もうすぐ死にます

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韓国ドラマ

韓国ドラマ『もうすぐ死にます』全話ネタバレ感想・考察・あらすじ解説|ウェブトゥーン原作の転生ドラマ

今回ご紹介するドラマは『もうすぐ死にます』です。

ソ・イングク&パク・ソダム主演、大人気ウェブトゥーンが原作、自殺した主人公が地獄行きを前に12回の死と生を経験することになる転生ドラマ。

本記事では、ネタバレありで『もうすぐ死にます』を観た感想・考察、あらすじを解説。

まめもやし

センシティブなテーマと過激な描写もありますが、観る価値のあるドラマでした!

『もうすぐ死にます』はAmazonプライムビデオで2023年12月15日にパート1(最初の4話)が配信、2024年1月5日にパート2(残りの4話)が配信されました。

配信サイト配信状況
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注意ポイント

ドラマ『もうすぐ死にます』は、自殺やいじめ、虐待やグロテスクな描写が含まれています。鑑賞には十分注意してくだい。

『もうすぐ死にます』作品情報・予告・配信・評価・原作

もうすぐ死にます

5段階評価

あらすじ

7年間も苦しい就活の日々を送るイジェは、ついに死ぬことを選んだが… その先に思わぬものが待ち受けていた。

作品情報

タイトルもうすぐ死にます
原題
英題
이재, 곧 죽습니다
Deaths Game
原作イ・ウォンシク
グルチャン
監督ハ・ビョンフン
脚本ハ・ビョンフン
出演ソ・イングク
パク・ソダム
キム・ジフン
音楽パク・ソンイル
製作国韓国
製作年2023年
話数全8話

ポイント

  • ソ・イングクとパク・ソダムが主演
  • 大人気ウェブトゥーンが原作

Amazonプライムで視聴する

『もうすぐ死にます』キャスト・キャラクター解説

主要キャラクター

キャラクター役名/キャスト/役柄
チェ・イジェ(ソ・イングク)チェ・イジェ(ソ・イングク)
就活失敗を7年間繰り返し、人生に絶望した主人公。
“死”(パク・ソダム)“死”(パク・ソダム)
イジェが地獄に行く前に、12回の死と生を宣告する。
イ・ジス(コ・ユンジョン)イ・ジス(コ・ユンジョン)
イジェの恋人で大学生の頃から付き合っている小説家。
イジェの母(キム・ミギョン)イジェの母(キム・ミギョン)
イジェの母親。イジェの幼い頃に夫を亡くし、以降1人でイジェを支えてきた。
パク・テウ(キム・ジフン)パク・テウ(キム・ジフン)
テカングループの長男でCEO。

『オオカミ狩り』で極悪非道な犯罪者を演じ、多彩な役柄をこなすソ・イングクが、主人公の7年間就職に失敗し続け、人生の目的を見失ったチェ・イジェ役を演じました。一方、『パラサイト 半地下の家族』で半地下生活を送るキム家の長女・ギジョン役を演じて注目を集めたパク・ソダムは、ミステリアスな「死」の役を担当し、甲状腺乳頭がんの手術後の復帰作となりました。

2023年の『ムービング』で大ブレイクを果たしたコ・ユンジョンも主要キャストの一人で参加。さらに『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』でデンバー役を演じてブレイクしたキム・ジフンが、ドラマオリジナルキャストとしてインパクトのある役柄で共演。

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イジェの転生するキャラクター

キャラクター役名/キャスト/役柄
パク・ジンテ(チェ・シウォン)パク・ジンテ(チェ・シウォン)
テカングループの次男で跡取り。33歳。
ソン・ジェソプ(ソンフン)ソン・ジェソプ(ソンフン)
エクストリーム・スポーツのアスリート。38歳。
クォン・ヒョクス(キム・ガンフン)クォン・ヒョクス(キム・ガンフン)
学校でいじめられている高校生。17歳。
イ・ジュフン(チャン・スンジョ)イ・ジュフン(チャン・スンジョ)
裏社会を牛耳る秘密組織のフィクサー。35歳。
チョ・テサン(イ・ジェウク)チョ・テサン(イ・ジェウク)
格闘家を夢見る21歳。借金返済のために罪を被り投獄された。
チャン・ゴヌ(イ・ドヒョン)チャン・ゴヌ(イ・ドヒョン)
子供の頃から容姿に恵まれ、特に目標もなくモデルをしている24歳。
チョン・ギュチョル(キム・ジェウク)チョン・ギュチョル(キム・ジェウク)
平凡な家庭に生まれた34歳の画家。
アン・ジヒョン(オ・ジョンセ)アン・ジヒョン(オ・ジョンセ)
父親のような優秀な警察官になりたかった42歳の刑事。

