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【2021年映画ランキング】映画ブロガーが選ぶ年間ベスト10【洋画・邦画】

こんにちは、映画ブロガーのまめもやし@mamemo84)です。

2021年も終わりを迎えますね。みなさんは、どんな一年を過ごしましたか?

去年は一時期、コロナ禍で映画館が封鎖されていたこともありましたが、今年は延期されていた映画も続々と公開されましたね。

ということで、毎年恒例の年間映画ベスト10を発表していきたいと思います!

本記事は、映画ブロガーの私が2021年に観た新作映画の中から10作品にしぼり、おすすめ作品を紹介する記事になります。

まめもやし

2021年も素晴らしい映画との出会いがたくさんありました!

ぜひ、みなさん自身が好きになった映画と見比べてみてください!

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【鑑賞リスト】2021年公開映画一覧

まず、ランキングを選ぶ上で、2021年に鑑賞した新作映画のリストをご紹介します。

公開月タイトル
1月新感染半島 ファイナル・ステージ
Swallow スワロー
今求められるミニマリズム
聖なる犯罪者
デンジャーゾーン
さんかく窓の外側は夜
ヤクザと家族 The Family
名も無き世界のエンドロール
2月花束みたいな恋をした
プラットフォーム
哀愁しんでれら
すばらしき世界
ファーストラヴ
明日への地図を探して
あの頃。
あのこは貴族
ガンズ・アキンボ
3月野球少女
ラーヤと龍の王国
モキシー
ビバリウム
ブレイブ -群青戦記-
ミナリ
まともじゃないのは君も一緒
モンスターハンター
ノマドランド
騙し絵の牙
JUNK HEAD
4月僕が跳びはねる理由
サンドラの小さな家
ホムンクルス
パーム・スプリングス
砕け散るところを見せてあげる
ザ・スイッチ
21ブリッジ
街の上で
名探偵コナン 緋色の弾丸
BLUEブルー
隔たる世界の2人
彼女
チャドウィック・ボーズマン:あるひとりの表現者
SNS 少女たちの10日間
スプリー
グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告
ビーチ・バム まじめに不真面目
5月ジェントルメン
くれなずめ
お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方
アメリカン・ユートピア
アオラレ
6月トゥルーノーズ
漁港の肉子ちゃん
Mr.ノーバディ
猿楽町で会いましょう
RUN/ラン
Arc
いとみち
1秒先の彼女
7月スーパーノヴァ
ブラックウィドウ
100日間生きたワニ
トゥモローウォー
竜とそばかすの姫
クワイエットプレイス 破られた沈黙
プロミシングヤングウーマン
少年の君
サイダーのように言葉が湧き上がる
ジャングル・クルーズ
イン・ザ・ハイツ
8月キネマの神様
サマーフィルムにのって
フリー・ガイ
スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
ドントブリーズ2
孤狼の血 LEVEL2
ドライブ・マイ・カー
オールド
鳩の撃退法
劇場版 アーヤと魔女
スペースプレイヤーズ
9月シャン・チー/テン・リングスの伝説
モンタナの目撃者
アナザーラウンド
先生、私の隣に座っていただけませんか?
由宇子の天秤
君は永遠にそいつらより若い
レミニセンス
空白
THE GUILTY/ギルティ
イントルージョン/侵入
10月007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
メインストリーム
キャッシュトラック
DUNE/デューン 砂の惑星
最後の決闘裁判
ロン 僕のポンコツ・ボット
ひらいて
アイの歌声を聴かせて
11月エターナルズ
ボクたちはみんな大人になれなかった
Tick, Tick... Boom!:チック、チック…ブーン!
マリグナント 狂暴な悪夢
レッド・ノーティス
パワー・オブ・ザ・ドッグ
ずっと独身でいるつもり?
ディア・エヴァン・ハンセン
12月ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ
パーフェクト・ケア
ラストナイト・イン・ソーホー
ドント・ルック・アップ
偶然と想像
ただ悪より救いたまえ

2021年に鑑賞した新作映画の数は112本でした。

まめもやし

それでは早速、この中から2021年の映画ベスト10を発表していきます!

