こんにちは、映画ブロガーのまめもやしです。
2022年、みなさんはどんな一年を過ごしましたか?
本記事では、毎年恒例の年間映画ベスト10を発表していきます!
本記事は、映画ブロガーの私が2022年に観た新作映画の中から10作品にしぼり、おすすめ作品を紹介する記事になります。
2022年の映画も面白すぎて選ぶのが大変でした…!
第10位:『ベルファスト』
『ベルファスト』
ストーリー | |
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テーマ性 | |
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あらすじ
北アイルランド・ベルファストで暮らす9歳の少年・バディは幸せな日々を送っていた。しかし、1969年8月15日、プロテスタントの暴徒がカトリック住民への攻撃を始める。暴力と隣りあわせの日々のなか、バディたちは故郷を離れるか、とどまるかの決断を迫られるが…。
作品情報
タイトル | ベルファスト |
原題 | Belfast |
監督 | ケネス・ブラナー |
脚本 | ケネス・ブラナー |
出演 | カトリーナ・バルフ ジュディ・デンチ ジェイミー・ドーナン キアラン・ハインズ コリン・モーガン ジュード・ヒル |
製作国 | アイルランド/イギリス |
製作年 | 2022年 |
上映時間 | 98分 |
予告編
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おすすめポイント
激動の時代を生きる少年から街と人の変遷。
ケネス・ブラナー監督の半自伝的映画であり、カトリックとプロテスタントにおける宗教上の対立によって、日常が壊され、居場所の選択を迫られていく家族を描きます。
「難しそうな映画だな…」と思う方にこそ観てほしく、少年バディが家族と会話する中には、ハッさせられる言葉の数々があり、分断が進む世の中で相手を理解しようとする心こそ、いま必要なんだと気付かされた映画です。
監督のパーソナルな映画でありながら、コロナ禍で生まれた物語でもあって、喪失感や環境の変化など、普遍的な共感性もある作品。
きっと「良い映画を観たなぁ」という気持ちになると思います!
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ベルファストの男子小学校を舞台としたドキュメンタリー映画『ぼくたちの哲学教室』も合わせておすすめ。
第9位:『川っぺりムコリッタ』
おすすめポイント
ささやかな幸せを噛みしめる。
『かもめ食堂』で知られる荻上直子監督によるオリジナル小説を監督が自ら映画化。
松山ケンイチさん演じる孤独を抱えた青年が、新しく生活を始めたアパートの住民たちとの交流を通して「ささやかな幸せ」と「社会との接点」を見つけていく姿を描く。
アパートの住民たちは、豊かとは言えないけれど慎ましく生きています。しかし、その背景にが「死」があり、自分自身も崖っぷちながら、誰かとつながることでつなぎとめている。
ムロツヨシさん演じる隣人のおせっかいさは嫌になるほどなのですが、その距離感が絶妙で、それがなかったら主人公の人生は全く違ったものになっていると想像できるのです。
「自分が死んだときに寂しいって思ってくれる人が一人でもいれば、それでいいと思う」
登場人物の背景を詳しく描かないにもかかわらず、その余白を想像できてちゃんと深みがある。孤独を抱える人はコロナで急増していますが、間違いなくそんな誰かを救う映画になっています。
静かで味わい深い余韻を残す映画!
