当サイトのリンクについて

「モヤシネマ」は、原則リンクフリーです。リンクを行う場合の許可や連絡は必要ありません。
リンクの設定をされる際は、「モヤシネマ」へのリンクである旨(URL)を明示してください。
『ライオン・キング』(2019)

※本サイトには一部プロモーションが含まれています。

ディズニー映画

実写『ライオン・キング』ひどい?ネタバレ考察・解説

今回ご紹介する映画は『ライオン・キング』(2019)です。

1994年公開のディズニー長編アニメーション映画『ライオン・キング』が実写映画化。

本記事では、ネタバレありで『ライオン・キング』(2019)を観た感想・考察、あらすじを解説。

まめもやし
まめもやし

あまりにもリアル過ぎる実写映画だけに、動物ドキュメンタリーを観ている感覚になりました!

『ライオン・キング』はディズニープラスで見放題!

ディズニープラスが実質2ヶ月無料!

ディズニープラスのバナー
月額プラン990円1,320円
年間プラン9,900円(月額825円)
実質2ヶ月分が無料
13,200円(月額1,100円)
実質2ヶ月分が無料

ディズニープラスは年間プランを利用するだけで、実質2ヶ月分が無料!

※ドコモから登録した場合は、年額プランはありません。

\ディズニー映画が見放題/

今すぐディズニープラスをみる

登録・解約も簡単

『ライオン・キング』(2019)の作品情報と配信・予告

『ライオン・キング』

ライオン・キング

あらすじ

サバンナの王国プライドランド。その王であるライオン、ムファサに、息子シンバが誕生する。しかし、シンバはある“悲劇”によってムファサを失い、王国からも追放されてしまう。

5段階評価

予告編

↓クリックでYouTube が開きます↓

作品情報

タイトルライオン・キング
原題The Lion King
監督ジョン・ファヴロー
脚本ジェフ・ナサンソン
出演ドナルド・グローヴァー
セス・ローゲン
キウェテル・イジョフォー
アルフレ・ウッダード
ビリー・アイクナー
ジョン・カニ
ジョン・オリバー
ビヨンセ・ノウルズ=カーター
ジェームズ・アール・ジョーンズ
製作国アメリカ
製作年2019年
上映時間118分

動画配信サービス

配信サイト配信状況
ディズニープラス

ディズニープラス


見放題
今すぐみる

おすすめポイント

あまりにもリアルな超実写映画!

ディズニー名作アニメーション映画『ライオン・キング』を、ジョン・ファヴロー監督が実写映画化。

シンバやムファサなどのライオンをはじめとした動物たちの毛並みの質感や、動き、周りの自然の描写がリアルすぎて、実際のサバンナの映像に声をアフレコしてるのか?と思うほど。

自然ドキュメンタリー番組を観ているかのような感覚と、ユーモアあふれる作品がもつ面白さがブレンドされた作品でした。

まめもやし
まめもやし
『ライオン・キング』がもつエンタメ力の凄まじさを改めて感じました!

『ライオン・キング』(2019)の監督

監督:ジョン・ファヴロー

ジョン・ファヴロー
Eva Rinaldi, CC BY-SA 2.0

名前ジョン・ファヴロー
生年月日1966年10月19日
出身アメリカ・ニューヨーク

主な主演作

  • 『アイアンマン』シリーズ
  • 『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(2014)
  • 『ジャングル・ブック』(2016)
  • 『ライオン・キング』(2019)

この圧倒的な映像表現を手がけているのは、ジョン・ファブロー監督

MCUの1本目、『アイアンマン』の監督であり、トニー・スタークの運転手ハッピー・ホーガンとしてマーベル作品にも出演しています。

監督はマーベルなどの大作映画もつくりながら、インディペンデント作品の『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』や、Netflixで料理番組をしていたり、幅広く活動しています。

ジョン・ファブロー監督は以前にも『ジャングル・ブック』で実写とCGアニメーションの融合作品を手がけていますが、本作は過去作を凌駕する圧倒的な映像美で描き出しました。

『ライオン・キング』(2019)のキャラクター・キャスト(声優)・吹き替え

シンバ(ドナルド・グローヴァー/賀来賢人)

『ライオン・キング』(2019)シンバ

シンバを声を演じたのは、『ハン・ソロ/スターウォーズ・ストーリー』で若き日のランドを演じたドナルド・グローヴァー

グラミー賞受賞のアーティストであり、主演・監督・脚本・製作したドラマでゴールデン・グローブ賞、エミー賞受賞経験のある名実ともに有名な人物。

「チャイルディッシュ・ガンビーノ」としてアーティスト活動も行っていて、「ディス・イズ・アメリカ」というシングルでグラミー賞年間最優秀レコード賞などを受賞。

シンバ役の声優を日本で務めたのはオーディションを突破して役をつかんだ賀来賢人です。多くの映画などに出演していましたが、『今日から俺は!!』の三橋役で大ブレイクしましたね。

ナラ(ビヨンセ/門山葉子)

