Netflixオリジナルドラマ『アンブレラ・アカデミー』。
配信から1週間で“全米で最も需要のあるドラマ”に選ばれた大人気ドラマなんです。
本記事では、『アンブレラ・アカデミー』シーズン2の全話あらすじとネタバレ感想を紹介します。

これから見たい人や一度見たけどどんな内容だったか振り返りたい人は参考にしてみてください!
シーズン1を振り返りたい人は以下のページを参考にどうぞ。
-
【ネタバレ感想/考察】『アンブレラアカデミー』シーズン1全話あらすじ解説
続きを見る
ネタバレあり
以下では、『アンブレラ・アカデミー』シーズン2の結末に関するネタバレに触れています。注意の上、お読みください。
【ネタバレあらすじ】第1話『またふりだしに』
2019年4月1日、地球滅亡
https://www.netflix.com/
シーズン1のラスト、覚醒したヴァーニャをなんとか阻止したものの、月が破壊されその隕石で地球は滅亡することになる。
5号の瞬間移動能力によって空間を移動したメンバーたち。
地球の滅亡からはなんとか逃れたものの、彼らはテキサス州ダラスの別々に時間軸へ飛ばされていた。
- クラウス(と霊体のベン)は1960年
- 1961年にはアリソン
- 1962年にはルーサー
- 1963年6月1日にディエゴ
- 1963年10月12日にヴァーニャ
- 1963年11月25日に5号
5号が飛ばされると、そこは戦場と化していて、ソ連の攻撃を受けていた。
そこではメンバーがそれぞれ能力を駆使して戦っていて、「今までどこにいた」と聞かれる5号も参戦しようとした瞬間、突然ヘイゼルが現れ、核兵器が落とされていて説明する時間がないから「一緒に来い」と言われる。
2人が移動したあと、核兵器によって戦場は炎に包まれるのだった。
5号
https://www.netflix.com/
場所を移したヘイゼルと5号。
1963年11月25日、核戦争で地球は滅亡し、兄妹たちも死亡する。今はその10日前だと話すヘイゼル。
彼はアグネスと20年間幸せに暮らした後、彼女はガンで失ったという。すでに委員会は辞めていた。
そこに謎の3人組が現れる。突然襲撃してきた彼らにヘイゼルは5号を助けて撃たれてしまう。
なんとか逃げ切った5号は、タイムスリップしてきた路地にある建物の屋上に写真をとる機械があることに気づき、建物内へと入っていく。
そこにいたエリオットという男はあの路地で大気中の異変を観測していて、3年間で5回波動を確認していた。そこには兄妹たちの姿が写っていた。
10日で地球を救うために5号がエリオットに協力を迫ると、新聞記事にディエゴが錯乱状態で刃物所持と書かれた記事を見せられる。
ディエゴ
ディエゴは療養所でグループセラピーを受けている。
担当官に1週間後に大統領が暗殺されると話すも、精神異常として相手にされない。
そこに5号が面会に現れる。ディエゴは75日前に来てケネディ暗殺の阻止をしようとして捕まったという。
5号は地球滅亡が最優先事項だと話すが、ディエゴは大統領暗殺阻止が優先だという。
あきれた5号は彼が脱獄しようとしていることを看守に明かし、後で助けに来ると告げて出ていってしまう。
ヴァーニャ
https://www.netflix.com/
タイムスリップ後に親子が運転する車にひかれたヴァーニャ。彼女はその家族に保護されていたが、記憶を失っていた。
新聞に広告をだしているが、まだ連絡は来ない。
クラウス
どこかを車で走るクラウス。
ベンはサンフランシスコに重要な用事で戻りたいというが、彼はダラスに戻ろうとしていた。
車が故障したために立ち寄った施設で、ダラス行きのバスに乗るまでの間、誘われたポーカーをする。
クラウスは賭けに負けると、車の鍵を奪って車を盗んで出てってしまう。
アリソン
アリソンは夫と2人で暮らしている。
新聞の一面に記事が載って喜ぶが、ケネディに期待しすぎるのは危険かもしれないと言うアリソン。
夫から前祝いとして月世界旅行の本をプレゼントされる。
ルーサー
https://www.netflix.com/
ルーサーはアンダーグラウンドな格闘技で戦っていた。
試合に勝つと、掛け金を誰かに渡していた。
美容室オデッサ
大統領訪問まで5日、名誉と品位が最優先で計画を漏らすなと話す一同。
そこに向かいの建物の所有者メイソンが現れ、言いがかりをつけて暴行しようとするが、アリソンが返り討ちにする。
ヴァーニャ
ヴァーニャがシシーと会話をする。
シシーは夫に秘密で金をためていて、「生きるために女は自立しないと」と話す。
療養所
療養所の独房に入れられたディエゴだったが、なんとか自力で解いて脱出する。
ライラとともに脱出するも、そこに金髪3人組が銃をもって襲ってくる。
なんとか2人で脱獄に成功する。
ルーサー
ショーパブで働くルーサーのもとに5号がやってくる。
見知らぬ世界での孤独を知っている5号は10日後の地球滅亡阻止に協力するように言うが、ルーサーは「知るかよ」といって去ってしまう…。
【ネタバレあらすじ】第2話『フランケルの記憶』
ハンドラー
ヘイゼルに殺されたはずのハンドラーは、火葬前に目覚め、3ヶ月後には仕事に復帰していた。
彼女は額に金属プレートが入っていたために助かっていた。
金魚鉢の頭AJから人事異動で降格の連絡を受けた彼女がついた席はかつて5号が使っていた席だった。
5号とルーサー
5号がルーサーに協力を求めるも、彼は断ってしまう。
彼はケネディ暗殺の実行犯、オズワルドを殺したジャック・ルビーを雇い主として仕えていた。
ルーサーは、ヴァーニャを連れてきたことでまた彼女が原因で滅亡するだろうと言うのだった。
そんな中、5号のポケットにはヘイゼルが死ぬ間際に入れていた1963年11月22日の記録が入っていた。
ヴァーニャ
シシーはハーランの面倒を見るため、ヴァーニャに夫カールを代わりに迎えに行ってもらう。
カールはルーサーが勤めるクラブの前で酔いつぶれていた。
一方、カールが財布を落とした事に気づいたルーサーが後を追うと、そこにはカールを車に乗せるヴァーニャの姿を見つけるのだった。
ディエゴ
療養所を脱走したディエゴとライラは車を盗んで逃亡する。
夫の逮捕
アリソンの家に突然警察が押しかけてきて、美容室で男性に暴行した容疑で夫が連れて行かれてしまう。
アリソンはとっさに力を使おうとするも、大丈夫だという夫の言葉で思いとどまる。
協力
エリオットに記録の現像を頼む5号。
無線からの情報で、療養所からディエゴが脱走したことを知った5号は出かける。
ディエゴとライラはオズワルドを車の中で待ち伏せしていた。
そこに5号が現れて話をつけると、ディエゴとライラが協力することになる。
拘置所
警察で夫のレイモンドの帰りを待つアリソン。拘置所内にいたクラウスは、レイモンドと知り合う。
クラウスは知事の意向で釈放されて出ていく。
映像
