DCコミックス

※本サイトには一部プロモーションが含まれています。

映画シリーズ

歴代のDC映画の見る順番【DCEU・DCコミック原作】

DCコミックスは、マーベルコミックスに並び、アメリカで最も古いコミック出版社のひとつ。

スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、グリーンランタン、フラッシュ、アクアマン、グリーンアローなど、数多くの有名なスーパーヒーローを主人公にした作品を打ち出しました。

本記事では、歴代のDC映画の見る順番を解説。

DCエクステンデッド・ユニバースと、DCコミック原作の映画含めて紹介します。

DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の始まりと終わり

DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)は、DCスタジオが製作し、ワーナー・ブラザースが配給する一連のスーパーヒーロー映画とテレビシリーズを中心としたアメリカのメディアフランチャイズ、クロスオーバー作品です。

DCEUの始まり

ワーナー・ブラザーズは、2002年当初、ドイツの映画監督ウォルフガング・ペーターゼンがスーパーマンとバットマンのクロスオーバー作品を監督し、それを機に、DCコミックスのさまざまなスーパーヒーローを映画で共演させる計画を立てていました。

しかし、2008年に予定されていたジャスティス・リーグの映画化が保留となり、2011年の映画『グリーン・ランタン』批評・商業的に失敗してしまいます。

当初の計画は一旦破棄され、2013年に、ワーナー・ブラザーズは新たな計画として「DCエクステンデッド・ユニバース」を始動させます。

その背景には、マーベルによるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の大成功の影響が強くありました。

DCEU(スナイダーバース)の終わり

スーパーマン映画のリブートとなる映画『マン・オブ・スティール』(2013)を皮切りに、バットマン映画のリブートとなる『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『ワンダーウーマン』(2017)など、次々に公開されました。

さらに、2022年には『ピースメーカー』が、ワーナー傘下のアメリカ大手VODサービス「HBO Max」向けのテレビシリーズで展開されました。

2022年にはDCユニバースが再編され、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガンと、ピーター・サフランDCスタジオの共同会長とCEOに就任。

2023年6月16日の『フラッシュ』の公開でフランチャイズは大きく再起動。オリジナルのDCEU(ザック・スナイダーによるユニバース)は2023年12月20日の『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム (原題)』で完結することになりました。

歴代のDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)映画の見る順番

ここでは、歴代のDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)映画の見る順番を解説。

  • マン・オブ・スティール
  • バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
  • スーサイド・スクワッド
  • ワンダーウーマン
  • ジャスティス・リーグ
  • アクアマン
  • シャザム!
  • ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
  • ワンダーウーマン 1984
  • ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット
  • ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
  • ブラックアダム
  • シャザム!〜神々の怒り〜
  • ザ・フラッシュ
  • ブルービートル (原題)
  • アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム (原題)

マン・オブ・スティール

マン・オブ・スティール

地球から遠く離れた惑星クリプトンから地球に送られたカル=エル。養父母であるジョナサン・ケントマーサ・ケントクラーク・ケントとして育てられるが、やがて自分の出生の秘密を突き止めることになる。

そんな中、ゾット将軍が率いる宇宙船が地球に飛来し、クラークは自分が持つ超能力を地球を守るために使うべく立ち上がる。

DCEUの第1弾となった作品。脚本にデヴィッド・S・ゴイヤー、製作にクリストファー・ノーランという、『ダークナイト』シリーズのタッグが参加。

タイトルマン・オブ・スティール
原題Man of Steel
監督ザック・スナイダー
脚本デヴィッド・S・ゴイヤー
出演ヘンリー・カヴィル
エイミー・アダムス
マイケル・シャノン
ケビン・コスナー
ダイアン・レイン
ローレンス・フィッシュバーン
アンチュ・トラウェ
アイェレット・ゾラー
ハリー・J・レニックス
クリストファー・メローニ
リチャード・シフ
マッケンジー・グレイ
ラッセル・クロウ
製作国アメリカ
製作年2013年
上映時間143分

