「今際の国のアリス」シーズン2

Netflix

【全話ネタバレ】『今際の国のアリス2』を解説【Netflix】

2022年12月22日よりNetflixで独占配信がスタートした『今際の国のアリス』シーズン2。

シーズン1は世界70カ国の地域でトップ10入りするなど、大きな注目を集めました。

シーズン1では、ある日突然、命を賭けたゲームへ参加させられた主人公のアリス。

親友との悲しい別れもあったものの、出会ったウサギらと力を合わせながら数々のゲームをクリアし、舞台は「ネクストステージ」へ。

シーズン2はシーズン1の直後、難易度がさらに上がった絵札のゲームが待ち受けています。

本記事では、Netflix『今際の国のアリス』シーズン2を全話ネタバレありで解説していきます。

シーズン1の内容を振り返りたいという方は、以下の記事を参考にしてください。

内容を振り返るために、以下が補足情報。

トランプの種類とゲームジャンル

  • ♠スペード:フィジカル戦
  • ◆ダイヤ:頭脳戦
  • ♣クラブ:チーム戦
  • ♥ハート:裏切りのゲーム
  • 数字は難易度を表し、ジャック<クイーン<キングとなる

【第1話ネタバレ】『今際の国のアリス』シーズン2

『今際の国のアリス』シーズン2第1話のスペードのキングの飛行船
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

渋谷のスクランブル交差点にいるアリスとウサギ、チシヤ、クイナの4人。電光掲示板には「ネクスステージスタート」と表示されるも、中々ゲームが始まらない様子。

そこへビーチにいた者たちが乗った車がやってくるものの、何者からかの銃撃を受け、次々と人々が殺されていく。

アリスたちも襲撃を避けて逃げるが、そんな中、上空に「スペードのキング」の垂れ幕が示された飛行船が現れるのだった。

スペードのキング

スペードのキングと思われる人物が渋谷の街を襲撃して人々を殺戮していた。

逃げるアリスたちの前に車に乗ったタッタとアンが現れ、乗れなかったチシヤのみ別行動となってしまう。

アリスは絵札ごとに一人づつ敵とゲームがあり、それをクリアするしか元の世界に戻れないと推測する。

そんな中、後ろからスペードのキングが車に乗って追撃をしかけ、渋谷の街で激しいカーチェイスとなる。

それぞれ車に衝突して停止し、逃げ降りていくが、アンだけが一人別行動となってしまう。

スペードのキングから離れ、手分けして移動手段の車を探すタッタとクイナ、食料を探すアリスとウサギ。それぞれが元の世界に戻りたい思いを見せていた。

そんな中、ウサギは父親との過去を思い返していて、元の世界に対する憎しみを漏らし、それに共感しようとするアリスだったが、ウサギの心には届かない。

クラブのキング「キューマ」

翌日になり、スペードのキングの飛行船が再び近づいていた。アリスは他のゲームに参加することでスペードのキングのエリアから逃げつつ、情報を集めることを提案する。

そしてアリスたちは、現在地から遠い場所で、さらにチームワークが重視される「クラブのキング」を目指して移動する。

コンテナが立ち並ぶクラブのキングエリア。入り口には「武器の持ち込み禁止」と書かれ、エントリー人数5人に対し、4つの腕輪が置かれていた。

すると、後ろからすでにエントリーしていたニラギが登場する。ニラギと同じチームになることをためらうアリスたちだったが、「ゲームに参加しないといずれ死ぬなら戦って生き抜く」とウサギがエントリーすると、それに他のメンバーも続く。

内部に入ると、クラブのキングチームが登場する。クラブのキングで全裸の男キューマが登場し、シタラ、ウタ、マキ、ゴーケンのそれぞれ5人を紹介する。

アリスがキューマに「何者なんだ」と問うと、キューマは「俺たちはこの国の国民だ」と答えるのだった…。

【第2話ネタバレ】『今際の国のアリス』シーズン2

『今際の国のアリス』シーズン2第2話のキューマとアリス
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