https://www.netflix.com/
戻った5号たちに「あの映像はなんだ」と銃を向けるエリオット。
その映像は6日後の1963年11月22日、ケネディ暗殺の当日の映像だった。
そこには父親ハーグリーブス卿の姿が映っていたのだった。
ルーサーとヴァーニャ
https://www.netflix.com/
ハーランとかんくれんぼして遊ぶヴァーニャのもとにルーサーがやってくる。彼は拳銃を手にしていた。
ヴァーニャが事故で記憶をなくしていることを伝えるも、ルーサーはあまり信じていない様子。
そこへ背後から母親シシーに銃を突きつけられたルーサーは、カールの落とした財布を届けに来ただけだと言って出ていく。
3人組
3人組のもとに「スウェーデン人たちへ」とかかれたポッドが届く。
そこにはヴァーニャの写真が入っていた。
冷凍庫を開けると建物の管理者の首が入っていた。
父への疑念
ディエゴは晴れた日に傘を指している不自然さから、父親が黒幕だというが、それに対して5号は暗殺まではしないと主張する。
2人はダラスにいる父に会いに行くことにし、電話帳でDSアンブレラ社の場所を突き止める。
ディエゴはライラを残して5号と出ていく。
拘置所
アリソンはレイモンドを必ず解放すると約束する。レイモンドは逮捕された時、なぜアリソンが「ウワサ」と言っていたのか訪ねるが、彼女は答えない。
拘置所から出るときに、中にいた弁護士の手にクラウスと同じタトゥーが入っていたのをみた彼女は、彼が語る予言者の名前を聞く。
ヴァーニャの記憶
とにかく記憶を思い出したいと話すヴァーニャに対し、シシーが手を見ると、指先にタコがあることを気づく。
その後、ヴァーニャはヴァイオリンとルーサーを夢でみたことでうなされて目覚めると、車で出かけていく。その姿をシシーは目撃していた。
DSアンブレラ社
https://www.netflix.com/
5号とディエゴはDSアンブレラ社の中に侵入して別々に捜索する。
5号は謎のマネキンたちと、「ヒレンケッターとメキシコ総領事館より」というメッセージを見つけ、さらには幼い姿のポゴと出会うが引っかかれてしまう。
一方のディエゴは何者かの姿を見つけて後を追う。
すると、ハットをかぶった謎の男に襲われて戦闘するも、その姿が父親だったことに気づき、そのスキつかれて刺されてしまう。
彼は後からやってきたポゴともに立ち去っていく…。
【ネタバレあらすじ】第3話『スウェーデンの三つ子』
クラウスの3年
https://www.netflix.com/
ダラスのレストランで食事をしていたクラウスは、その汚い見た目と金を払えないことで追い出される。
そこに現れた富豪の女性に手を差し伸べてもらったことで生活が変わる。
彼はベンに力を借りて空中に飛んでいるかのようなパフォーマンスをして人を引きつける。
1961年にメキシコ、1962年にインド、そして1963年にサンフランシスコで多くの信者を集める。
その後、信者たちをおいてサンフランシスコから車に乗り込んで旧友のもとへと行くのだった。
襲撃
ヴァーニャが夜道を運転すると、3人組に道を止められて銃で襲撃される。
車から逃げ、畑に逃げるヴァーニャだったが追い詰められてしまう。するととっさに力を発揮して相手を吹き飛ばすのだった。
そのまま朝を迎えると、そこに5号が現れる。5号についていくと、彼女が力を発揮したとみられる場所の畑が一面なぎ倒されていた。
アリソンの捜索
トレーニングから帰ったルーサーは人脈が広いジャックにアリソンの捜索をお願いする。
再会
アリソンはクラウスの屋敷を訪れて、2人は再会を果たす。
ダラス南部で夫と公民権団体の運営をしているという。
拘置所で夫のレイモンドと会ったと話すクラウス。
ヴァーニャとの件で一年間声を失ったアリソンは、それ以来能力を使っていないという。
それでも能力なしで自分で成し遂げるほうが好きだとはなす。
ハンドラー
ペットショップを訪れたハンドラーは、金魚の水槽を眺めている少年になにかを言う。
するとその少年は漏らしてしまうのだった。
美容室での会議
美容室で会議をするアリソン。
レイモンドが拘置所にいるためデモを延期しようという意見もあったが、差別に屈しないと警察に証明するためレイモンド抜きでデモを行う決心をする。
拘置所
拘置所の受付にて「チェスナットを釈放せよ」という文字がタイプライターに勝手に入力され、チェスナットは釈放される。
ベンがやったことだった。
5号とヴァーニャ
ヴァーニャは記憶が1ヶ月分しかなく、ダラスに来た経緯も覚えていないという。
5号は地球滅亡の危機から逃げてきたが、8日後にまた別の形で地球滅亡が起こると話す。
そんな中、ヴァーニャはシシーに電話をかけ、勝手に車を使って出ていったことを謝る。
シシーはハーランが蓄音機の故障で興奮状態にあるから世話を焼いている様子だったが、その電話を5号が途中で切ってしまう。
地球滅亡より大切な友達はいないはずだと言う5号に仕方なくヴァーニャはついていく。
ディエゴとライラ
ライラから傷口の治療を受けたディエゴ。
大統領暗殺がすべての元凶だと信じるディエゴを休ませたライラ。
ディエゴにあとをつけた理由を聞かれると、彼女は4歳のときに両親を殺された経験があったからだと話す。
いい雰囲気になった2人はそのまま体を交わす。
デモ
ジャックがアリソンの住所を見つけ、ルーサーが訪れると夫のレイモンドがいた。
結婚していることに意外な様子のルーサーだったが、アリソンになにか伝言を聞かれると「話がしたい」と伝える。
一方のアリソンは、白人専用のレストランに一人で入り、定員から文句を言われると、次々と黒人が入店してきて注文させるようにお願いするのだった。
デイブ
工具店に訪れたクラウスはそこに勤めるデイブに会いに来たのだった。
クラウスはペンキを注文して店を出ていくが、ベンに「自分勝手だ」といわれる。
彼はデイブが軍に志願するのはケネディの命日のため、志願をやめさせることで救おうとしていたのだった。
激化するデモ
https://www.netflix.com/
その頃、レストランにでデモを続ける黒人と白人の対立が起きていた。
そこにレイモンドも参加し、釈放された理由と、ルーサーとの出会いを話す。
そこへ定員がわざとアリソンにコーヒーをこぼし、騒ぐとレイモンドが警察に取り押さえられて警察に暴行されてしまう。
これ以上やられると死んでしまうと判断したアリソンは警官に力を使ってしまう。
その瞬間をみていたレイモンドは彼女を恐れてどこかへ行ってしまうのだった。
ルーサー
ルーサーが試合をしているところに5号とヴァーニャがやってくる。
ルーサーはアリソンの夫を思い出すと、自ら相手に殴らせて痛みを感じたいと言うのだった。
彼は一方的にやられて終いには倒れ込んでしまう。
ライラ
ディエゴと寝ていたライラはベッドを抜け出し、ハンドラーがいたペットショップに入る。