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

『マン・オブ・スティール』スーパーマンがメトロポリスでゾッド将軍と死闘を繰り広げてから18ヶ月後

ゴッサム・シティを拠点とするバットマン=ブルース・ウェインは、スーパーマンの先の戦いにより友人や部下を失い、看過できないと立ち上がる。スーパーマンの妥当性についての審議の最中、新たな勢力による事件が発生。

世界に必要なヒーローは誰なのか。新たに人類に訪れた危機を目の前に、正義の闘いが始まる。

この映画で、ワンダーウーマン役のガル・ガドット、フラッシュ役のエズラ・ミラー、アクアマン役のジェイソン・モモアらが初めて登場します。

タイトルバットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
原題Batman v. Superman: Dawn of Justice
監督ザック・スナイダー
脚本クリス・テリオ
デヴィッド・S・ゴイヤー
出演ベン・アフレック
ヘンリー・カヴィル
エイミー・アダムス
ジェシー・アイゼンバーグ
ダイアン・レイン
ローレンス・フィッシュバーン
ジェレミー・アイアンズ
ホリー・ハンター
ハリー・レニックス
ガル・ガドット
製作国アメリカ
製作年2016年
上映時間152分(劇場公開版)
183分(アルティメット・エディション)

スーサイド・スクワッド

スーサイド・スクワッド

スーパーマンの死後、政府の秘密機関は新たなるメタヒューマンへの対抗策として、凶悪犯罪者らを減刑と引き換えに採用した特殊部隊、通称「スーサイド・スクワッド」を結成する。

殺し屋のデッドショット、元精神科医のハーレイ・クイン、元ギャングのエル・ディアブロ、強盗のキャプテン・ブーメラン、遺伝子が突然変異したキラー・クロック、縄使いの暗殺者のスリップノットらが選ばれる。

ベン・アフレックとエズラ・ミラーは同作からブルース・ウェイン/バットマン役と、バリー・アレン/フラッシュ役で再演。劇中では、ヴィオラ・デイヴィス演じるアマンダ・ウォラーが、ブルース・ウェインと会い、ジャスティス・リーグのメンバーに関する情報が入った書類を手渡すシーンが描かれます。

タイトルスーサイド・スクワッド
原題Suicide Squad
監督デヴィッド・エアー
脚本デヴィッド・エアー
出演ウィル・スミス
ジャレッド・レト
マーゴット・ロビー
ヨエル・キナマン
ヴィオラ・デイヴィス
ジェイ・コートニー
ジェイ・ヘルナンデス
アドウェール・アキノエ=アグバエ
福原かれん
アイク・バリンホルツ
スコット・イーストウッド
カーラ・デルヴィーニュ
製作国アメリカ
製作年2016年
上映時間123分
134分(エクステンデッド版)

ワンダーウーマン

ワンダーウーマン

女性だけが住む島、セミッシラで育ったアマゾン族の王女ダイアナは、過酷な修行を経て、女王ヒッポリタの妹で史上最強の将軍と呼ばれたアンティオペに勝るとも劣らない強さを得る。

ある日、島に不時着したスティーブ・トレバーを救出すると、外の世界では戦争の嵐が吹き荒れていると知る。ダイアナは、戦争の首謀者ルーデンドルフ総監が、宿敵の軍神アレスと確信し、故郷の島を後にして戦いに身を投じていく。

世界中で8億2200万ドル以上の興行収入となる大ヒットとなり、2017年の興行収入でも10位に。2021年にジア・リン監督の中国のコメディ映画『こんにちは、私のお母さん』に抜かれるまで、女性単独監督作品として最高興収をあげた作品となりました。

タイトルワンダーウーマン
原題Wonder Woman
監督パティ・ジェンキンス
脚本アラン・ハインバーグ
出演ガル・ガドット
クリス・パイン
ロビン・ライト
ダニー・ヒューストン
デヴィッド・シューリス
コニー・ニールセン
エレナ・アナヤ
製作国アメリカ
製作年2017年
上映時間141分

ジャスティス・リーグ

ジャスティス・リーグ

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でのドゥームス・デイとの戦いで、自らの命を犠牲にして世界を救ったスーパーマンの行動に心を打たれたバットマン=ブルース・ウェインは、戦いで出会ったアマゾン族の王女ダイアナ・プリンスと共に特殊能力を持った他の超人たちを集める。