第10位:『いとみち』

『いとみち』

いとみち
ストーリー
感動
面白さ
テーマ性
満足度

あらすじ

青森県弘前市の高校に通う女子高生のいと。彼女は、祖母と亡くなった母から教わった津軽三味線が得意だが、津軽弁の強い訛りと人見知りな性格で友達もいなかった。しかし自分を変えるべく、いとはメイドカフェでバイトを始め、次第にやりがいを感じるようになるが……。

作品情報

タイトルいとみち
原題越谷オサム「いとみち」
監督横浜聡子
脚本横浜聡子
出演駒井蓮
黒川芽以
横田真悠
中島歩
古坂大魔王
宇野祥平
ジョナゴールド
西川洋子
豊川悦司
製作国日本
製作年2021年
上映時間116分

予告編

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おすすめポイント

三味線に見せられ女子高生の成長。

越谷オサムによる同名小説を横浜聡子監督が映画化。

居場所を見つけ、人と出会い、つながり、そして一歩を踏み出していく。三味線に魅せられた女子高生の爽やかな青春成長物語。

津軽弁に三味線、そしてメイド喫茶。雰囲気で言えば、NHK朝ドラの『あまちゃん』の空気感に近いものがある本作。

青森を舞台に、ごくありふれた人々の小さい世界での物語ですが、だからこそスーッと胸に入ってくる心地のよい成長譚になっていて、後味が抜群に爽やか。

本作が単独での映画初主演となった駒井蓮さんは、青森出身を生かした津軽弁が素晴らしく、正直、聞き取れないレベルの方言が劇中で交わされていくのも面白いところです。

主人公のいとを「けっぱれ!(頑張れ)」と応援したくなる、そして彼女が成長していく姿に観る側も背中を押してもらえる作品です。

まめもやし

「明日からまた頑張ろう」と思える、元気をもらえた映画です!

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第9位:『すばらしき世界』

『すばらしき世界』

すばらしき世界

5段階評価

ストーリー :
キャラクター:
映像・音楽 :
エンタメ度 :

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あらすじ

出所した元殺人犯・三上は、保護司の庄司夫妻に支えられながら自立を目指していた。そんなある日、テレビディレクターとプロデューサーがとある内容で、彼にテレビ番組のオファーを持ちかける。それは、社会に適応しようともがく三上を捉えるというもので……。

作品情報

タイトル すばらしき世界
原案 佐木隆三『身分帳』
監督 西川美和
脚本 西川美和
出演 役所広司
仲野太賀
六角精児
北村有起哉
白竜
キムラ緑子
長澤まさみ
安田成美
梶芽衣子
橋爪功
音楽 林正樹
撮影 笠松則通
編集 宮島竜治
製作国 日本
製作年 2021年
上映時間 126分

予告編

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おすすめポイント

この不寛容な社会に生きる希望はあるのか。

西川美和監督&役所広司主演、13年の刑期を終え出所した元殺人犯の男の苦労と社会を描く。

役所広司さん演じる元殺人犯・三上の出所後の暮らしにフォーカスした本作、特に印象的だったのが「両面性」の描き方。

すぐにカッとなり暴力をふるってしまう一方で、優しさもある三上。そんな彼を“反社”だと彼を突き放す人もいれば手を差し伸べる人もいる。

あらゆる場面で「両面性」が描かれますが、それは紛れもなく私たちが暮らす社会そのもの。

この世界は、一度レールから外れてしまった人が普通の暮らしをするには難しすぎる。だから誰もがレールから外れまいと必死に自分の足元だけをみて、他人に手を差し伸べることはしない。

障害者、外国人労働者、生活保護など、出所後の三上に押し寄せるさまざまな社会の側面。

あらゆることにおいて生きづらさを抱える人々が存在し、それに対して社会はあまりにも不寛容。そんな世界であなたはどう生きるのか。西川美和監督からのメッセージを感じました。

まめもやし
名実ともに日本を代表する役者である役所広司さん、ものすごい演技でした…!