ゲーム「すうとり」

キューマいわく、絵札はすべて「国民との生死を懸けた命がけのゲームだ」という。負けた側は全員が死ぬ。

クラブのキングのゲームは、「すうとり」。キューマからゲームの説明が行われる。

ゲーム「すうとり」のルール

  • 制限時間は2時間。お互いの点数を取り合い、最終的に点数の多いチームがゲームクリア。
  • 10000点をチーム内で最小点数の100点から好きなように振り分ける。
  • 点数の取り方は3つ
    1. バトル
      相手の体に触れるとバトルとなり、点数の多いほうが勝ち。負けた方は500ポイントが奪われる。点数は見えない中で行われ、複数でのバトルも可能。
    2. アイテム
      ゲーム会場のコンテナの中に6個だけアイテムがあり、ランダムのポイントが手に入る。
    3. じんち
      両チームは自分の「じんち」を守りながら戦う。相手チームの「じんち」にふれることができれば10000点をゲット。
      「じんち」に触れている間、プレイヤーはポイントが無限となり、この状態でバトルした場合、敗者から10000点が移動する。
  • 「バトル」や「じんち」で点数移動があったプレーヤーは無効状態となり、その状態で相手に触れると強力な電流が流れる。自分の「じんち」に触れればもとに戻る。

アリスはすべての絵札ゲームをクリアすれば元の世界に戻れるかを尋ねるが、キューマは「真実が知りたければ真剣勝負しろ」と答えるのだった。

ゲームスタート

「すうとり」ゲームがスタートする。アリスとクイナ、ウサギとニラギのペアにして行動するアリスチーム。

アイテムをゲットし、クイナは+2000点ゲット。するとそこへキューマが現れてバトルを持ちかける。アリスとクイナは手をつなぎ、2対1で勝負しようとするが、キューマの言葉を思い出してアリスは1対1でキューマとのバトルに挑む。

キューマは2000点。4600点だったアリスは勝利する。キューマたちは点数を均等に5等分していたのだった。

その後も順調な滑り出しをみせ、アリスチーム13500点、クラブのキングチーム8500点となった。

クラブチームの反撃

キューマたちは「ぶっとんだ案」があるといって動き始める。それは、一人で「じんち」にいるタッタのもとに、4人が同時に詰め寄るものだった。

4人中3人がアリスチームの「じんち」に触れ、タッタが触れたシタラのみが脱落となり死亡する。結果的に20000ポイントが入り、クラブのキングチームの形勢逆転となる。

クラブチームの仲間を犠牲にしてでも勝つ覚悟に圧倒されるアリスチーム。

バトルを避けてアイテム探しに奔走するアリスたちだったが、その間にもアイテムを取られたり、バトルを強いられたりと、次々とリードされてしまう。

再びキューマに出会ったアリス。ゲームをしているとその人間の本来の姿が見えるというキューマ。アリスはキューマから「君の生き様を見せてくれ」と言われるのだった。

チャンスと絶望

残り30分。クラブチームとの点差は1万2000点差に開いていた。

アリスは、2人がじんちに触れられたら2万点ゲットして逆転できると考え、その恐怖のブレーキを超えるしかないと提案する。

ウサギが相手を挑発し、身体能力の高いゴーケンを誘い出すと、その間に、アリスとクイナ、ニラギがクラブチームの「じんち」へ向かう。

アリスはキューマを無効状態による電撃で動きを止め、その間にニラギが「じんち」に触れて1万点をゲット。無効状態となったニラギがさらに電撃で相手の足止めをして、その間にクイナが「じんち」に触れようとするも惜しくも阻まれて間に合わなかった。

アリスチーム32500点、クラブチーム35500点となる。点差は3000点。

残り時間が短い中、為す術もなく絶望するアリスチーム。それでもウサギは懸命にアイテムを探し、点差は500点となる。

アリスはなにかできるかも知れないと相手の「じんち」へ向かう。そんな中、ウサギの前にニラギが現れ、死を覚悟したニラギはウサギに襲いかかるのだった。

ゲームの残り時間は8分を切ろうとしていた…。

【第3話ネタバレ】『今際の国のアリス』シーズン2

『今際の国のアリス』シーズン2第3話のタッタ
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

タッタの覚悟

タッタは自動車整備工場で仕事をしていた頃を思い出していた。無能な自分のせいで先輩に取り返しのつかない怪我をさせてしまったのだった。そんな昔とゲームでも無能な自分を重ねていた。

