ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー

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映画レビュー

【ネタバレ感想】『ブックスマート』脱ステレオタイプとスクールカーストの崩壊

今回ご紹介する映画は、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』です。

オリヴィア・ワイルド監督による作品で、優等生の女子高生2人が高校卒業最後の夜に盛大にハメを外す青春コメディ映画。

本記事では、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』をネタバレありで感想・考察・解説します。

青春映画はこれまでにもたくさんありましたが、本作は時代とともに新しくなった青春映画の爽やかな一作となっています。

映画『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』の作品情報

『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
ストーリー
感動
面白さ
テーマ性
満足度

あらすじ

卒業式を明日に控えた親友同士のモリーとエイミー。成績優秀な2人はハイレベルな進路を勝ち取るが、遊んでばかりだった同級生も同様の道に進むことを知って驚く。彼女たちは失った時間を取り戻そうと、呼ばれてもいないパーティに乗り込むが…。

作品情報

タイトルブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
原題Booksmart
監督オリヴィア・ワイルド
脚本エミリー・ハルパーン
サラ・ハスキンス
スザンナ・フォーゲル
ケイティ・シルバーマン
出演ケイトリン・デヴァー
ビーニー・フェルドスタイン
ジェシカ・ウィリアムズ
ジェイソン・サダイキス
リサ・クドロー
ウィル・フォーテ
ビリー・ロード
製作国アメリカ
製作年2019年
上映時間102分

予告編

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映画『ブックマート』のスタッフ・キャスト

オリヴィア・ワイルド

「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」監督のオリヴィア・ワイルド
© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.

主な出演作

  • 『The O.C.』
  • 『トロン: レガシー』
  • 『リチャード・ジュエル』

『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で長編監督デビューを果たしたオリヴィア・ワイルド

青春コメディ映画、ティーン映画の流れを汲みつつも独自の語り口とステレオタイプを脱却した描き方が見事でした。

ビーニー・フェルドスタイン

「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」ビーニー・フェルドスタイン
© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.

主な出演作

  • 『ビルド・ア・ガール』
  • 『レディ・バード』

モリー役には、ビーニー・フェルドスタイン

本作はジョナ・ヒル主演でセス・ローゲン製作の『スーパーバッド 童貞ウォーズ』によく似たプロットになっており、彼女はジョナ・ヒルの妹でもあります。

本作の演技でゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門主演女優賞にノミネートもされています。

ケイトリン・デヴァー

    「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」ケイトリン・デヴァー
    © 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.

    主な出演作

    • 『ショート・ターム』
    • 『ビューティフル・ボーイ』
    • Netflixドラマ『アンビリーバブル たった1つの真実』

エイミー役にはケイトリン・デヴァー

『ショート・ターム』『ステイ・コネクテッド』などでティーンのリアルな姿を演じています。Netflixドラマ『アンビリーバブル たった1つの真実』ではゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネート。

ネタバレあり

以下では、映画の結末に関するネタバレに触れています。注意の上、お読みください。

【ネタバレ解説】『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』のあらすじ

高校最後の日がスタート

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.

親友のエイミー(ケイトリン・デヴァー)モリー(ビーニー・フェルドスタイン)は待ち合わせをして、高校最後の日の学校へ向かう。

ブラウン校長(ジェイソン・サダイキス)は、高校最後の日にも関わらず予算について話そうとする生徒会長のモリーを軽くあしらう。一方、担任のファイン先生(ジェシカ・ウィリアムズ)は2人に友好的で、電話番号を教えてくれる。

エイミーはライアン(ヴィクトリア・ルエスガ)に片想い中。モリーはエイミーに声をかけるよう勧めるも、ライアンに気まずい言葉を残し、恥ずかしそうに立ち去る。

ジェンダーレストイレで、モリーは同級生のテオ(エドゥアルド・フランコ)タナー(ニコ・ヒラガ)アナベル=“トリプルA”(モリー・ゴードン)が自分の悪口を言っているのを耳にする。モリーは個室から出て、自分がイェール大学に進学し、エイミーは明るい未来が待っていると言い放つが、テオもイェール大学で、タナーはスタンフォード大学、アナベルはGoogleに就職するというのだった。

モリーは正気を失い始め、他の生徒たちがどこへ進学するのかを聞いて回ると、多くが有名大学へ進学を決めていた。放課後、モリーは自分たちが高校時代に勉強ばかりしていたのに、遊んでいたクラスメイトたちが自分と同じような良い大学に進学することが信じられないと怒りをあらわにする。

彼女は副生徒会長で人気者のニック(メイソン・グッディング)が叔母の家でパーティーを開くことを知り、高校時代に勉強だけしていた事実を払拭するために参加しようとエイミーに提案し、エイミーは渋々ながらも同意する。

卒業パーティ(1)

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.