第8位:『アメリカン・ユートピア』

『アメリカン・ユートピア』

アメリカン・ユートピア

ストーリー
感動
面白さ
テーマ性
満足度

あらすじ

元「トーキング・ヘッズ」のフロントマンでグラミー賞受賞アーティストのデビッド・バーン。彼が2018年に発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」を原案に作られたブロードウェイのショーを、「ブラック・クランズマン」のスパイク・リー監督が映画として再構築。

作品情報

タイトル アメリカン・ユートピア
原題 American Utopia
監督 スパイク・リー
脚本
出演 デヴィッド・バーン
製作国 アメリカ
製作年 2020年
上映時間 107分

予告編

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おすすめポイント

圧巻のライブパフォーマンス。

デヴィッド・バーンのブロードウェイのショーをスパイク・リー監督が映画化。

これを映画と呼ぶのか、ライブなのかショーなのか、果たしてミュージカルか。

楽曲の間に投げかけられるデヴィッド・バーンからの問いかけ。目の当たりにするのは、余計なものを極限まで削ぎ落とした、人間による“表現”の数々。

トーキング・ヘッズデヴィッド・バーンの世代ではなく、彼らの音楽に詳しいわけではない私ですら、肩を揺らして世界観に浸ることができました。

生で鑑賞することに越したことはないですが、映画館という形でこれほどまでに届けきったのは監督スパイク・リーの見事な手腕です。

69歳のデヴィッド・バーンから贈られる「人間讃歌のエール」。観終わったあとには心の温度が上がっていることでしょう。

まめもやし

定期的に映画館で上映してほしい作品!

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第7位:『由宇子の天秤』

『由宇子の天秤』

yukonotenbin

ストーリー
感動
面白さ
テーマ性
満足度

あらすじ

三年前に起きた⼥⼦⾼⽣いじめ⾃殺事件を追うドキュメンタリーディレクターの由宇⼦は、テレビ局の⽅針と対⽴を繰返しながらも事件の真相に迫りつつあった。そんな時、学習塾を経営する⽗から思いもよらぬ“衝撃的な事実”を聞かされる。⼤切なものを守りたい、しかしそれは同時に⾃分の「正義」を揺るがすことになる――。

作品情報

タイトル 由宇子の天秤
監督 春本雄二郎
脚本 春本雄二郎
出演 瀧内公美
河合優実
光石研
製作国 日本
製作年 2020年
上映時間 152分

予告編

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おすすめポイント

“正しさ”とは一体、何なのか。

情報化社会の抱える問題に真正面からぶつかっていく春本雄二郎監督による映画。

テレビやニュース、SNSなど、私たちは日々、情報を浴びるように受け取っています。その情報、何が真実で何が正しいのでしょうか。

ディレクターとして中立であるとする主人公の由宇子ですが、思わぬ形で自分自身が当事者となり、彼女の中の天秤は揺れ動くのです。

この映画を観て感じたのは、本当の意味での正しさなんて存在するのだろうかということ。

切り取られた情報や、カメラに映される姿、多くの情報は何かフィルターを通しています。そんな世界で何を信じるのか。本当の意味での公平さを問う天秤など、神にしかできない領域なのではないか。

誰もが発信者となる現代において、他人事はもう存在しない。いつ何がきっかけで自分が事故や事件の当事者になるかは分かりません。そのとき、自分は果たして正しい行動ができるのだろうか。そもそも正しさなんて存在するのか。


まめもやし

観るものすべてを天秤にかける凄まじい映画!


