本記事で分かること
- 子どもに見せておきたい映画が知りたい!
- なにか子どもの教育におすすめの映画はあるかな…
- 子どもが見ても安心で、役立つ映画を教えて!
子育てしているママ・パパにとって、子どもが見るコンテンツについて悩む人も多いと思います。
本記事では、中学校までの子どもをターゲットに、見せておきたい映画を紹介します。
- 面白い
- 子どものためになる
この2つの観点から、映画好きの僕が子どもに見せておきたい映画をランキング形式で紹介します。

子育て中のママやパパの方は参考にしてみてください!
1位:『ジブリ映画』

子どもに見せたい映画ランキング1位は『ジブリ映画』です。
ジブリの中でも特定の映画を紹介しようかと迷いましたが、ジブリ映画は全般的に子どもにおすすめなのでひっくるめて紹介します。
ジブリ映画をおすすめ理由は2つあります。
- アニメだから子どもが見やすい
- 子どもの感受性を高められるストーリー
ジブリ映画の中でも、特に子どもに見せておきたいのはこちら。
『魔女の宅急便』
『魔女の宅急便』あらすじ
13歳の魔女キキは、古い一族の掟に従い、黒猫ジジと修業の旅に出る。
彼女は海辺の大きな街で修行をすることに。箒で飛ぶ以外に能がないのキキは、空飛ぶ宅急便を始める。
しかし、最初の仕事でいきなり荷物を無くしてしまう……。
子どもに見せるべきポイント
シンプルな物語の中に、思春期で経験するあれこれが詰まっています。
少女キキが新しい場所へ旅立ち、仕事をして、いろんな人と出会い、恋愛をする。
他のジブリ作品に比べるとスケールは小さいかも知れませんが、それは身近なことでもあります。
魔女・絵描き・パン職人。自分の人生の役割を考え、向き合って成長していく姿はいずれ自立していく子どもにとってもいい影響となるでしょう。
タイトル | 魔女の宅急便 |
原作 | 角野栄子 |
脚本 | 宮崎駿 |
音楽 | 久石譲 |
声の出演 | 高山みなみ 佐久間レイ 山口勝平 加藤治子 戸田恵子 |
公開年 | 1989年 |
上映時間 | 102分 |
『千と千尋の神隠し』
『千と千尋の神隠し』あらすじ
両親と共に引越し先の新しい家へ向かう10歳の少女、千尋。彼女はこれから始まる新しい生活に大きな不安を感じていた。
やがて千尋たちの乗る車はいつの間にか“不思議の町”へと迷い込んでしまう。
その奇妙な町の珍しさにつられ、どんどん足を踏み入れていく両親。
しかし、彼らは“不思議の町”の掟を破ったために豚にされてしまい……
子どもに見せるべきポイント
日本で最もヒットした映画のひとつでもある『千と千尋の神隠し』。
ヒットしたのは単純に面白いだけではなく、その世界観とキャラクターに誰もが惹きつけられたから。
「カオナシ」にみられる無個性さと、欲望をお金で満たす描写。
異世界に迷い込んだ臆病者だった少女が「自分で考えて行動していく」成長を描き、それがまるで現実社会を表しているようにも感じます。
タイトル | 千と千尋の神隠し |
脚本 | 宮崎駿 |
音楽 | 久石譲 |
声の出演 | 柊 瑠美 入野自由 夏木マリ 内藤剛志 沢口靖子 上條恒彦 小野武彦 菅原文太 |
公開年 | 2001年 |
上映時間 | 125分 |
ジブリ映画が無料で観られる!
- 動画配信サービスにない映画も見放題!
- 返却はポストに入れるだけ!
- 旧作は何枚でも借り放題!
- CDやアダルト系も借り放題!
これらが誰でも無料で30日間楽しめるので、利用しないのはもったいない!
2位:『ディズニーアニメーション映画』

子どもに見せたい映画ランキング2位は『ディズニーアニメーション映画』です。
こちらもジブリ映画と同様に、見やすさとメッセージ性が子どもにとってもピッタリの作品が多いので紹介しています。