ウサギがニラギに襲われそうになる瞬間、アリスがなんとか助けに入る。「じんち」に戻ると守っているはずのタッタがいなくなっていた。

アリスはその後、海辺でキューマに接触する。そこでアリスはキューマに「ゲームを通して大切なことに気づかせてくれた」と感謝して握手を求める。

キューマはアリスの思いを受け止めて握手を交わすが、なぜかアリスの方がポイントが多く、アリスチームが逆転するのだった。

実はキューマに合う前、タッタが自分の腕をコンテナの扉を使って変形させ、腕輪を取り外そうとしていたのだった。それを知り、戸惑うアリスだったが、タッタの覚悟を受け止め、腕輪をポケットに忍ばせておきキューマに接触したのだった。

制限時間が過ぎ、アリスチームが勝利する。アリスはキューマも元々はプレーヤーだったと推測し、クリアしても国民になるだけなのかと問うが、キューマは「そう感じたならそれが真実だ」という。

その後、出会いの形が違かったら友達になれたいうアリスに対し、「もう友達じゃないか」と伝え、最期は「一片の悔いもない良い人生だった」と言って死んでいく。

ゲームをクリアしたアリスたちだったが、腕輪を外したことで出血多量となりタッタは死んでしまう。タッタを埋葬したアリスたち。

ハートのジャックのゲーム「どくぼう」

『今際の国のアリス』シーズン2第3話のチシヤ
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

その頃、「ハートのジャック」のゲーム会場である刑務所に、チシヤが参加していた。

ハートのジャックのゲームは「どくぼう」。

ゲーム「どくぼう」のルール

  • 参加人数は20人。自分の首輪の後ろのマークを当てるゲーム
  • 1ターン1時間で、最後に自分のマークを回答し、不正解・無回答ならゲームオーバー
  • 参加者の中にハートのジャックが潜んでいて、ハートのジャックがゲームオーバーになったらクリア
  • 反射物により自分でマークを確認する行為、暴力などで殺害して回答できなくさせる行為は禁止
  • 食料などの備蓄品は完備されている

つまり、自分以外の人間にマークを教えてもらい、正しく答えることで生き延びる。ハートのジャックが自分のマークを間違えるまで永遠に終わらないゲームだった。

集団心理

ゲーム開始後、それぞれが徒党を組み始める。チシヤは人々の行動をよく観察しつつ、イッペーという男とともに、ひとつのグループに入るのだった。

しばらく様子見する空気だったが、粗暴な男ゲンキが、気弱な青年セトを暴力で服従させており、バンダという男が嘘のマークを伝えて殺すようセトをそそのかし、それによりゲンキは死亡する。

それをきっかけにして、人狼ゲームのように次々と信頼できないと思われる人間から殺されていく。

ウルミというグループリーダーの女性は、自分がどの人間を生かすか殺すか支配する快感に次第にハマっていくが、結果的にグループ内で精神がおかしくなっていく人が増え、彼女も嘘のマークを教えれられてゲームオーバーとなる。

残り人数は6人になると、イッペーは精神的に耐えられなくなり、自ら無回答でゲームから降りてしまう。

残り5人となり、彼と組んでいたチシヤは、自分だけ組む相手がいないピンチとなってしまうのだった。

【第4話ネタバレ】『今際の国のアリス』シーズン2

『今際の国のアリス』シーズン2第4話のチシヤ
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

残り5人

ゲーム「どくぼう」も、残るは5人となった。

チシヤ以外に残るのは、自信家な男ヤバと、ヤバと肉体関係を持ち、依存する女性コトコ。4人の女性を殺した死刑囚のバンダと彼と組むマツシタ

チシヤはマツシタに接触し、バンダが殺人者であること告げて取引を持ちかけるが、相手にされず、正しいマークを教えるチシヤに対してマツシタは嘘のマークを教えるのだった。

その後、チシヤはコトコにも接触し、正しいハートのマークを伝えるが、自分のマークが決め打ちでクラブであるか質問するも、彼女は答えない。同じ頃、ヤバとバンダはトイレで接触していた。

ヤバはコトコに正しいマークを教えるが、コトコはヤバに嘘のマークを教える。同様にバンダはマツシタに正しいマークを教えるが、マツシタはバンダに嘘のマークを教えるのだった。