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同時期に公開された吉田恵輔監督『空白』も、似たテーマながら切り口の異なる表現をしているので、合わせて観るととても面白いです。

第6位:『街の上で』

『街の上で』

街の上で

ストーリー
感動
面白さ
テーマ性
満足度

あらすじ

恋人に浮気されたうえにフラれてしまった、古着屋勤めの青年・青。その後も彼女のことが忘れられない彼のもとに、ある日美術大学に通う女性監督から、自主製作映画への出演オファーが舞い込んでくる。行きつけの飲み屋で青は、そのことを常連客からいじられ……。

作品情報

タイトル 街の上で
監督 今泉力哉
脚本 今泉力哉
大橋裕之
出演 若葉竜也
穂志もえか
古川琴音
萩原みのり
中田青渚
製作国 日本
製作年 2019年
上映時間 130分

予告編

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おすすめポイント

下北沢を舞台にした、なんてことない物語。

『愛がなんだ』今泉力哉監督が下北沢を舞台に、ある青年の日常とちょっとした非日常を描いた映画。

「自主映画への出演依頼」という非日常が舞い込み、その過程で4人の女性と出会う主人公。

その数日間で、何かが変わったようで、何も変わっていない。でもそんな日々が愛おしく映るのです。

中でも特に印象的だったのが、主人公のが、映画の衣装係をしているイハの家で会話するシーン。

聞きますよー、恋バナ。

こんな言葉から始まる約17分のワンカット長回しのシーン。2人が飲むのは、「お酒」ではなく「お茶」。他愛のない話をしているだけなのに、胸がザワつくのはどうしてなのか。2人の会話をずっと見ていたいと思えてしまうのです。

本作は2020年公開予定だったのが、コロナの影響で1年後ろ倒しになって公開された背景があり、コロナ禍で日常を失った私たちにとって、本作で描かれる何気ない日常があまりにも尊く輝いて見えるのです。


まめもやし

絶妙なユルさとユーモアと心地よさが同居した、気を張らずに観られる映画です!


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第5位:『花束みたいな恋をした』

『花束みたいな恋をした』

花束みたいな恋をした

5段階評価

ストーリー :
キャラクター:
映像・音楽 :
エンタメ度 :

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あらすじ

同じ終電を逃したことから出会った、大学生の山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画がほとんど一緒だったふたりは、瞬く間に恋に落ちて付き合い始める。大学を卒業後に同棲を始めたふたりは、環境の移り変わりに左右されないことを目標にしながら就職活動に励む。

作品情報

タイトル 花束みたいな恋をした
監督 土井裕泰
脚本 坂元裕二
出演 菅田将暉
有村架純
清原果耶
細田佳央太
オダギリジョー
戸田恵子
岩松了
小林薫
音楽 大友良英
撮影 鎌苅洋一
編集 穗垣順之助(J.S.E.)
製作国 日本
製作年 2021年
上映時間 124分

予告編

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おすすめポイント

始まりがあれば終わりもある。

坂元裕二脚本&土井裕泰監督、菅田将暉&有村架純主演、あるカップルの忘れられない“5年間”を描いたラブストーリー。

運命的に出会った男女の愛おしい思い出と、すれ違い、別れまでの5年間を描く物語。奇跡のように2人を結びつけたカルチャーが、2人のすれ違っていく様子も物語っていく。

終盤にあるファミレスでの別れのシーンが素晴らしく、観ていて非常に辛いのですが、同時に恋愛を客観視できるのです。

まさに「一人ひとりの恋愛に物語あり」で、共感できる人もできない人も、自分の恋愛観を見つめ直すことができる作品でした。

別れてしまったけど、2人で過ごした時間は無駄なものではなかったはず。多くの人が共感してしまう恋愛模様を描いた名作。

まめもやし
2人を結ぶ時代背景と文化の様子も魅力的!