モリーとエイミーは服を着飾って家を出るも、パーティー会場の場所を知らないことに気づく。そこでエイミーは金持ちの同級生ジャレッド(スカイラー・ギソンド)に電話し、パーティー会場までLyft(配車アプリ)で送ってもらう。

しかし、ジャレッドに連れられて来たのは彼自身が主催する船上パーティーで、そこにはスタッフと同級生のジジ(ビリー・ロード)しかいなかった。変なテンションで盛り上ったジジが船から海へと飛び込んでいくのを見て2人は会場を逃げ出していく。

エイミーは帰りたがっていたが、モリーはまだニックのパーティーへ行こうとしていた。モリーは「マララ・コード」(モリーとエイミーが昔から交わしているいざという時に無条件で相手の相談を受ける条件の言葉)を発動し、やむなく付き合うことにする。

2人は別のLyftを呼び出して乗り込むと、その運転手はブラウン校長だった。車内でエイミーがライアンと付き合う可能性について話し合っていると、エイミーが経験が浅いためどうしたらいいか分からないと言う。それに対してモリーはポルノを見せるが、ブラウン校長が音楽を聴いていると勘違いしてカーステレオに接続すると、車内にポルノの音が響き渡り、気まずい空気になるのだった。

卒業パーティ(2)

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.

2人はまたしても別のパーティー会場へ送り届けられてしまう。そこは演劇部員のジョージ(ノア・ガルヴィン)の家で行われていた殺人ミステリーパーティーだった。そこで海へ飛び込んでいたはずのジジと再会すると、彼女から先のパーティーで食べたイチゴがドラッグ漬けだったことを聞かされる。

2人はトリップ状態に陥り、ジョージに与えられた役柄に扮した人形になっている姿を体験する。帰り際、ジジはモリーがニックのパーティーにこだわるのが、ニックのことが好きだからではないかと言い、結果的にモリーもそれを認めていた。

その後2人はニックのパーティー動画を手がかりにピザ屋の配達員を脅してから住所を聞き出そうとするが、彼にその計画の危うさを諌められながらも住所を手に入れる。

しかし、移動手段がなく、エイミーは校長の車にスマホを忘れたことに気づき、充電切れ寸前のモリーのスマホで電話をかけると、ファイン先生がやってきてパーティー会場まで送り届けてくれて、パーティーに相応しい衣装まで提供してくれるのだった。

いざ、ニックのパーティーへ!

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.

パーティー会場に到着すると、モリーはニックと談笑し、エイミーはライアンと一緒に過ごす。エイミーはライアンとカラオケを楽しんだ後、誘われてプールに行く。すると、プールの中でライアンがニックとキスをしているのを目撃してしまう。

ショックを受けたエイミーはモリーを連れて帰ろうとするが、モリーは嫌がり、2人はみんなの前で激しく口喧嘩をしてしまう。

エイミーはトイレに駆け込むと、そこには同級生のホープ(ダイアナ・シルバース)がいた。イライラしていたエイミーはホープとも口論するが、勢いでキスをしてしまう。そこから2人はセックスしようとするが、エイミーがホープに嘔吐してしまったことで行為には至らなかった。

その頃、モリーはニックがライアンとキスしているのを目撃し、エイミーが帰ろうと言った理由を察していた。その後、パーティー会場に警察がやってくるが、エイミーがおとりになることでみんなは散り散りに会場を後にする。

モリーがパーティー会場から帰宅する途中、アナベルが車で拾ってくれた。彼女は“トリプルA”というあだ名で呼ばれることが嫌だったことを打ち明け、共に進学するイェール大学でも交流しようと和解する。

卒業式と別れ

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー
© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.