イジェの魂が宿る人間たちを演じるのは、各ドラマで主役級を演じてきた俳優たち。

『還魂』とその続編『還魂:光と影』で親友役を演じたイ・ジェウクユ・インス、SUPER JUNIORのシウォン、ソンフン、子役のキム・ガンフン、チャン・スンジョ、イ・ドヒョン、キム・ジェウク、オ・ジョンセ、ナム・ギョンウプなど、豪華なキャストがイジェが転生する人物を演じています。

ムービング
韓国ドラマ『ムービング』全話ネタバレあらすじ・感想・考察・キャスト解説

ネタバレあり

以下では、ドラマの結末に関するネタバレに触れています。注意の上、お読みください。

第1話「死」

『もうすぐ死にます』第1話
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混乱と後悔

第1話は、主人公チェ・イジェが暗い部屋でパニックに陥り、自らの選択を後悔するシーンから始まる。彼は突然、黒い衣服の女性に射殺される幻覚を見る。女性はイジェが「私が会いに行く前に私に会いに来た罪だ」と言い放つ。イジェは、潔く死ぬことを望んでいたと言いながら目を覚ます。

過去のフラッシュバック

物語はイジェの7年前の過去へとフラッシュバックする。就活生の彼は一流企業テカングループの面接に向かい、恋人のイ・ジスと電話で話していた。

イジェは面接に向かう途中、目の前で交通事故に巻き込まれた男性の死の瞬間を目撃する。この出来事が彼の人生に深い傷を残し、面接に失敗し、彼は多くのアルバイトを掛け持ちする生活を余儀なくされた。

それから7年後、イジェは再びテカンの最終面接のチャンスまで漕ぎ着く。面接は手応えを感じた一方で、友人の投資詐欺に巻き込まれ、全財産を失ってしまう。

絶望と新たな始まり

自暴自棄になっていたイジェは、裕福な家庭のジスにとって自分が重荷であると考え、別れを切り出す。雨に打たれながら家に帰ると、家に鍵がかけられており、家の貸主が荷物を外に追いやり、翌日までの退出を要求する張り紙が残されていた。

雨の中、外で一夜を過ごしたイジェにテカンから最終面接に落ちたメールが入る。イジェは生きることに絶望し、自殺を決意してビルの屋上に立つ。彼は7年前に自分の目の前で轢き殺された男性を恨みながら、スマホにかかってきた母親からの電話を無視して飛び降り自殺する。

イジェが目を覚ますと、プライベートジェットの中にいることに気づく。彼は別の人間の姿になっており、自らを「死」だと言う女性と対面する。死はイジェが自ら死に会いに来たことを罪だと言い、その罰として12回死ぬことになると告げる。死はイジェに、死を目前に控えた12人の異なる肉体に魂を移し、生き残ることができればその身体で一生を終えることができると伝える。

新たな挑戦と死のゲーム

イジェは自分がテカングループの後継者であるパク・ジンテという男になっていることを知り、ずっと働きたかった会社のCEOとして新たな人生を歩もうと決意するが、乗っていた飛行機のエンジンが爆発し、死を迎える。

再び死と対面すると、彼女は残り11人だと告げ、最後まで生き残ることができなければ地獄行きだと明かす。

次にイジェは高度8,000メートルから身一つで落下する男に魂が入り込んでいた。彼はソン・ジェソプというエクストリーム・スポーツのアスリートだった。彼はテレビの生放送で地上のネットめがけてパラシュートなしのスカイダイビングに挑戦していた。