一方のチシヤは、選択肢をダイヤかスペードに絞るものの、最後は勘で答えるのだった。

ターンが終わると、最初に現れたのはマツシタだった。彼は少し時間が経ってもほかの参加者が出てこないことを悟り「勝った」と笑い出すマツシタ。

すると、チシヤが現れ、それに続き、バンダとヤバも独房から現れる。ハートのジャックはマツシタだったのだ。

マツシタとコトコはそれぞれ、バンダとヤバの言いなりになるフリをして裏で繋がっていたのだった。そこでジャックであるマツシタは、残り5人となったターンで一気に勝負をしかけたのだった。

しかし、その裏で、ヤバとバンダは「今際の国」こそ自分が頂点に立って支配できる理想的な世界だと共感しあい、対等な信頼関係を結んでいた。

ヤバとバンダは、残り5人のターンでジャックを殺して終わらせることもできたが、彼からこの世界についての情報を聞き出すために殺さなかったのだった。そしてヤバとバンダによる拷問に耐えられずマツシタは自殺してしまう。

ハートのジャックをクリアしたチシヤは刑務所を後にする。

思わぬ再会

アリスは、ゲームをクリアしても元の世界には帰れないことを悟り、落ち込んでいた。それでも諦めていないクイナは、アンとチシヤを探しに一人で別行動をとることを決める。

カルベとチョータとの思い出に浸り、脱力しきった様子のアリス。そんな中、食料を調達するため、ウサギはアリスを狩りに誘う。

狩りをする内に次第に気分が晴れていったアリスは、ウサギとリラックスした時間を過ごす。そんな中、近くで物音を耳にして、その方向へ向かうと、そこには人間の死体が無数に転がっていた。

瀕死の男カイトは「フィルム」と言葉の遺す。彼は電子機器が通じなくなった世界で映像で記録に残していたのだった。

その映像に中にはアンの姿があり、「この世界を知るために東京から離れる」と残して去ってく姿も映されていた。

さらに、世田谷の外れにあるコミュニティに向かったカイトは、「今際の国」に来たときの様子をすべて覚えていると話す女性に接触する。

彼女が真相を話そうとした瞬間、スペードのキングの襲撃に逢い、彼女は殺されてしまい、カイト含めたコミュニティも全滅させられてしまったのだった。

そんな中、映像を見ていたアリスたちの元にもスペードのキングの攻撃の手が迫る。森へ逃げ込む中、新たな攻撃の手も迫り、アリスはウサギと離れ離れになった上で、気を失ってしまう。

アリスが目を覚ますと、そばには片足が義足の女性がおり、彼女が「あいつが助けた」といった先にはいたのは、アグニだった。

【第5話ネタバレ】『今際の国のアリス』シーズン2

『今際の国のアリス』シーズン2第5話のヘイヤと友達
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

ビーチで生き残っていたアグニは、スペードのキングを仕留めようとしていたが、アリスは「命がある限り生きたい」と乗り気ではない様子。

ヘイヤ

弓道部の女子高生ヘイヤは、欲しいものを手にするためには手段を選ばないような性格。その背景には、ろくでもない母親への恨みがあった。

そんな彼女は今際の国へやってきて、スペードの7のゲーム「かまゆで」での最中、足を負傷するが、生き延びるために必死にあがき、義足となっても生き延び、後にアグニと出会う。

ウサギとアン

ウサギは、住宅で食料を恵んでくれた女性と子どもコウタに出会う。コウタは、家族を失いビザ切れが間もない状態にあった。

一方、アンは東京を出て横浜あたりまで来ていた。

トラップと戦闘

アグニは、ボーシヤの幻想を見ていた。ボーシヤから「スペードのキングと戦って死のうなど都合がいい」と言われ、「死にたければ自殺でもしろ」と言われていた。

そんな中、アグニの指示でスペードのキングを崖近くにおびき寄せて、トラップを仕掛けて待ち伏せすることに。

夜になり、近づいてきたスペードのキングに戦闘を仕掛けるアグニ。崖へ追い詰めるものの、スペードのキングが投げた手榴弾を避けるためにアリスは崖へ飛び込んてしまう。

アグニとヘイヤもスペードのキングの強さに及ばず、山中から転げ落ちていくのだった。

アグニらと離れたアリスは、山中を抜けてウサギを探すためにあちこち探し回り、新宿まで来ていた。

クイナは単身、スペードのジャックのゲームに参加していた。一方、アンは森を越えて山を上ると、世界が荒々しい山々に覆われていることを目の当たりにする。

スペードのクイーン

『今際の国のアリス』シーズン2第5話のウサギとコウタとアリス
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