中でもオススメの映画がこちら!
『リメンバー・ミー』
『リメンバー・ミー』

あらすじ
ミュージシャンを夢見る少年ミゲル。しかし、彼の一族は過去の出来事が原因で音楽を禁じられていた。
そんなある日、ミゲルは黙って音楽コンテストに参加しようとするも、先祖たちが暮らす“死者の国”に迷い込んでしまうのだった。
日の出までに元の世界に戻らないと、ミゲルの体は消えてしまう。
そんな彼に手を差し伸べたのは、陽気だけど孤独なガイコツ、ヘクター。やがて二人がたどり着く、ミゲルの一族の驚くべき“秘密”とは…。
おすすめポイント
ディズニーが「死」の世界を描く!
実際にあるメキシコの祝祭を舞台に、死者の国へ迷い込んでしまった主人公の冒険を描いた感動作。
人間にとって本当の「死」とはどういうことなのか。
小さい頃、私はお墓参りや仏壇に手を合わせることの意味がよく分かりませんでした。
本作を見て、その疑問がスーッと理解できたような気がして、カタルシスを感じたのを覚えています。

色鮮やかな死後の世界の映像美と、感動の物語!
作品情報
タイトル | リメンバー・ミー |
監督 | リー・アンクリッチ |
脚本 | エイドリアン・モリーナ マシュー・オルドリッチ |
出演 | アンソニー・ゴンサレス ガエル・ガルシア・ベルナル ベンジャミン・ブラット アランナ・ウバック レニー・ビクター ハイメ・カミル アナ・オフェリア・ムルギア |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2017年 |
上映時間 | 105分 |
『リメンバー・ミー』は、ディズニープラスで視聴できます
『ズートピア』
『ズートピア』あらすじ
さまざまな種類の動物が暮らす理想郷ズートピア。大きくてタフな動物たちが勤める警察組織に入ったジュディは、初のウサギ警官として奮闘していた。
やがてジュディは詐欺師のキツネ・ニックとともに、ズートピアに隠された驚くべき事件の解明に挑んでいく。
子どもに見せるべきポイント
この映画を子どもに紹介するのはなかなか迷いましたが、あえて紹介しています。
いろんな動物たちが共存するズートピアは現代社会そのもの。
いわゆるファンタジーのような世界はここにはなく、あるのはリアルすぎる現実。
キャラクターを動物にすることで固定観念を強調し、根底にある差別や偏見やハラスメントに至るまでさまざまなテーマが伺えます。
そんな社会でもジュディは前を向いて相互理解に努めようとする姿が素晴らしいのです。
子どもには難しいかもしれませんが、こういった現実をあのディズニーが子どもにも見られる形で描いていることの意味を考えるとオススメしない訳にはいかないですね。
タイトル | ズートピア |
監督 | リッチ・ムーア バイロン・ハワード |
脚本 | ジャレド・ブッシュ フィル・ジョンストン |
声の出演 | ジニファー・グッドウィン ジェイソン・ベイトマン |
公開年 | 2016年 |
上映時間 | 108分 |
3位:『遠い空の向こうに』

あらすじ
関連記事
1957年10月、ソ連が人類初の人工衛星スプートニクの打ち上げに成功した。
ウエスト・ヴァージニア州の炭坑の町コールウッドでその美しい姿に魅せられたホーマは、友人3人と共にロケット作りに取りかかるが…。
子どもに見せるべきポイント
この映画には人生が詰まっています。
こ生まれたほとんどの人が炭鉱で働くという決められたレールの中、ロケット制作に夢中になる主人公たち。
炭鉱で働く父親の息子への想いと、主人公の夢、そして現実。
友情、家族、夢、夢を支える存在。そのすべてが人生を映します。

子どもに見せたいのはもちろん、育てる親側の目線としても感慨深い作品になっています。
タイトル | 遠い空の向こうに |
監督 | ジョー・ジョンストン |
脚本 | ルイス・コリック |
出演 | ジェイク・ギレンホール クリス・クーパー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1999年 |
上映時間 | 108分 |
4位:『アイアンジャイアント』