金魚の水槽から鍵を取り出すと、どこかの部屋の一室に入り、そこから出てきたハンドラーのことを「ママ」と呼ぶのだった。
【ネタバレあらすじ】第4話『マジェスティック12』
1993年、ロンドン
ライラの両親が殺され、そこにいたライラをハンドラーが引き取る。
ハンドラーに訓練され、教えを叩き込まれる。
任務
ハンドラーから5号は生きている価値があるから彼を守れと言われるライラ。
金髪の3人について訪ねると、彼らは委員会の用心棒だという。
兄妹
ルーサーが目覚めるとそこにはヴァーニャがいた。
世界の滅亡の原因を聞かれたルーサーは正直にその事実を答える。
そこへルーサーが試合に負けたことで多額の借金を背負ったジャックが激怒して入ってくる。
彼はルーサーとの関係を終わりにして去っていく。機嫌の悪いルーサーはヴァーニャを退出させる。
ヴァーニャも家に帰ることになり、言うことの聞かない兄妹たちを前に5号は「兄妹をやめたい」とボヤくのだった。
アリソンとクラウス
二度と能力を使わないと決めたのに使ってしまったことを嘆くアリソン。
それに対してクラウスは的外れなアドバイスをするも相手にされず、アリソンは夫のレイモンドを探しに出ていってしまう。
マジェスティック12
5号は父親を問いただすことが優先事項だとディエゴに話し、彼の行く先と予想されるヒレンケッターの招待状を渡す。
エリオットが言うには、彼はマジェスティック12という科学者・軍人・影の政府による秘密組織の一員であるという。
エリオットが持っているマジェスティック12の写真には11人しか載っておらず、5号とディエゴは残りの一人が父親ハーグリーブス卿だと想像するのだった。
帰宅
ヴァーニャがシシーの家に帰ってくる。
無事で安心するシシーに何があったのかを話すことになる。
デイブ
https://www.netflix.com/
レストランでデイブに話しかけるクラウス。
彼はデイブに軍隊に入らないように説得するが、そこに叔父のブライアンが戻ってくると、ホモ扱いされてしまう。
クラウスはそれでもデイブに「5分でいいから話がしたい」というが、叔父の殴れという指示にしたがってクラウスを殴ってしまう。
美容室
美容室に戻るとレイモンドたちが会合していることを知って、怒るアリソン。
レイモンドはアリソンをFBIか警察に雇われた人間だと疑い、弁明するアリソンだったが、事情を説明できず彼の信用を失ってしまう。
クラウス
3年禁酒していたクラウスだったが、酒を飲んで屋敷に帰ると、信者たちが待っていた。
再会
ルーサーがヤケ食いしていると、そこにたまたま通りかかったアリソンと出会う。
久しぶりの再会で互いの話をする2人。
ルーサーは地球の滅亡が再度訪れているということをアリソンに伝える。
https://www.netflix.com/
5号たちはマジェスティック12がいるパーティに潜入する。
ディエゴとライラがダンスをしていると、そこに母親グレイスの姿を見つける。
彼女はハーグリーブス卿とデートの約束をしていた。
また、会場にはスタッフを装ったスウェーデン人3人組の姿もあった。
力の駆使
ヴァーニャは自分が過去に犯罪を犯したかもしれないという不安から家を出ることを告げると、シシーが一緒に家を出ようと持ちかける。
それを聞いたハーランがショックを受けて逃げてしまい、追いかけると彼は湖に沈んでしまっていた。
ヴァーニャは力を発揮して湖の水を持ち上げてハーランを救出し、人口呼吸すると、ハーランが目を覚ますのだった。
追い出されるルーサー
ルーサーはジャックを怒らせたことで部屋を追い出されてしまう。
その後、エリオットのもとへやってくる。
ヴァーニャとシシー
ヴァーニャはシシーに出ていくと告げる。
シシーは自分を見ない夫と言葉を発さない息子を相手にすることで疲れを感じていた。
彼女はヴァーニャと一緒にいたいと言うとキスをし、ヴァーニャもそれを受け入れるのだった。
アリソンとクラウス
アリソンの自宅に酔っ払って信者から逃げてきたクラウスがやってくる。
あきれるアリソンだったが、寝てしまうクラウスに優しく毛布をかける。
笑気
調子が悪いというルーサーに笑気を勧めるエリオット。
2人は笑気を吸って互いの不遇さを笑い飛ばしていた。
盗聴
https://www.netflix.com/
マジェスティック12たちの会話をクローゼットから盗み聴きする5号。
大統領がロズウェルの捜査を継続していることが計画の邪魔になると話していて、そこには父親ハーグリーブス卿の姿があった。
父親に気配を察知されたためにとっさに瞬間移動すると、目の前にスウェーデン人がいて戦うことになり、苦戦を強いられる。
そこに駆けつけたディエゴだったが、残りのスウェーデン人2人に相手され、こちらも苦戦を強いられる。
さらにそこにやってきたライラは、助けを求めるディエゴを無視して5号に加勢する。
そして、それぞれスウェーデン人たちを倒すと、ハーグリーブス卿は立ち去ろうとしていた。
5号がなにか言葉をかけると、彼は少し立ち止まるが、そのまま車に乗って立ち去ってしまう。
【ネタバレあらすじ】第5話『ヴァルハラ』
1962年ケープカナベラル
https://www.netflix.com/
「コンゴの霊長類」と書かれたボックスから、チンパンジーのポゴが出てくる。
頭の賢いポゴは宇宙飛行士としてロケットに乗せられるが、ロケットは落下してポゴは重症を負う。
そんな中、ハーグリーブス卿が何かの薬を投与するとみるみる傷が治っていく。
その後、ハーグリーブス卿夫妻にポゴは育てられたのだった。
ライラ
5号はライラの行動が役立ちすぎることが逆に怪しいという。
ディエゴも自分より5号を助けたことを疑問に感じるも、大人だからと話すライラに対して何のウソかも分からないのは耐えられないと言い残して去っていく。
酒
クラウスは二日酔いで倒れていた。
傷心気味のアリソンも酔うなら正しく酔うべきと言って酒を付き合うことに。
ヴァーニャ
ヴァーニャとシシーがベッドで目覚める。
2人は愛しい時間を過ごすが、夫が予想より早く帰ってくる。
ルーサーと父親
ルーサーは以前に父親に会いに行ったという話をする。
彼はバスでハーグリーブス卿の屋敷まで向かったのだった。
屋敷内で父親の姿を発見し、自分が息子であることを伝えるが、彼にスパイとして最低レベルなどと、散々に蔑まされてしまう。
5号は兄妹全員を集めることしか選択肢はないと話す。
ヴァーニャの心情
帰ってきたカールは機嫌がよく、ハーランとヴァーニャの前でシシーにちょっかいを出す。
その姿を見ていてイライラしたヴァーニャは無意識に力で窓ガラスにヒビを入れてしまう。
すると、シシーは今日は家族で過ごすというのだった。
ハンドラーの企み
ライラはハンドラーの元を訪れ、ダマしたのか質問するが、上手く言いくるめられてしまう。そして頼まれていたディエゴのナイフをハーランに渡す。
