーの歌手として活動することを決めるが、乳母の雇い主に解雇され、エミリーの部屋に同居することになる。

ガブリエルはカミーユの両親からの出資を断り、故郷のノルマンディーに戻ってレストランを開くことを決意していた。エミリーはガブリエルが去ることを知り、パリでの最後の夜になるかもしれないと感じ、2人はセックスをする。

しかし翌日、アントワーヌがガブリエルに出資を申し出たことで、彼はパリに残ることが決まる。そんな中、エミリーはカミーユからガブリエルの件で連絡を受ける。

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