アクション

映画『スノーロワイヤル』リーアムニーソンは強すぎるのでナメたら終わり。

 
今回ご紹介する映画は『スノー・ロワイヤル』です。
 
 
リーアム・ニーソンが主演で、麻薬組織に息子を殺された父親が、復讐する物語の本作。
 
 

ナメてた相手に復習される系映画の第一人者はやはりリーアム・ニーソンで間違いないです。
 

 

映画『スノーロワイヤル』の作品情報とあらすじ

作品情報

原題Cold Pursuit
監督ハンス・ペテル・モランド 
主演リーアム・ニーソン 
制作国アメリカ
製作マイケル・シャンバーグ
アミート・シュクラ
スタイン・B・クワエ
フィン・イェンドルム 
公開年2019年
上映時間119分 
おすすめ度

リーアム・ニーソンの復讐劇と聞くと、過去作『96時間』を彷彿とさせます。

 

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リーアム・ニーソンは他の映画においてもいわゆる「ナメてた相手が殺人マシーンだった」シリーズに多く出ているイメージがあるため、「リーアム・ニーソンという映画ジャンル」ができてもおかしくはないほどその役にぴったりの俳優です。
 
そしてどことなく滲み出る悲壮感がたまらないんですよね(笑)。
 
 
今作は少しテイストが違っていて、復讐劇ではあるのですが勘違いから生まれるドタバタ復讐劇とでもいう内容で、真面目でシリアスさはあるのですが笑いもあり、何とも独特な雰囲気の映画で面白かったです。

 

あらすじ

あらすじ

雪の町キーホーで模範市民賞を受賞するほどの除雪作業員ネルズ・コックスマン(リーアム・ニーソン)は、ある日、一人息子を地元の麻薬組織に殺されてしまう。

マフィアの存在に気付いたネルズは復讐をはじめる。除雪作業で身に付けた土地勘と体力、そして犯罪小説で続んだ知識で一人また一人と敵を追い詰めていくが…。

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映画『スノーロワイヤル』の感想

出典:https://www.imdb.com/

今作の舞台となるのはコロラド州のスキーリゾート地である、キーホーという雪深い田舎町です。

 

この町へ行くためには毎日除雪車で雪を除けなければ車で通れなくなるほどの雪深い場所で、その除雪作業員が主人公になっています。

 

リーアム・ニーソンが復讐をはじめると、マフィア同士の報復合戦がはじまり、警察までも含めた四つ巴の状況になっていき、緊迫感とユーモアが交わる面白い体験ができました。

 

この映画実はハンス・ペテル・モランド監督が自身の過去作『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』という映画をセルフリメイクした作品です。

内容というと、ほぼ本作と一緒で、こちらは舞台が北欧という設定になっています。タイトルもどストレートですね。

 

また、敵対する麻薬組織はインディアンであったり、雪深い辺境の地という観点からすると「フロンティア三部作」で話題の映画『ウインド・リバー』に似たような点がいくつもありました。今作が楽しめた方はこちらもチェックしてみてください。

 

映画『ウインド・リバー』ネタバレ感想!ジェレミーレナー最高演技!アメリカ辺境の恐るべき実態とは!?

映画『スノーロワイヤル』のネタバレ結末

四つ巴の行方

公式HPより

主人公ネルズの息子が殺されたことをきっかけに始まる復讐劇。

 

ネルズは麻薬組織の実行グループから一人一人始末していきます。犯罪小説で読んだやり口で始末した遺体は金網に包んで川(滝)へ投げ捨てることで魚に処理させて証拠を残さないようにします。その後麻薬王バイキングを殺すことを決めるのですが相手は警備も固くネルズの手に負えないというアドバイスもあって、殺し屋を雇うことにします。

 

麻薬王のバイキングは麻薬王でありながら健康志向、さらにはビジネスマンとしての一面を持っていて、元妻の間に息子がいて交代で面倒を見ています。自分の手下が何人も行方不明になっていることから対立する麻薬組織ホワイトブルによるものだと勘違いしてホワイトブルのメンバーを報復として殺してしまいます。

 

ネルズが頼んだ殺し屋はバイキングに情報を売るも、その結果殺されます。しかしその情報からネルズの依頼であることを突き止めます。勘違いでホワイトブルのメンバーを殺してしまった謝罪として自分の手下を殺してホワイトブルにプレゼントします。

 

ホワイトブルはバイキングに仲間を殺され当然激怒します。バイキングからの手土産では当然満足せず、息子には息子をということでバイキングの息子を殺す作戦を計画します。

 

警察はこんな小さな田舎町で大した事件など起こるわけでもなかったので、今までにない大きな事件ということに興奮を隠しきれなく、前のめりで捜査に乗り出します。

 

ネルズは殺し屋が失敗したことを悟り、自分でバイキングと対面するために息子を誘拐し、自分の家に連れてきます。同じタイミングで息子を狙っていたホワイトブルはネルズをバイキングの手先だと勘違いして追いかけてきます。

 

そして、バイキングはネルズの居どころを突き止め襲撃が始まります。

迎え撃とうとしていたネルズでしたがバレてしまい、絶体絶命に。そこにホワイトブルが襲撃しにきて現場は大混乱を迎えます。壮絶な銃撃戦の結果、バイキングは死んで、ネルズとホワイトブルのみが生き残ります。

 

ネルズは除雪車に乗り込みその場を離れますが、ホワイトブルも乗っていました。

ネルズはいつもと変わらず町をつなぐ道路の除雪作業に向かうのでした。

リーアムニーソンは強すぎるのでナメたら終わり

出典:https://www.imdb.com/

今作では、かなりの人が死ぬことになるのですが、死ぬたびに十字架(違うアイコンの人もいます)と名前がインサートされます。

それによって殺しの直接的描写が無くても死んだんだということがわかるような仕組みになっていて、面白い映し方でした。

 

今作ですが、狙って笑いを取ろうとしているわけではないのですがどこか笑えてしまうブラックユーモアがいい塩梅なんですよね。

 

登場人物たちにクセがありすぎることがいい意味で物語にエッジを効かせています。

  • 除雪と同じ作業で淡々と復讐する主人公
  • 健康志向でビジネスマンの麻薬王
  • モーテルに年間100均泊し、清掃員ナンパに命をかけるギャング
  • 自ら受けた依頼をすぐ密告するプロの殺し屋
  • 組織内でのボーイズラブが起きる麻薬組織中年幹部
  • 静かな田舎で起きた殺人事件にテンションがあがる警察

登場人物たちに癖がありすぎるんですよね。一人ひとりのキャラが濃いので、その人物たちが重なり合う瞬間が面白いんです。

 

そして、相変わらずのリーアム・ニーソンの安定した姿。ただの除雪清掃員なのに、強すぎます。

淡々と一人ひとりを除雪作業と同じように殺していく姿は、『96時間』で見せた復讐とは一味違うものがありました。

 

これらの映画を観て分かるのは、リーアム・ニーソンをナメたら終わりだということ。

 

ウィットに富んだ脚本とブラックユーモアの絶妙なスパイスが心地良く、面白かったです!

 

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