ハーランはライラとの本当の出会いのきっかけを彼女に明かしてい ないことが分かる。
ライラは5号に追放されたことを伝えるが、ハーランは特に気にしていなかった。
テーブルには「ロッコ配管工事」と書かれた道具が置かれていた。
兄弟の再会
ルーサーら3人が雑談しているところへ、5号がアリソンとクラウスを連れてきて、兄弟7人が全員再会を果たす。
指令
https://www.netflix.com/
出典:https://www.imdb.com/
ハーランとライラはスウェーデン人の家の前に来ていた。
スウェーデン人たちのものへ本部から指令が届き、中を開けるとそこにはディエゴの写真が入っていた。
家族会議
https://www.netflix.com/
出典:https://www.imdb.com/
5号が空間移動の失敗と世界滅亡も連れてきたことを謝り、手がかりが父親であることを伝える。
とりあえずは歴史の変化を修正するしかないと話す一同に、ヴァーニャが歴史に干渉したものがいるかを聞く。
ディエゴが全員が何かしらの形でケネディ暗殺に関与しているというが、5号はロシアの核兵器で全員死んだことを伝え、原因を知る人間は父親しかいないと話す。
するとルーサーは抜けると言い出し、止めた5号を投げ飛ばしてしまう。
5号はとっさに瞬間移動して外にでると、そこにはライラがいた。気になった5号は彼女のあとを追いかける。
逃げるルーサーを追うディエゴ。
そこに一台の車がやってきて手紙を渡される。それはハーグリーブス卿からの手紙で、軽食を誘うものだった。
3人の想い
クラウス、アリソン、ヴァーニャの3人は美容室で今後どうするかをゆるく話し合っていた。
世界がもうすぐ滅亡するなら自分の気持に正直になるべきだという意見に賛成する3人は音楽にのってダンスする。
スウェーデン人
スウェーデン人たちは銃を持って森にいた。
ディエゴのナイフを発見した一人が近づくと、仕掛けられた爆弾で体が吹き飛んでしまう。
ライラ対5号
ライラが侵入した建物内で彼女とバトルする5号。
少々苦戦するもライラを押さえつけた5号。そこへハンドラーがやってくる。
ヴァーニャとシシー
ヴァーニャは帰宅するとシシーに想いを伝え、愛がないのに夫と寝たシシーに逃げようと持ちかけるも、仕方ないと言われてしまう。
必至に訴えるヴァーニャだったが断られたことで家を出ていってしまう。
それぞれの行動
スウェーデン人は死んだ一人を火葬する。
クラウスは屋敷に戻り、信者たちのもとへ帰る。
アリソンは夫のレイモンドに「全部話す」というのだった。
【ネタバレあらすじ】第6話『軽食への招待』
1961年のヴァーニャ
アリソンがダラスへやってくる。
白人に絡まれてとっさに殴って逃げたバーニャは美容室に駆け込んで助けてもらっていた。
彼女はそこで働かさせてもらってた。そこで公民権運動を指揮するレイモンドと出会ったのだった。
ハンドラーの狙い
ハンドラーは5号が委員会の幹部を皆殺しにしてくれれば2019年に戻すと持ちかけてくる。
彼女は自分が委員会のトップになれば融通を利かせられるというのだ。
5号は考えさせてくれといって出ていく。
チームゼロ
https://www.netflix.com/
父親からの招待をワナだというルーサーに対してディエゴとヴァーニャは行こうという。
ディエゴはナンバー無しのチームゼロとして共に立ち向かおうと言う。
信者と信仰
https://www.netflix.com/
クラウスはベンと信者たちに終末の伝える方法を言い争っていた。
そしてクラウスは信者たちの前で自分が詐欺師で、みんなをダマしていたと話す。
みんなに家族の元へ帰るように伝えるが、信者たちは違う意味で信用してしまう。
超能力の証明
アリソンは自分が超能力者であることをレイモンドに伝えると、証明しろと言われる。
彼女は有色人種が試着お断りのスーツ店で夫に証明する。
その能力を使えば公民権運動も成功するというレイモンドの前で、デモを起こしたレストランに入っていくアリソン。
そこではアリソンは能力を使って、以前コーヒーをこぼされた定員に仕返しをするのだった。
ビンゴ大会
ビンゴ大会に参加するハンドラーとライラ。
5号のような仕事をしたいというライラに対してハンドラーはもっといい仕事があるという。
ハンドラーはライラがディエゴに恋をしていていることを見抜く。
ベン
クラウスにアドバイスするベンだったが、父親と同じ様になっていると指摘されたことで怒ったベンはクラウスに突撃する。
すると、クラウスの体を通り抜けた際に憑依したような感覚が2人に起きる。
そこにデイブとジルがやってくる。デイブは殴ったことを謝りに来たのだった。
デイブは自分や叔父のことをなぜ知っているのかを質問する。
クラウスが戦争でのこととデイブの名前が刻まれたメダルを渡して伝えるが、デイブは国のための死なら本望で、すでに軍に志願したといって去っていくのだった。
そこに父親からの軽食の招待状が届く。
アリソンとレイモンド
レイモンドは自分にアリソンが能力を使ったのかを疑っていた。
そして父親からの軽食の招待状が届いていた。
サウナ
サウナに入るスウェーデン人たちを訪れたハンドラーは彼らに仲間を殺したのがディエゴだと伝える。
ハンドラーはディエゴとレイラを引き離そうとしていたのだった。
軽食
https://www.netflix.com/
招待された軽食会場で父親を待つ兄妹たち。
ハーグリーブス卿がやってくると「一体何者だ」と言われ、彼に未来の養子であること、超能力があることを伝える一同。
そして5日後の世界滅亡を招く戦争があることを伝える。
特殊能力があることを示すも、それぞれが思い思いの行動をしたことで錯綜してしまい、ハーグリーブス卿は5号と2人で会話するといって出ていく。
5号がハーグリーブス卿にアドバイスを求めると、年単位ではなく秒単位でタイムスリップを使うように言うが、5号にとっては有益な情報ではなかった。
役に立てず謝るハーグリーブスに対して5号も幼少期の態度を謝るのだった。
ディエゴの伝達
ディエゴは車で待っていたグレースに「ハーグリーブス卿がケネディ暗殺に関与している」ことを伝える。
同性愛
シシーはヴァーニャとの同性愛の関係がこの地域では危険だと話す。
カールのいない安全なところに逃げようと持ちかけるヴァーニャを信じて逃げることに決めたシシー。
その様子を遠くからカールが見ていたのだった。
エリオット
エリオットが自宅に戻ると、スウェーデン人たちに襲われ、ディエゴの居場所を吐くように拷問されてしまう。
ルーサーとディエゴが帰ってくると、エリオットは見るも無残に殺されていた。
床には血で「目には目を」というメッセージが残されていた。
契約
5号はハンドラーの部屋を訪れ、幹部を殺せば2019年に戻れるという条件を確認した上で話しにのることにする。