かくして、バットマン、ワンダーウーマン、アクアマン、サイボーグ、フラッシュからなる前代未聞のヒーロー連合が結成される。

彼らは、海底王国アトランティス、アマゾン族の秘境セミッシラ、S.T.A.R.ラボの3つに散らばった、破滅と創造をもたらす強大な力を秘めた「マザーボックス」を手に入れようとする、ステッペンウルフとその手下パラデーモンによる脅威を迎え撃つ。

映画の製作途中の2017年、ザック・スナイダーは、当時大学生だった娘が自死し、その悲しみを癒やすために途中で降板する形になりました。ポストプロダクション段階で後任は『アベンジャーズ』シリーズも手掛けたジョス・ウェドンが引き受けました。

タイトルジャスティス・リーグ
原題Justice League
監督ザック・スナイダー
脚本クリス・テリオ
ジョス・ウェドン
出演ヘンリー・カヴィル
ベン・アフレック
ガル・ガドット
エズラ・ミラー
ジェイソン・モモア
レイ・フィッシャー
エイミー・アダムス
ジェレミー・アイアンズ
ダイアン・レイン
コニー・ニールセン
J・K・シモンズ
キアラン・ハインズ
アンバー・ハード
ジョー・モートン
製作国アメリカ
製作年2017年
上映時間120分

アクアマン

アクアマン

人間の父と海底王国アトランティスの王女である母親の間に生まれたアーサー・カリーは、地上で父に鍛えられながら育てられる。

一方、アーサーの異父弟でアトランティスの王であるオームは、自然を荒らす人間に憤り、戦争を仕掛けることを決意する。オームの暴走を止めるためには、アトランティスの血を引くアーサーが王になるしかなく、地上世界を破壊しようとするオームとアーサーの戦いが始まる。

全世界で11億5000万ドルの興行収入を記録し、DCEU作品としては最高額、DCコミックのキャラクターを原作とする作品としても最高額、2018年の興行収入第5位、歴代興行収入第20位となりました。

タイトルアクアマン
原題Aquaman
監督ジェームズ・ワン
脚本デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
ウィル・ビール
出演ジェイソン・モモア
アンバー・ハード
ウィレム・デフォー
パトリック・ウィルソン
ドルフ・ラングレン
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
ニコール・キッドマン
テムエラ・モリソン
ルディ・リン
マイケル・ビーチ
ランドール・パーク
グレアム・マクタヴィッシュ
ジュリー・アンドリュース
ジョン・リス=デイヴィス
ジャイモン・フンスー
製作国アメリカ
製作年2018年
上映時間143分

シャザム!

シャザム!

母と離れ離れになった孤児のビリー・バットソンは、グループホームで生活をするも、馴染もうとはしなかった。

ある日、地下鉄に乗ると古代の魔術師に召喚され「シャザム!」と口にすることで大人のスーパーヒーローに変身することができるようになる。

やがて彼の前に、挑戦状を叩きつけてきた邪悪なDr.サデウス・シヴァナとの戦いがはじまる。

当初はこの作品で悪役ブラックアダムとしてドウェイン・ジョンソンが出演する予定でしたが、頓挫し、後にドウェイン・ジョンソン主演の『ブラックアダム』単体作品が発表されました。

タイトルシャザム!
原題Shazam!
監督デヴィッド・F・サンドバーグ
脚本ヘンリー・ゲイデン
出演ザッカリー・リーヴァイ
マーク・ストロング
アッシャー・エンジェル
ジャック・ディラン・グレイザー
ジャイモン・フンスー
フェイス・ハーマン
グレイス・フルトン
イアン・チェン
ジョバン・アルマンド
マルタ・ミランズ
クーパー・アンドリュース
製作国アメリカ
製作年2019年
上映時間132分