イジェは次こそは生き延びようと、地上のネットめがけて落下していくが、地面に激突して死亡する。

第2話「地獄に落ちる理由」

『もうすぐ死にます』第2話
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地獄に落ちる理由

第2話は、2人の死体(うち一人は女性)が置かれた事故現場から始まる。現場にはイジェの写真が落ちているのが発見される。

イジェは死と再び対面する。死は彼に自分の罪を知り、罰を受けなければ地獄行きだと伝えて引き金を引く。

第三の人生:高校生クォン・ヒョクス

イジェは第三の人生で高校生クォン・ヒョクスの体に目覚める。ヒョクスは幼い頃に父親を亡くし、シングルマザーの苦しい家庭環境の中で育ち、学校ではいじめっ子のイ・ジンサンらにいじめられていた。

イジェはヒョクスの身体を通じて学校でのいじめと戦うことを決意する。イジェはイ・ジンサンと対峙し、彼に立ち向かうことでヒョクスの学校生活を改善しようとするが、ジンサンの取り巻きで体の大きいナ・テソクに力負けしてしまう。

ヒョクスの家庭とジンサンとの対決

イジェはヒョクスの家に戻り、母親との食事を通じて自身の過去を振り返り、後悔の念に駆られるが、今直面している問題に向き合うことを決意する。

イジェはジンサンよりも強いはずのテソクが彼に従う理由を尋ねる。するとジンサンが上級生の不良キム・ソンヒョプの後ろ盾があることを知る。

イジェはジンサンを煽り、彼の前にソンヒョプらを連れてジンサンが現れる。しかし、ソンヒョプは見るからに弱いヒョクスすら相手にできずに自分に頼ったジンサンを切り捨てる。イジェの作戦は成功し、ジンサンは学校での支配力を失う。

新たな挑戦と死の予告

イジェはヒョクスとしての人生を立て直そうと決意するが、背後からジンサンに襲われて殺されてしまう。イジェは再び死と対面し、彼女はイジェの選択がヒョクスの死につながったことを指摘し、苦しみはどんどん重くなると告げる。

イジェが次に転生した肉体は35歳のフィクサー、イ・ジュフン。彼は裏社会の秘密組織の一員で、世界中に顧客を抱えている。彼らの仕事内容は、殺人を含むあらゆる手段を使ってクライアントの問題を解決することだった。

ジュフンはある女性を助けて組織から100億の金を盗み、安全な場所に隠して女性と落ち合う約束をしていたが、その途中で組織に掴まり、拷問を受けそうになっていた。イジェはジュフンの能力を利用して逃亡し、複数の暗殺者らの追手が迫るが、まるでアクション映画ワンシーンのように逃げ出していく。

第3話「死は何も奪えない」

『もうすぐ死にます』第3話
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ミステリアスな事件現場とイ・ジュフンの逃走

第3話は、警察が2人の遺体を運び出す謎めいた事故現場から始まる。イ・ジュフンは驚異的なバイクの運転能力を発揮し、多数の殺し屋からの追跡をかいくぐる。

ジュフンはショッピングモールの屋上に追い詰められると、屋上からのバイクで隣の建物のプールに飛び移り、奇跡的に生き延びて逃げ切る。

イ・ジュフンの計画と死の再会

イジェはジュフンの記憶を辿り、彼が助けた女性に会いに行くが、彼女に隠した金の場所を尋ねられて、それを明かした瞬間、裏切られて射殺される。

イジェは再び死と再会する。イジェは本当の金の隠し場所を知っているのは自分だけであり、次の人生で金を手にして生き延びる計画を立てるが、死はその計画を笑いながら次の人生へと送る。

新しい身体と刑務所での対決

イジェは次に、少年院の囚人チョ・テサンの体に入っていた。彼は4日後に釈放されることを知るが、同じ雑居房にはサイコパスとして他の囚人たちに恐れられていたイ・ジンサンがいた。

イジェは格闘家を目指すテサンが母親の借金返済のために轢き逃げの罪をかぶり、出所後に夢を叶えようとしていたことを知る。しかし不運にも裁判中に被害者が死亡し、懲役2年の罪を受けたのだった。

イジェはジンサンがサイコパス殺人鬼と人格を偽っていることを明らかにし、彼を殺そうとするが、懲らしめて刑務所の中でヒョクスを殺した罪を償わせようと決める。

テサンの死と死との対話

イジェはテサンとしての刑期を終えて出所する。少年院を出ると、隠し場所から100億の金を見つけ出して手に入れる。イジェは金を半分に分け、半分をロッカーに預け、もう半分を母親に渡すことに決める。