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今すぐみる第8位:『13人の命』
『13人の命』
5段階評価
ストーリー :
キャラクター:
映像・音楽 :
エンタメ度 :
あらすじ
2018年6月、予期せぬ豪雨によってタイ北部のタムルアン洞窟に地元サッカーチームの少年とコーチ計13人が閉じ込められてしまう。彼らを救出するためには、水没した狭い迷路のような洞窟を進むしかなかった。世界中からダイバーたち、1万人を超えるボランティアらが集結し、12人の少年とそのコーチを救い出すための困難な救出劇を開始する。
作品情報
タイトル | 13人の命 |
原題 | Thirteen Lives |
監督 | ロン・ハワード |
脚本 | ドン・マクファーソン ウィリアム・ニコルソン |
出演 | ヴィゴ・モーテンセン コリン・ファレル ジョエル・エドガートン トム・ベイトマン |
音楽 | ベンジャミン・ウォルフィッシュ |
撮影 | サヨンブ・ムクディプロム |
編集 | ジェームズ・D・ウィルコックス |
製作国 | アメリカ・イギリス・カナダ |
製作年 | 2022年 |
上映時間 | 147分 |
予告編
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配信サイトで視聴する
配信サイト | 配信状況 |
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見放題 30日間無料/学生は半年無料 今すぐみる |
おすすめポイント
命を救う気持ちは万国共通。
2018年にタイ北部の洞窟で起きた少年サッカーチームの遭難と救出劇の実話を、ロン・ハワード監督が映画化。
実話をもとに描く映画で、狭い洞窟の水の中という映像的に派手さがないにもかかわらず、ロン・ハワード監督の卓越した演出力によって誰もが心を動かされる展開になっています。
しかしながら、その演出は決して過剰なものではなく、むしろ淡々と命を救う人たちの様子を描くのです。
たとえニュースで事実を知っていたとしても感じる緊張感と、そしてなにより、13人の命を救うために人々がそれぞれ自分たちにできることを必死で行う姿には、熱いものがこみ上げてきます。
主演はヴィゴ・モーテンセンとコリン・ファレルといった一流のハリウッド俳優ですが、いい意味で目立っておらず、物語にスッと感情移入できるところも上手い。
子どもの命を救うために奮闘する姿が胸を打ちます!
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第7位:『すずめの戸締まり』
おすすめポイント
新海誠監督の集大成にして最高傑作であり問題作!
『君の名は。』『天気の子』に続き、描いたのはまたしても「災害」がテーマ。とりわけ東日本大震災を直接的に描いた本作。
エンターテインメントとして「震災」扱うことの意味。そこに込められたクリエイターとしての想いが込められた力作。
主軸はこれまでと同じような、ボーイ・ミーツ・ガール的な作品ですが、決定的に違ったのが、誰かに救われる話ではないこと。それをあの公開規模でやってくれたことにこそ、この映画の意義があると思います。
エンターテインメントとして「震災」扱うことの意味、それが決して消化するような物語になっていない。扱うテーマのセンシティブな難しさ、エンタメ性と作家性をすべてをまとめ上げた新たな名作。映像も声優たちも素晴らしい。
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第6位:『LOVE LIFE』
おすすめポイント
とある悲劇に見舞われた夫婦の葛藤と選択を描く人間ドラマ。
シンガーソングライターの矢野顕子が1999年に発表した楽曲「LOVE LIFE」をモチーフに、深田晃司監督が映画化。
タイトルの言葉通り「愛や人生」を描いた物語ではありますが、内容は結構重めで、辛くなってしまう描写もあります。
しかし、ある出来事をきっかけにして、登場人物たちの持つ多面性がむき出しになっていく様子が見事。それはまるで劇中で登場するオセロが白から黒へ変わっていくよう。
そしてその物語を団地の中で描くことで、妙に生々しく、残酷でありながらも、「人間って確かにこういうところあるよね」って思ってしまう。
木村文乃さん、永山絢斗さん、砂田アトムさん、山崎紘菜さんらの素晴らしい演技により、物語に没入して心を鷲掴みにされるすごい映画でした。
予備知識を入れずに観てほしい映画!
『LOVE LIFE』はTSUTAYA DISCASで視聴できます!
第5位:『さかなのこ』
おすすめポイント
「好き」を貫く。
さかなクンの半生を記した自叙伝をもとに、『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督が映画化。
映画が始まる前、「男か女はどっちでもいい」の文字が映し出されますが、その演出すら忘れてしまうほど、いつの間にか、ほのぼのとしたゆるい物語に身を任せていました。
好きなことを好きでありつづけることの素晴らしさ、その難しさ。仕事や家族、周囲の目など、好きなものへの情熱を阻む要素はいくらでもあります。
海は広い、世界は広い。ミー坊という魚が、大海を知り、それでも「好きに勝るものはなし!」と泳ぎ続ける姿は、どこか羨ましさすら感じてしまう。
すべての「好き」をもつ私たちの映画でもある。この映画を通して、さかなクン、のんさん、そして自分も好きになる映画です。
さかなクンの自叙伝も最高なので、ぜひ映画を観た方は読んでみてください!