あらすじ
全身が鉄で出来た謎の巨人が小さな村に飛来してくる。
記憶の無い鉄人は1人の少年と出会い、暖かい友情を育んでいく。
しかい彼の正体は異星人が戦争のために作り出した戦闘ロボットだった…。
子どもに見せるべきポイント
『E.T.』っぽさもあり、『鉄腕アトム』のような感じもするこの作品は、米ソ冷戦という時代背景があるものの、非常にメッセージ性のあるストーリーです。
子どものころは特に、周りと違うことに悩んでしまうことありますよね。
少年とロボットの友情、そして鉄クズ屋のおじさんの言葉が心に沁みます。
この映画を一緒にみて、親として子どもに「なりたい自分になればいい」と背中を押してあげる言葉をかけたいです。
作品情報
タイトル | アイアン・ジャイアント |
監督 | ブラッド・バード |
脚本 | ティム・マッカンリーズ |
出演 | ジェニファー・アニストン ハリー・コニック・Jr. ヴィン・ディーゼル |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1999年 |
上映時間 | 86分 |
『アイアン・ジャイアント』は、U-NEXTで視聴できます
5位:『LEGO(R)ムービー 』

あらすじ
真面目を絵に描いたような性格でごく普通のLEGO(R)フィギュアのエメット。
しかし、どういうわけか人知を超えた能力で世界を救う鍵となる人物だと周囲から勘違いされてしまう。
さらに謎めいたグループのメンバーに入ることになり、バットマンやスーパーマンも入り乱れる巨悪退治の冒険に出ることに…。
子どもに見せるべきポイント
本作を観て、改めてレゴというおもちゃのクリエイティブさに気付かされました。
子どもというのは元来、本当にクリエイティブに満ちた存在なんですよね。
それが学校などで「みんなと一緒」という意識が染み付いていき、いつの間にか普通の大人になっていく。無個性で平凡な人間となってしまうのです。
面白いだけじゃないテーマ性があり、大人も子どもも楽しめる傑作。
ぜひとも本作を観て、子どもに自由にレゴで遊ばせてあげてください。

予告編はスベり倒していますが、本編は本当に面白いのでご安心を!
作品情報
タイトル | レゴ・ムービー |
監督 | フィル・ロード クリストファー・ミラー |
脚本 | フィル・ロード クリストファー・ミラー |
出演 | ウィル・アーネット エリザベス・バンクス |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2014年 |
上映時間 | 100分 |
『レゴ・ムービー』は、U-NEXTで視聴できます
6位:『サマーウォーズ』

あらすじ
天才的な数学の才能を持つ内気な性格の小磯健二は、あこがれの先輩・夏希に頼まれ、長野にある彼女の田舎へ行くことに。
そこで二人を待っていたのは、大勢の夏希の親せきたちだった。
しかも、健二は夏希から「婚約者のふりをして」と頼まれ、親せきの面々に圧倒されながらも大役を務めることになり…。
子どもに見せるべきポイント
現代の子どもたちにとって、インターネットはかなり身近な存在。
そんな中で、ネットと現実の上手いバランスを描いたのが『サマー・ウォーズ』です。
舞台は、親せきが一同に介する夏の田舎。
ぜひとも夏に、子どもと一緒に見たい映画のひとつ。
作品情報
タイトル | サマーウォーズ |
監督 | 細田守 |
脚本 | 奥寺佐渡子 |
出演 | 神木隆之介 桜庭ななみ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2009年 |
上映時間 | 114分 |
『サマーウォーズ』は、U-NEXTで視聴できます
7位:『スタンド・バイ・ミー』

あらすじ
1959年オレゴンの小さな町。
2才の仲良し4人組は、行方不明になった少年の死体を発見しようと、不安と興奮を胸に未知への旅に出る。
子どもに見せるべきポイント
「12歳の時のような友達は、もうできない」という言葉の通り、無邪気に笑い、泣き、ぶつかりあったあの頃の友だちは特別な瞬間。
そのことが、子どもに伝わらなくてもいいんです。大人になったときに見返した時、きっと分かる時がくる。
「そういえば、あの映画でみたような青春があったなぁ」と思い出すだけでもいいんです。
子どもにとっては、たとえ同じ町の中でも冒険のように感じる時があり、本当に何気ない瞬間が青春だったと気づく日がくるのです。
作品情報
タイトル | スタンド・バイ・ミー |
監督 | ロブ・ライナー |
脚本 | ブルース・A・エヴァンス レイノルド・ギデオン |
出演 | ウィル・ウィートン リヴァー・フェニックス |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1986年 |
上映時間 | 89分 |
『スタンド・バイ・ミー』は、U-NEXTで視聴できます
8位:『ヒックとドラゴン』