刑務所を出てから、轢き逃げで娘を失った父親がテサンの後を尾行していた。彼は路地裏でテサンに襲いかかり、刃物で刺される。イジェはテサンが轢き逃げ犯ではないことを伝えて謝罪すると、父親は現場を逃げ出していく。

するとその後、少年院で同部屋だったキム・ジヨンが駆けつける。テサンは安堵して彼に助けを求めるが、ジヨンは少年院のときからテサンの命を狙い、その対価として金を手にしようとしていた人物だった。テサンは母親からの着信が届く中、ジヨンにメッタ刺しにされて殺される。

イジェは死との対話で、被害者のことを忘れていたことを振り返り、次の人生に準備する。死はイジェを遺族の悲しみなど気にも留めない自己中心的な人物だと言い放ち、次の人生に送る。イジェの新しい体は幼児の姿だった。

第4話「死を恐れる理由」

『もうすぐ死にます』第4話
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悲劇的な家庭環境

第4話は、謎の事件現場から始まり、レストランでひとり泣いている赤ん坊のイジェのところへ移る。赤ん坊の母親は、他の客に迷惑をかけたことを詫びるが、車の中に入ると赤ん坊に対して怒りを爆発させる。

帰宅すると、一見優しそうに見える父親も賞味期限切れの離乳食を与え、イジェは赤ん坊の劣悪な家庭環境を目の当たりにする。

児童虐待と赤子の死

そんな中、警察官と児童保護施設の職員が児童虐待の可能性を通報されたことで家を訪れる。しかし、赤ん坊の父親が児童福祉士を名乗り、名刺を渡すと2人は立ち去っていく。

その後、怒った母親は赤ん坊を枕で絞め殺し、イジェの赤ん坊としての短い生涯が終わる。イジェは赤ん坊の悲運を嘆くが、死はイジェに対し「あの赤ん坊はお前が軽んじた生死すら選べなかった」と告げる。

新しい身体と新たな人生

次にイジェはチャン・ゴヌという目標のない裕福なモデルの身体に乗り移っていた。彼はロッカーに預けた金を回収し、友人に誘われたパーティに参加する。パーティの主催者はテカングループのCEOパク・テウだった。イジェは彼に見覚えがあると感じていた。

過去の恋人との再会と悲劇

イジェはゴヌの兄が経営するカフェを手伝っていると、別れた恋人イ・ジスと再会する。ジスは小説家としてデビューしており、その小説はイジェとジスの過去を描いたものであることを知る。

イジェは自分の体験した死の転生を小説のアイデアとして提案し、ゴヌの姿でジスとの関係を深めていく。ある時、イジェは自分の墓参りをするジスの姿を見た後、母親と偶然再会する。母が自分の死を悲しむ姿を目の当たりにしたイジェは、母の自宅に大金を置いていく。

その後、ゴヌはジスに今まで話してきた転生の話がチェ・イジェのことであり、自分の正体がイジェであることを告白する。ジスは不可能な状況にも理解しようと努めていたが、そんな2人に赤いフェラーリが突っ込み、ジスは即死する。瀕死のゴヌの前に、フェラーリからテカンのCEOパク・テウが現れる。彼はゴヌが辛うじて息をしている事に気づき、口をふさいで殺す。

死と再会したイジェは、ジスを殺された怒りに震え、パク・テウを殺すことを誓う。イジェはその状況をあざ笑う死に怒りをぶつけ、銃を奪い、死に向かって引き金を引く。

第5話「死の監獄を破り 死と戦うことは不可能だ」

『もうすぐ死にます』第5話
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返り血のアート

第5話は、ある動画配信者がレイプ犯に制裁を加える様子を撮影している場面から始まる。動画配信者は後からやってきた見知らぬ男に暴行され、レイプ犯は彼に助けられる。

しかし、その男はレイプ犯を助けたのではなく、彼を拘束して自分のアトリエに運び、体を切り刻み、返り血を利用してアート作品を作り上げることが目的だった。

死との対峙と復讐の決意

イジェはパク・テウへの復讐を誓い、あざ笑う死に引き金を引くが、死は不死であるため殺すことはできない。イジェはジスの死が自分への罰として仕組まれたものだと訴えるが、死はジスは死ぬ運命だったと説明する。

