Amazonオリジナルドラマとして最高の評価と視聴率を記録した『ザ・ボーイズ』。
アメコミ原作でヒーローが登場しますが、『アベンジャーズ』とはまったく毛色が違う内容。
本作のテーマはアンチ・ヒーロー。
本記事では、『ザ・ボーイズ』シーズン2第1話「新たな敵」のネタバレ感想を紹介します。
『ザ・ボーイズ』シーズン1を振り返りたい方はこちらをどうぞ。

『ザ・ボーイズ』シーズン2のキャスト
まずは、エピソードを分かりやすくするために主な登場人物たちを紹介します。
出典:https://www.imdb.com/
- ブッチャー
- ヒューイ
- マザーズ・ミルク
- フレンチー
- キミコ
ブッチャー(カール・アーバン)
出典:https://www.imdb.com/
元CIAの工作員で、ザ・ボーイズのリーダー。
ホームランダーに殺されたと思っていた妻のベッカは生きていて、ホームランダーとの間に子どもを産んでいた。
ヒューイ(ジャック・クエイド)
出典:https://www.imdb.com/
恋人のロビンをAトレインに殺され、示談金による和解を求めたヴォートと謝罪しないAトレインに憤慨する中、ブッチャーに誘われたことでザ・ボーイズの一員となる。
内気だった性格がときには暴走的にもなり、セブンのメンバー、トランスルーセントを爆殺する。
ちなみに、ヒューイ役のジャック・クエイドは俳優のメグ・ライアンとデニス・クエイドの息子。
マザーズ・ミルク(ラズ・アロンソ)
出典:https://www.imdb.com/
以前、ザ・ボーイズのメンバーだったが、ブッチャーの頼みで再び加入する。見た目はイカツイものの中身は一番優しい心をもっている。あだ名はMM。
ザ・ボーイズに復帰したことで、家族を危険にさらし、CIAに家族を匿ってもらうことになる
フレンチー(トメル・カポン)
出典:https://www.imdb.com/
MMと同じく、過去にザ・ボーイズのメンバーで、ブッチャーに頼まれて復帰した元殺し屋。
麻薬や武器商人など、犯罪組織との繋がりがあるため情報屋でもある。
キミコに助けられたことで、彼女に思いをよせることになる。
キミコ(福原かれん)
出典:https://www.imdb.com/
地下で監禁されていたところをザ・ボーイズに助けられたことでメンバーの一員になる。
超人的な怪力と回復力をもっている。
幼少期にヴォートの作り出したコンパウンドVを投与されたことで超人となった。
出典:https://www.imdb.com/
- ホームランダー
- スターライト
- クイーン・メイヴ
- Aトレイン
- ブラックノワール
- ディープ
- ストームフロント
ホームランダー(アントニー・スター)
出典:https://www.imdb.com/
セブンのリーダーであり、最強で最恐のヒーロー。
愛国者のヒーローとして世間から絶大な人気を得ているが、実際は冷徹な人間。
気に入らないことがあると力でねじ伏せたり、変態的な一面を持っている。
研究所で育てられたことで、親の愛情を知らないため、異常な執着心を持っている。
心の支えでもあったヴォート社の副社長であるマデリンが自分にウソをついていたことで、彼女を殺してしまう。
ブッチャーの妻ベッカをレイプし、彼女との間に子どもをもうけていた。
スターライト(エリン・モリアーティ)
出典:https://www.imdb.com/
憧れていたザ・セブンへ加入することができた新米ヒーロー。
電力を操ることができ、強力な衝撃波などを繰り出す脳力をもっている。
善良な心を持っているが、憧れていたセブンでは、ディープからのセクハラ苦しむ。
その後、セクハラを世間に公表しディープをセブンから脱退させる。
悩んでいたころにヒューイと出会い、恋に落ちるが、ヒューイが自分を利用していることが分かり別れてしまう。
クイーン・メイヴ(ドミニク・マケリゴット)
出典:https://www.imdb.com/
アマゾネス風の出で立ちの白人ヒーロー。
大型トラックに直撃されてもまったく怪我しないほどの強靭な体をもっている。
かつてはスターライトのような正義感をもっていたが、次第にヴォートに染まってしまう。
スターライトをかばうような一面もありつつ、ホームランダーの無慈悲な行動に従うしかない関係。
旧友のエレナとは友達以上の関係がある。
Aトレイン
出典:https://www.imdb.com/