モリーは家に戻り、翌朝目覚めると、エイミーが警察に捕まっていることを知る。警察署へ向かい、謝罪して2人は和解するが、高校では卒業式が近づいていた。モリーはピザの配達員が指名手配犯であることを知り、それを引き合いにしてエイミーを拘置所から出すことに成功する。

卒業式が始まる中、モリーとエイミーはジャレッドに借りた車で学校に突入する。モリーは代読するジャレッドと熱いキスを交わし、卒業生総代として素直なスピーチを届け、卒業生を称える。

卒業式を終え、エイミーがボツワナへ旅立つ日がやってくる。エイミーの家にホープがやってくると、パーティーでの一件を和解し、ホープはエイミーに連絡先を渡すのだった。

その後、モリーはエイミーを空港まで送り届け、2人は涙ながらに旅立ちの瞬間を噛み締めていた。感傷に浸りながらモリーは車を走らせ始めると、エイミーが車の前に立ちはだかって引き止める。エイミーは搭乗までの残り時間がまだあるからと出発前にパンケーキを食べようと提案し、モリーはそれを快諾する。

【ネタバレ感想・考察】

「ブックスマート」の意味とステレオタイプの破壊

本作のタイトルでもある『ブックスマート(booksmart)』とは、優秀だけど社会的に成功しているわけではない様子を現す意味があります。日本語で言うところの“ガリ勉”に近い感覚。

この映画の主人公の一人であるモリーは、いわゆる“ガリ勉”とは少し違います。彼女はトイレで陰口を叩かれますが、それを黙殺するのではなく、ちゃんと言い返しているのが印象的。

しかし、彼女が勉強一筋な高校生活を送って名門大学への進学を決めたのに対して、遊んでばかりいるイメージだった同級生たちもそれぞれいい大学へ進学を決めていることを知るのでした。

まめもやし

まさに学校やスクールカーストというステレオタイプを壊す描き方なんですよね!

本作は『スーパーバッド 童貞ウォーズ』『21ジャンプストリート』といった青春コメディ映画のプロットを踏襲しつつ、男性主人公ではない物語として、さらに賢くて芯のある女性であり、その一人がクィアなキャラクターとして描いています。

中盤で、2人は意図せずドラッグを取り込んでしまいますが、その描き方も印象的です。トリップする描写を人形に変化させて描くことで、彼女たちが乱れる様子を描くことなく、映像的な変化としても面白くなっていて、なおかつ人形を通して“理想の女性像”や性役割的ステレオタイプへの皮肉を描くところも見事に効いています。

彼女たちが自分たちからドラッグをやろうとしたのではないことも重要なポイント。エイミーとモリーは、彼女たち自身が築いてきた実績を元に、輝かしい未来が待っていることは明白だと分かります。本作はそんな彼女らの純粋さゆえの危険性もそれとなく伝えているのです。

象徴的なのはピザ配達の男性との一場面。エイミーとモリーはニックのパーティー会場を聞き出すためにピザ配達員を脅しますが、逆に彼にからその危険性について説かれてしまいます。

彼は「見知らぬ人を簡単に信用するな」と言いましたが、そんな彼自身が指名手配犯だったという皮肉も込められたジョークの働きと、一方で「プロミシング・ヤング・ウーマン(将来有望な若い女性)」が、ちょっとしたきっかけで取り返しのつかない事態に陥る危険性を孕んでいることが分かるのです。

重要なのは学ぶこと

モリーとエイミーにとって、高校時代の内に遊んでおくことは、自分自身に貼られた「ブックスマート」というレッテルからの逸脱を意味していました。

大学に進学してから、いくらでも遊ぶ機会はあるだろうと思えますが、モリーとエイミーとってのその一日は、間違いなく人生において意味のある一日となったことでしょう。

それはラストのモリーのスピーチ内容に明確に現れていました。モリーはエイミーを拘置所から拾っていくために卒業式に遅刻しましたが、原稿は用意していて、遅れた場合にジャレッドに代読するように頼んでいました。

スピーチ内容は、映画の冒頭のモリーを象徴するような、強い女性としての社会進出を意思表明するものでしたが、そこから文字通り学校の障壁(フェンス)を車で突き破って現れたモリーとエイミーによって中断されます。