死は誰かを殺そうとすれば介入すると伝えるが、イジェはテウを早く殺したい気持ちに駆られていた。

殺人芸術家チョン・ギュチョル

イジェは次にチョン・ギュチョルの身体に乗り移る。ギュチョルは34歳で、才能を認められなかったサイコパスの芸術家だった。

ある時、彼は人の死の瞬間を芸術作品としてキャンバスに描き写したことで評価される。それから彼は人を殺してアート作品にし、彼の作品は高値売り買いされるようになった。ギュチョルは医師に余命1ヶ月を宣告され、病に侵されていたが、イジェは彼の身体を利用してテウを殺す計画を立てる。

サイコパス同士の対決

テカングループのCEOパク・テウは、幼い頃から殺人衝動があるサイコパスであり、その衝動を抑えるために薬物中毒になっていた。ある時、ハイになっていたテウはスピード違反で2人の刑事に切符を切られるが、その内の一人がテウの様子を疑い、検査しようとする。

するとテウは警察長官に電話して刑事の態度を指摘して謝罪させ、刑事を暴行する。もう一人の刑事は権力に屈してテウを止められず、テウは治療費だと言い、金をバラ撒いて去っていく。

その後、テウがギュチョルの作品を買いたいという話を聞き、イジェは展示会でテウと対面する。彼はテウの住所を聞き出し、彼の自宅前で襲撃し、気を失わせて自分のアトリエへ運び込む。

イジェはテウを拷問して痛め付けるようとするが、気を失って倒れてしまう。状況は一変し、イジェはテウに捕らえられてしまう。テウは自分の過去の殺人について語り始め、チェーンソーでギュチョルの体を解体し始める。

イジェは死と再会するが、狂気に満ちた笑いを浮かべる。彼はわざとテウの前で気を失ったふりをして捕らえられたと明かす。アトリエには隠しカメラが仕掛けられており、テウがギュチョルを殺す場面が記録されていた。

第6話「記憶」

『もうすぐ死にます』第6話
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屠殺台での対決

第6話は、足を切断されたギュチョルに勝ち誇るテウの姿から始まる。イジェはテウの兄パク・ジンテの記憶を利用し、テウが幼い頃に殺しかけた家政婦の赤子のことを明かし、テウを動揺させる。

復讐の誓い

死はイジェが意図的に自分を殺させたことを悟る。イジェは金持ちは罰を免れることをに反発し、テウに罪を償わせると言い、死の決めたルールの中で勝利すると宣言するが、死は「死は思い通りにはならない」と警告する。

新たな身体、新たな使命

イジェの次の身体は、テウが暴行した刑事を見守るだけだった相棒のアン・ジヒョンだった。42歳のジヒョンは幼い頃に警察官の父親を殉職で亡くし、父に憧れて刑事になるが、病気の母親は息子に命だけは守ることを伝える。

ジヒョンは母との誓いで危険を侵さない人間となり、同僚から軽蔑され、弱虫で哀れな刑事と見なされていた。

イジェは刑事のジヒョンとして、テウを追い詰めることを決意する。彼は偶然、自分を殺したキム・ジヨンと遭遇し、群衆の前で彼の犯罪を自白させて華麗に逮捕する。その様子がSNSで拡散され、一夜にしてジヒョンは有名になった。

テウとの激闘

その後、ジヒョンはギュチョルのアトリエへ向かい、連続殺人事件の犯人であるギュチョルの悪事を暴き、隠しカメラのデータを回収する。その様子をみた相棒は不審がり、目的を尋ねると、イジェは金で動く警察の上層部を信用せず、マスコミにタレ込み、生放送でテウのギュチョル殺害の証拠を流すことが目的だと明かす。

その後、イジェは母親が警察の取り調べを受けている姿を目撃する。母は自分の残した大金を受け取らなかったのだ。イジェは死後も自分は正しいことができていないことを痛感する。

イジェはテウの悪事を生放送で確認しようとするが、放送はテウがギュチョル殺害を自白して出頭する中継に変わっていた。イジェが渡したデータは、テウの都合良く切り取られており、テウは連続殺人犯のギュチョルに捕まり、殺さざるを得なかったことを訴え、人々に受け入れられる。その後、ジヒョンはテウの命令で拉致され、テウはアメリカ出張から戻るまで監禁しておくように部下に命じる。