『ライオン・キング』(2019)ナラ

ナラ役を演じたのは、「世界の歌姫」ビヨンセです。

シンバとナラの恋愛シーンで流れる『CAN YOU FEEL THE LOVE TONIGHT(愛を感じて)』をファレル・ウィリアムスがプロデュースのもと、リブートして歌っています。

ナラ役の声優を日本で務めたのはミュージカル女優の門山葉子です。2009年に「アニー」のミュージカルでダフィ役としてデビューしました。

プンバァ(セス・ローゲン/佐藤二朗)

『ライオン・キング』(2019)プンバァ

プンバァ役は、コメディ映画でもおなじみセス・ローゲンです。『40歳の童貞男』などが有名な作品ですね。プンバァ役の声優を日本で務めたのは名バイプレーヤーとしても知られる佐藤二朗です。

ディズニー作品では『インサイド・ヘッド』のビンボン役でも声優をしていたので、今作が2度目となる声の出演となります。

これまでにも米林宏昌監督のアニメーション映画『メアリと魔女の花』でも声優経験があるんです。キャストはいいのですが、本作のプンバァがリアルすぎて面影がないのです。

ティモン(ビリー・アイクナー/亜生(ミキ))

『ライオン・キング』(2019)ティモン

ティモン役を演じたのは、コメディアンのビリー・アイクナー

コメディー番組「Billy on the Street」でエミー賞にノミネートされるなど、実力あるコメディアンです。

ティモン役の声優を日本で務めたのは、お笑い芸人・ミキの亜生です。『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で声優としてカメオ出演したものの、本格的な声優は今作が初めてとなります。

ザズー(ジョン・オリバー/根本泰彦)

『ライオン・キング』(2019)ザズー

おしゃべりなサイチョウのザズーを演じたのは、イギリスのコメディアン、ジョン・オリバー。オリジナルのアニメ映画は、『Mr.ビーン』で知られるローワン・アトキンソンでしたが、実写版はキャストが代わっています。

ムファサ(ジェームズ・アール・ジョーンズ/大和田伸也)

『ライオン・キング』(2019)ムファサ

シンバの父、ムファサを演じているのはジェームズ・アール・ジョーンズ

意外に知られていないですが、彼は『スター・ウォーズ』でダース・ベイダーの声を演じている人なんです。

ムファサの声優を日本で務めたのは大和田伸也です。アニメ版の『ライオン・キング』でもムファサ役を務めていました。

スカー(キウェテル・イジョフォー/江口洋介)

『ライオン・キング』(2019)スカー

ムファサの弟、スカーを演じているのはキウェテル・イジョフォー

アカデミー賞作品賞受賞の『それでも夜は明ける』で主演を演じ、『風をつかまえた少年』では監督・脚本・出演もしていて、精力的に活動しています。

ムファサの声優を日本で務めたのは江口洋介です。神山健治監督が手掛けたアニメーション映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』で声優経験があるものの、映画の吹き替えは本作が初めてとなります。

ラフィキ(ジョン・カニ/駒谷昌男)

『ライオン・キング』(2019)ラフィキ

王国で祈祷師の役割を担うマンドリル、ラフィキ役の声を担当したのは、ジョン・カニ。オリジナル版は、ロバート・ギロームから代わっています。

【ネタバレ感想】『ライオンキング』の魅力とすごさ

『ライオン・キング』(2019)抱きかかえられるシンバ
(C) Disney

ライオン・キングのストーリーは多くの方がすでに知っているのに、形を変えてもこの物語がなぜここまで多くの人々に支持されれるのか。それは『ライオン・キング』に人生の意味を学ぶからだと思います。

『ライオン・キング』の中でも有名な言葉が「サークル・オブ・ライフ」。直訳すると「命の環」を意味します。

主人公であるシンバはライオンの男の子で、父親ムファサは動物たちの王国であるプライド・ランドの王様です。つまりシンバは、生まれながらにして百獣の王であるライオンであり、次期王様を約束された存在なのです。

そんな勝ち組シンバは自由気ままに過ごしますが、ある時ムファサから「サークル・オブ・ライフ」を教えられるのです。

プライド・ランドには当然ライオン以外にも多種多様の動物がいます。

そこには食べる食べられるという弱肉強食の世界と、それが一つの繋がりをもっていること、つまり食物連鎖シンバは幼いながらに父親から教わるのです。

そして、その頂点であり王でもあるムファサは「真の王は何かを奪うのではなく、与えるのだ」と説きます。その後シンバはスカーの企てによる父親の死をきっかけに王国から逃亡することになります。

そこで出会ったティモンとプンバァから、「ハクナ・マタタ(大丈夫・どうにかなるさ)」という生き方を学びます。

ハクナ・マタタの精神で辛い過去を忘れて生きようとするシンバ。しかし、故郷はどんどん荒廃していきます。

そんな中、再会したラフィキから、「過去は辛い。しかしその過去から逃げるか、何かを学ぶかは自分で選べるのだ」と言われるシンバ。

シンバの体毛が空を舞い、様々な動物や自然を経てプライド・ランドへ導かれていく表現はまさに命の環を表現しています。

スカーとの決着、自らの過去と向き合い王となったシンバ。そしてラストに自らの子供を産み、父から息子へ、そしてまた子供へと紡がれていく命の環を写し、幕を閉じます。

『ライオンキング』を通して「人生とは、過去から学ぶこと」であるように改めて感じました。

一方で、実写がリアルすぎることへの懸念もありました。リアルすぎてキャラクターにアテレコしているように感じたり、アニメーションでのダイナミックな表現を実写化できていない部分など、気になるところはありました。