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

ハーレイ・クインは、大物犯罪者として知られるブラックマスクから命を狙われるカサンドラ・ケインという少女と出会う。

ハーレイは自分と同じように自由を愛する女性たち、ハントレスブラックキャナリーレニー・モントーヤと手を組み、カサンドラを守るための戦いに身を投じる。

『スーサイド・スクワッド』に続いてマーゴット・ロビーハーレイ・クイン役として続投。DCEU初のR指定作品(日本はPG12)となりました。マーゴット・ロビーも製作に携わり、監督のキャシー・ヤンは、史上初めてアジア系の女性映画監督としてスーパーヒーロー映画の監督に起用されました。

タイトルハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY
原題United States:R (certificate #52510) (and the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn)
監督キャシー・ヤン
脚本クリスティーナ・ホドソン
出演マーゴット・ロビー
メアリー・エリザベス・ウィンステッド
ジャーニー・スモレット=ベル
ロージー・ペレス
エラ・ジェイ・バスコ
クリス・メッシーナ
アリ・ウォン
ユアン・マクレガー
製作国アメリカ
製作年2020年
上映時間109分

ワンダーウーマン 1984

ワンダーウーマン 1984

『ワンダーウーマン』での戦いから66年後の1984年の冷戦下のアメリカ。

博物館で働くダイアナ・プリンスの前に、ある日、願いを叶える石が届けられる。しかし、事業家のマックス・ロードに石を持ち出されてしまう。

さらに、願いの石が失われることを恐れた同僚のバーバラ・ミネルヴァ怪人チーターとなり、ダイアナの前に立ちはだかる。

ガル・ガドットがワンダーウーマン役を続投。コロナのパンデミック時の公開もあり、劇場の閉鎖の影響も大きく、興行は前作に比べて大きく落ちました。同時期公開のクリストファー・ノーラン監督の大作『TENET テネット』も同様にアメリカでは振るいませんでした。

タイトルワンダーウーマン 1984
原題Wonder Woman 1984
監督パティ・ジェンキンス
脚本パティ・ジェンキンス
ジェフ・ジョーンズ
デヴィッド・キャラハム
出演ガル・ガドット
クリス・パイン
クリステン・ウィグ
ペドロ・パスカル
ロビン・ライト
コニー・ニールセン
アムール・ワケド
クリストファー・ポラーハ
ナターシャ・ロスウェル
製作国アメリカ
製作年2020年
上映時間151分

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット

『ジャスティス・リーグ』公開時に娘の死を受けて降板したザック・スナイダー監督でしたが、2019年に退任する前の彼によるオリジナルのカットが存在することを明かしたことで、多くのファンが「スナイダー・カット」を求めるキャンペーンを行いました。

ワーナーは沈黙しましたが、結果的に2021年3月にワーナー傘下の「HBO Max」で公開することになりました。

120分から242分に拡大し、追加撮影と特殊効果など、約7000万ドルを要しました。ファンの声で映画スタジオが動く前例となった一方で、後のワーナー調査ではSNSで運動を後押ししたアカウントの約13%が偽物だったと報告しています。

タイトルジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット
原題Zack Snyder's Justice League
監督ザック・スナイダー
脚本クリス・テリオ
出演ベン・アフレック
ヘンリー・カヴィル
ガル・ガドット
エズラ・ミラー
ジェイソン・モモア
レイ・フィッシャー
エイミー・アダムス
ジェレミー・アイアンズ
ダイアン・レイン
コニー・ニールセン
リサ・ローベン・コングスリ
J・K・シモンズ
キアラン・ハインズ
アンバー・ハード
ジョー・モートン
ハリー・レニックス
キアシー・クレモンズ
ウィレム・デフォー
ジョー・マンガニエロ
ジャレッド・レト
製作国アメリカ
製作年2021年
上映時間242分

ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

政府職員のアマンダ・ウォラーは、犯罪者による特殊部隊タスクフォースX、通称「スーサイド・スクワッド」をナチス時代の研究所を破壊するミッションに送るが、リック・フラッグ大佐ハーレイ・クインを残して壊滅してしまう。

一方、ウォラーは別にブラッドスポートをリーダーとするチーム、ラットキャッチャー2ピースメイカーポルカドットマンキング・シャークらを用意していた。彼らは、研究所の行う「スターフィッシュ計画」を破壊するための壮絶な戦いに身を投じていく。