第4位:『イン・ザ・ハイツ』

『イン・ザ・ハイツ』

イン・ザ・ハイツ

ストーリー
感動
面白さ
テーマ性
満足度

あらすじ

ニューヨークの一角にある、「ワシントン・ハイツ」。そこはNYの片隅にある取り残された街。祖国を遠く離れた住民たちで賑わう大通りはいつも、歌とダンスであふれている。暑さが激しい真夏に起こった大停電。その夜、仕事や進学、恋にもがきながら、夢に踏み出そうとする4人の若者の運命が、大きく動き出す――。

作品情報

タイトル イン・ザ・ハイツ
原題 In the Heights
監督 ジョン・M・チュウ
脚本 キアラ・アレグリア・ヒューディーズ
出演 アンソニー・ラモス
コーリー・ホーキンズ
レスリー・グレイス
メリッサ・バレラ
オルガ・メレディス
製作国 アメリカ
製作年 2021年
上映時間 143分

予告編

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おすすめポイント

歌とダンスに心と体が踊りだす、パワフルなミュージカル映画!

リン=マニュエル・ミランダによるブロードウェイミュージカルをジョン・M・チュウ監督が映画化。

舞台となるのはニューヨーク・マンハッタン北部のワシントンハイツ。主人公は、親世代がアメリカンドリームを夢見て移住してきた、プエルトリコやドミニカ、キューバからの移民たち。

祖国は別にあり、生まれ育ったのがニューヨークという彼ら。自らのアイデンティティに葛藤しながらも夢を追う若者の姿が描かれます。

故郷で両親のバーを再建する、ファッションデザイナーになる、実業家になる、名門大学を卒業する。それぞれが夢と向き合いながらも日々を忙しなく過ごし、時間が過ぎていく。一方で、移民第一世代の苦労や葛藤も描かれます。

そんなテーマを抱えながら、最高にパワフルでエンパワーメントで、エモーショナルな音楽が彩る物語は、最高に元気になるのです。


まめもやし

リン=マニュエル・ミランダによる楽曲が最高すぎて、サントラは擦り切れるほど聴いています!


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第3位:『プロミシング・ヤング・ウーマン』

『プロミシング・ヤング・ウーマン』

プロミシング・ヤング・ウーマン

ストーリー
感動
面白さ
テーマ性
満足度

あらすじ

カフェで働くキャシーは、夜な夜なクラブへ出向き、酔ったフリをして、お持ち帰りして手を出してくる男たちに制裁を加えていた。医学部に進学し、前途有望な若い女性だった彼女が、ある事件によって人生が一変した理由とは…。

作品情報

タイトル プロミシング・ヤング・ウーマン
原題 Promising Young Woman
監督 エメラルド・フェネル
脚本 エメラルド・フェネル
出演 キャリー・マリガン
ボー・バーナム
アリソン・ブリー
クランシー・ブラウン
ジェニファー・クー・リッジ
ラヴァーン・コックス
コニー・ブリットン
製作国 アメリカ
製作年 2020年
上映時間 113分

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おすすめポイント

復讐映画の枠を越えた怪作。

キャリー・マリガン主演、長編映画デビューとなるエメラルド・フェネル監督の映画。

医学部を中退した“将来を有望視された女性(プロミシング・ヤング・ウーマン)”が、夜ごとに泥酔したフリをして“体目当ての男性”を誘惑する。

復讐を描いた映画ですが、『ジョン・ウィック』のようなカタルシスはまったく無く、物語が行き着く先の結末には放心してしまいます。

先がまったく読めない展開で、ジャンルに当てはまらないエンターテイメント性で観客にドーンと突きつける問題。

アカデミー賞では脚本賞を受賞。


まめもやし

扱うテーマと、エンタメ性の両方がどちらも高い完成度の衝撃作!


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第2位:『偶然と想像』

『偶然と想像』

偶然と想像

ストーリー
感動
面白さ
テーマ性
満足度

あらすじ

親友同士の他愛ない恋バナ、大学教授に教えを乞う生徒、二十年ぶりに再会した女友達──。3つの短編集。

作品情報

タイトル 偶然と想像
監督 濱口竜介
脚本 濱口竜介
出演 古川琴音
中島歩
玄理
渋川清彦
森郁月
甲斐翔真
占部房子
河井青葉
製作国 日本
製作年 2021年
上映時間 121分