ウサギはコウタと共にスペードのクイーンのゲームに参加しようとしていた。そこへ、ウサギを探していたアリスがやってきて、2人は再会のハグをする。

そしてスペードのクイーン、リサが現れると、ゲーム「ちぇくめいと」が始まる。

ゲーム「ちぇっくめいと」のルール

  • クイーンチームとチャレンジャーチームに分かれてどれだけ人を集められるかを競う
  • 参加者は背中にボタンがついた装置を装着し、各チーム5分間を16ターン行う
  • 相手チームにボタンを押されると電流が流れ、次のターンは相手チームとして動かなければならない
  • 各チームの代表者である「王」は背中のボタンを押されてもチームは変わらない
  • 16ターン終了後、最終的に人数の多かったチームが勝利し、負けたチームは全員死亡する

チャレンジャーチームの「王」には、コウタが指名されてしまう。

ゲームが始まると、身体能力の高いリサは次々とチャレンジャーチームのボタンを押していき、ルールで決められていないため、暴力もいとわずにゲームを勧めていく。

スペードチームのメンバーも元プレイヤーたちだった。スペード側ににつけば、ゲームを続けながら生き残ることができると言われたチャレンジャーチームの参加者たちは、次第にスペード側に協力するようになっていく。

そんな中、リサはアリスがタイプだと話し、スペードに引き込もうと接触するが、彼女の前にウサギが現れ、阻止しようとするのだった。

【第6話ネタバレ】『今際の国のアリス』シーズン2

『今際の国のアリス』シーズン2第6話のゾウを発見するアリス
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

勝利

13ターン目となり、状況はスペードチーム17人に対し、チャレンジャーチームが3人。

ウサギはリサにしつこくつきまとい、肉弾戦に応じるが彼女の強さに圧倒されていた。しかしボロボロになりながらも諦めてはいなかった。

14ターン目に入り、ウサギはアリスと合流すると、引き入れた参加者たちにゲームに勝つことよりも元の世界に戻ることの意義を熱弁する。

それによって、参加者たちの気持ちに変化が起きていた。そして残りは2ターンとなっていた。

アリスは追い詰められたフリをしてターンの切り替わりを狙ったアタックに成功し、結果的に1対19のリサ以外の全員でチャレンジャーチームが勝利する。そして「元の世界に帰れるかは後のお楽しみ」と言ってリサは死んでいく。

温泉

ゲームの後、帰り道でガレキの中に湧く温泉を見つけた二人は、久々に入浴する。

すると、目の前にはゾウの姿が現れ、そこに奇妙な感動を共有した2人はキスを交わすのだった。

ダイヤのキング

『今際の国のアリス』シーズン2第6話のゲーム「てんびん」
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

クイナは母親が入院していた病院を訪れており「おかんに会いたい」と言葉を漏らす。アンは、森の中で鹿の死体を見つけ、過去の自分を振り返りながらも「まだ希望はある」と言う。

その頃、最高裁判所では、ダイヤのキングのゲーム「てんびん」が始まろうとしていた。

そこにはチシヤが参加しており、ダイヤのキングは元ビーチのナンバー2である幹部クズリュウだった。

ゲーム「てんびん」のルール

  • 参加者は5名
  • 3分の間に0〜100の数値をひとつ選び、その平均値に0.8をかけ、一番近い値を選んだものが勝者
  • 勝者以外は-1ポイントとなり、10点減点でゲームオーバー。上部から大量の硫酸が降り注ぐ。
  • 最後の一人となったものがゲームクリア。
  • 脱落者が出る度に新ルールが加わる。