すると、ハンドラーは5号に「1982年ロンリー・ロジャー・イン」という幹部の情報の場所を渡すのだった。
【ネタバレあらすじ】第7話『目には目を』
1982年
ハンドラーから手渡されてた「ロンリー・ロジャーイン」へ向かう5号。
そこで会議を行う幹部たちを次々と抹殺していく。そして最後にAJの金魚鉢を破壊する。
憑依
デイブはクラウスの体を借りて憑依してジルを話をさせてほしいとお願いする。最初は拒んでいたクラウスだったが、条件を決めて許可する。
カールの阻止
シシーとヴァーニャはハーランを連れて出かけようとするも、カールに阻止されてしまう。
ヴァーニャはカールを車で送ることになるのだった。
レイモンド
抗議デモの効果が実り、レイモンドがケネディの部下と話し合いをこぎつける。
90分
https://www.netflix.com/
ハンドラーにAJを渡す5号。もう殺人はしないという。
約束通り2019年に帰るための道具を渡すハンドラーだったが、制限時間が90分だと補足する。
聞いていない条件に対して、兄妹たちがバラバラにいるため不可能だという5号だったが、時間がないため急いで瞬間移動するのだった。
目には目を
ディエゴとルーサーはエリオット殺害時に残されたメッセージを「オルガ・フォルガ」という名前だと思い込み、該当人物を発見して、脅しをかける。
そこへ戻った5号がスウェーデン語で「目には目を」だと教える。
血だらけで戻った5号に何があったのかを聞くと、2019年に戻れるすべを見つけたというのだった。
77分後に路地に集合する約束をして5号は出ていく。
ハンドラーの統括
https://www.netflix.com/
ハンドラーが委員会幹部が全員殺されたことを報告し、自分が自動的に統括すると職員たちに告げるのだった。
泥
クラウスに憑依するベン。裸足で泥を感じる喜びをジルと共有する。
ジルと会話を楽しむベンだったが、セックスをしようとするジルに本当の自分ではないからと戸惑うベン。
そこにディエゴがやってきて連れ去っていく。ベンがクラウスに憑依したことを証明するとと喜ぶディエゴ。
2人は30分後に路地で集合する約束を決めてそれぞれの行動をする。
カールとヴァーニャ
口蹄疫という病気によって父親が失業した話をするカール。
彼はヴァーニャを異常だといい、出ていかないとハーランを施設に預けるというのだった。
希望
ルーサーはアリソンの家を訪れ42分後に帰れるというが、不確定なことに対してもう何も失いたくないというアリソン。
ルーサーは人々を救う希望のためだといって説得するが、そこにレイモンドがやってくる。
新体制
https://www.netflix.com/
ハンドラーはAJを金魚鉢に移し、夢がかなったと喜ぶ。
警備長の役柄をライラに与えるも、彼女は部下は自分で決めたいといって遠慮するのだった。
ヴァーニャ
5号はヴァーニャと会い、30分後に現代へ帰ると伝えるが、彼女はシシーとハーランも連れて行くという。
危険すぎるから連れていけないという5号に対し、ヴァーニャも譲らない。
2人は怒りをギリギリのところでぶつけ合うが、30分後に路地に集合ということになる。
ディエゴ
ディエゴはエリオットの死体を埋めようと穴を掘っていた。
そこにいたライラがエリオットに乾杯しようといって酒を渡し、それを飲んだディエゴは気を失ってしまう。
危機
出発まで、残り23分。
レイモンドは公民権運動のためダラスに残って戦うという。
アリソンは能力を使えば記憶を消せると言うが、「アリソンとの1年が何より大切だ」といって拒むレイモンド。
そこへスウェーデン人たちが現れ、アリソンに襲いかかる。
いきなりの襲撃に危機が訪れるが、アリソンが力を使ってかろうじて退治する。
タイムオーバー
路地に集合できたのは5号とルーサー、クラウスだけだった。
時間になっても集合できなかったため、計画は失敗となってしまう。
ヴァーニャ
移動途中で警察官であるカールの兄に止められたヴァーニャたち。
仕方なく力を使うものの、背後から攻撃されて倒れてしまうのだった。
ディエゴとライラ
https://www.netflix.com/
目を覚ましたディエゴはハンドラーの前にいた。そして横にいたライラに彼氏だと紹介されるのだった。
【ネタバレあらすじ】第8話『7階段の症状』
取り調べ
https://www.netflix.com/
ヴァーニャはFBIから取り調べを受けていた。
とっさにロシア語で会話ができたことからロシアのスパイだと思われてしまい、正体がわかるまで解放しないという捜査官に対し、力を使おうとするが抑え込まれてしまう。
怒りの5号
クラウスに来ていない3人を探すように指示し、ブチ切れる5号をなだめるアーサーだったが、5号は「やりたくなかった不可能なことをやる」と言って部屋に閉じこもってしまう。
混乱
レイモンドは突然の状況に混乱していた。そこへクラウスがやってくる。
偽物
スウェーデン人は自分で仲間を殺してしまったことを嘆いていたが、本部からのポッドがハンドラーが作った偽物の指示であるこに気づく。
コミッション
ライラはハンドラーにディエゴをコミッションに入れるように勧める。
その結果、ハンドラーはディエゴに研修を受けさせるというのだった。
DSアンブレラ社
グレースはDSアンブレラ社でケネディ暗殺に関する資料を発見する。
そこにやってきたハーグリーブス卿。疑いをもつ彼女に対して彼は「今は明かせないが、いつかすべてを打ち明ける」というが、グレースは耐えられないといって出ていってしまう。
7階段の症状
https://www.netflix.com/
5号は1963年に送り込まれた自分に会いに行くという。彼から2019年に戻れるブリーフケースを回収するというのだ。
しかし、それは7段階の症状が副作用として伴うという。
- 否認
- かゆみ
- 渇きと多尿
- オナラ
- 疑心暗鬼
- 異常な発汗
- 殺人衝動
そのため、ルーサーに協力を求めるのだった。
拷問
ヴァーニャは電気椅子に拘束され、幻覚剤を飲まされる。彼女はアンブレラアカデミーでのやり取りの幻覚を見ていた。
接触
https://www.netflix.com/
老けた5号に会いに行った5号とルーサー。5号は自分が幼い姿であることと地球滅亡の経緯を話し、ケースを引き換えに正しい2019年への行き方を教えると持ちかける。
老けた5号はひとまず小便をしにいき、ルーサーと便所内で会話する。
老けた5号は自分が2019年にいってヴァーニャに優しくすればいいだけの話だとルーサーを説得する。
核戦争の発端
ライラに案内されて研修を受けるディエゴ。彼は研修を途中で抜け出し、時間線の管理する無限スイッチボードの場所へ向かう。
そこで分析係のハーブを使って、ケネディ暗殺時の様子を確認することに。