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第4位:『RRR』
『RRR』
ストーリー | |
感動 | |
面白さ | |
テーマ性 | |
満足度 |
あらすじ
1920年、英国植民地時代のインド。イギリス軍にさらわれた幼い少女を救うため立ち上がったビームと、大義のため英国政府の警察となったラーマ。それぞれに熱い思いを胸に秘めた2人は敵対する立場にあったが、互いの素性を知らずに、運命に導かれるように出会う。無二の親友となる2人だったが、ある事件をきっかけに、2人は友情か使命かの選択を迫られることになる。
作品情報
タイトル | RRR |
原題 | RRR |
監督 | S・S・ラージャマウリ |
脚本 | S・S・ラージャマウリ サーイ・マーダヴ・ブッラー |
出演 | N・T・ラーマ・ラオ・ジュニア ラーム・チャラン アジャイ・デーヴガン アーリヤー・バット シュリヤ・サラン サムドラカニ レイ・スティーヴンソン アリソン・ドゥーディ オリヴィア・モリス |
製作国 | インド(テルグ語) |
製作年 | 2022年 |
上映時間 | 182分 |
予告編
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おすすめポイント
血湧き肉躍る映画。
さらわれた少女を救うために立ち上がった男と大義のために戦う男の、運命的な出会いと宿命を描いた物語。
『バーフバリ』シリーズで知られるS・S・ラージャマウリ監督による映画で、インド映画史上最高制作費(約97億円)をかけた超大作。
「RRR」とは、「Rise(蜂起)」「Roar(咆哮)」「Revolt(反乱)」の頭文字。「なんじゃそりゃ」と思うのですがご安心ください。
この映画は、見れば分かる説明不要の面白さがあり、今まで見たことのないアクションシーンに無我夢中になり、心を鷲掴みにされるのです。
ハリウッドもビビるほどのアクションシーンの数々には、インド映画の底力を感じさせ、熱すぎる男たちの友情は、まさに血湧き肉躍る、極上のエンターテイメントになっていました。
アツすぎる友情、すごすぎるナートゥダンスに観たら体温が上がる映画!
『RRR』は劇場で公開中!
\映画館で観てこそ面白い映画/
第3位:『メタモルフォーゼの縁側』
おすすめポイント
「好き」という共通言語。
『青くて痛くて脆い』の狩山俊輔監督が鶴谷香央理の同名漫画を映画化。BL(ボーイズ・ラブ)漫画を通して知り合った女子高生と老婦人が育む友情を描いた映画。
「私ね、ずっと誰かと漫画の話をしたかったの」
BL漫画を通した世代を超えた友情と、その先の情熱。自分の「好き」は自分だけのもの。でも「好き」を共有できる人がいたらもっと楽しい。
嫌な登場人物が一人も出てこず、ほのぼのとした心温まるエピソードで進むのですが、なぜかボロボロと涙が溢れてくるのです。
なにかに夢中になっている人、なにかに情熱を捧げている人がどれだけ魅力的なことか。「好き」という共通言語を通して、日常の中にある幸せを思い起こさせてくれました。
クリエイターとファンの関係性も印象的で、文化を通して相互に作用する様子は素晴らしい。
芦田愛菜さんの等身大の演技と感情を乗せて走るシーンの素晴らしさ。そして宮本信子さんの陽だまりのような暖かい演技。ずっと観ていたい。
推し文化の日本でこそ、多くの人に観てほしい映画です!
『メタモルフォーゼの縁側』はU-NEXTで無料視聴できます!