あらすじ
バイキングとドラゴンとの戦いが続いているバーク島。
ある日、平凡な少年ヒックはケガをしたドラゴンのトゥースと偶然に出会う。
本来なら敵同士であるヒックとトゥースだが、二人の距離は少しずつ縮まり、やがて誰にも知られないように友情を育んでいくのだった…。
子どもに見せるべきポイント
長い間対立してきたバイキングとドラゴンの関係性に疑問を抱いた弱気な少年ヒックが、戦うのではなく“共生”できる道を探していく物語。
シンプルにストーリーが面白いだけじゃなく、ハッとさせられるものがたくさんあります。
作品情報
タイトル | ヒックとドラゴン |
監督 | ディーン・デュボア クリス・サンダース |
脚本 | ディーン・デュボア クリス・サンダース ウィル・デイヴィス |
出演 | ジェイ・バルチェル ジェラルド・バトラー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2010年 |
上映時間 | 98分 |
『ヒックとドラゴン』は、U-NEXTで視聴できます
9位:『リトル・ダンサー』

あらすじ
1984年、イギリス北部の炭坑町。
11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。
ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。
ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えたビリーはバレエに夢中になるのだが…。
子どもに見せるべきポイント
親が子どもにやらせたいことと、子どもがやりたいことは必ずしも一致しません。
子どもの可能性は無限大です。何にだってなれるのです。
「男の子だから、女の子だから」と決めつけるのではなく、子どもが自ら「これがやりたい」と思うことを一緒に探し、応援してあげてください。
作品情報
タイトル | リトル・ダンサー |
監督 | スティーブン・ダルドリー |
脚本 | リー・ホール |
出演 | ジェイミー・ベル ジュリー・ウォルターズ アダム・クーパー |
製作国 | イギリス |
製作年 | 2000年 |
上映時間 | 111分 |
『リトル・ダンサー』は、U-NEXTで視聴できます
10位:『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』

あらすじ
ポケモンマスターを目指し、修行の旅を続けるサトシとピカチュウ、カスミ、タケシの一行。
ある日、彼らのもとに最強のポケモントレナーを名乗る人物から一通の招待状が届く。
サトシたちは嵐で大荒れの海を渡って招待状に記された会場に向かったが…。
子どもに見せるべきポイント
みんな大好きポケモン。
中でも「ミュウツーの逆襲」は最初にして最高傑作で、見せておきたい映画のひとつ。
ポケモンバトルに夢中になった小学生の僕は、映画の内容を理解していたかはわかりませんが、本作を観て涙が止まらなかったのを覚えています。
最強のポケモンとして誕生したミュウツーの苦悩。なぜ彼らは争うのか。「命の大切さ」や「生きる意味」を感じさせる展開には大人が一緒に見ても十分に考えさせられるし楽しめます。
子どもから大人まで大切なメッセージを与えてくれる傑作。
作品情報
タイトル | 劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 |
監督 | 湯山邦彦 |
脚本 | 首藤剛志 |
出演 | 松本梨香 大谷育江 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1998年 |
上映時間 | 75分 |
『ミュウツーの逆襲』は、TSUTAYA DISCASで無料視聴できます!
映画は子どもの教育にも役立つコンテンツ
以上、子どもに見せたいおすすめ映画ランキングを紹介しました。
内容をおさらいします。
本記事のまとめ
- 1位『ジブリ映画』
- 『魔女の宅急便』
- 『千と千尋の神隠し』
- 2位『ディズニーアニメーション映画』
- 『リメンバー・ミー』
- 『ズートピア』
- 3位『遠い空の向こうに』
- 4位『アイアンジャイアント』
- 5位『LEGO(R)ムービー 』
- 6位『サマーウォーズ』
- 7位『スタンド・バイ・ミー』
- 8位『ヒックとドラゴン』
- 9位『リトル・ダンサー』
- 10位『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』
映画は娯楽だけではなく、人生に影響を与える力を持っています。

子どもの教育の一環として、映画を一緒に見るのもいいと思いますよ!
-
人生・仕事に疲れた時に観てほしい映画リスト
続きを見る
-
【邦画】本当に面白い日本のアニメ映画【見ないと損】
続きを見る