しかし、これらはイジェの計画通りだった。イジェはこれまで転生した人物の記憶を駆使してテウの乗る飛行機に同乗し、彼の薬物を睡眠薬にすり替え、爆弾を仕掛けていた。イジェはテウに生き残るチャンスを与え、飛行機からパラシュートで地上に降り着いたところを車で跳ね飛ばす。

イジェはテウの口を塞いで殺そうとするが、ポケットから落ちたジスの万年筆を目にして手を離す。しかし、風が吹き、パラシュートに繋がったテウは対向車線のトラックに轢かれる。

第7話「チャンス」

『もうすぐ死にます』第7話
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罪を償え

第7話は、ジヒョンがテウの自動車事故の罪を被った同乗者の男と面会するシーンから始まる。ドライブレコーダーのメモリーを現場から回収していたジヒョンは、無実が証明できると男に伝えるが、ジヒョンは目の前でメモリーカードを破壊し、一生刑務所で罪を償えと言い放ち、去っていく。

テウの末路

テウは事故によって足を失い、植物状態になっていた。イジェはテウの病室を訪問し、生きて罪を償うように伝える。その後のイジェはジヒョンとしての生活を送り、相棒と共に複数の事件を解決し、他の警察官たちから尊敬されるようになっていた。

しかし、ある日の事件で、自分の盾となった相棒が怪我を負い、病室で相棒の妻と娘が心配する姿を目撃する。イジェは父親に怪我をしてほしくないと語る娘に、自分が相棒を守ると誓う。

お前は誰だ

その後、ジヒョンと相棒はまた別の容疑者を追い詰めるが、抵抗した容疑者が銃を取り出して発砲する。相棒の足と自分の腕を撃たれ、イジェは相棒の娘との約束を思い出し、自分を犠牲にして相棒を救う。

イジェは死と再会すると自分の行動に後悔していないと主張するが、死はイジェに「お前は誰だ」と問いかけ、イジェを射殺し、来世に送る。

ホームレスとしての転生

次にイジェはホームレスとして目覚める。ジヒョンが殉職したことを報道で知り、彼の葬儀に参列する。葬儀ではジヒョンの相棒や娘が泣いている姿を目の当たりにする。

イジェはホームレスの姿で相棒を慰めようとするが、相棒に「お前は誰だ」と言われると、転生を繰り返したことで自分が何者かわからなくなっていた。宿ったホームレスの記憶がイジェのもとに送り届けられるが、イジェはもう誰かの人生に転生するのは嫌だと逃げるが、つまづいて階段から転落死する。

再び死と出会い、自暴自棄になったイジェは早く来世に送るように要求するが、死は「さらなる苦しみが待っている」と言い放ち、引き金を引く。

死は、イジェが面接の日に目の前で車に轢かれた男の人生に送り込む。男は仕事と家族を失い、イジェは自分の人生と重ねていた。死のゲームを早く終わらせたかったイジェは、男と同じように車に轢かれて死亡する。

死は転生のチャンスを無駄にした愚かさを指摘するが、イジェは改めて「死は苦痛を終わらせるための道具だ」と言い放つ。残る転生は1回だったが、イジェは早く次の人生を終わらせようと躍起になっていた。

死はそう簡単ではないと銃弾を放つ。その言葉の通り、イジェは自分の母親として目覚めるのだった。

第8話「死に急ぐな やがて死は訪れる」

『もうすぐ死にます』第8話
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母の苦しみ

第8話は、イジェの母が息子の死を知って打ちひしがれる場面から始まる。イジェは母の記憶を手に入れ、母がどんな人生を歩んできたのか、どれほど苦しい思いをしても彼女が決して人生を諦めなかったことを知り、自分が自殺したことで母に与えた苦しみを理解する。

愛する人を失うこと

イジェはジスの死を経験し、最も苦しいことは愛する人を失うことであることを悟る。彼は自殺したことを深く恥じ、母親として生きることを決意する。

母としての生活

イジェは母の清掃の仕事場に向かう始発電車の中、多くの人々が懸命に生きている姿を目の当たりにする。イジェは幼い頃から母が大人になった自分のために貯金を残していたことを思い出し、感極まって涙する。