予告編

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おすすめポイント

人生は偶然と想像に満ちている。

『ドライブ・マイ・カー』で世界を席巻した濱口竜介監督による初の短編映画集。

  • 第1話:『魔法(よりもっと不確か)』
  • 第2話:『扉は開けたままで』
  • 第3話:『もう⼀度』

40分ほどの計3話のオムニバス形式の本作は、すべてが会話劇となっていて、人と人が会話を通して心が開かれていく様子を描いています。

『魔法(よりもっと不確か)』の劇中で、「会話でまぐわう」と表現していましたが、濱口監督にとって「会話」とは「セッション(もっと言うとセックス)」のように感じます。

ときには暴力的で、ときには官能的で、ときには偶発的。人生とは、偶然と想像でできている。まさしくタイトルの「偶然と想像」に尽きる物語に、得も言われぬ心地よさが残ります。

それぞれは別々の物語でありながら、根底ではつながりが感じられ、この順序だからこそ第3話の『もう一度』がより深く心に浸透する。

『ドライブ・マイ・カー』に通じる部分もあり、どちらもすごい作品なのですが、本作は、より身近な“再出発”の物語を紡いでいました。


まめもやし

普遍的でありながらどうしようもなく愛おしくなる、濱口竜介監督が贈る人生賛歌!


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第1位:『あのこは貴族』

『あのこは貴族』

anokohakizoku_poster

5段階評価

ストーリー :
キャラクター:
映像・音楽 :
エンタメ度 :

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あらすじ

東京で箱入り娘として生まれ育った華子は、20代後半にさしかかり結婚を考えていた恋人に別れを告げられてしまう。一方、都内で働く富山生まれの美紀は恋人もなく、仕事にもやりがいを感じていなかった。そんなある日、とあるきっかけでふたりは出会う……。

作品情報

タイトル あのこは貴族
原作 山内マリコ
監督 岨手由貴子
脚本 岨手由貴子
出演 門脇麦
水原希子
高良健吾
石橋静河
山下リオ
佐戸井けん太
篠原ゆき子
石橋けい
山中崇
高橋ひとみ
津嘉山正種
銀粉蝶
音楽 渡邊琢磨
撮影 佐々木靖之
編集 堀善介
製作国 日本
製作年 2021年
上映時間 124分

予告編

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おすすめポイント

東京にある、見えない階層の交わり。

山内マリコの原作小説を、長編商業映画2作目となる岨手由貴子監督が映画化。

東京で生まれ育った「箱入り娘」と、田舎育ちの「上京組」が邂逅(かいこう)し、その後の生き方を描いた作品。門脇麦さんと水原希子さんが好演していました。

生まれや育ちの違いによる安易な分断と衝突を避けて、東京にある見えない「階層」を描き、普通なら交わることのない人たちの「交流」を描く。互いに影響しあっていく様子が静かながらに心にスッと沁みます。

結局どの身分に生まれようとも、最高の日もあれば最低な日もある。大事なのは嬉しいことも悲しいことも素直に話せる相手がいることじゃない?

まめもやし
同じ空の下。どんな人生も否定しない人間讃歌の名作です。

年間ベストの所感

まめもやし

2021年も多くの素晴らしい映画と出会うことができました!

去年に比べると、公開された映画の数が違うので選ぶのが大変でした。ただ、今年観た新作映画は112本でしたが、ちょうどよかった気がします。

数ばかり映画を観てもしょうがないし、義務感で観るのだけは避けたいので、100本前後くらいが一番ちょうどいい気がしています。来年もそのあたりを目指して映画とともに生活していきたいですね。

それでは今年の映画を少し振り返ってみます。

コロナ禍の映画は“日常”がいつも以上に刺さる

改めて今年見た映画で、自分に刺さった作品を振り返ってみると、スケールの小さい身近な映画が印象的でした。

具体的な作品を挙げると、

  • 『いとみち』
  • 『街の上で』
  • 『まともじゃないのは君も一緒』
  • 『サイダーのように言葉が湧き上がる』
  • 『偶然と想像』など

とある街や地域の、身近で普遍的な物語。

海外の大規模な製作費をかけた、いわゆる“ビッグバジェット映画”ももちろん面白い。マーベルや007など、延期されていた作品が公開されて、お祭りのような雰囲気の中で楽しませてもらったのも事実。もちろん私も大好きです。