当初は2016年の『スーサイド・スクワッド』の監督デヴィッド・エアーが続投する予定でしたが、紆余曲折あり、最終的にジェームズ・ガンが監督を務めました。コロナ禍の影響で興行成績は振るいませんでしたが、HBO Maxでの配信はDCEUで最も再生された作品となりました。日本ではDCEU初のR指定作品となっています。

タイトルザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
原題The Suicide Squad
監督ジェームズ・ガン
脚本ジェームズ・ガン
出演マーゴット・ロビー
イドリス・エルバ
ジョン・シナ
ジョエル・キナマン
デヴィッド・ダストマルチャン
ダニエラ・メルシオール
スティーヴ・エイジー
シルヴェスター・スタローン
ヴィオラ・デイヴィス
ジェニファー・ホランド
アリシー・ブラガ
フアン・ディエゴ・ボト
ホアキン・コシオ
マイケル・ルーカー
ジェイ・コートニー
ショーン・ガン
タイカ・ワイティティ
ピーター・カパルディ
製作国アメリカ
製作年2021年
上映時間132分

ブラックアダム

ブラックアダム

エジプトの神々の力を授かり幽閉され、5000年の眠りから目覚めた破壊神ブラックアダム。彼の絶大なるパワーは、かつて息子の命と引き換えに授かった呪われた力だった。

ブラックアダムは息子の死の哀しみを復讐心に変え、現代の地球で暴れまわる。

監督は『エスター』『アンノウン』などで知られるジャウム・コレット=セラドウェイン・ジョンソンとは、ディズニー映画『ジャングルクルーズ』に続くタッグとなりました。劇中ではいくつかの凄惨なシーンがあり、当初はR指定されましたが、カットを加え、複数回の再審査を経てPG13となりました。

タイトルブラックアダム
原題Black Adam
監督ジャウム・コレット=セラ
脚本アダム・スティキエル
ロリー・ヘインズ
ソーラブ・ノシルヴァーニ
出演ドウェイン・ジョンソン
サラ・シャヒ
オルディス・ホッジ
ノア・センティネオ
クインテッサ・スウィンデル
マーワン・ケンザリ
ピアース・ブロスナン
製作国アメリカ
製作年2022年
上映時間125分

シャザム!〜神々の怒り〜

シャザム!〜神々の怒り〜

魔術師シャザムから神々の力を授けられたビリー・バットソンと義兄弟達は、フィラデルフィアの平和を守っていた。

ある日、魔力を取り戻したアトラスの娘達が、魔術師シャザムに奪われた神々の力を取り戻そうと地球へと来襲してくる。

2019年の『シャザム!』の続編で、監督のデヴィッド・F・サンドバーグやキャストのザッカリー・リーヴァイなども続投しています。

タイトルシャザム!〜神々の怒り〜
原題Shazam! Fury of the Gods
監督デヴィッド・F・サンドバーグ
脚本ヘンリー・ゲイデン
クリス・モーガン
出演ザッカリー・リーヴァイ
アッシャー・エンジェル
ジャック・ディラン・グレイザー
ジャイモン・フンスー
レイチェル・ゼグラー
ヘレン・ミレン
ルーシー・リュー
製作国アメリカ
製作年2023年
上映時間130分

ザ・フラッシュ

ザ・フラッシュ

2023年6月16日公開予定。

タイトルザ・フラッシュ
原題The Flash
監督アンディ・ムスキエティ
脚本クリスティーナ・ホドソン
出演エズラ・ミラー
サッシャ・カジェ
マイケル・シャノン
ロン・リビングストン
マリベル・ベルドゥ
キアシー・クレモンズ
アンチュ・トラウェ
マイケル・キートン
製作国アメリカ
製作年2023年
上映時間144分
ザ・フラッシュ
【ネタバレ感想・考察・解説】『ザ・フラッシュ』超高速男のゆっくりな娯楽作

続きを見る

ブルービートル (原題)