イジェは自分の墓を訪ねると、母が毎日仕事終わりに墓参りをしていた姿が脳裏をよぎり、母の感じていた苦しみを深く感じる。イジェは自殺する直前、母からの電話に出なかったことを後悔し、「生まれ変わっても母の息子でいたい」と心から思うが、その思いは届かない。

イジェは母に恩返しをするため、両親の思い出の場所であり一緒に行こうと約束していた大峰山に向かう。苦しみながらも山頂まで体を押し上げ、山頂からの美しい夕日の景色を母の体を通して見せる。

命は人間に与えられたチャンス

山を下山する頃には日が沈み、当たりは暗闇に包まれていた。イジェは道が分からずに登山道を転がり落ちてケガを負ってしまう。イジェは死を悟り諦めかけるが、母の体であることを思い出し、死ぬわけにはいかないと力を振り絞って登山道に戻る。

無事に助けられて病室で目覚めたイジェは、母の体として生きていたことを感謝する。同時に遺体安置所で自分の死体を前に涙する母の姿を思い出し、自殺した自分の愚かさを痛感する。

イジェは、母が亡き自分に伝えた「来世では人生を最後まで生きてほしい」という望みを母の体で全うする。彼は死の経験を通して、苦しみが人生のすべてではなく、人生の一部であることを知る。イジェは母親の人生を最後まで生き抜き、死と再会する。

イジェは死にもう一度だけチャンスを与えてほしいと懇願する。イジェはチェ・イジェとして生きて母親を抱きしめたいと伝える。死はルールの中で最後まで生き延びたこと、自分の罰が終わったことを伝え、イジェに最後のチャンスを与える。

ラストシーンは、イジェが飛び降り自殺したビルの屋上に立ち、母親からかかってきた電話を受ける場面で終わる。

【ネタバレ感想】ドラマとしての面白さとセンシティブな問題の天秤

『もうすぐ死にます』
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『もうすぐ死にます』は、人生に絶望して自ら命を絶った主人公が、その罰として死を目前に控える12人の死を体験するという物語。ジャンルはいわゆる「転生モノ」で、アニメを中心に映画やドラマなどで繰り返し描かれている題材でもあります。『Re:ゼロから始める異世界生活』『ペパーミント・キャンディー』にも通じる部分があります。

その中でも感覚的には、往年の名作であるフランク・キャプラ監督の映画『素晴らしき哉、人生!』に近い物語でした。映画は絶望した主人公が自殺を図り、天使によって「自分が存在しなかった世界」を見せられ、時に辛いことがあっても命があることの素晴らしさを知る物語です。

一方、『もうすぐ死にます』のドラマでは、主人公は最後に「自分が死んだ後の世界」を母親の姿を通して体験します。主人公のソ・イングクを筆頭に、主役級の俳優たちによる見事な演技が見ごたえのあるドラマに仕上げています。『パラサイト 半地下の家族』でインパクトを残したパク・ソダムが、ほぼすべてグリーンバックシーンのみのミニマムな演技だったことは惜しいですが、彼女のがんからの復帰作であることを考えると、本作のテーマともリンクするキャスティングだと感じられます。

本作は、アクションや恋愛、サイコサスペンスなど複数のジャンルを横断するエンターテイメント性が高い物語で、ドラマとしての面白さが光っていた一方で、それ自体が本作の描くセンシティブなテーマに相応しくないと感じる部分もありました。

『もうすぐ死にます』が伝えるメッセージはとても明確かつシンプルで、「あなたの命は大切」ということ。辛く苦しい経験をした人も、それが永遠に続くものではなく、人生という大きな一部であること。そして、主人公が愛されていること知り、愛する人を失うことがどれほど苦しいかを学ぶ物語でした。

大前提として、私はこのドラマが素晴らしい作品だと思うし、このメッセージは非常に重要で描かれるべきテーマだと思いますが、ドラマの描き方としては疑問に感じる部分もありました。

社会問題と個人主義的な「罰」

ドラマが制作された韓国は、OCED加盟国で一貫して自殺率が最も高く、大きな社会問題のひとつになっています。芸能人から若者、失業者や高齢者に至るまで、あらゆる世代で数字は最悪と言えて、さらされているプレッシャーの強さとは裏腹に、ケアをするセーフティネットはまだまだ脆弱です。

