今回ご紹介する映画は『シュガー・ラッシュ:オンライン』です。
ディズニーのヒット映画『シュガー・ラッシュ』の続編です。
ゲームの中の世界を描いた前作に、インターネットの世界が加わり世界観が広がりました。
映画『シュガーラッシュ2:オンライン』の基本情報
作品情報
原題 | Ralph Breaks the Internet |
監督 | リッチ・ムーア フィル・ジョンストン |
出演(声) | ジョン・C・ライリー サラ・シルヴァーマン |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2018年 |
上映時間 | 112分 |
おすすめ度 |
監督は前作に引き続き、リッチ・ムーアが担当しています。
彼は動物世界を描いた名作『ズートピア』も監督しています。
あらすじ
ヴァネロペが暮らすお菓子の国のレーシングゲーム「シュガー・ラッシュ」が壊れ、ラルフとヴァネロペは交換部品を調達するためインターネットの世界へ旅を出かける。
しかしそれが、思わぬ事件へと発展することに…。
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ディズニープリンセスやマーベルなどのキャラも多数登場
出典:https://www.imdb.com/
ディズニープリンセスたちが一同に介するシーンはなかなか見れないシーンを見ることができた気持ちになりますね。
登場するディズニープリンセスをご紹介します。
登場するディズニープリンセス | 作品名 |
白雪姫 | 『白雪姫』 |
シンデレラ | 『シンデレラ』 |
オーロラ | 『眠れる森の美女』 |
アリエル | 『リトル・マーメイド』 |
ベル | 『美女と野獣』 |
ジャスミン | 『アラジン』 |
ポカホンタス | 『ポカホンタス』 |
ムーラン | 『ムーラン』 |
ティアナ | 『プリンセスと魔法のキス』 |
ラプンツェル | 『塔の上のラプンツェル』 |
メリダ | 『メリダとおそろしの森』 |
エルサ/アナ | 『アナと雪の女王』 |
モアナ | 『モアナと伝説の海』 |
その他、ディズニー映画の歴史と作品一覧が気になった方は、【歴代一覧】ディズニー映画の歴史を順番に振り返ります。【アニメ・ピクサー・ 実写】という記事でも紹介していますので、チェックしてみてください。
また、ディズニー傘下のマーベル作品からアイアンマン、スターウォーズからC3POやストームトルーパーが同じ映像に登場します。
改めてディズニーだからできる凄さというものを感じる場面でした。
その他にもAmazonやGoogle、Twitterやfacebookといったあらゆる企業やサイトが登場してきて、その世界観の広がりが凄まじいです。
【つまらない?】ラルフとヴァネロペの冒険から見える世界
出典:https://www.imdb.com/
※以下映画のネタバレに触れていますのでご注意してください。
先ほどの話の通り、インターネットの世界へと広がったことによって、二人の冒険にも新たな出会いが舞い込んできます。
一方で、大風呂敷を広げた分、細部の設定に少し気になる所が目立ってしまったのも事実です。
ただ、つまらないということではありませんのでご安心を。
前作では、ゲーム世界のキャラクター目線に焦点を当てて観客の心を掴みました。
今作では、ネット世界でのあるあるネタを必要以上に見せていて、その共感のさせ方が安っぽく、こういうのが見たかったのではないという気持ちになってしまいます。
さらには、前作で硬い絆を結んだラルフとヴァネロペだったのですが、新しい世界で自分が活躍できることを知ったヴァネロペに対して、嫉妬から大事件を引き起こしてしまうきっかけとなるラルフの姿が見てられないのです。
ついにはディズニー映画では中々お目にかかれない造形のモンスターが登場するまでになっていく過程はある意味楽しめたのですが(笑)。
その一方で、ヴァネロペのやろうとしていることは、前作で描かれた「ターボ」(キャラクターが他のゲームに勝手にいってしまうこと)と変わらないと感じることもあったり。
今作におけるヴァネロペの行動は、理由こそ前向きではありますが、ターボと変わらない印象を受けてしまいます。
つまらないとは決して思いませんが、前作でラルフが自分の役割に気付いた過程があったからこそ、その引っかかりというものが最後まで消えることはなかったので、少し残念に感じてしまいました。
【まとめ】映画『シュガーラッシュ2:オンライン』
映画『シュガーラッシュ:オンライン』をご紹介してきました。
舞台はインターネットに広がり、ディズニーだからこそできるその世界観が観るものを引き付けてワクワクさせてくれました。
その一方で、前作ほどの感動は味わえなかった部分があったのも正直な感想です。
ただ、毎回新しい世界観と挑戦的なテーマで楽しませてくれるディズニーは改めてすごいと感じたのも事実です。