すると、ケネディは暗殺されず、近くでヴァーニャが起こした爆発をロシアの攻撃だとアメリカが勘違いして核戦争が引き起こされてしまうのだった。
ディエゴはハーブに紹介されてケース係の協力を得る。
ヴァーニャの阻止
スウェーデン人の遺体を処理するアリソンとレイモンド。そこにディエゴとハーブが空間移動してやってくる。
ディエゴから滅亡の原因がヴァーニャだと聞いたアリソンとクラウス。
3人はヴァーニャを助けに向かう。
覚醒するヴァーニャ
ヴァーニャの取り調べ向かうディエゴら3人だったが、取り調べ室から異常なパワーが発せられて近づけない。
致死量を超える電圧を受けながらも苦しむヴァーニャだったが、力が覚醒し記憶も思い出すのだった。
【ネタバレあらすじ】第9話『743』
ヴァーニャのもとへ
覚醒したヴァーニャから凄まじい勢いの力が流れていた。
アリソンがヴァーニャのもとへ近づこうとするが吹き飛ばされてしまい、後に続いたディエゴも力尽きる。
クラウスがなんとか取調室の扉を開けることに成功するも、なだれ込んだパワーで吹き飛ばされてしまう。
するとそこに霊のベンが現れ、彼が取調室に入っていく。
副作用
https://www.netflix.com/
老けた5号は大統領暗殺のあと、5号を殺すという算段をルーサーに伝える。
一方の5号は副作用で幻覚が見えている様子だが、老けた5号の策略を見抜いていた。
彼らは目的の場所へ到着する。
743
ハーブはディエゴにケースを強奪されたことをライラにも報告し、ハンドラーは責任を持つと言ったライラにディエゴの落とし前をつけさせる。
どうやって殺すのか聞かれると、殺さずに放置すると言い、ライラは自分を信じるようにいうのだった。
一方で、ハーブは資料庫から743の資料の一部を持ち出していた。そしてハーブはライラにその資料を見せるのだった。
すると彼女は驚いた様子でしゃがみ込んでしまう。
ハーランの異常
ベンはヴァーニャに近づき、彼女に憑依する。
一方、家にいたハーランの意識がおかしく、専門家に頼るといってカールは連れ出していこうとするが、銃を持ったシシーに止められる。
5号対5号
暗殺の準備をする老けた5号に対して、そのスキを狙ってケースを奪おうとする5号。
戦おうとする2人に対してルーサーがもうすぐケネディが来るからと言ってなだめようとするが、5号に金的攻撃されてしまう。
ルーサーが悶ている間、5号同士が瞬間移動しながら戦うのだった。
ベン
https://www.netflix.com/
ヴァーニャに憑依したベンは彼女の意識の中でヴァーニャと出逢う。
自分を怪物だと言う彼女に対して優しく接するベン。彼女を落ち着かせるとベンが天に召されようとしていた。
彼は最後に抱きしめて欲しいといい、クラウスに伝言を頼むと消えてしまう。
ハーランの力
「ヴァーニャが来るまで幸せだった」と話すカールに対して、「彼女を愛している」と言うシシー。
正気を取り戻したハーランが車から出てきたところで、カールがシシーの銃を奪おうとする。
すると銃がハーランを向いて発砲されてしまうが、彼に当たる瞬間にヴァーニャと同じ力が作用し、跳ね返った銃弾がカールに当たって死んでしまう。
ライラの真実
https://www.netflix.com/
殺害命令743の資料を読んだライラは、自分の両親を殺したのが5号でその命令を出したのがAJであることを知った悲しみをハンドラーに伝える。
しかし、その命令を出したのが本当はハンドラーであることを彼女は知らなかった。
ハンドラーはそれを利用して、5号が裏ですべての糸を引いていると彼女に伝える。
その後、ライラにその情報を金魚のAJが渡したと判断したハンドラーは彼をを飲み込んでしまうのだった。
ゲート
戦い続ける5号同士だったが、スタミナが切れたところでルーサーが銃を持って止めに入る。
ルーサーは5号を撃つと見せかけて老いた5号を殴って気絶させる。そのスキを狙って5号にゲートを開けるように指示する。
2019年とのゲートを開き、正しい数式を伝えた5号が老いた5号をゲートへ向かわせようとするが、2019年側から飛んできた消化器がルーサーを直撃し、そのスキに老いた5号がケースを奪いに来る。
もみ合う5同士だったが、ルーサーが蹴り飛ばして老いた5号をゲートに送ることができる。しかし、ケースは破損してしまっていた。
そん中、大統領がパレードでやってくる。
滅亡の阻止
落ち着きを取り戻したヴァーニャは、倒れた3人のもとへ駆け寄る。
元凶である爆発を止めたことで滅亡の危機は防いだため、大統領を救うと救うと言って出ていくディエゴ。
大統領暗殺
父親と同じ姿人物を見つけたディエゴは大統領暗殺を阻止しようと止めに入るが、それは父親に見せかけた別人だった。
そして彼から「忠告しただろ」というメッセージが渡される。
ハーグリーブス卿の正体
マジェスティック12のメンバーが祝杯を上げていた。
そこにやってきたハーグリーブス卿は大統領には関与しないという契約だったにもかかわらずダマシたことをに怒っていた。
メンバーを抜けようとする彼に対して、「技術を提供しないなら正体を世界にバラす」と言われてしまう。
彼は自分の後頭部から顔面の皮を剥がすと、奇妙な造形の顔が現れるのだった。その後、マジェスティック12メンバーの悲鳴が聞こえるのだった。
戦争
ハンドラーは全職員に帰還を命じ、「戦争を始める」と言う。
その頃、シシーの家の納屋で青白く光る物体が現れていた。
【ネタバレあらすじ】第10話(最終話)『何かの終わり』
https://www.netflix.com/
2006年
ベンの棺を囲んで父親が弔辞を述べる。作戦でベンを死なせてしまったのは全員に責任があると言う。
一人残ったクラウスの前に霊としてベンが現れ、天国に行こうとするベンをクラウスは引き止めるのだった。
容疑
兄妹たちはケネディ暗殺に関与したとして指名手配されてしまい、今後どうするかについて言い争っていた。
ヴァーニャは、溺死したハーランを生きかえらせたことでハーランと意識を共有していることを伝え、全員の協力を依頼するも、「戦いに備えないといけない」と断られてしまう。
一人車に乗り込むヴァーニャだったが、そこにクラウスが乗り込んでくる。
「光の方に行くのが怖かった。お前のせいじゃない」と、ベンからの遺言をクラウスに伝える。
その後、兄妹たちが次々と車に乗り込んできて、ヴァーニャに協力するという。
全員を乗せた車の後をスウェーデン人が追っていた。
ハーラン
農場につくと、納屋からシシーが銃を持って出てくる。警戒する彼女に対して、ヴァーニャがハーランを救うために来たことをなんとか説得する。
中に入ると、ハーランは凄まじい力の渦中にいた。ヴァーニャはその中に入って落ち着かせようと試みる。
大量の敵
その一方では、ハンドラーとライラが怒った表情で近くに現れる。ライラは5号を殺しに来たいう。