しかし、それを上回る圧倒的エンターテインメント力が『ライオンキング』の魅力であり、力強さなんだと改めて思い知りました。

実写化もここまで来ているのかというほどの素晴らしい映像美でした。

まとめ:実写でも『ライオン・キング』がもつエンタメ力に圧倒される

ライオン・キングはどの世代の誰がみても楽しめる内容と、エンターテインメントとしてのクオリティの高さはやはりディズニー作品の中でも頭一つ抜けていると思います。

アニメーションで観た方、劇団四季で観た方、まだ観たことがない方、全ての人々が楽しめるキングオブエンターテインメントです。

『ライオン・キング』はディズニープラスで見放題!

ディズニー/ピクサー/SW/マーベルも見放題!

今すぐディズニープラスでみる

年間プランなら実質2ヶ月分無料!

モアナと伝説の海
【相関図あり】モアナのキャラクターを一覧にして解説

ディズニー映画『モアナと伝説の海』は、美しい南太平洋の島々を舞台に、海に選ばれた主人公モアナが冒険の旅に出る物語。ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の56作品目の映画です。 壮大な海原で繰り広げられるこの冒険は、伝説や神話が色濃く織り込まれた物語でもあります。半神半人のマウイが生命を創り出した女神テ・フィティから心を盗んだことで、世界に暗闇が訪れました。 時が経ち、モアナが暮らすモトゥヌイ島にもその影響が現れ始めると、酋長の娘であるモアナは島の人々を助けるために何ができるかを模索します。そして「サン ...

歴代「ディズニー実写映画」を順番に最新作まで一覧にして解説
歴代「ディズニー実写映画」を順番に最新作まで一覧にして解説

本記事のポイント 歴代のディズニー実写映画が一覧でわかる 歴代のディズニー実写映画を最新作までポスター画像つきで解説 子供から大人まで幅広い世代を楽しませてくれる「ディズニー映画」。 ディズニーの映画スタジオは、ハリウッドのメジャー映画スタジオの1つにも数えられており、映画製作の黎明期から映画産業を担ってきました。 「ディズニー映画」というと、『アナと雪の女王』や『トイ・ストーリー』など、アニメーションの印象を持つ人も多いと思いますが、実は以外に知られていないのがディズニーの実写映画です。 本記事では、歴 ...

『インサイド・ヘッド2』新しい感情と自分らしさとは
ネタバレ考察『インサイド・ヘッド2』新たしい感情・シンキャラの意味

今回ご紹介する映画は『インサイド・ヘッド2』です。 どんな映画? ディズニー/ピクサーが贈るアニメーション 頭の中の感情たちを描いた人気シリーズの二作目 高校入学を直前にしたライリーの中に、シンパイら新たな感情が現れる 本記事では、ディズニー/ピクサー映画『インサイド・ヘッド2』をネタバレありで観た感想・考察、あらすじ解説します。 前作の解説・考察は以下の記事からチェックできます! ネタバレ考察/解説『インサイド・ヘッド』悲しみの扱いはひどい? 『インサイド・ヘッド2』作品情報・配信・予告・評価 『インサ ...

インサイド・ヘッド
ヨロコビがひどい?『インサイド・ヘッド』ネタバレ考察・解説

今回ご紹介する映画は『インサイド・ヘッド』です。 2015年公開のディズニー/ピクサー長編アニメーションの15作品目。住み慣れた場所から引っ越してきた11歳の少女ライリーの頭の中で繰り広げられる感情たちの冒険を通じて、成長と変化を描く。 本記事では、ネタバレありで『インサイド・ヘッド』を観た感想・考察、あらすじを解説。 ネタバレ考察『インサイド・ヘッド2』新キャラの感情は厄介 『インサイド・ヘッド』はディズニープラスで見放題! 『インサイド・ヘッド』作品情報・配信・予告・評価 『インサイド・ヘッド』監督・ ...

ズートピア
ネタバレ考察『ズートピア』結末・黒幕まで解説

今回ご紹介する映画は『ズートピア』です。 動物たちが人間のように暮らす文明社会「ズートピア」を舞台に、ウサギの女の子ジュディが夢をかなえるために奮闘する姿を描いたディズニー映画。 本記事では、ネタバレありで『ズートピア』を観た感想・考察、あらすじを解説。 『ズートピア』は、アカデミー賞長編アニメ映画賞、アニー賞長編作品賞を受賞。 『ズートピア』はディズニープラスで見放題! 『ズートピア』の作品情報・予告・配信 『ズートピア』の登場人物・キャラクター・キャスト・役柄 キャラクター役名/キャスト/役柄ジュディ ...

\記事が良ければシェアしていただければ幸いです/

-ディズニー映画
-,