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第2位:『ちょっと思い出しただけ』
『ちょっと思い出しただけ』
あらすじ
照明スタッフの照生と、タクシードライバーの葉。物語はふたりが別れてしまった後から始まり、時が巻き戻されていく。そんな日々を”ちょっと思い出しただけ”。
5段階評価
予告編
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作品情報
タイトル | ちょっと思い出しただけ |
監督 | 松居大悟 |
脚本 | 松居大悟 |
出演 | 池松壮亮 伊藤沙莉 大関れいか 屋敷裕政(ニューヨーク) 広瀬斗史輝 成田凌 市川実和子 神野三鈴 鈴木慶一 國村準 永瀬正敏 尾崎世界観 |
撮影 | 塩谷大樹 |
音楽 | 主題歌:クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」 |
編集 | 瀧田隆一 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2022年 |
上映時間 | 115分 |
動画配信サービス
おすすめポイント
戻れない“あの頃”の思い出を「ちょっと思い出しただけ」。
別れを迎えた男女が過ごした6年間の“ある一日”を、遡るようにして映し出した映画。
クリープハイプの尾崎世界観さんが、オールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュ監督の映画『ナント・オン・ザ・ブラネット』に着想を得て書き上げた楽曲『ナイトオンザプラネット』。
その楽曲にインスパイアされた松居大悟監督が、オリジナルの脚本を書き上げて自身で映画にしたのです。決して今が悪いわけではないけれども、過去に思いを馳せてしまう瞬間は誰にでもあると思います。
コロナ禍で生まれた楽曲と映画でもあり、劇中でもマスクを着用したコロナ禍の様子が描かれていたり、恋愛だけではなくコロナ以前の失った日常の記憶も思い出させるのです。
当然クリープハイプの楽曲との親和性も高く、鑑賞後には誰もが各々の愛おしい記憶をちょっと思い出していることでしょう。
第1位:『コーダ あいのうた』
『コーダ あいのうた』
5段階評価
ストーリー :
キャラクター:
映像・音楽 :
エンタメ度 :
あらすじ
4人家族の中で一人だけ耳が聞こえる健聴者のルビー。彼女は幼い頃から家族のために“通訳”となり、家業の漁業も手伝っていた。歌が好きな彼女は、高校の合唱クラブで先生に歌の才能を見出され、名門音楽大学への受験を勧められるが…。
作品情報
タイトル | コーダ あいのうた |
原題 | Coda |
監督 | シアン・ヘダー |
脚本 | シアン・ヘダー |
出演 | エミリア・ジョーンズ エウヘニオ・デルベス トロイ・コッツァー フェルディア・ウォルシュ=ピーロ ダニエル・デュラント マーリー・マトリン |
音楽 | マリウス・デ・ヴリーズ |
撮影 | パウラ・ウイドブロ |
編集 | ジェロード・ブリッソン |
製作国 | アメリカ・フランス・カナダ |
製作年 | 2021年 |
上映時間 | 111分 |
予告編
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配信サイト | 配信状況 |
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おすすめポイント
信じて前へ進む。
2014年のフランス映画『エール!』をリメイクした作品で、タイトルの「CODA(コーダ)」とは、「Children of Deaf Adults(“⽿の聴こえない親に育てられた⼦ども”)」の意味。
家族の中でひとりだけ耳が聞こえる少女が、自分の夢と家族との関係で揺れ動く様子を丁寧に描いた感動作。聴覚障害の家族を描く作品ですが、決して“重い話”ではなく下ネタも飛び交う、軽快な作品でもあります。
「音」の描き方がとても重要な役割を持ち、耳が聴こえない世界と耳が聴こえる世界、その通訳の役割だった少女が、歌という自分の夢をきっかけにして、その境界をぼかしていく様子に胸を打たれます。
シンプルなストーリーですが、自分を信じ、家族を信じた主人公の情熱と愛情の表現方法に深い感動が待ち受けています。
アカデミー賞では、作品賞・脚色賞に加え、父親役を演じたトロイ・コッツァーが助演男優賞を受賞。
年間ベスト映画と所感
2022年も素晴らしい映画との出会いがありました!