チシヤはクズリュウが元弁護士であり、ゲームを通して「命の価値をはかっているのでは」と問いかけるが、彼は「違う」という。

その後、チシヤの変則的な答えに惑わされた2名が脱落となり、2つの新たなルールが加わる。

  • 2人以上、同数が出た場合、無効票になり1ポイント減点される
  • ピッタリと正解数字を当てた場合、敗者は2ポイント減点となる

チシヤは-9ポイントとなり、後がない状況だったが、冷静に推測してキングとの1対1にもつれ込み、新たなルールが加わる。

  • 0を選んだ場合に限り、100を選んだ人が勝利となる。

新ルールが増える度に公平さが保たれることを不思議に感じたチシヤに対し、クズリュウは「命の価値を決めたくない」というのだった。

弁護士だったクズリュウと医大生だったチシヤ。命に平等も公平もないことを理解していた2人は通じるものを感じていた。

チシヤは100を選ぶと宣言し、クズリュウに自らの命の価値を決めるように仕向ける。クズリュウは2回連続で0を選び、お互い後がなくなる状況になる。

それでもチシヤは100を選択し画面まで見せ、最後までクズリュウに自分の命を預けるが、クズリュウも最後まで0を選択し、命の価値を決めないという選択をして敗北して死んでいくのだった。ゲームをクリアしたチシヤは最高裁を去っていく。

それぞれの思い

森の中、アグニの元を一人で去っていくヘイヤ。

アリスとウサギは、ここまで来たのだから最後まで戦おうと誓い合う。

クイナとアンもそれぞれ元の世界に帰るために立ち上がる。

【第7話ネタバレ】『今際の国のアリス』シーズン2

『今際の国のアリス』シーズン2第7話のアリス
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

残り2ゲーム

東京はすでに草木に覆われ荒廃している様子。そんな中、ボロボロになりながらあるくニラギは、「最後まで嫌われ抜いて、胸張って地獄に落ちる」と言葉を漏らす。

クラブのクイーン「たーげっと」に参加したクイナはアンと再会する。足場が狭い空間で光るたまを投げ合うゲームをクリアする二人。

クラブのジャックの綱登り、ダイヤのジャックの麻雀、ハートのキングの迷路など、ほかの難易度も参加者たちによって続々とクリアされ、ついに残すはハートのクイーンとスペードのキングだけとなった。

ゲームではない殺し合い

渋谷のスクランブル交差点で、アリスはチシヤと再会するが、そこへ現れたニラギの急襲を受け、チシヤは内臓に被弾してしまう。

ニラギの挑発により、3人で殺し合いのゲームが始まってしまうが、アリスは「弱くて自分勝手な自分には戻りたくない」と自分のためには引き金を引かないと宣言する。

そこへウサギが現ると、ニラギはウサギを殺そうと銃を放ち、防ごうとしたアリスもニラギに銃を撃つ。ウサギに放たれた銃弾はチシヤがかばい、代わりに倒れてしまう。

vsスペードのキング

『今際の国のアリス』シーズン2第7話のアン、クイナ、ウサギ、アリス
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

さらにそこへスペードのキングが近づいていた。逃げるアリスとウサギたちは、クイナとアンと再会し、その後さらにヘイヤとアグニとも合流する。

武器を確認する中、クイナがチシヤからもらっていた簡易爆弾を取り出し、アリスはドラッグストアにガスを充満させ、おびき出して仕留めようと作戦をたてる。

アリス以外がおとりとしてスペードのキングと対峙する。しかし、キングの圧倒的な強さを前に万事休す状況に。

アグニをかばったヘイヤは至近距離で銃撃され、同様にアンも銃弾に倒れ、クイナは脇腹をめった刺しにされ、ウサギも両足を刺されて倒されてしまう。アグニも決死の覚悟で拾った銃弾を込めて放つも、先に撃たれてしまうのだった。

アリスは、一人でなんとか薬局に誘い込もうとするも、危険を察知したキングが薬局に入るのをためらうが、その後ろから瀕死のアグニが押し込み、爆弾に着火したことでスペードのキングを倒すのだった。