地上最速の能力をもつヒーロー。
ヒーローへの固執が人一倍強く、能力を高めようとコンパウンドVを乱用したことで薬物中毒となる。
中毒が原因となり、恋人のポップクロウまでも殺害し、自身は心臓発作により倒れてしまう。
ブラックノワール
出典:https://www.imdb.com/
全身を真っ黒なスーツに身を包み、ほとんど発言もしない寡黙なヒーロー。
ナイフを駆使して戦う事が多く、正体については謎に包まれているが、ホームランダーには唯一褒められている。
正体は不明だが、キミコを圧倒するほどの高い戦闘能力を持っている。
また、子どもに対しては優しい一面も持ち合わせている。
ディープ(チェイス・クロフォード)
出典:https://www.imdb.com/
7つの海を支配する自称セブンの2番手を名乗るヒーロー。
自身の腹部にはエラがあり、水中での呼吸も可能。
セブンに加入したスターライトにセクハラをしたことが世間に公表され、謝罪と共にセブンから脱退し、社会的地位を失うことになる。
ストームフロント(アヤ・キャッシュ)
出典:https://www.imdb.com/
シーズン1で脱却したトランスルーセントに代わり、シーズン2からセブンに加入したヒーロー。
ホームランダーに並ぶような強靭なスピードや、雷を操る能力をもっている。
- エドガー
- マデリン
- アシュリー
エドガー
出典:https://www.imdb.com/
ヴォート社の社長。
マデリン
出典:https://www.imdb.com/
ヴォート社の副社長。
ホームランダーのマネージャーも担当している。テディという赤ちゃんが
ホームランダーに子どもの存在を隠していたことがバレて、彼に殺されてしまう。
アシュリー
出典:https://www.imdb.com/
ヴォート社の広報担当であり、スターライトの指導係を勤める。
ヒーローのメディア活動などをサポートしていて、シーズン2では副社長の座に就任する。
- マロリー
- スーザン
マロリー
出典:https://www.imdb.com/
ザ・ボーイズの創設者であり、元CIAの副長官。
妻を失い落ち込んでいるブッチャーをザ・ボーイズに勧誘したが、ある事件で孫が焼き殺されてしまい、第一線から退いていた。
スーザン
出典:https://www.imdb.com/
CIAの副長官であり、ブッチャーの元同僚。
ブッチャーの境遇を理解してザ・ボーイズの活動をサポートするが、ヴォート社の脅威に及び腰になる一面もある。
【ネタバレあらすじ】『ザ・ボーイズ』シーズン2第1話「新たな敵」
出典:Amazon Prime Video
追悼会
シリアにて、ブラックノワールが敵を殺しまくり、スーパーテロリストのエル・ディアブロの殺害も完了する。
トランスルーセントの追悼会に参加するホームランダーとスターライト。
ホームランダーはブラックノワールによるテロリストの抹殺を報告し、仲間の死を悼む様子を見せる。
その中継をディープはヤケ酒をして不満を漏らしていた。
ホームランダーとスターライトがインタビューに答えているところをヒューイはスマホの画面で見ていた。
再会する2人
指名手配犯となったヒューイとヒーローであるスターライトは互いに注意しながら地下鉄で落ち合う。
ヒューイはヴォート社の人間の資料を手渡し、何かをお願いする。
指名手配
ディープは遊園地の水遊び場で奇行をして逮捕されるが、イーグルという男の計らいで釈放される。
マデリン殺害の容疑をかけれれ、ボーイズたちは指名手配されていた。
ヒューイはコンパウンドVを手に入れて公表することで、ヴォート社に対抗しようと話すも、マザーズミルクやフレンチーは納得しない様子。
後任
出典:Amazon Prime Video
ホームランダーは冷蔵庫にあったミルクに目から光線をかけ、舐めるようにして飲む。
そこにアシュリーがやってきて、トランスルーセントの後任を紹介すると話す。
紹介された男は目は見えないが、聴覚が優れていてそれにより高い身体能力を持っていた。
しかしホームランダーは彼の両耳を攻撃し、「役立たずだ」と言い放ち、「誰がザ・セブンに入るかは自分で決める」とアシュリーを叱りつける。
そしてアシュリーに上層部を見張り、逐一報告するように指示するのだった。
モーテルの男
スターライトはヒューイに渡された資料の男をモーテルで見張っている。