大作映画やアニメ映画の印象が強い一年
大きな印象としては、過去2年に比べて大作映画が続々と公開されたことでしょうかね。大作映画の続編作の公開も多かった印象でした。
振り返ってみると、そうそうたるラインナップですよ!
しかもどの作品も面白く、『トップがン マーヴェリック』や『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を年間ベストに挙げている人もたくさんいましたね。
ちなみに、2022年公開映画の、国内の興行収入ランキングは以下になります。
やはり日本におけるアニメの需要は大きく、『ONE PIECE FILM RED』や『すずめの戸締まり』、『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』といった話題作も順調に興行収入を伸ばしていました。
そんな中でも強烈に印象的だったのが、第4位に選んだインド映画『RRR』。マーベル映画が世界を席巻する中で、それを凌駕するド迫力の観たことのないアクションシーンの連続に、映画作りへの飽くなき熱意と情熱を感じずにはいられませんでした。
大作映画の魅力を存分に感じた一年でもありました!
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』で、美しい星パンドラを再び侵略する人間たちの姿は現実世界とリンクします。
分断が進む世の中に必要なものは何なのか。映画が教えてくれることもありました。
パーソナルな話や喪失を描いた作品が胸に響く
2022年は、ビッグバジェット映画で映画館も大賑わいだった一方で、公開規模の大きさによらず、良い映画もたくさんありました。
その中でも、私にとって2022年は「パーソナルな話や喪失を描いた作品が胸に響いた」年でした。
第10位に選んだ『ベルファスト』、そして第1位の『CODA あいのうた』。共通していたのは「理解しようとすること」の大切さ。それはキリスト教のカトリックとプロテスタント、耳の聴こえる人と聴こえない人も同じこと。
第2クールが終わった『SPY×FAMILY』の最終話でも、ロイド・フォージャーが「大切なのは、それでも歩み寄る努力です」と言っていましたね!たとえ家族でも同じこと。
誰もが経験しうる「喪失」。その向き合い方はコロナ禍を経て誰もが他人事ではありません。
故チャドウィック・ボーズマンへの追悼映画とも言える『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。新海誠監督が震災と向き合い描いた『すずめの戸締まり』。
『川っぺりムコリッタ』では、喪失を経て孤独な人たちが、それでも“ささやかな幸せ”を噛みしめる様子が深く胸に刺さりました。
2022年もあっという間に終わってしまったように、コロナ禍で生活様式が変わり、時間も環境も否応なしに変化していきます。
誰もが必死に今を生きている。ただ、時に立ち止まってしまうこともある。それは決してネガティブなものではなく、『ちょっと思い出しただけ』なんだと。
一方で、自分の「好き」という気持ちを大切にして前に進む映画の推進力には背中を押されました。
アイドルが好き、魚が好き、アニメが好き、BL漫画が好き。「好き」は生きる活力を与えてくれる。
誰かの胸を刺すために情熱を捧げた作品が、誰かに届き、誰かとつながなり、そして新しい物語が生まれていく。
そこにマウントなんて必要ありません。「好き」を共有できる存在がいるだけで尊いのだから。
映画を通して改めて映画が好きになった2022年でした…!素晴らしい映画をありがとう!
まとめ:2022年も良い映画と出会えました!
今回は、2022年に観た映画の中から、特に印象的で好きだった映画を10本ご紹介しました。
どの映画も本当に素晴らしいので、ぜひチェックしてみてくだい!
2022年映画ベスト10
- 第1位:『コーダ あいのうた』
- 第2位:『ちょっと思い出しただけ』
- 第3位:『メタモルフォーゼの縁側』
- 第4位:『RRR』
- 第5位:『さかなのこ』
- 第6位:『LOVE LIFE』
- 第7位:『すずめの戸締まり』
- 第8位:『13人の命』
- 第9位:『川っぺりムコリッタ』
- 第10位:『ベルファスト』
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