ハンドラーは幹部抹殺のバツを与えると言うと、大量の委員会メンバーが瞬間移動してやってくるのだった。
一斉に襲いかかってくる委員会メンバーに圧倒されてしまう。
ライラの能力
https://www.netflix.com/
絶体絶命の危機だったが、ハーランを落ち着かせたヴァーニャが強大は力を使って一掃する。
すると、ハンドラーとライラだけが残っており、ライラがヴァーニャと全く同じ攻撃を繰り出してくる。
ライラの能力は他人の能力を真似できる力だった。その能力を使って兄妹たちを圧倒する。
絶望
https://www.netflix.com/
苦戦する兄妹たちだったが、全員で協力して戦い、ライラを取り囲む。
ハンドラーはライラを力としてしか見ておらず、自分たちなら本当の家族になれるといってディエゴがライラを説得しようとする。
すると、急に兄妹たちはハンドラーに銃で撃たれてしまうのだった。
かろうじて息をしていた5号にとどめを刺そうとしたハンドラーだったが、後ろからきたスウェーデン人に銃撃される。
その後、スウェーデン人が5号に近づいてくる。
秒単位のタイムトラベル
https://www.netflix.com/
その瞬間、5号は父親に以前言われていた秒単位でのタイムトラベルを思い出し、ハンドラーに襲われる前の数秒前に時間を巻き戻す。
そしてハンドラーをスウェーデン人に殺させると、ライラはケースを使ってタイムトラベルしてしまう。
阻止しようとしたルーサーを止めたディエゴは、ライラを愛しているから行かせたのだった。
5号は武器を捨てて戦わない意思を見せると、スウェーデン人も武器を捨てて去っていく。
事態の収束
その後、ハーランのもとへ行き、ヴァーニャは彼から力を回収する。
しばらくしてハーブとトッドがやってくると、委員会は新たに臨時的トップとしてハーブが選ばれたという。
5号はハーブに現代に戻るためのケースをもらう。
別れ
シシーはヴァーニャと出会えたことは人生最大の幸運だが、ハーランのためにも未来へは一緒に行かないという。
ヴァーニャ対してはいつか会いに来てと伝えるのだった。
レイモンドはアリソンからの手紙を読んでいた。
車で移動するシシーの後ろで、ハーランはおもちゃを空中に浮かしていた。
帰還…
https://www.netflix.com/
現代に戻ってきた兄妹たち。日付は黙示録の翌日だった。初めて兄妹たち全員で何かを成し遂げたことに喜ぶ一同。
広間にいくと、そこにはなぜかベンの肖像画が飾られていた。
すると「来ると分かっていた」といって父親ハーグリーブス卿が現れる。
彼はここはアンブレラ・アカデミーではなく、スパロー・アカデミーだというのだ。
するとそこに、ベンと似た人間の姿が現れるのだった・・・。
Netflix『アンブレラアカデミー』シーズン2ネタバレ徹底考察

シーズン2が終わりましたね!面白かった!
率直な感想として言えば、シーズン2は出だしこそ退屈に感じるところもありますが、シーズン1より格段にキャラクターの成長と魅力が描かれていました。
シーズン2では、社会問題を一つのテーマとして、少しずつそれぞれのキャラクターが自分と向き合い、成長していることが分かるのです。
それぞれのキャラクターの成長を見ていきましょう。
ヴァーニャ
シーズン1にて地球を滅亡させてしまったヴァーニャ。
結果的にシーズン2の別のタイムライン上でも彼女が原因で地球滅亡となりますが、それはシーズン1の直接的な原因とは異なります。
シーズン1でレナードに恋をした彼女は、彼の裏切りと兄妹たちの自分への関心のなさが引き金となって力を制御できなくなってしまいました。
シーズン2ではシシーという女性との同性愛が描かれます。
今でこそ同性結婚がアメリカ全州で認められていますが、1960年代当時では同性愛についての理解は進んでいませんでした。
シシーとハーランとの出会いを通して、彼女はシーズン1で感じられなかった家族というものに触れます。
アリソン
シーズン1で自分の家庭を持っていたアリソンは、シーズン2の別のタイムラインでも結婚していました。
シーズン1のアリソンは能力に頼ったことで望むものを手に入れた一方で、本当に大切にすべき家族との関係が崩壊していました。
シーズン2において彼女は能力を使わない普通の人間としての生き方を模索するのです。
また、そこには公民権運動を指揮する活動家のレイモンドという夫との出会いと、能力を使わないで戦うという生き方を見つけていくのです。
クラウスとベン
シーズン1ではドラッグと酒にまみれ、自由人で非協力的だったクラウス。彼は愛するデイブとの出会い、そしてベンとの関係性を通して成長します。
自由人で空気の読めない彼ですが、仲の悪い兄妹たちにとって、緩衝材となる存在なんだと改めて感じました。
ベンの葬儀でも誰よりも関心を持っていたり、ヴァーニャに最初に協力するのも彼でした。
そんなクラウスを制御するのがベンであり、若くして死んでしまったベンにとってクラウスは大きな存在となり、それがあるからこそベンはクラウスを親身になって口出しするのです。
ディエゴ
空回りすることも多く、一匹狼として生きるディエゴですが、ヒーローとしての自分の役割と向き合っていることがシーズン2ではよく分かります。
彼はケネディ暗殺の阻止に奔走しますが、軽食のシーンで父親にそのヒーロー思考を徹底的にけなされてしまいます。
一匹狼ではありますが、彼は番号で呼び合うことを嫌い、「チームゼロ」として彼なりに協力しようとしているのです。
特に印象的なのは、エリオットを埋葬したシーンです。彼はシーズン1でパッチ刑事を失った悲しみを知っているため、死の悲しみを知っているのです。
ルーサー
ルーサーはある意味かわいそうな人間でもあります。真面目な性格と1号としての責任感が空回りすることが多々あります。
シーズン2においても、ケネディ暗殺犯のオズワルドを殺したジャック・ルビーに仕えていいて、巨体とパワーを持っていながらその内面はかなりデリケートなんです。
誰かに指示をされて行動することしかできない彼が軽食のシーンで初めて父親に歯向かったシーンは印象的でしたね。
7人の中では一番成長が見えづらいですが、今後の活躍に期待したいです。
5号
5号は強すぎる能力と頭の良さから、兄妹たちを見下していました。
シーズン1では、「自分がすべて解決させる」という独りよがりな考え方だったのですが、シーズン2の5号は相変わらず嫌味ったらしさ全開なものの、地球滅亡の阻止を大義として兄妹たちが再び結束するきっかけにもなります。
なんだかんだで全員で帰ることを一番求めていたのも5号だったように感じます。
シーズン2で感じた疑問点を考察
シーズン1に比べて明らかになったこともありますが、未だに疑問なところも残ったシーズン2。感じた疑問点をそれぞれ考察していきます。
ライラはなんで特殊能力を持っていたの?