主な自死の要因のひとつとして挙げられるのが、貧困や孤独です。特に若者たちは「失敗できない、成功しなければならない」という強いプレッシャーを抱えながら学校や職場で日々過ごしています。

『もうすぐ死にます』の主人公も、7年間就職活動を続けている人物。彼は大企業に就職することに固執していました。

本作で自殺したイジェは「死」と出会い、12回の転生という罰を受けることになります。自殺を「罪」とし罰する表現はキリスト教的な価値観と言えて、イジェが「死」と出会う場所はカトリックにおける「辺獄(へんごく・リンボ)」を想像させます。

イジェは「死」から繰り返し「己の罪を知れ」と言われますが、これは自殺という社会問題をあまりにも個人の責任に当てはめているように感じるのです。彼は物語を通して、遺された者の苦しみを理解して自殺を後悔しますが、当初の彼にとっては、最愛の恋人や母親の連絡を取れないほど追い詰められていたのです。

それを自己責任的な「罰」として描くのはあまりにも酷で、見ていて辛くなってしまいました。

ドラマ的な盛り上がりが返ってテーマと矛盾する

本作は、イジェが転生する人物たちの多様なキャラクターと、それによってジャンルが変わることがドラマとしての面白さ・エンタメ性を高めているポイントになっています。『エブエブ』的な展開とも言えます。

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フィクサーのジュフンでは、急にアクション映画のような展開となり、後半のギュチョルとテフンのサイコパス対決や、ジヒョンの刑事ドラマなど、飽きさせない面白さがありました。

一方で、学校でいじめられるヒョクス、児童虐待を受けて亡くなる赤ん坊、ホームレスの男性など、センシティブなテーマを抱える人物に関しては、個々のキャラクターを深掘りする前に次の転生へ移っている印象があります。

全体的に個々の人物を深掘りしてほしい一方で、彼らが物語が次へ進むためのプロットとしての役割に感じられるのです。イジェと似た境遇で自殺した男性について、ほとんど描かれないことも同じことが言えます。

ドラマとしては面白かったのですが、全体を通してみると、エピソードを増やして人物を深掘りするか、サイコパス対決よりも描くべき人物背景があったように感じました。少なくとも、自殺した主人公が誰かを助けるヒーロー的な物語や他人を断罪するものではなく、もっと自分の人生と向き合う物語(良い面について)であってほしかったと思うのです。

ラストシーンでイジェはどうなったのか

ラストシーンは、「死」がイジェにもう一度チャンスを与え、彼が自殺前の母からの電話を受けるというものでした。

私個人の感想としては、このラストだけはやってほしくなかった展開でした。イジェがラストシーンでどうなったのかを3通りで考えてみます。

  • イジェはもう一度生きるチャンスをもらった
  • 死を決意した時に見た幻覚だった
  • 母親の電話に出ることだけを許可した

(1)イジェがもう一度生きるチャンスをもらった

一度自死したイジェが、もう一度生きるチャンスをもらったとすると、「自殺してもやり直せる」的な意味合いに解釈されてしまうため危険です。これはジスが望んだハッピーエンドかもしれませんが、彼女は死んでしまってやり直せないので、都合が良すぎるのです。

(2)死を決意した時に見た幻覚だった

『素晴らしき哉、人生!』で天使が見せたように、本作は自殺をしようとしたイジェが「死」によって見せられた幻覚だったとします。その場合、本作で起きたことがすべて無意味に感じて、プロットのために猟奇的な殺人などが描かれることになってしまうので、それ自体が命を軽んじる表現になってしまいます。

(3)母親の電話に出ることだけを許可した

イジェは死亡し、転生も経験した上で母親の電話に出ることだけを許可し、イジェが伝えたかったことを伝えることができたとします。その場合、彼が母親に転生して彼女の人生を全うした意味が軽減してしまう気がします。

ラストシーンはいずれにしても、自死を選んだイジェがチャンスを得ること自体が、本作のテーマに矛盾するため、ラストの展開は受け入れられないものでした。そうなってしまったのは、本作の前提として、キリスト教的な価値観に基づき、自殺を「罪と罰」で表現していることに問題があり、それはあまりにも酷な描き方だなと感じました。

まとめ:観る人を選ぶ作品だが、観る価値のあるドラマ

今回は、Amazonプライムビデオオリジナル韓国ドラマ『もうすぐ死にます』をご紹介しました。

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