男は自分の腕を切断させ、カネを受け取っていて、その映像をスターライトはカメラに収める。
密輸
アジトに負傷した男が箱ばれてくる。
フレンチーが密輸している現場へ向かうと、港で船が座礁していることが分かる。
監視カメラ見ると、密輸船にてスーパーテロリストが密輸されていたことが分かるのだった。
カウンセリング
イーグルにキャロルという女性を紹介されるディープ。
過去にイーグルがキャロルに救われたことで、ディープにも彼女に悩みの相談を勧める。
キャロルは自分を教師だといい、ディープの自尊心や飲酒を打ち明けるように諭すものの、断るディープ。
しかし、彼女が「セブンに戻れる」と話すと立ち止まるのだった。
ヒューイの居場所
キミコは港で拾った紙をフレンチーに見せ、「BOY」というメッセージで伝えるが理解されない。
スーパーテロリストの件をどうするか話し合うヒューイたち3人。
ヒューイはアニー(スターライト)を呼ぼうというが、マザーズミルクはヒューイが彼女と連絡を取り合っていることに怒る。
その後、ヒューイは自分の居場所がここだけだという覚悟をみせ、CIA副長官レイナーを助けることで、家族とまた会えるかもしれないと話して説得する。
ゲッコーへの依頼
スターライトはゲッコーに接触する。
ヴォート社の研究所で実験台として働いている彼にコンパウンドVを盗むようにお願いするが、断れてしまう。
そこで、隠し撮りしたモーテルでの映像を見せて脅し、依頼するのだった。
ストームフロント
出典:Amazon Prime Video
ホームランダーとメイヴのもとにトランスルーセントの後任としてストームフロントという女性がインスタライブをしながらやってくる。
彼女はヴォート社の社長エドガーに言われてきたと話すのだった。
CIA副長官
CIA副長官レイナーに接触するボーイズ。
彼女にスーパーテロリストの情報を差し出すと、ヴォート社の内部でクーデターが起きていると話すレイナー。
黒幕の存在を話していた瞬間、レイナーの頭が吹き飛んでしまう。
スーパーテロリストの犯行だと思い、一目散に逃げ出していくボーイズ。
ヒーローと製薬会社
ホームランダーはヴォート社社長、エドガーの元へ訪れる。
ストームフロントを勝手にセブンに入れたことに不満を漏らすが、エドガーは気にしていない様子だ。
ホームランダーは自分こそがヴォート社であり、辞めてもいいと掛け合うが、エドガーはヴォート社はあくまでも製薬会社であり、ヒーロー会社ではないと言い放つ。
帰還
アジトに戻ったボーイズ。そんな中、ヒューイのもとにスターライトから連絡が入り、近日中にコンパウンドVが手に入ると報告を受ける。
告発に前のめりなスターライトに対して落ち着いてやりたいと話すヒューイ。
そんな中、アジトにブッチャーが帰ってくるのだった…。
【ネタバレ感想】シーズン2もクレイジー!
Amazonオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』のシーズン2が始まりましたね。
相変わらずクレイジーな内容でした!
- 新たな「ザ・セブン」にストームフロントが加入?
- CIA副長官レイナーが爆死
- ヴォート社社長エドガーの登場
第1話のポイントとしては上記の通り。
シーズン1のラストではブッチャーがホームランダーに連れられベッカと息子の姿を見せつけられた場面で終わりましたが、その後のシーンについてはまだ明かされていません。
1話のラストにブッチャーが戻ってきたので、これから楽しくなりそうです。
相変わらずホームランダーは鬼畜っぷりが抜群で、今回もミルクを飲むだけでもいい意味でキモすぎて最高でした。
また、新しく「ザ・セブン」にストームフロントが加入しましたね。
彼女はフワちゃん的なノリでホームランダーに接触しますが、今後どうかき乱していくのかが気になるところ。
そして、ヴォート社の社長、エドガーが中々に強キャラ臭が漂っています。
『ブレイキング・バッド』の麻薬王ガス・フリングや『マンダロリアン』で帝国軍の残党モフ・ギデオンを演じたジャンカルロ・エスポジートが演じているので、これはホームランダー以上の存在として今後が楽しみです。
下のリンクから30日間の無料体験を利用して『ザ・ボーイズ』が無料で視聴できます。
※30日間以内に解約で完全無料です
人気記事【裏技】U-NEXTの31日間無料トライアルを2回目3回目と利用する方法
人気記事アメコミが原作のドラマ『ザ・ボーイズ』のキャストと感想まとめ