そんな中で、コロナ禍を経験したこともあり、いつも以上に“日常”を描いた身近な作品が心に刺さるのです。そしてその多くが日本映画でした。

中でも象徴的だったのが濱口竜介監督の『偶然と想像』今泉力哉監督の『街の上で』。人と人が会話する。それだけで映画は面白い。

さらに、自分の内側をさらけ出せる相手がいること。それだけで人生は十分だと『あのこは貴族』は教えてくれました。

『花束みたいな恋をした』の絹と麦の出会いも、奇跡のような「偶然と想像」のようですし、私を始めとして多くの人の共感する物語でもありました。

まめもやし

多くの方々の年間ベストを観る限り、邦画の割合が多く、やっぱりみんな邦画への期待と面白さを信じていることが分かりますよね!

不寛容な時代における人生讃歌

また、社会問題に声を上げる作品も多く目立ち、一人ひとりが問題意識を持ってみていることが分かる作品も多くあったように思います。

生きていると、大変なことや辛いことがたくさんある。コロナ禍を通して改めて痛感した人も多いですよね。

国家の緊急事態にも、政府は手を差し伸べてくれないのか。『ドント・ルック・アップ』で滑稽に映った世の中は、まさに自分たちの生きる世界。

もちろん、そんな社会を作り上げている私たち一人ひとりに責任もあります。

SNSでは、日々発言が監視され、誰もが被害者にも加害者にもなりうる時代。『由宇子の天秤でも』このあたり、描かれていましたね。

上記の作品も印象的でしたが、コンテンツはバズ至上主義が加速しています。いかに視聴者の気を引けるかのサバイバルが各方面で繰り広げられている。

そんな世界に希望はあるのか。

『アメリカン・ユートピア』でデヴィッド・バーンは問いかけます。「ユートピア(理想郷)とは何か?」

バーンは、自らの失敗を素直に認め、その上でどれだけ自分が関心を高く意識していても、気づかずに加担してしまっていることがあると危惧しました。

これは、「一人ひとりが考え、よりよい未来をみんなで作り上げていこう」という意思の現れなんだと思います。

みんなが自分の足元ばかりみてしまう世の中。『すばらしき世界』では、レールから外れてしまった人が再起する難しさも描かれていました。

未だに改善されたとは言えない男女格差に、女性の搾取、家父長制の名残。

  • 『スワロウ』
  • 『プロミシング・ヤング・ウーマン』
  • 『最後の決闘裁判』
  • 『ラスト・ナイト・イン・ソーホー』

上記の作品は、観ているのが辛くなってしまう描写が多くありましたが、それはフィクション上の話ではありません。はたして不寛容な世の中に希望はあるのか。

映画を観て、明日だけでも頑張ってみよう。それでもいいと思うのです。そう思えたら映画は最高の人生讃歌になる。そんな映画が好きなんだと改めて思いました。

まとめ:2021年の映画も素晴らしかった

以上、映画ブロガーが選ぶ2021年映画ベスト10をご紹介しました。

2021年映画ベスト10

  • 第1位:『あのこは貴族』
  • 第2位:『偶然と想像』
  • 第3位:『プロミシング・ヤング・ウーマン』
  • 第4位:『イン・ザ・ハイツ』
  • 第5位:『花束みたいな恋をした』
  • 第6位:『街の上で』
  • 第7位:『由宇子の天秤』
  • 第8位:『アメリカン・ユートピア』
  • 第9位:『すばらしき世界』
  • 第10位:『いとみち』
まめもやし

ぜひ、みなさん自身のベストと照らし合わせてみてください!

今回ご紹介した映画は、どれも間違いなく面白い映画なので、映画選びの参考にしていただけましたら幸いです。

2022年も、素敵な映画との出会いを!

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