アラジン

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映画レビュー

実写映画『アラジン』ネタバレ感想|ひどい?ウィル・スミスのジーニーが面白い

今回ご紹介するのは、ディズニー実写版『アラジン』です。

1992年のディズニー名作アニメーション『アラジン』の実写映画作品。

アラジンといえば、空飛ぶ絨毯に乗ったロマンチックなシーンとグラミー賞を受賞した主題歌「ホール・ニュー・ワールド」を共に思い出す人も多いのではないでしょうか。

本記事は、実写映画『アラジン』をネタバレありで感想をご紹介。

キャスティングが成功を呼んだディズニー実写のお手本となる映画になっていました。

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ディズニー実写映画『アラジン』の作品情報と配信・予告

『アラジン』

アラジン

5段階評価

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あらすじ

貧しいながらもダイヤモンドの心を持ち、自分の居場所を模索する青年のアラジンは、自由を願う王女のジャスミンと、三つの願いをかなえてくれるランプの魔人ジーニーに出会う。

作品情報

タイトルアラジン
原題Aladdin
監督ガイ・リッチー
脚本ジョン・オーガスト
出演ウィル・スミス
メナ・マスード
ナオミ・スコット
マーワン・ケンザリ
ナヴィド・ネガーバン
ナシム・ペドラド
ビリー・マグヌッセン
製作国アメリカ
製作年2019年
上映時間128分

予告編

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ネタバレあり

以下では、映画の結末に関するネタバレに触れています。注意の上、お読みください。

ディズニー実写映画『アラジン』のキャスト・キャラクター解説

キャラクター役名/キャスト/役柄
アラジン(メナ・マスード)アラジン(メナ・マスード)
アグラバーに暮らす貧しい青年。ジャスミンと出会い、恋に落ちる。
ジーニー(ウィル・スミス)ジーニー(ウィル・スミス)
ランプの魔神。
ジャスミン(ナオミ・スコット)ジャスミン(ナオミ・スコット)
アグラバーの王女。
ジャファー(マーワン・ケンザリ)ジャファー(マーワン・ケンザリ)
アグラバーの国務大臣。魔法のランプを手に入れ、アグラバーを支配しようとする。

主演のアラジン役は、メナ・マスード。彼はエジプト生まれのカナダ育ちの俳優。本作を機に、いろんな映画に出演しそうですね。

ジャスミン役はナオミ・スコット。イギリス生まれで母親がインド系。エキゾチックな美しさがジャスミン役にぴったりでした。

ジェファー役はマーワン・ケンザリ。イケメンすぎて悪役感が薄れていましたが、いい意味でアニメーションとは違ったジェファー像を表現していてよかったです。

アラジンといえランプの魔人ジーニーですが、ジーニー役はウィル・スミス。とはいえ、ジーニーというより、「青いウィル・スミス」感が強いですね。

映画を観る前は違和感しかなかったですが、ジーニーのキャラクター設定が引き立っていて、意外と「ジーニーって実際に見たらこんな感じかもなぁ」と感じるようになっていました。さすがはウィル・スミス。

『アラジン』はウィル・スミスのキャリア史上で興行収入的に最も当たった作品となりました。

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【ネタバレ感想】ウィル・スミスの実写ジーニーは面白くてアリ

ガイ・リッチー監督の映画的演出の巧さは、監督の過去作『スナッチ』の冒頭シーンを見れば分かると思います。

本作の冒頭シーンでも演出の巧さが現れていました。

ウィル・スミスが歌う「アラビアン・ナイト」に乗せて、状況説明をワンカットの長回し風にみせる映像は一気に物語に惹きつけられました。

アニメーション映画『アラジン』では故ロビン・ウィリアムズがジーニーを演じていて、マシンガントークと絶妙なユーモアで観る人を惹きつけました。

一方「ジーニーの顔がウィル・スミスそのもの」という本作ですが、個人的には結構ハマり役だったと思います。

最近ではシリアスで寡黙なイメージの作品が多いウィル・スミスですが、いい意味でウィル・スミスらしさ全開で本来の魅力が存分に発揮された映画でした。

アラジン
(C)2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

主演の二人も、ほぼ無名の中からキャスティングしていて、ビジュアルと歌声はもちろん、アラジンの世界観にピッタリなんですよね。

ただ、その二人だけでは少しもの足りないところを、ウィル・スミスが良いスパイスになっていて全体的なバランスが取れているんです。

キャスティングが呼び寄せた成功とも言えるでしょう。

原作ありきですが、「夢」や「魔法」といったディズニーらしさを忠実に描いていることも良かった点の一つです。

アニメーションとして名作となっている作品を実写化する意味を考えた時に、どれだけ現代版にアップロードできるかという点が問われてくると思います。

アニメのアラジンを観ていない層に「アラジンは知っているけどこんな内容だったんだ」という切り口で上手く世界観を踏襲して、アップロードできていました。

一番の見せ場、魔法の絨毯に乗って街を見下ろすシーンは、アニメーションと遜色ないロマンチックなシーンになっています。

保守的とも言えるかもしれませんが、個人的にはディズニー実写のお手本となる作品になったと思います。

まとめ:ディズニー実写映画の基準となるか

今回は、ディズニー実写版『アラジン』をご紹介しました。

ディズニー映画の「世代を問わずに楽しめるエンターテインメント作品」としての価値を存分に発揮しているように感じました。

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