彼女はアンブレラ・アカデミーと同じく1989年10月1日に生まれたからです。
同じ時間に43人が生まれ、そのうちハーグリーブス卿が養子としたアンブレラアカデミーが7人、残り36人が謎でしたが、その内の1人がライラだったのです。
とはいえ、残りの35人については謎が残ったままですね。
ライラはどこへ行ったか?
ハンドラーの死後、彼女が持ってたケースでタイムトラベルしていったライラ。彼女がどこへ行ったのかは明かされていません。
- どこかで平穏に暮らす
- ディエゴとの再会を待つ
- 両親を助けに行く
上記のような推測ができますが、個人的にはハンドラーと5号に殺された両親を助けに行ったのではないかを考えます。
ハーランはなんでおもちゃを浮かせていた?
ヴァーニャがハーランを生き返らせたことで彼に与えた能力。
最終的には彼から能力を回収しましたが、その能力が完全に回収しきれていなかったためにハーランに力が残ったのだと考えられます。
シシーとハーランは生きている?
2019年に行かない選択をしたシシーとハーラン。2人はカリフォルニアの友達の家へと向かいました。
1963年から56年が経過した2019年において、2人が生きている可能性は十分に考えられます。
その場合、ヴァーニャは2人と再会することができるのか、そしてハーランに残った能力が彼を正しい道へと導くのか、それとも悪い方向へと導くのかが注目されますね。
ハーグリーブス卿の正体
ハーグリーブス卿の正体は謎のままですが、マジェスティック12との会合において、彼は頭の皮を剥ぎ取って人間とは思えない造形の頭をあらわにしました。
その造形から彼がエイリアンであることは想像ができますが、彼の目的がなんなのかは分かりません。
彼は月の裏側で何かを計画していましたが、シーズン1で月に送り込んだルーサーからの報告書は目も通していませんでしたね。
グレースはどうなった?
シーズン1でアンブレラアカデミーの母親として登場するグレース。
シーズン2では実在する人間として登場しますが、彼女はディエゴから伝えられたハーグリーブス卿のケネディ暗殺関与を疑い、出ていってしまうところで終わっています。
その後の彼女がどうなったのかは不明ですが、想像できるとすればハーグリーブス卿が当時付き合っていたグレースをアンドロイドの妻として作り上げたのでしょう。
クラウスのカルト宗教は?
クラウスが教祖として作り上げたカルト集団ですが、クラウスがいなくなった後も解散せずに存在していましたね。彼らはスウェーデン人を迎え入れていました。
2019年にカルト集団がどうなっているのかは分かりませんが、どんな形であっても残っているように感じます。
そしてクラウスと信者が再び出会った時、姿が変わっていないクラウスをさらに神格化するのではないかと思います。
デイブは生きているか?
クラウスがベトナム戦争で出会ったデイブ。
シーズン2でデイブを戦死から救おうとしますが、結果的にデイブは軍へ志願するのでした。
自分が戦争で死ぬかもしれないことを知った上で国のためなら構わないと考えるデイブ。
彼は入隊するバスへ乗り込む瞬間、クラウスが止めに来ることを待っているような表情を見せました。
もしかすると彼は戦争で生き残るか、ベトナム戦争への参加をやめて生きているかもしれませんね。56年後にクラウスと再開できれば感動的なものです。
スパロー・アカデミーとは一体なんなのか?
https://www.netflix.com/
2019年へと帰ってきた兄妹たちを待ち受けていたのは、生きているハーグリーブス卿とベンに似た男を筆頭としたスパロー・アカデミーでした。
これはシーズン2でハーグリーブス卿に自分たちの存在を明かしてしまったことでタイムラインが変わってしまったことが原因だと考えられます。
その他にもシーズン2での出来事が後のタイムラインを変えてしまったことで、アンブレラ・アカデミーができることはなく、スパロー・アカデミーとなってしまったと考えられます。
1989年10月1日生まれのアンブレラ・アカデミーとは別の人間がハーグリーブス卿によって選出されたのです。
スパロー・アカデミーにいたのはベンなのか?
https://www.netflix.com/
シーズン2のラスト、スパロー・アカデミーの一員として登場する男。彼はベンに似ていますが、名前については明らかにされていません。
もし彼がベンだとしても、1963年の軽食のシーンでハーグリーブス卿が知っているのはベン以外の6人なので、彼が再びスパロー・アカデミーとして選ばれてもおかしくはありません。
[chat face="twitter-icon.jpg" name="まめもやし" align="left" border="gray" bg="none" style="maru"] 全く関係ないですけどこのベンっぽい人、キムタクに似てますよね。[/chat]
スパロー・アカデミーは劇中に登場していた
実は、スパロー・アカデミーのシンボルである「スズメのマーク」は劇中の至るところに散りばめられていたのです。
『アンブレラ・アカデミー』公式Twitterによると、43ヶ所もあるといいます。少し例を挙げてみます。
第3話のメニュー
第3話のラスト、ライラがハンドラー娘だと分かるシーンでライラが注文しようとしているメニューの表紙にスパローアカデミーのマークがありますね。
https://www.netflix.com/
第5話のハーグリーブス卿の書類
第5話にて、ハーグリーブス卿の机の上に、ポゴが書いた絵が映されますが、その隣にある書類にスパローアカデミーのマークがありした。
https://www.netflix.com/
シーズン3は?『アンブレラ・アカデミー』が楽しめた方へ
『アンブレラアカデミー』はシーズン2においてもまだ謎が多く残りました。
シーズン3においては死因も謎なままのベンが違う形でキーポイントになってくると考えられます。
それまでの間、原作のコミックスを読んでみるのいいと思います。
マーベルやDCとは違った角度のスーパーヒーロー作品という意味では、Amazonオリジナルドラマの『The Boys/ザ・ボーイズ』にも通じるところがあるので、本作が楽しめた人は絶対楽しめるので合わせてチェックしてみてください。
-
【全話ネタバレ】『ザ・ボーイズ』シーズン1のあらすじ感想と考察
続きを見る