ブルービートル

2023年8月18日北米公開。

タイトルブルービートル
原題Blue Beetle
監督アンヘル・マヌエル・ソト
脚本ガレス・ダンネット=アルコセル
出演ショロ・マリデュエニャ
アドリアナ・バラッザ
ダミアン・アルカザール
エルピディア・カリロ
ブルーナ・マルケジーニ
ラオール・マックス・トルヒーヨ
スーザン・サランドン
ジョージ・ロペス
製作国アメリカ
製作年2023年
上映時間未定

アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム (原題)

2023年12月20日北米公開。

タイトルアクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム
原題Aquaman and the Lost Kingdom
監督ジェームズ・ワン
脚本デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリック
出演ジェイソン・モモア
アンバー・ハード
パトリック・ウィルソン
ドルフ・ラングレン
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
テムエラ・モリソン
ランドール・パーク
ヴィンセント・リーガン
製作国アメリカ
製作年2023年
上映時間未定

歴代のDCコミックが原作の映画(DCEUを除く)

以下では、DCEU以外のDCコミックスを原作とした映画を紹介。

公開年タイトル
1951スーパーマンと地底人間
1966バットマン(1966)
1978スーパーマン
1980スーパーマンII 冒険篇
1982怪人スワンプ・シング/影のヒーロー
1983スーパーマンIII 電子の要塞
1984スーパーガール
1987スーパーマン4 最強の敵
1989怪人スワンプシング
バットマン
1992バットマン リターンズ
1995バットマン・フォーエバー
1997バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲
スティール
2004キャットウーマン
2005コンスタンティン
バットマン ビギンズ
2006スーパーマン リターンズ
2008ダークナイト
2009ウォッチメン
2010ジョナ・ヘックス
2011グリーン・ランタン
2012ダークナイト・ライジング
2019ジョーカー
THE BATMAN ザ・バットマン
2024ジョーカー フォリアドゥ(原題)

歴代のDCコミックのインプリントが原作の映画

以下では、歴代のDCコミックのインプリントが原作の映画を紹介。

インプリントとは、出版業界において出版社が用いる商号のこと。大手出版社が中小規模の出版社を買収して傘下に収めつつ企業グループを形成し、合併や買収されされた出版社は名前をインプリントとして維持しつつ出版活動を続ける。

まめもやし

簡単に言えば、DCコミックス原作として、DC傘下の出版社から発表された作品ことです!

Vertigo Comics(ヴァーティゴ・コミックス)

Vertigo Comicsは、1993年にカレン・バーガー編集長のもと出版が開始されたDCコミックスのインプリント。DCの成人向けのラインから発展したもので、単に大人向けというだけではなく、より洗練されたライターやアーティストによって、作品が作り出された。『サンドマン』や『ヘルブレイザー』など、いくつかのDCメインランからヴァーティゴに移籍しました。

公開年タイトル
2006Vフォー・ヴェンデッタ
2007スターダスト(2007)
2010ルーザーズ
2019ザ・キッチン

Paradox Press(パラドックス・プレス)

Paradox Pressは、1993年にDCコミックスの一部門としてアンドリュー・ヘルファーとブロンウィン・カールトンが最初の編集長を務めて設立されました。スーパーヒーローのジャンルではなく、DCの「成熟した読者」ラインであるVertigo comicsのファンタジーやSFの要素に欠けるグラフィックノベルを出版するために設計されました。

公開年タイトル
2002ロード・トゥ・パーディション
2005ヒストリー・オブ・バイオレンス

WildStorm(ワイルドストーム)

WildStormは、元々は韓国系アメリカ人のジム・リーが「Aegis Entertainment」という名前で設立した独立会社で、その後、ほかのクリエイターによって拡張され、1999年にDC Comicsのインプリントとなりました。名前はジム・リーの手掛けた『WildC.A.T.S.』と『Stormwatch』に由来しています。

公開年タイトル
2003リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
2010RED/レッド
2013REDリターンズ

TVシリーズでは、2019年にプライムビデオで公開された『The Boys/ザ・ボーイズ』もワイルドストームで最初に出版されました。

\記事が良ければシェアしていただければ幸いです/

-映画シリーズ
-