アグニは瀕死になり横たわるスペードのキングに手渡された銃でトドメをさし、自らも死のうとするが、ボーシヤの幻に止められるのだった。

そして、アリスは怪我をしたウサギとともに最後のゲーム「ハートのクイーン」へと向かう。

そこで待ち構えていたのは、ミラだった。

【第8話ネタバレ】『今際の国のアリス』シーズン2

『今際の国のアリス』シーズン2第8話のミラ
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT

ハートのクイーンのゲームは「くろっけぇ」だった。

ゲーム「くろっけぇ」のルール

  • ミラとクロッケーの試合をする
  • 途中棄権せずに3ゲーム終えれば試合内容に関わらずゲームクリア

あまりに単純すぎるゲームを怪しむアリスたちだったが、早くも2ゲームを終えて残り1ゲームに。

ウサギは足からの出血により、呼吸が浅くなっていた。早くゲームを終わらせたいアリスたちだったが、ミラにティータイムを挟まれるのだった。

そこでゲームクリア後に元の世界に戻れるのか質問するアリス。ミラは質問に答えるものの、未来の話や仮想現実、アンドロイドなど、嘘のエピソードでアリスを翻弄する。

さらに「今際の国」の世界が、アリスの脳内で起きている出来事だと言い、それが親友を失ったことによるショックだというと、アリスは幻覚に囚われてしまうのだった。

ミラは精神を病んだアリスのカウンセリングを担当する精神科医であり、あの日、スクランブル交差点でアリスの前でカルベとチョータは車に轢かれてしまったと告げられる。

自分だけ助かったことで、存在理由を求めるうちに理不尽なゲームを頭の中で作り出してしまったと言われるアリス。放心状態のアリスにミラは途中棄権の意志を尋ねる。

ウサギはゲームが幻ではなく現実だと伝え、必死で手助けする。

「もし幻なら私が死ぬ様子を黙って見ていられるはず」というと、ウサギは自分の手を割れたグラスの破片で切るのだった。

しばらくの間動かないアリス。ゲームの終わりを確認しようとするミラだったが、気がついたアリスは「ウサギを守りたい」「ゲームを続けよう」と本能で幻に打ち勝つのだった。その姿にミラは涙を流していた。

残り1ゲームを終わらせるアリスとミラ。終わる頃には夜を迎えていた。

ミラは最後に、「2つの選択肢どちらを選んでも、もうすぐすべてが分かる」と言葉を遺して死んでいく。

すべてのゲームが終わり、渋谷に花火が打ち上がる。

最後まで生き残った者たちに「この国の永住権を手にするか手にしないか」2つの選択肢が与えられるのだった。

アグニ、ヘイヤ、クイナ、チシヤやニラギ、そしてアリスとウサギは永住権を手にしないと答える。一方で、ヤバとバンダは手にすると答えていた。

元の世界

カルベとチョータとバーで会話するアリスは、「お前の命を全力で使い切ってみろ」と言われるのだった。

渋谷のスクランブル交差点。あの日、花火が上がったのではく、渋谷上空で隕石が爆発したのだった。

弟から発見時に1分もの間、心臓停止していたと聞かされるアリス。アリスの父親も母親をなくした以来に泣いていたという。

隕石の爆発により臨死体験をした者たちが迷い込んだ世界が「今際の国」だったのだ。臨死体験をした者たちは「今際の国」での記憶は失われていた。

病院内でウサギに出会ったアリスは声をかける。お互いに会ったことがある気がするといい、2人は病院の中庭で散歩する。

そんな中、中庭のテーブルに置かれたトランプが風に飛ばされると、ジョーカーのカードだけが残されていた…。

【ネタバレ感想】アクションは良い!ただ、ドラマはクドかった…

『今際の国のアリス』シーズン2第7話のアリスとウサギ
© 麻生羽呂・小学館 / ROBOT
まめもやし

『今際の国のアリス』シーズン2も面白かった!

全体の感想

全体的な感想を言うと、アクションシーンは素晴らしく、面白かったのですが、ドラマパートが結構クドかった印象がありました。

エピソードの長さを調べてみると、48分〜80分という尺になっていましたが、正直、各話40分をベースにするくらいの方が疾走感と緊張感が続くと思いました。

長さ
エピソード148分
エピソード260分
エピソード366分
エピソード452分
エピソード567分
エピソード675分
エピソード759分
エピソード880分

なんでクドかったかと考えてみると、尺が長い分、たっぷりとそれぞれのキャラクターのドラマのシーンが回想などを含めて描かれるのですが、それに加えて、心情をモノローグやセリフで丁寧に説明するんですよね。

ある意味、日本らしいというか、説明しなくても状況見れば察することができるくらいに丁寧に映像で表現しているにも関わらず、言葉で上乗せしているんですよね。

まめもやし

これがやたらと冗長で、クドい印象になっていました。

その特徴が顕著に見られたのが、アリスやウサギなどの主人公メンバー。一方で、チシヤやキューマ、アグニらは過去を描きつつも淡々と描かれていたので、逆に良かった印象が残りました。

原作ありきだと思いますが、アリスやウサギも最終話でたっぷり描くので、もっと短くしてテンポよくしても良かった気がしますね。

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