その後、モリーは用意した原稿ではなく、自分の言葉でみんなにメッセージを届けます。

「自分の力を証明しなければと思い、みんなのことが怖かった。分かったのは、もっと学ぶべきだということ」

お金で注目を買おうとしていた実は繊細なジャレッドを代読者として壇上に引き上げるモリーの気遣いも上手く働いていました。

モリーは、高校最後の卒業パーティーで同級生たちの姿を知っていくことで、自分自身が払拭しようとしていたレッテルを自分も誰かに貼っていたことを学ぶのです。

モリーとエイミー、そして生徒たちは自己認識と他者認識を同時並行して学んでいくのでした。

物語を補完するフェミニズム・アイコン

『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』には、様々な固有名詞が登場しますが、それらがエイミーとモリーを形作るフェミニズムの文脈としても重要な役割を担っています。

しかし、この映画はフェミニズム的メッセージを押し付けるものではなく、あくまでも多様な生き方を認めて、各自が自分らしく生きる選択をすることの重要性を描いているのです。

マララ

モリーとエイミーの間で交わされていた無条件のサポートを現す「マララ(Malala)」という言葉。

これはパキスタン出身の人権運動家で史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイに由来しています。

彼女を描いた映画『わたしはマララ』やBBCドキュメンタリー『学校に通いたい』も合わせてチェックしてみてください。

言葉が持つ力の大きさを訴えるマララの姿を通して、モリーとエイミーが「マララ」を2人の間の信頼関係を示す言葉にしていることを理解できます。

エイミーの部屋

「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」エイミーの部屋
© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.
  • 「Black Lives Matter」
  • 「Science Not Silence(科学はいかなる圧力にも屈さず声をかき消させない)」
    「March for Science」ムーブメントより
  • 「My Body My Choice」
    身体的自立を示すスローガン(中絶問題に対してなど)
  • 「Times Up」
    セクハラ撲滅運動のムーブメント(セクハラの被害に遭った女性が口を閉ざす時代が終わったという意味)
  • ジェイン・オースティンのポスター
    『高慢と偏見』などで知られる英国の小説家
  • ジェーン・グドールのポスター
    「チンパンジーが道具を使う」発見をしたことで知られる動物行動学者
  • 「アルメニア人虐殺を忘れない」ポスター
  • 「Victory to the freedom fighter of southern」
    ローデシア(旧ジンバブエ)の反アパルトヘイト運動で使われたスローガン
  • ジョアン・リトルのポスター
    性的暴行に対する正当防衛で無罪を勝ち取ったアメリカ史上初の女性
  • 「We Should All Be Feminists」
    チママンダ・ンゴジ・アディチー著
  • 「A Room of One's Own」貼り紙
    ヴァージニア・ウルフ著『自分だけの部屋』

エイミーが社会活動家であり、環境問題への関心が高いことが分かる部屋づくり。

モリーの部屋

「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」モリーの部屋
© 2019 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All Rights Reserved.
  • ミシェル・オバマのポスター
  • メアリー・ウィンザーのポスター
    女性参政権論者の投獄に抗議する横断幕を持つ
  • 「We Should All Be Feminists」ポスター
    チママンダ・ンゴジ・アディチーより
  • RBG(ルース・ベイダー・ギンズバーグ)の写真
    27年間に渡りアメリカ最高裁判事を務めた
  • 「My Life on the Road」
    グロリア・スタイネムの自伝本
  • 「Take No Prisoners」のメッセージ
    軍隊由来の言葉で「心に決めたことがあるなら、なりふり構わずやれ」的な意味

モリーは大学で法律を学んで最高裁判事になる夢を語っているように、彼女が明確にRBGをベンチマークしていることがよく伝わります。

RBGについては『ビリーブ 未来への大逆転』『RBG 最強の85才』で映画化もされていますので合わせてどうぞ。

まとめ:『ブックスマート』は多様な生き方を認める爽やかな青春映画

今回は、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』をご紹介しました。

従来の青春コメディ映画のプロットを踏襲しつつ、全く新しい描き方を開拓した本作は、ジェンダーやセクシュアリティ、アイデンティティなどのテーマを包括しつつ多面的に描いています。そして、誰も悪者として描かずに普通の高校生として成立させ、オリヴィア・ワイルドの監督デビュー作としてこれ以上ないまでに清々しさの残るデビュー作となった傑作でした。

誰もが楽しめる娯楽性と、そこに込められたメッセージ。ぜひ若い世代の方々に届いてほしい映画でした。

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